岸辺露伴 ルーヴルへ行くのレビュー・感想・評価
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ジョジョ未読の方にこそ観て欲しい作品
初日に観て参りました。 まずシンプルに、上質なエンターテインメント作品として万人にお薦めできる映画に仕上がっていたと思います。 ストーリーの導入やキャラクターの紹介がシナリオに組み込まれており、原作を読んでいない知人も戸惑う事なく没頭出来たとのこと。 それでいて「ジョジョ」らしいケレン味や小気味良いセリフの応酬も堪能できる、漫画原作映画の実写化としては、稀有な成功事例だと思います。
露伴と行く奇妙なルーヴルツアー
荒木飛呂彦原作のジョジョシリーズのスピンオフの映画化で、原作の世界観がよく表現されていると思いました。前半の若き露伴と謎の女性のエピソードは、湿度の高い昭和的なタッチで、どこか江戸川乱歩の短編小説を思わせます。代わって現在からルーヴルは乾いたタッチながらも、一気に怪奇色を高めていくメリハリが効いていて面白くなってきます。できればルーヴルの中をもう少し見たかったけどね。原作よりも詳しい最後のエピソードは親切だけど、バッサリ終わりにしてもよかったかも。役者では、もう高橋一生のハマり役で楽しかったです。ぜひ、『懺悔室』もイタリアロケでやってほしいです。木村文乃も、しっとりとした佇まいが和風の雰囲気にぴったりでした。
鈍感は最強
上映初日の初回で観てきました。 岸辺露伴ワールド全開ですね。 とても楽しくて引き込まれる良作です。 ここで★5つ が。 最後に、実は黒い絵を見たにも関わらず、何の影響も無かった泉京香さんが。 その瞬間、あ、私そっちだ、と脳裏に過ぎってしまい…スンと現実に引き戻されました(笑) 鈍感は最強。 彼女の設定に関して1つの文句もありませんが、それまでのめり込んでいた自分が一瞬で、それがあまりも早く、余韻を楽しめずで★ー0.5です。 あとの★ー0.5は、何故あんなに蜘蛛だらけ?が未だに分からない点です。
高橋一生格好いい。いまの感動を伝えたくてわざわざ登録しました。
今の感動を伝えたくてわざわざ登録しました。 漫画原作のドラマ化とは思えない当たり作品 全体の雰囲気はもちろん良いし。俳優たちの演技も申し分なく。ストーリーも怖さがあってよかった。特にルーブル美術館の倉庫に向かう通路はこの世とのお別れなんだ。って気分になって閉鎖感があって怖い。 あと単純に絵が怖い。 ★5をつけたいところだけど★5を安易につけると信ぴょう性に欠けると思ったのであえて★4.5にした。 間違いなく今年一番の邦画でしょう。 グッズは初日の21時にはほぼ完売でパンフレットも品切れ、露伴の頭のバンダナが2個とスマホケース1個だけが残ってた。 しかたなくチラシを持って帰るも胸は作品の感動でいっぱいでチラシをあとで額縁に入れようと思う。 あまり課題評価すると見る人の期待値が上がりすぎて見たあとにこんなものかと思ってしまうことがあるので難しいけど、自分的にはすごくよかった。DVD出たら買いたい。 ただし、昔から自分のセンスはすごく悪いので自分が好きになる作品は不人気になる割合が高い。
ホラー、虫(蜘蛛)、ドッキリ、グロがある。
ポスターにも事前に知らされもしないのにこんなに苦手要素が詰まってると思いませんでした。 事前に調べないのが悪いと言われればそうですが、ネタバレなしでみたい欲に負けました。 せめてポスターとか上映前に言うとか年齢制限つけるとかしてくれたらアレ?てなれたのにと思います。 ジョジョ一切見たことないけど、フランスの景色や映り込む作品見られたら良いな、くらいの軽い気持ちで見に行ったこと後悔してます。 フランスの「見たい」と思うような場所が映るのはわずかで、風景と作品の有名どころだけさらっと出ます。もちろんそれでも壮麗でそこは楽しめましたが、マニアックな表に出ない作品をちゃんと見れるかも?とかいう動機で見ることはおすすめしません。 序盤は比較的私の苦手要素が少なかったので見ていましたが、ストーリーを追ってても眠くなっちゃったので、ファン向けなのかなと思いました。 ジョジョ好きかホラーが見たい人にはいいかも!
