ヴィレッジのレビュー・感想・評価
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私がよく知るビレッジ‼️❓
あれ、みたような景色、近隣のロケ地でしたので、でも、産廃施設はCGです。
舞台挨拶によると、企画したプロデューサーが死に、監督が交代して、監督がやらないテーマでもなんとかできたそうです。
だから、流星はロケハン、製作部分から関わり続けたそうです、監督の頼みで。
だから、産廃違法がらみと閉鎖的村組織の複合人間交差点がテーマでしたが、少し空中分解気味でした。
最初の企画から何故か、能とゆう芸能と絡めてるので、不完全燃焼です。
でも、その分、危機感を流星が監督と共有してるため、演技が神がかり的です、事実、失神したほどだそうです。
今年の主演男優賞確定の演技を、是非。
ラストシーン後に考えさせられる
昔から能の伝統が続いていて、魅力がない村で母の借金を返済する優。村長とやくざが絡んでおり、再生センターという名の廃棄場でした。優が昔親しかった美咲が村に戻ってきて、美咲が村のPRに成功し、一気に県内トップの観光地に生まれ変わります。しかし、優、美咲、透の間であることが起きます。
エンドロール後に考えたこと
・誰にも潜在能力や魅力があり、一人もくそな人間はいないし、くそな人生を送っていても、きっかけ次第では生まれ変われます。
・力関係は恐ろしく、パワーで問題を解決する人と戦う正しい方法は何か?優、美咲、透三人の関係性や出来事が一番考えさせられました。
・人は感情を顔に表現し、表情となる。能の仮面を被っているときはみんな同じ表情で平等である。
★藤井監督×スターサンズ=映画表現の自由さ、エンドロールの終わり誰もが考えさせられる。考える内容も人それぞれという面白さがあります。
面白いか面白くないかで言うと【間違いなく面白い】だが、ワシの理性が猛烈に拒絶。
面白い
しかしムラ社会を経験していない人が監督脚本
企画も長いこと都会にいる故人の方
と言う村で生活してない人がこんな描き方の正直 立腹した。
ワシ全国転勤してるから、村は無いけどほぼ準ずる郡部に住んだ経験あり
【本作、全然日本社会も、村社会も反映していない。】
例えるなら虚飾の学歴【社会経験ゼロの社会学者】並
に正直、ワシの理性が受け付けない、
イヤイヤ確かにど田舎は閉鎖的だし、頑固な人多いのも事実
うちうちでもみ消すと言うのも都会よりは多いだろう
しかし、個性的なプロレスラーみたいな俳優さん 一ノ瀬ワタル さん
の「この村にはハラスメントなんてねぇから」のセリフはワシは受け付けない断固拒否する
今はネットあるからどんな村でもハラスメントは問題になる。ムラを馬鹿にしては・・どうかなぁ
確かに
「中居くんのテレビ📺ドラマ 砂の器」みたいな壊滅的な業を、横浜流星背負ってるが、それは30人もやっていないからまだいい
しかし、ふつう村から出て行くし、残る以上、変な目で見る器の小さい人間は日本全国どこにでもいるが
少なくとも「本人のいる前で 犯罪者の息子」なんて指摘するバカは、むしろ都会に多いだろう。
それにこの作品の主人公は実は、プロレスラーのような一ノ瀬ワタルさんと父親の村長 古田新太さん
なのですが 一ノ瀬ワタルさん演ずる役が 箸にも棒にもかからない極悪
だから観客の憎悪を一手に引き受けた 一ノ瀬ワタルさんはすごいのだが
ヤられて当然。すぐ警察呼んでたら、明らかに女性の緊急避難的正当防衛。8発殴る時点でもうアウトだよ
優秀な弁護士つければ 無罪は濃厚
それと 古田新太さん演じる村長は実は善人。不法投棄なんてほっとけよ!
