恋人はアンバー

Twitterにて、ポスターの修正でバズっていたので鑑賞。

んなばかな、と思うくらい校内で堂々と酒を飲み、セックスの話しかしてないサルばかりで吐き気がする。
利害が一致しているかといえばそうでもない2人が、男女を超えた人間としての青春を過ごしていく姿が、自分の中の何かに刺さった。

最後の最後までエディは粘っていたけど、あのラストで良かった。

ただただすごいと思った。
今では同性愛ブームだとかいうふざけたことが言えるくらいカムする人や受け入れていく人が増えてきた世の中だけど、この時代だからこその葛藤，辛さが感じられてすごかった。
特にエディのどうしたらいいか分からない辛さとかもどかしさが見ててすごく感情に訴えられた。

意表をついた漫画のようなストーリー
ラストで2人に本当の友情が芽生えるシーンでは、まさかの涙が

エディのその後を応援したい
第2話なんて出来ないかな？

あれだけのお金を渡し、彼の背中を押すアンバーはカッコよすぎる

それにしてもアイルランドが、学生時代からあんなに性に開放的な国だったんだと知ってビックリ
北欧も顔負けじゃん
ヤバイよね

『ゲイ＝なよなよ系』
って短絡的過ぎる設定が残念だった
更に……
相手がゲイなら誰とでもキスしちゃうのかよ！エディ〜　と突っ込みたくなるし、教師の豹変ぶりにも辟易したし、アンバー以外の女子学生のレベルの低さに、これは喜劇か！とも思ったし、

エディは隠すどころじゃない、できれば異性愛者になりたいくらいなのかな、その田舎町ではそうかもだけど都会に出れば考えも変わるかもよね。アンバーのお母さんの突然の物わかりの良さにはちょっとご都合主義な感じもありしらけたけど、こうでもしないとエディのほうが解決させられなかったからかしら。エディのお母さんは気づいてるしカミングアウトを待ってるのに、ちょっとかわいそうな終わり方でしたね。それにしても同級生たちの存在感すごいです。