ミッション:インポッシブル デッドレコニングのレビュー・感想・評価
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トムクルーズが好きなようにやる
崖からバイクで飛び降りるアクションは、本来は危なすぎて俳優に任せるわけがなく、スタントマンがやるもの。
だが、プロデューサーとかの重要役職はトムクルーズ本人なもんで、誰も止める権利がなく、本人が実際に何回も飛んだとか聞いた。
とんでもないエピソードだ。金も胆力も異次元の話である。
公開当初にみたのは四作目のゴーストプロトコルで、それ以降は見てなかった。
ファイナルレコニングが公開する宣伝で、地上波でやってたから五作目以降を録画で見た。
一気に見たからなのか、なおさらどのシーンがどの回なのかうろ覚えも甚だしい。
似たような展開が多いが、ラストで列車を1つずつ登っていくシーケンスは、あまりみたことがなく面白かった。
一両ならよく見るけど、複数を上がっていくのは新鮮。
タイミングがめちゃくちゃ都合がいいのは笑っちゃうけど。
ハリウッドの至宝トムクルーズは、一体いつまで現役でいてくれるのだろう。
体を大事にしてくれ。
エスカレートする面白さ
世界的人気を誇るスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第7作
トム61才の時の作品
トムの年齢も気になるが、とにかくややこしくて難しい。
そして悩ましい部分も多い。
どうしても007のカジノロワイヤルと慰めの報酬とを比較しそうになるが、やめておこう。
さて、
この背景
AIエンティティが起こした悪夢
戦争の頂点に立つと思われたロシア原子力潜水艦に搭載されたAI 暴走?
物語の冒頭でその根拠を試行錯誤するシーンがある。
アバンタイトル直後のシーン
このタイトル
ロシアの原子力潜水艦「セヴァストポリ」
その頭脳の中心であったAIエンティティを動かすためのふたつの「キー」
この潜水艦は、推測航法(デッドレコニング)を用いた新しい航行システムと高度なAI「エンティティ」を搭載していた。
表面上 AIが暴走し、自ら発射した魚雷で自爆する。
この事件が物語の発端となる。
難しさのひとつが軍事知識
原潜はGPSに探知されないようになっている。
この部分にAIを設定している。
その暴走の原因がまったくわからないことが世界の脅威となる。
「AIに自我が生まれたのか?」
ここがこの物語の背景の中心だ。
そしてこの物語、つまり第1作では、「理由」を知る男ガブリエルの秘密が解き明かされない。
彼はキーが何に使えるのかという「理由」を明かさない。
視聴者はそれが、原潜のAIキーであることは知っているが、なぜシステムが暴走したのかわからないし、その理由は示されない。
そして、原潜のAIの暴走を知るためのアクセスキー いわばブラックボックス的存在
ただしそれは、『自律的に思考・判断・行動する存在であり、むしろ「人間を観察し、未来を予測し、操作する」』と考えられる。
ややこしい。
この作品は、世界で起きる支配者たちの人為的陰謀に対し、AIの自我の発生によって支配者たちをコントロールしてしまうという意味合いを感じる。
同時にイーサンたちIMFの行く末を暗示しているようでもある。
つまり、人為的であれば人的行為によって何とかなってきた時代から、瞬間的にすべての動作がコントロールされてしまう未来を暗示しており、もはやイーサンたちの出番はないという概念が下地にある。
そして、イルサの死だ。
何者かに乗っ取られたシステムと誤情報によってイルサは死んだ。
イーサンはまたしても大切な人を守ることができなかった。
この不条理
そこに垣間見えるアジア系アサシン パリス
またまたややこしい
ガブリエルはAI「エンティティ」の未来予測を信奉し、その意志を実行する代理人として行動してた。
彼は「未来はすでに決まっている」と信じており、エンティティの予測に従って人を殺し、鍵を奪い、イーサンを追い詰める。
その途中、イーサンはパリスと対峙するが、止めは刺さなかった。
この出来事がAIによる「指令」となり、ガブリエルは彼女を刺すことに繋がる。
そしてそもそもがブルエルはエンティティの使い手ではなく「しもべ」
ややこしい
つまりガブリエルは、エンティティの指示に従い、その予測した行動をとっていたに過ぎない。
これに対抗するのがパリスの最後の行動
落ち行く列車 イーサンとグレースを救った。
ここに唯一彼女の「選択」した「自由意志」があった。
同時にこの「選択と自由意志」こそ、この物語の核心でありテーマだったように思った。
パリスは最期に自身の自由意志で行動したことに対し、とても満足したように思った。
その群像 グレース
詐欺師であり、決して人に心を許さない。
どうしようもない状況に陥ったことで、MIFに入ることを提案される。
「誓うよ。君の命を自分のよりも優先する」
イーサンの言ったこのひとことが彼女を変えた、はずだった。
そして裏切りと良心の呵責
この人間性こそ、この作品の真骨頂だろう。
Aに芽生えた自我
この「かもしれない」ことと、そもそも優秀過ぎるAIエンティティ
暗躍する支配層たちとその抵抗軍であるIMF
世界の勢力図がガラッと変わりかねない事態
この状況下で、
イーサンは愛するイルサを失ってしまう。
イーサンにとっての「選択と自由意志」とは、「平和」そのもののはずだ。
最愛という犠牲
アメリカ人の新たな概念
この切なさと犠牲心をアメリカ人は今しばらく感じていたいのかもしれない。
そこに見えたもの
それはおそらく本当の愛
この新しい愛の形を、アメリカ人たちは感じているのだろう。
壮大な背景と個人的なこと
この天秤にかけた両者は、映画であればこのように極端かもしれないが、実際サラリーマンであれイーサンであれ、選択と自由意志の重みは、誰にとっても変わらない。
もはや敵は人ではなく、未来そのもの。だからこそ、選ぶという行為にこそ、人間の尊厳が宿る。
イーサンのように、私たちもまた、何かを守るために走り続けているのかもしれない。
AIが未来を予測しても、人の心までは支配できない。だからこそ、私たちはまだ希望を持てる。
これはスパイ映画ではない。人間の選択と、その代償を描いた物語だろう。
それ?
