劇場公開日 2023年11月10日

正欲のレビュー・感想・評価

全374件中、221~240件目を表示

3.0マイナーな欲をもつ人々と常識人であろうとする父親の葛藤

2023年11月18日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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シネマスター

5.0ありえないでは済まされない

2023年11月18日
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悲しい

知的

難しい

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しゅうへい

4.5原作にハマり見ました

2023年11月18日
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細かい心のヒダの描写が良かったです
ラストの検事の顔が全てを物語っている!
面白かった

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れこほた

5.0正癖

2023年11月18日
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悲しい

知的

人にはそれぞれ性癖がある、その性癖が他人を傷つけないと満たされない癖の場合、理性で抑えて、別の方法で満たすしかない。
LGBTQや多様性がうたわれる昨今、性癖も多種多様だ
、言葉では説明できない、何が正しくて何が間違っているのか、人が他人を裁くのにも、限界を感じる。

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Bookcorner

4.0まだ認められていない「個性」をどう社会で受け止めるのか?

2023年11月18日
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よして

3.5まだまだ理解した気になっているだけだった。

2023年11月18日
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難しい

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Octopus(あまりコメント返せません(*_ _))

5.0歓喜でも恐怖でも悲哀でもない感情でぐちゃぐちゃになりました。

2023年11月18日
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難しい

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らんでぶ〜

5.0言葉足らず…なんかじゃなかった。

2023年11月18日
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傑作だった。見てよかった。観るべきものだった。

物事は自分基準のモノサシでしか考えられない。なぜならそれ以外の考え方を構成するためのパーツが足りないから。
新しい考え方を受け入れるのにも時間がかかる。練習しないとそれを習得出来ないように。

世界は、明日も生きる人のための物で溢れてるなんて、どんな生き方をしたらその視点が当たり前になったのか、私が知らない、それか見えてるけど見ようとしなかった世界線なのか。

この映画を見てから考えが溢れて止まらない、つまりたくさんのパーツが落ちていた映画だと私は受け取った。

序盤は言葉足らずではないか?と汲み取れていなかったのだが、物語が進むにつれ、その少ない中で発せられた言葉だからこそ一言一言に価値があったのだと気付かされた。
エンドロールではVaundyの「呼吸のように」久しぶりに映画の余韻に浸ることができた主題歌だった。

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みそのぐ

3.5朝井リョウのファンとして

2023年11月18日
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朝井リョウさんのファンとしてみにいった

学生時代はとことん受け入れのキャパのあった社会とずれている自分という感覚も
社会人になると生きづらさの塊である

直視できないほどの自分の殻に閉じこもった感覚は
何度も体験したが深くはまってもいいことはない

もはや朝井リョウさんの書く暗い青い色のような感情を受け入れるだけのキャパがなくなったのかもしれない

明日生きていたくないという気持ちは持っていてもいいが
表に出すべきでない
一人で抱えるべきものだと思ったりする

でも自殺せずに済むなら出してよかったよな

登場人物たちに言いたい

自分だけじゃないこの感覚、別に特別じゃない

ただ周りが迎合できないのは直視したら生きづらくなるのを何となく知ってるから

その人たちの事を明日も生きたいと思ってる人たち、と一括りにしてはいけない

何故なら自分は少なからず
明日死んでも後悔したくないからこそ
殻にこもっていたくないなと思うから

学生時代朝井リョウさんに大共感だった自分は
昔とちょっと変わっていたな
苦しいくらい気持ちは分かるけどそれじゃだめなんだよな

ただ登場人物たちの気持ちを理解できないと否定する人たちに言いたい

否定はするなただそれだけでいい

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Yu

3.0Beyond The Diversity

2023年11月17日
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泣ける

知的

萌える

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いぱねま

4.0ビジネスダイバーシティになってないか?

2023年11月17日
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マイノリティが描かれる映画は数多くあるが、マイノリティな性的趣向を描く作品、しかも、その苦悩を描く作品には初めて触れた。
(何年か前にTitanという車、チタンに性的趣向を持つという映画は観たが。)
とある登場人物は、水フェチということもあり、作品全体のトーンは静かに流れる渓流のようなトーンであり、登場人物の繊細な心情に寄り添った表現になっていると感じた。
多様性、ダイバーシティという言葉をよく聞くようになったが、ビジネスダイバーシティ、ファッションダイバーシティになっていないか?自分の考えを改めるきっかけになった作品だった。

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モトコ

3.5普通とは?普通じゃないとは?