良くも悪くもTVの延長
まず、私の露伴経験度です。 ・ジョジョ4部は読了 ・原作は未読 ・TVドラマは全6話視聴済 よかったところ ・高橋一生の演技 ・音楽 ・TV版のフォーマット踏襲 悪かったところ ・露伴過去編、江戸時代編が冗長 ・絵作り全般 画角はTVと同じ。 冒頭の二人組相手にヘブンズドアの説明をするところ、日本シーンの屋外階段、泉を家から追い出すくだりなど フォーマットはTV版を踏襲しており、TV版視聴済の観客も安心して見れる。 高橋一生の演技や音楽もTV版から引き続き良い味を出している。 ただ、過去編、江戸時代編は、説明ナレーション中心のシーンで尺が長く、間延びしている感は拭えない。 必要な描写に絞り、映像だけで表現することで短くする事も可能だったと思う。 その方が収まりも良い。 また、絵作りは全体的にくどい。 人物のショットはかなりの割合で、背景や他人越しの映像になっており、フォーカスは中心の人物に当たっているため 背景・他人はかなりのピンぼけ。 何を意図しての構図かわからない。 下からのあおりショットや上から舐めたショット、斜めのショットも多く、「映画だから」というやりすぎ感がめだってしまう。 おまけに肝心なルーブルの映像がしっかり撮れていない。 ストーリーは悪くないのだが、映像の小細工と冗長さが目立つ、惜しい作品であると言える。 最後に、 露伴には、 自分に書き込むという最強の防御策があるのに、なかなか使わないなあと思ったら、 最後に使っていた。 もっと早く使えよ! 相手にも「露伴を攻撃出来ない」や「露伴には嘘を付けない」 と書く事も出来るのに、やらないのはなんでなんだよ! TV版でも今作でも「死者は読めない。 死者には書き込めない。」と言っているのに、 七瀬を読めたのはなんでなんだよ! などツッコミを入れたくなりました。
ガサガサ、ポリポリ、ジュルジュル、ピローン!
全編に渡って、とても静かな映画ですので、ポップコーンをかき集める・食べる音、ジュースを飲む音、スマホの着信音が劇場内に響き渡ります! 内容は、おとぎ話の世界観で、テンポも悪く、私には合いませんでした。
正にこの実写版:岸辺露伴シリーズは主演の高橋一生が居なければそもそ...
正にこの実写版:岸辺露伴シリーズは主演の高橋一生が居なければそもそも成り立たない程に高橋さんの演技力と表現力が存分に生かされた作品だと思う。そこに脚本の小林靖子さんのキレるストーリー作りが見事にマッチして失敗しがちな二次実写作品としては強烈な印象を残した。 そして今作の劇場版はあのルーヴル美術館を舞台に”黒い絵”の謎を追うストーリー。原作は未読の為再現率などは気にせず画面に集中出来た。ドラマの雰囲気そのままのじっとりとした空気感にスケールアップした映像美がなるほど劇場版だと感じる仕上がりだった。ただタイトルにまでなっているルーヴル部分が全体の3割程しか無いのが物足りなく残念だった。またリアリティ感の為なのかやたら美術館説明などが多く場面としてあまり盛り上がらなかった。今シリーズは毎話インパクトのあるキャラクターも見所だが、折角の劇場版である今作は黒い女以外はキャラクター色が薄くそこも残念ポイントだった。今回二役を演じた高橋さんは流石の演技表現だった。 個人的楽しみである各衣装も上品さ意識なのかドラマ版より個性が落ち着き少し残念だった。 通算9話目?となる実写版:岸辺露伴シリーズだがこれからも是非続編を期待したい。
何度も観たくなるくらい素晴らしい
「「「すべての作品には最大の敬意を」」」 映像が本当に美しくて CGなしであのクオリティ?! セットではなくすべてロケ地?! 運命や必然というしかない偶然や巡り合わせによって 岸辺露伴の世界を見事に再現していて 本当に素晴らしい。 岸辺露伴(高橋露伴)の安定の完成度に加え、 流暢すぎるフランス語に脱帽した..... 若き岸辺露伴(長尾露伴)の立ち居振る舞いは 露伴先生を感じつつも何より若くて不安定さを感じる 表情の演技が素晴らしい.... そして、ルーヴルを貸し切るの羨ましすぎる!!! あんなに人のいないルーヴル.... 独り占め....あぁ羨ましい!!! 映画オリジナルな場面もあり よりわかりやすい表現がされている ただただ原作をなぞるだけではなく 世界観を全く崩していない、これで正解だと思う。 監督・脚本・美術・演者それぞれから 岸辺露伴への愛と敬意を感じる。、 ※🕷️について言及はされていませんでしたが原作の中で黒の顔料は老木の中に潜む蜘蛛のような「どす黒い生物」という記載があります。 ----追記---- 2度観賞してきました。 2度目、圧倒的におもしろい、、。 1度目じゃ気づかなかった伏線や 細やかな演技や脚本に... 本当に興奮が冷めやらぬです。 青年期のシーンは 物語の真髄とも言えるなと思いました。 もう観てる間ずっと「おもしろい!楽しい!」と すっごい幸せな気持ちでいっぱいで、観終わってから 友達とずーーーっと会話が止まりませんでした。 (1回目観終わった瞬間に2人とも「もう1回観たい!」となっていて同じ友達と観に行きました) また原作や第4部とかも復習してから もう一回くらいは観に行くかもしれません。。 DVDでたら絶対買います。 「「「すべての作品には最大の敬意を」」」 p.s. 3度目、コメンタリーも面白かった! ★が5個しか付けられないなんて足りないよ!!