原点回帰で列車ゴタゴタまでは良かったが、途中から誰が味方?で誰が敵か見失ってしまったね。つーか、皆んな少しの情報しか無いのに、ソレの存在や動きを把握してるのちょっとおかしくない?全ての動き、デジタルの部分が人質になってるのは理解したが、ソレをどうすれば良いのかあやふやなままストーリーが進んで鍵の奪い合いが始まったから、余計解り辛くなってるように思えた。それにしても、よくあの歳でアクションこなすよトム
まぁ、このまま行けば色々ストーリーが読めてくるが、まさかそんな単純なオチじゃないよね?例のポムさんIMF復活やルーサーの救援だけでは終わらないのが、このミッションインポッシブルだよね?ホンマ最後なんで、最高のストーリーを期待しましょう
シリーズ初の二部作の前編。 前作から続投のキャストもいるので復習し...
途中から誰が何が目的かごちゃごちゃになって理解は諦めて観ていたけど...
途中から誰が何が目的かごちゃごちゃになって理解は諦めて観ていたけどそれでもなんとなく観れる内容
トム60歳でこれはすごい本当スター
イルサとグレイス、ヒロイン交代させられただけのような
珍しく続編へと続かせる不完全燃焼な終わり方
今回もやはりコミカルやユーモアな要素は少なくて終始真面目
もう少しコミカルな部分がほしかった
退場やだー
やっぱアクションはすごい
このシリーズはやはり鉄板の面白さ。 今回のストーリーは壮大かつ分か...
金曜ロードショーにて視聴🙂
緊張感の連続!
スパイ大作戦はどこへゆく
例によって、トム・クルーズがスタントを見せまくります。
今年、これの続編『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』が公開になりますが、前編となるこちらを見ていなかったので、まずはこちらからみて見ました。
元々、本年公開の作品の前編で、今年の作品が後編という扱いだったので、それぞれパート1、パート2という名称だったのですが、今年公開の『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』の撮影が、俳優組合のストライキの影響で撮影が中断・遅延し、二つの作品の公開に間が空いたので名前を変えたようです。
っていうか、この作品自体も、新型コロナウイルスの影響で撮影が中断・延期され、歓声が2年近く遅れたといういわくつきです。
でもなんでかなぁ。イーサンって、多分味方であるはずのアメリカからいつも追われているんですよね。この作品でもそう。いったい、誰が見方で、誰が敵なんだか。まぁ、それは、このシリーズのベース設定なんですけどね。
さて、今年公開の『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』の方は、どうしようかなぁ。映画館で見るか、サブスクの落ちてくるのを待つか・・・
トムおじさんの奮闘記!飛んで、走って、撃ちまくる!
さて、いよいよ後半の公開ということで、前半のおさらいです。
面白い、最高です!
160分越えの大作ですが、前後編で180分の作品もあるなか、見ごたえ十分で1本の映画としてもメチャクチャ楽しませてもらえます。
映画館で観た時には、観客さんも大入りでしたね。老若男女、カップルから独り身まで、ホンッとみんなが楽しめる一本でした。
オープニングから、ちょっと長いかなって気がしないでもないけど、大掛かりなストーリーへの導入ってとこかな。潜水艦の緊迫した展開で重々しい始まりでした。
とは言いながらも、その後も怒濤のアクションの連続で、見飽きませんね。空港から路地裏、砂漠から水の都、そして、オリエント急行まで、世界を駆け巡るシーンの連続に終始魅入っちゃいます。
それから、相変わらず、所々にユーモアを交えての展開に、ニヤリニヤリの連続でした。
黄色いフィアットのカーチェイスシーンが好きです。きっと監督さん、ルパン三世意識してんじゃないかないかって思えるほど、カリオストロを感じました。そういえば、イーサンを追う二人組も銭形警部っぽい。 そんな感じで、緊迫感のあるアクションが続くなか、ホッコリとさせてくれるシーンを折り込みながら展開していく最高のエンターテイメントでした。
2023年の公開で、うろ覚えのところもあったんだけど、これでバッチシです。さぁ、準備もできた!後半の「ファイナル・レコニング」いつ見に行こう?
何度観ても楽しめます!
やっぱり面白い!
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