2023年11月17日
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難しい

鑑賞してから一週間、ようやくレビュー書きます。

一言でいえば、ダイバーシティ、多様性なんでしょうけど。。。
難しいテーマでしたね~。

登場人物のもつ性的嗜好、欲望について、パラレルに描き、
それが他人に理解してもらえず、「普通」の人として生活する息苦しさ。
「地球に留学しているみたいな感覚」という言葉が物語っていた。

でも・・・
人はそれぞれであり、それを分かり合える人と出会えることが大切さ、
偽装かもしれないけど、それでお互いを支えあう、夫婦という形。
改めて、今の世の中の難しさ、多様性について考えさせられる作品でした。

稲垣吾郎さん、映画は初めてでしたが、登場人物の中では唯一のマジョリティ、
「普通」の検事のはずなのに、家庭は崩壊、調停中。。。

ガッキー、映画やドラマはあまり観たことないけど、大ファン笑
でも、イメージと違う役で大変だったかな、と。
最後のシーン、セリフは、びしばしと検事さん、そして観ている方に
突き刺さったのでは。

磯村勇人さん、いろいろな映画で拝見していますが、
今回もなかなか難しい役どころでした。
でも、ガッキーとの絡みは、役得としか言えません。ずるいです笑

映画を観終わって、そのまま舞台挨拶の中継を観ました。
そして、家に帰り、特典でもらったしおりを見ると、
「(ab)normal desire」とタイトルにこっそり書かれていることに気づいた。

(アブ)ノーマル・・・どれが普通で、どれが普通じゃないのか。

ホントに、難しいテーマでした。

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あさやん

2.0小説らしい雰囲気

2023年11月17日
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ベストセラー小説を映画化した作品で「水」をテーマにしている異形のニューマンドラマ。岸監督の作品ということでも楽しみに鑑賞しましたが、予想に反して小説らしい雰囲気のある作品でした。

2023-181

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隣組

4.5言いたいことはわかるのだけどこう何というか伝わらない…。

2023年11月17日
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今年389本目(合計1,039本目/今月(2023年11月度)21本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))

 11月3週は異様なまでに数が少なく、2週より前の作品の「未視聴の回収すらできる」というラインナップです。

 さて、こちらの作品なのですが、「感想が書きにくいなぁ…」というのに大半つきます。

 結局「特定のものへのこだわり」という論点や、LGBTQほかの論点があるのだろうということは多くの方がわかるのではと思うのですが、一歩進んで「映画の主義主張は何か」という点がいまいちはっきりしない(というか、実際には存在しない?)のがかなりつらいです。おそらく「性的マイノリティ」問題を「間接的に」描いた結果こうなったのではなかろうか、と思えるし、一応その「特定のものへのこだわり」も理解はしなくはないですが(実際、程度の差はあっても何かへの「こだわり」はあるんでしょう)、結局多くの方が触れているように「一歩進んだその先にある、映画の主義主張」がはっきりしない点などはどうしてもあげられます。

 さらに輪をかける事情が、実はこの映画は「ご当地枠」であり、具体的には「広島県福山市」です(広島市ほかはほぼ出ない)。一方で福山という地名は明示的に出るし広島弁ほかもでる一方で、広島文化もほぼ出てこず(お好み焼きすら出てこないという状況)、「ご当地枠」で見るのもつらく(いわゆる「映画に出てくる場所の巡礼巡り」すらできない)、その観点でもかなりきついです。

 ※ しかもその割に、なぜか協力地に久留米市が出てきたりと無茶苦茶がすごく(広島弁は明確にわかるので広島の成分があることはわかっても、なぜか久留米やら栃木やらなにやら無関係な場所がエンディングロールで次々出てくる)、どう見たらよいかがかなり謎な作品です。

 ただ、「多くの方に伝わるように描くと3時間コースになってしまう」のも確かで(この映画自体も2.5時間コース)、時間調整などもした結果こうなったのでは…とも思え、積極的に無茶苦茶というシーンまでもはないといったところです。

 採点は以下のようにしています。

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 (減点0.2/ラストの警察が出てくるところの逮捕状の読み上げ)

 ・ この「罪名」は慣用的に使われているのみで正式名称でも何でもないのでややまずいです(読み上げ時には正式名称が必要)。もちろん各都道府県、市町村ほかの条例で「その名称」になっていることはありますが、「法違反」と「条例違反」はそもそも違います。

 ※ 条例違反に対しても懲役刑を課することはできますが、2年以下という縛りがあります(地方自治法)。

 (減点0.2/結局何を述べたいのかがいまいちはっきりとしない)

 多くの方が書かれている通りなので省略します。おそらくマイノリティを扱った結果こうなったのではなかろうか、と思えます。
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yukispica

4.5マイノリティと薄氷

2023年11月17日
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悲しい

知的

難しい

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berkeley

3.5マジョリティである稲垣検事の方にも不幸があるのが、現代の問題だと思った。

2023年11月17日
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価値観がどんどん多様化するということは、物事の善悪の判断もどんどん変化するということか。
子供が学校に行かずに、ユーチューバーを目指す。ユーチューブを始めた子供はイキイキとして、それを母親も応援する。
検事の父親は、子供の将来への不安、不特定多数の大人と関わる危険から、それに反対する。
そのせいで家族の中が悪くなり、離婚裁判まで行ってしまう。