ともみ消す古田新太さんの村長は極めてまとも
主人公にも善意で接していて、狼藉息子を切り捨てて、明らかに正義
あとさぁ、横浜流星さん、最初 話さないレベルが常識超えてる。確かに親しい女性できテレビ、仕事も抜擢されればテンションは誰でも上がる。しかし、最初言語すら発してない人は、一貫性がないように見えたよ
テンポも良く、起承転結明確、能面の活用も007の最近のものに比べれば、すごい有効活用
黒木華、杉本哲太、中村獅童、木野花も適材適所で好演
ちなみに タキギ能な 薪能 最後のクライマックスも良いと思う⭕️面白いですね。
しかし、どうしても、ワシの【経験則&理性】が受け付けない、拒絶反応。
この作品の前に見た【東リベ2ハロウィンのなんやら】の拳🤛の方が納得感デカかった。
強烈な劇薬
謡曲が聴こえる中、能の舞と火の惨劇がカットバックする強烈なプロローグで幕が上がる。禍々しい絵力で脳が麻痺してしまい、極端な設定をすんなり受け入れることができる。
村長の息子がタトゥーをチラつかせながら尊大に振る舞うなんてことは、ありえない。家族が何かを仕出かしたのなら、村から出ていくのが普通。田舎出身者であれば、このフィクションのおかしさに気がつくと思うが、藤井監督が劇薬のような物語を作るために、あえてそうしたのだと思う。
人口が減少していく中で、よほどの観光資源か、付加価値の高い物産でもない限り、小さな村を維持するのは困難だと思う。地域共創という名目でコンサルのカモにされるよりも、産廃施設や基地を引き受けて延命する手段が一番現実的なのだろう。
この物語に答えはない。胸をえぐられる物語に何を感じるか、何を思うか。
悪魔に魂を売り渡して村を維持することを否定できない自分がいる。そういう意味では、異なるラストも見てみたい。
首をひねる部分が若干…
横浜流星さんの親に関する事情が途中まで伏せられていたのは、どういう効果を狙ったんだろうか?最初から開示されていた方が本筋のストーリーに集中できたように思いました。
裏稼業の処理があまりにもズサン過ぎて、「そりゃそーなるわな」と。普通もうちょっと慎重にやらないのかな(村ぐるみだから問題ないのか)?
役者の皆さんの演技には迫力を感じました。
上辺だけ雰囲気映画
重々しい予告とかで雰囲気出してるけど中身は全くない。
シナリオが雑すぎてついていけない。
ヤクザの不法投棄なら最も慎重にやらないとバレるのでは?
ゴミ村になんで観光客来る?
スマホはこの時代砕いて捨て無いとバレると小学生レベル。
まだまだツッコミどころ満載で芝居に入れない。
黒木華が横浜流星に思いを寄せるのも昔から好きだっただけ?
村でひどい目にあった過去がるのにその村で働かないだろう、村人に白い目で見られてもやっているのはすごい精神かサイコパス。
古田新太も任せるだの責任取れだの小学生に言っているのか?知能が小学生なのか?
シナリオ、演出どれをとっても駄目。
中村獅童の髪型の刑事いたら教えてくれよ。あぶない刑事でも居ないよ。
この監督がなぜ撮り続けていられるのか?もう他に人材がいないのか?
日本映画大丈夫なのか?
これはプロデューサーの責任でもあるが、ろくなプロデューサーがいないのか?
鬱陶しいよ透君!
村にあるゴミの最終処分場、最終処分場を建設することになるが、その過去の建設をめぐる事件によって村に住む優(横浜流星)の人生が狂ってく話。
幼なじみの美咲(黒木華)が村に帰って来た事で優に明るい光が差すストーリー。
母親の作った借金で、借金返済の為、村にあるゴミ最終処分場で働く優、過去の建設トラブルが理由で職場の人間から毎日イジメを受ける、そこへ都内で働いてた美咲が仕事を辞め地元へ帰ってくる。
美咲が同じ職場に入り、優の職場での状況見て何かないかと、元々は話すのが得意だった優にゴミ処理場へ見学へ来る小学生達への案内係へと任命。
案内係が評価された事により明るい光が見えてきた優なんだけど・・・
作品観ての率直な感想は村にもっと深い闇、謎があるのかと思ってたら全然思ってた作風とは違った。話のベースがゴミ、ゴミ処理場の事で話が進むとは思わなかった。
うん!とりあえず透君が常に鬱陶しかった!(笑)
ある意味ストーリーより怖いと思ったのは能面を被ってないのに能面顔の村長の母!