ドラマも原作も知らなく、映画館の予告編で 「この世で最も黒い絵」っ...
ドラマも原作も知らなく、映画館の予告編で 「この世で最も黒い絵」ってのに惹かれて鑑賞。最も黒いって多分そっち方面だろうとは思っていた予想通りのミステリーだった。 古く趣のある日本家屋で起こる若き日の淡い恋とか言う辺りも正に好みで、そこから一転してのルーブルで不思議な事件がおこる。 忘れていた過去の人の過去の物語も面白かった。 ドラマも漫画も見てみたくなった
高橋露伴&飯島京香
世界観はきっちり再現されている。 ドラマが良かったのでその辺の不安はなかった。 映像も綺麗。 ただ、黒い絵に関して、もう少し謎を残しても良かったような。 過去を説明しすぎて黒が軽くなってしまったような。 終わり?と思っていた後の過去パートがどうもテンポ悪くしてるような。 スタンドの説明は一応あったけど、原作を知らない人にスタンドはどう映っただろう? 白石加代子さん良かった。
ママ、もう帰りたい
原作もドラマも全く観ていないのに高橋一生の主演、ルーヴル美術館でロケというのに惹かれて『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観に行きました。どうせ空いているだろうという予想は外れ超満員。地方でこんなに集客できているなら大ヒット間違いないかな? ルーヴル美術館の外観や内観。「モナリザ」と「サモトラケのニケ」が登場するくらい。この世で最も邪悪な「最も黒い絵」は地下倉庫にあるので別にルーヴル美術館でなくても良かったような気がしました。 その地下倉庫のクライマックスの表現が陳腐で安っぽくて一気に醒めてしまいました。それまでのダークでスタイリッシュな表現の思わせぶりな所は良かったのですが、全体として退屈な映画でした。 小さなお子様を連れてきたお客様がいて、「ママ、もう帰りたい」と声をあげてぐずっていましたが、その意見には賛成。子供は正直でつまらないものはつまらないと遠慮がありません。
泉京香最強説
荒木さんの絵は独特で、ジョジョは最初の方だけ読みましたが初めて見た時は顔や体つきが精巧な人形みたい、と思いました。NHKドラマの岸辺露伴はジョジョのシリーズとは知らずに観て、すごく気に入りました。その後、アニメを偶然観ましたが、ドラマの方が良いんじゃないかと思ったくらいです。 本作は普通に面白かったですが、ドラマの続きのようになっていて、映画第1弾としては惜しかったです。ドラマ未見の人の為にも、現在パートが足りなかったです。実写版の魅力は高橋露伴のキャラクターとヘブンズドア、それに泉京香です。 過去シーンが長かったですね。木村文乃さんは、美しいけど謎めいた感じがあまり無く、セリフにたおやかさが足りないんですよね。ファブルでは魅力的でしたが。美波さんは久しぶりに観ましたが、セリフが素人みたいでした。あと、この世で一番邪悪な絵の存在理由が弱いと思いました。 泉京香は原作とは違うようですね。飯豊さんがリカちゃん人形みたいに可愛いし、ファッションも見どころなんだから、着替えれば良かったのに。何しろ、本になるとすごくカラフルな人なんです。 でも、露伴は面白いですから続編が出来れば観ます。
ファン向けかな?
ジョジョの作品を読んだことがなく、ドラマも観たことがありません。 タイトルや宣伝に惹かれて観に行きましたが、消化不良でモヤモヤ感が残ります。 あくまでも作品の読者やドラマ視聴者が楽しめる仕上がりになっていると感じました。 ルーブルに関してはとても美しく、だからこそもう少しルーブルを活かした作品であっても良かったような気がします。 原作あってのものなので、映画のオリジナル性をどこまで許すかにもよるのかもしれません。 泉さんは素敵でした。 最初と最後で彼女への印象が変わりました。 これは泉さんのファンを作る作品かもしれない。 せっかくの縁なので、ジョジョの作品を一通り読んでみようと思います。
役者は悪くないのだがテンポがイマイチ
期待してたんですがね…あんまりしっくりきませんでした。 謎解きのパートが全体に長くて、非常に間延びした印象。これは勿体無い。 ルーブルを題材にしたところまではいいのだが、あまり中の様子が無かったような。せっかくのロケーションなので、もう少し生かして欲しかったなぁ。 とはいえ、高橋一生と飯豊まりえの演技は良い。全体的にそこまで悪くはないのだろうだが、事前期待が高すぎてがっかりしてしまった作品。
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