恋のいばら

劇場公開日:

恋のいばら

解説

「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督が、1人の男性とその元恋人と現在の恋人のいびつな三角関係を通し、誰もが抱く嫉妬や恋心を繊細かつエキセントリックに描いた恋愛ドラマ。

図書館に勤める富田桃は、自分を振った元恋人・湯川健太朗のSNSを見て、彼に真島莉子という新しい恋人がいることを知る。自分とは正反対の洗練された莉子に興味を抱いた桃は本人を特定し、ある理由から彼女に直接会いに行く。桃は莉子に、健太朗が撮った自分との秘密の写真データを取り返したいと話し、桃と莉子は秘密の共犯関係に陥っていく。

松本穂香が桃、玉城ティナが莉子を演じ、「ブラックナイトパレード」「鋼の錬金術師 完結編」の渡邊圭祐が健太朗役を務めた。「愛がなんだ」などの脚本家・澤井香織が城定監督と共同で脚本を担当。

2023年製作/98分/G/日本
配給:パルコ
劇場公開日:2023年1月6日

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(C)2023「恋のいばら」製作委員会

映画レビュー

4.5ありふれた三角関係だと思っていたら良い意味で騙される。秀逸。

2023年9月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

ここ最近何本か鑑賞した中で一番面白かったです。
ここからどうなっていくんだろうという気持ちが久々に掻き立てられながら観ていました。
一人の男によって交わるはずのなかった二人の女性が出会い、その一見正反対な二人が協力関係を結ぶうちにお互いに共感し合える部分が見えてくる。
そして友人でも姉妹でもない二人の言い知れぬ関係性の中で不思議と穏やかな時間が流れていたように思えたが、ラストに向かうにつれて次々と暴かれていく桃と莉子、二人の視点からのそれぞれの真実。
この作品はとにかく伏線回収が凄いです。あの時の仕草、言動はそういう意味だったのか。あの作戦がうまくいかなかったのはそういう理由だったのか、と。

この作品は男女の三角関係をおとぎ話テーマで想像もしない角度から切り込んだ秀逸な作品です。
よくメディア、特にTVではどの番組も邦画であれば引っ張りだこの俳優や男性アイドルが出演している作品や、有名人気漫画の実写化、旬な若手同士の胸キュンラブストーリーといったような作品が紹介されがちですが、本来こういった作品が大々的に特集されるべきなのではないかと思いました。

キャスティングも素晴らしいと思います。
俳優陣もまっぽちゃん(松本穂香さん)はこの手の役柄を演じるのはお上手ですし、玉城さんも一見棘のあるような女性を演じるのがお上手です。
そして渡邊圭祐さんは2018年の仮面ライダー作品デビューでまだ芸能界でのキャリアが浅いにも関わらず様々な作品で違った魅力を発揮する素晴らしい俳優さんです。渡邊さんはメディアインタビューや舞台挨拶など素の姿ではみんなを笑わせようと場を盛り上げたり少し天然な部分があったりする方ですが、どんな役柄もこなすギャップに脱帽です。

絶対に見るべき作品だと思います。

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あおねる

3.5伏線回収と演出が綺麗な秀作(69点)#2023.01

2023年8月4日
iPhoneアプリから投稿

2023年劇場鑑賞1本目の作品

大雑把にいうと玉城ティナと松本穂香の今カノ元カノタッグがお互いの彼に復讐するお話

元カノの松本穂香が今カノの玉城ティナとの出会い方が、松本穂香のキャラクターと合間ってネトストして鉢合わせを装ってだったり、そのこじつけが松本穂香の本来の目的である玉城ティナと距離を近づける事で本質は玉城ティナへの憧れからくる女同士の恋模様へと繋がる作りというか原案なのかな?がちゃんと作られている印象で良かった

個人的に玉城ティナはキスシーンというか、そういうクズ率高いその彼女役が多いというか、やたらそういうシーンが多く受けている印象でしたが今作は特にそういうシーンの時嫌そうな表情してる気がする、笑 相手の男の人公私混同が過ぎてがっついてたのかな〜知らんけど

絵と撮り方は綺麗にしてるのがわかるけど、最後の閉め方というか、彼の祖母と綺麗ななにがしを見つめて、わ〜〜きれい〜〜みたいなのとか積み上げてる意図とかもしかしたら含みがあるのかもしれないけど私には理解ができなかった

城定監督なので少し多めにみてこの評価です

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サスペンス西島

3.5もう少しだけ、攻めても良かったのでは!!

2023年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 11件)
琥珀糖

3.0おとぎの性質に抗えなかったのが惜しいが人間の複合的な部分が滲む

2023年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

気が付けば毎年何かしら観ている城定秀夫監督の新作は、PARCOが配給のオシャレなテイスト。中身は言わずもがな、ドロっとしておりますが…。笑

ざっくり言うと、面白いもののもう少し新しさが欲しかった所というのが感想。よくある、クズ男を成敗する的なエンタメを起点としつつ話が次第に移っていく感じ。テンポは割としっとりと描かれており、感情的に動かず論理的に話が転がっていく。描写的な面白さはあるものの、眠り姫がキーになるように、おとぎを感じさせる性質がやや強めに働いてしまう。良くも悪くもフィクションさが引き立ってしまい、飛び抜けた感覚はあまり無かった。

一方で、城定秀夫監督なだけあり、ワンカットの中に出来事が複合的に起きている面白さがある。人生において必要だったのか不要だったのかと言いたくなるような登場人物も現れつつ、出来上がった今を見つめていく。それによる強さもあると私は思うタイプなので、必要なピースが噛み合っていく様は微笑ましい。そうした幾多の要素が顔を出していることもあって、話の筋がボヤけてしまったことがハマらなかった理由かもしれない。

主演は松本穂香さんと玉城ティナさん。陰と陽、熱血と冷徹な両者のイメージを上手く当てはめていく。エプロンをした松本穂香さんにはブ○クオフな匂いがしたものの(笑)、陰キャに踏み切っている感じが良い。玉城ティナさんはエロさがなく、強い人物像を引き立てながら作品を回していたイメージ。城定作品常連となりつつある中島歩さんや平井亜門さんが出てきたのも嬉しい所。

連帯感に妙な安心感を覚えるのは、きっと親友と呼べるような関係だからだろう。私にはそう写った。何がともあれ、男として魅力が直結するクズのフェロモンには敵わないとつくづく思うのであった。笑

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たいよーさん。
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