能面顔の母の方が闇が深そうに見えた!(笑)
もうすぐ観たくても観れない作品になるかも
2023年劇場鑑賞93本目。
舞台挨拶中継つきで鑑賞。本編の前に舞台挨拶あると内容に触れられないからフワッとした感じになるからやめろ!そういう事やれてしまう作品は大体大したことないというのが経験であります。
しかし、この舞台挨拶での中村獅童が、かなりもったり話していて、話も聞いているのかいないのか、相当寝不足なのか、それとも薬物でもやっているのか心配になるほどの様子でした。薬物で逮捕されたらすぐ上映終了して、配信やBlu-rayもしばらくなくなるかもしれないのでちょっとでも気になったら今のうちに観ておいたの方がいいかもしれません。歌舞伎の話になったら急に覚醒して、話すスピードが普通になったのがなおさら怖かったです。
本編は村のゴミ処理場を巡る話で、4ヶ月前にイチケイのカラスでそれを調べる立場の黒木華が当事者になっていたのが皮肉というか、私今同じ話の作品撮影してますと制作陣に言わなかったのか疑問であります。
色々嫌な方向に進んでいくので後味は最悪でした。
運命に翻弄される村人
閉ざされた村を舞台に人間関係の光と闇を描いたヒューマンサスペンス。藤井道人監督らしいスリリングな展開で異質な作品に仕上がっている。主演・横浜流星の体を張った演技はさすがの印象で圧倒された。共演者も実力派揃いで見応え充分です。
エンドロール後にも映像があるので最後まで鑑賞してください。
2023-59
横浜流星さん
藤井監督の作り出す、乾いているのにじめっとした映像が好きです。
横浜流星さん、じわじわと俳優になってきましたね。
まだまだ成長過程だし、もともと持っている品の良さが今作ではちょっと邪魔になってしまったなと感じましたが、そこはご本人も理解しているだろうし、今後の役者人生で一歩一歩修正されるのだと思います。
小さな村で起きたことだけど、今の日本社会を凝縮したような。
みんな何かに耐えているけれど、ポジションによって耐える量も質も違い、耐え続けたからと言って誰一人幸せになれるはずもなく。
ただ、極端なち密さは求めないけれど、ちょっと脚本に粗が目立ちました。
それと、セリフ。センスに欠けました。
藤井監督、たて続けに映画の話をもらいすぎて、詰める余裕がないのでしょうか・・・。
閉鎖的な村の中で感情を殺して生きている青年が、明らかに崩れると分か...
閉鎖的な村の中で感情を殺して生きている青年が、明らかに崩れると分かっている土台の上で一度幸せを手にし、崩れていくまでを描いた映画です
ムラ社会、ヤクザ、汚職等々色んな要素で不快にしてきます
(中盤で破滅の道を転がり落ちていく流れは見ていてもはや爽快感さえ…)
最後確かにまとまりを欠いた印象はありましたが、あまりマイナスポイントにはなりませんでした
ただ、ここまで不快にさせてきたならもう少し風呂敷畳んでくれという気持ちもなきにしもあらず…
エンドロール後にも映像あり
主人公の悲惨な人生が、ヒロインの帰郷をきっかけに少しずつ好転してゆく。しかし、序盤からそれが長くは続かないことを示す伏線が張られ、後半には状況は一気に悪化する。
作品終盤の村長の死や、凛々しい顔つきで村を出るヒロインの弟の描写は、一見すると今後の展開が良くなることを予感させる。
しかし、村ぐるみで主人公をいじめていた村人の中から次の村長を選び出す以上、村の性質が変わるとは考えづらい。また、内向的なヒロインの弟は、彼の姉と同じように村の外で挫折する可能性が高い。
状況は今後も変わらず、小さなコミュニティ独特の階級社会や閉鎖感は受け継がれていくことが容易に想像できる。
このような村社会の性質を、演者を変えつつ同じ演目が受け継がれていく能で暗喩しているのかもしれない。「日本人ならこの後どのような展開になるか想像できますよね」と言わんばかりの非常にシニカルな終わり方だったと思う。
予告編で想像してた感じとはちょっと違いました。(村の呪いとか村八分...
予告編で想像してた感じとはちょっと違いました。(村の呪いとか村八分とかが軸になってるのかなって思ってました)
終始暗い雰囲気で役者の笑顔や明るい曲もほぼ無く冷たい映像のみ。
内容は良かったです、好み。
ただ好き嫌いはっきり分かれそう。
横浜流星がとても良い演技をしていて難しい役だったのに凄いなーと。
それと個人的にはマザーで出てた男の子、奥平大兼くんが出てたのがびっくりしたのと嬉しかったです、出演してたとは…!マザーを観てからファンになったので釘付けでした!
