恋人はアンバー
劇場公開日:2022年11月3日
解説
1990年代アイルランドの保守的な田舎町を舞台に、期間限定で恋人のふりをすることになったゲイとレズビアンの高校生を描いた青春映画。
アイルランドで同性愛が違法でなくなってから2年後の1995年。同性愛者に対する差別や偏見が根強く残る田舎町で暮らす高校生エディは、自身がゲイであることを受け入れられずにいた。一方、エディのクラスメイトであるアンバーはレズビアンであることを隠して暮らしている。2人は卒業までの期間を平穏無事に過ごすため、周囲にセクシュアリティを悟られないようカップルを装うことに。性格も趣味も正反対の2人だったが、時にぶつかり合いながらも悩みや夢を語り合ううちに、互いにかけがえのない存在となっていく。
監督・脚本は「CURED キュアード」のデビッド・フレイン。
2020年製作/92分/PG12/アイルランド
原題:Dating Amber
配給:アスミック・エース
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2023年2月20日
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「そばかす」と近い時期に観たので、恋愛至上主義の社会において生きづらい人々がいるのは時代や国が変わっても同じだと思った。
日本だって顔も知らない相手と見合い結婚するのが当たり前だった時代もあり、世の男女のすべてが恋愛を経て結婚に至るとは限らないのだから、いっそアンバーとエディのようなカップルがいてもいいと思ってしまうのだが、アンバーは恋愛や性的接触をしたくないわけではないのだ。男性相手が無理なだけで。
エディもアンバーも互いに対して傲慢な態度をとる部分もあるのだが、まだ10代なのだ。若さゆえまあ仕方ない…とはいえ、それを差し引いてもトレイシーに対するエディの態度はなかなかにひどいと思う。
トレイシー視点だと、「キスしようとエディにいわれてキス→気が付いたらアンバーと付き合っていた→アンバーがレズだったらしく別れた→再度エディと付き合う→エディが軍隊に入るので待つつもり→軍隊に入らず失踪」おいおい…。蓮っ葉に見えるがトレイシーは彼女なりにエディを好きだったかもしれないのに。手紙の一つでも書いてやれと思った。
2023年1月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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途中で「もう、お前ら付き合っちゃえよ」と思ってしまうようでは、まだまだ理解しているとは言いがたいのだろうね。でもダブリンでの二人は本当に楽しそうで、観ててほほえましかったのだけれど。
後半の中々シビアな展開からの友情エンドには、じんわり温かい気持ちになる。かっこいいよ、アンバー。
2023年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
カミングアウトした後のエディとアンバーが対照的で印象にのこる
又、その後の二人の母親の反応もまた印象的
一生懸命慣れようとしてギクシャクしているアンバーのお母さんの様子とは対称にカミングアウトを待っているかのうように見える姿が何とも言えない気持ちにさせてくれたエディのお母さん
友情に涙せずにはいられなかった
やっぱ男女間に友情は成立するのか....これも一つの答えな気がする
周りなんか気にせず素直に生きよう。生きる。
2023年1本目。都会では昨年の映画らしいがこちらでは始まったばかりです
1995年保守的な色合いの強いアイルランドの田舎町
同性愛者の男女が高校を卒業するまでの約束で偽装カップルになるってお話
最近似たような話多いね
彼氏(役)のエディは自身の内面に気付きながらまだどうにかしようと踠いてる。彼女(役)のアンバーは自分に非常に正直。
でも偽装とはいえど打ち解けた二人は微笑ましくそして楽しそうでまるで本当の…
この映画の主題を無視して最後はこのまま二人で…思ってしまう私はこの映画にとって好ましい客ではないのだろうな
それでも爽やかで切なく
そして素敵な映画だと思いました
自分に正直に生きるってとっても難しいよね