稲垣検事は正しい事、当たり前の事をしているはずなのに、作品中の誰とも意見が合わずに孤立して、疑問を抱えたまま映画は終わってしまう。

水が好きな人達は捕まった者もいるが、息苦しい世の中に希望を見つけた形で終わった。

どっちが正しいのだろう?どっちが幸せなのだろう?と疑問を投げかける作品だと思う。

どうでもいいけど、今年広島を舞台にした映画が多いのはG7のせいなのかな。
自分が広島県人ですが、夜景の中途半端な街並みがちょっと恥ずかしいですね。

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ジュンヤ

2.0つめたい世の中

2023年11月17日
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稲垣さんは幸薄い役が多いですね。新垣さんは難しい役で大変
だったのでは?
違う一面を観れた感じがしました。
磯村さんは
映画、テレビ大活躍でまだ若いと思うのですがもうすっかり
名バイプレイヤーですね。
今作品もうちょっと未来がある
明日がある風に終わってれば良いのになぁと思いました。
堅物で頭固い検事と一般的
には理解されにくい癖がある人達がいるという話しで終わって
しまいました。もうちょっと皆さんに未来志向がある風に終わって欲しかった。冷たい世の中に益々なって来てるなぁと思いました。

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ふーた

4.0誰だって人に言えないことはある。

2023年11月17日
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人それぞれだよね、っていう本当にシンプルな事がどんどん複雑に大袈裟になってきてるような気がする。

普通であることこそ健全だという人。普通になりたいと思いながら生きる人。他人を理解することはとても困難だけど、それでも誰かとなんとか繋がって生きている人。登場人物達は一様に自分の事なんて誰も分かってくれないと思っている。実はここがこの映画の本質であって決して性的嗜好の物語ではない。

エアバッグを外さなくても、ガムテープで隙間を埋めなくても、日々なんとか生きてはいけるし、無理して居なくならなくてもその日は勝手にやって来る。最後の夏月の一言は印象的な言葉で良かったけど、全体的に細かいとこがなんか気になった。とりあえず皿をスプーンでカンッカンッしながら食べるのはやめて欲しいし、子供には学校とか配信うんぬんの前に自分で散らかした物の片付けくらいしっかりさせて欲しい。で、佐々木君がなんで連れて行かれたかもよく分からなかった。

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はるたろう

2.5普通じゃないとは

2023年11月17日
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悲しい

知的

難しい

な、なんだろう...。言いたいことは分かるし、この手の映画を見た後は胸にグサッと刺さって何日も考えることなんてざらなのに、全くと言っていいほど心が動かない。体感時間3時間越えの驚異的な居心地の悪さだった。性的マイノリティの人々は常にこんな気持ちなんだよ、と上手いこと片付けようと思えば出来るけど、そうじゃない。演出が淡白過ぎてとても見入れなかった。

稲垣吾郎の役回りがまるで極悪人のように描かれていることがすごく違和感。自分に正直生きているのは彼しかいないし、魅力的な登場人物と言えばこの検事しかいなかったのに、なんでこんな扱いされなきゃならない?この人は言い方に問題があるのであって、本質的にはそこまで変じゃない。そりゃ子どもの今後を考えれば学校に行かせたいし、それほど親しい仲でもない男が家を出入りしているのは誰だって腹立つ。妻の私は分かってますよアピールがマジでムカつく。

自分では理解できない人がこの世には多くいて、彼らのことを除け者扱いするのではなく、そういう人もいるんだと受け止めて尊重することは大切だ。LGBTQや人種、障がい者差別なんてあってはならない。当たり前だ。だが、異性に恋をしたり、結婚して子供を産んだり、父親として母親として生きる人が全体の多くを占めていることだって現実だ。大幅に変更したアカデミー賞の基準やポリコレは、マイノリティの人々を理解しよう、尊重しようとしすぎるがあまり、彼らを間接的に差別することに繋がったり、これまで俳優として生きてきた人が用無しになったりと、悪循環に繋がっている。

以前話題になった男女で分けるトイレの撤廃問題。それは、誰のためにあるのか?私のようなマイノリティに属さない人間は気持ちよく利用することが出来るのか?いや、出来ない。出来たもんじゃない。ようは、ひとつの物差しじゃ全てを測りきれないということだ。稲垣吾郎演じる検事は、法律という物差しで物事を判断している。無情のように思えるかもしれないが、彼のような人間は絶対的に必要だ。犯罪がマイノリティだからと容認されるような世の中になれば、それを利用した事件が横行するに決まっている。それは私のような人間にも、マイノリティの人々にとっても損しかない。全ては不可能なのだ。

ただ、日本の法律や風習、人々の考えは彼らに厳しすぎるというのは100%賛同する。なぜ同性婚が許されていないのか、何度考えようとも理解できない。でも、犯罪を犯罪といえなくなっては世は崩壊してしまうし、検事は決して間違ったことはしていないと思う。だからこそ、この映画は私には響かなかった。なんかこう、すごく違和感。色んな人の意見聞きたいな。

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サプライズ

4.0地球に留学

2023年11月17日
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まこやん