栄枯盛衰
監督×長編映画主演では初タッグの藤井監督&横浜流星さん。「ヤクザと家族」はかなりクリーンヒット。「余命10年も」面白かったんですが、DIVOC-12の一つ、「名もなきアンナ」は完全なMVで映画になってなかったので、そこがこの作品で活きてしまったらまずいなと思いましたが、その予感は的中してしまいました。
まず良いところを挙げていくと、役者陣の熱演は素晴らしかったです。横浜流星さんのドロッドロとした闇の演技と明るく爽やかな光の演技、その緩急の差が激しく、観ていてとてもスリリングな気分を味わえました。
黒木華さんは、とにかく純で優しい、声色がとても落ち着いているので、この作品の良心的存在でした。黒木さんにしか出せない朗らかな様子を目一杯堪能することができました。
古田新太さんのなんだか信用ならない感じ、一ノ瀬ワタルさんのクソっぷり、杉本哲太さんの逆らっちゃダメな感じ、ワルな方々は総じて恐怖心を煽ってくれました。一ノ瀬さん演じる透、ここ最近の映画の中でも底抜けのクズなので、反撃されたときスカッとしました笑
奥平くんの精一杯の振る舞い、西田尚美さんのパチンカスっぷり、木野花さんの堂々としたお座り姿、中村獅童さんの能の動き、どこをとっても一級品の方々が映画を彩ってくれていました。この演技合戦を観れただけでも映画を観た価値は確かにあったと思います。それ故に劇場を出る足は重かったです。
ただ、ストーリーや設定に関してはかなり難のある作品だと思います。細かい矛盾が気にならなければそこまで問題じゃないかなと思いましたが、後半の乱れっぷりはちょっと目を当てられないものになっていました。
凄く疑問に思ったのが、村が一気に発展した理由が無さすぎて違和感だらけでした。透を殺した直後に一気に栄えるという流れ、何かきっかけで事が動き出したというのにしたかったのは分かるんですが、1人消えただけでこんなに動くかね?と思ってしまったら最後、ゴミ収集場しか無い村にあんなに観光客が来る理由が分かりませんし、老若男女楽しめるスポットでは少なくともないですし、その発展した様子も発展してそうで、見せかけな感じが見え見えだったのも残念でした。
透の死体の遺棄場所も不法投棄されている現場のど真ん中とかいう、見つけてくださいと言ってる様な間抜けっぷりにちょっと呆れてしまいました。物語を進めるためには死体が見つからないといけないとは思いますが、隠し場所が多そうな村の中で、人の出入りが多い場所を選ぶというのはいかがなものかと思ってしまいました。しかも携帯まで一緒に埋めたら証拠まみれでしょうがと。あと透が死んだ過程をあんな後に流す必要性とは…?とも思ってしまいました。
優が衝動的に村長を殺してしまい、さらに火をつけて…という父親と同じ行動をとってしまい、同じ過ちを繰り返してしまった…という感じなんでしょうが、最後観客側を笑顔で見つめるという、全て観客に委ねるラストはなんともいえなかったです。ここで終わんの!?と思ってしまいましたし、スッキリもせず、後味も中途半端、映画の締め方としてこれは無いなと思ってしまいました。
この手の作品だったら、物語をしっかり締めてエンドロールへと突入してほしいものですが、エンドロール後に映像が流れるパターンは出鼻を挫かれた気分になりました。若者が村から出ていく様子をささーっと流すんですが、これは完全に蛇足だったと思います。
役者のパワーは絶大、でも様々な要素を詰め込みすぎたせいで物語が成り立っていないなというのが全体の感想です。悲哀に満ちた感じはひしひしと伝わってきましたが、映画としての完成度はあまり高くないと思います。あまり積極的にはお勧めできない作品でした。
鑑賞日 4/21
鑑賞時間 12:20〜14:30
座席 I-8
楽しい映画を見せてくれ!
藤井道人は今日本で最も技量のある監督であろう。もし私がプロデューサーでどうしてもやりたくてかつヒットさせたい企画を持っていたら間違いなく彼を選ぶ。薪能とシンクロしたスタイリッシュで音もグッとくるMV的プロローグの見事さ、横浜流星と一ノ瀬ワタルの壮絶な長回しバトルシーンの凄さ(このシーンだけはどうしてももう一度じっくり見たい)そして役者のリアルを引き出す演出力よ、あたかも能面と見まがう横浜流星の朝日に照らされたその目その表情を見て震えるのだ。センスはもちろんだが自分でなんでもやるような岩井俊二的監督とも一線を画しおそらくあくまで職業監督として撮影部から照明美術演出部をチームでまとめ上げるコミュニケーション能力に長けているのだろう。観ながら数年前の「デイアンドナイト」をずっと想起していた。モチーフや設定、メインテーマもかなり似ていてあの映画をブラッシュアップしたかのような作品なのだが‥いかんせん脚本がというかストーリーにのめりこむことができない。ずっと一歩引いてスクリーンに映し出されている「映画」として鑑賞してしまった。もっと楽しい映画を見せてくれよと切に願う。
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