夜を走る

劇場公開日:

夜を走る

解説

「教誨師」の佐向大監督がオリジナル脚本で撮りあげた社会派ドラマ。郊外の鉄屑工場で働く2人の男。不器用な秋本は上司からも取引先からもバカにされながら、実家で暮らしている。一方の谷口は家族を持ち、世の中をうまく渡ってきた。それぞれ退屈で平穏な日常を送る秋本と谷口だったが、ある夜の出来事をきっかけに、2人の運命は大きく揺らぎはじめる。無情な社会の中で生きる人々の絶望と再生を、驚きの展開で描き出す。「きみの鳥はうたえる」の足立智充が秋本、舞台やドラマを中心に活動し「教誨師」で映画初出演にして注目を集めた玉置玲央が谷口を演じる。共演には「夕方のおともだち」の菜葉菜、「罪の声」の宇野祥平、ドラマ「孤独のグルメ」の松重豊ら個性豊かな俳優陣が集結。

2021年製作/125分/日本
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2022年5月13日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
佐向大
企画
佐向大
大杉漣
大杉弘美
製作
大杉弘美
エグゼクティブプロデューサー
大岩良江
李三鬼
高野裕二
松本光司
佐向大
プロデューサー
村田信男
片山武志
協力プロデューサー
古賀奏一郎
撮影
渡邉寿岳
照明
水瀬貴寛
音響
弥栄裕樹
衣装
今野亜季
メイク
今野亜季
ガンエフェクト
遊佐和寿
VFX
遊佐和寿
編集
脇本一美
音楽
のびたけお
助監督
玉澤恭平
スチール
マチェイ・コモロフスキ
制作担当
三吉優也
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(C)2021「夜を走る」製作委員会

映画レビュー

3.0ずっと生々しい

2023年8月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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味彩

5.0最後は指導者になる男の話

2023年2月19日
Androidアプリから投稿

※星取り表は苦手。何か書きたくなった時点で星5つ! 分かりやすい=おもしろい いや、分からない=つまらない という傾向にある昨今、 分からなさに出会えてラッキー! という世代は時代遅れな昨今、 スマホの電源入れっぱだと すぐバレるだろ、 とか些末なリアルを求める昨今、 (だからこそ、そこに引っ掛からせないようにしたら?とも思うけど) 秋本が2人現れたり、 あの子と同じ恰好をしたり… ましてや、 谷口がシートベルトを外す音だけで 真実を伝えたり ぐじゃっとしたもののない映画は 映画じゃない!派の オールドスクールの映画ファンには 観やすかった …というか、見心地がよかった 要所要所に軽妙なセリフのやり取りとか 不気味なキャラたちの妙味もよかった 玉井らんちゃんのリアリティというか あれもよかった。 それだけに、怖かったけど。 秋本への「やさし〜」としなだれかかるのは、特別な何かでもないし、 スの顔で「は?」みたいなのも「悪」ではない。 あちらにしてみれば、 過度な想いを持たれるのは違う、ていうだけのことだったのに… そして、最後に指導者としての 実に落ち着いて堂々とした秋本の声に、 そっと目をそらす自分がいた 足立さんのダンス、よかった 不自然さが自然で ちゃんとアートでもあった カーテンの隙間から見ている 秋本の泣き顔 めちゃくちゃ身につまされる 想いがあった どうしてこうなっちゃったのか……

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夜明けの花

2.5何をどうしたらこのような突飛な話や展開を思いつくのか全くわからない...

2023年2月4日
スマートフォンから投稿

笑える

怖い

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ゆき

3.0アキモトさん、生きていて何が楽しいんですか?

2022年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ギターが唸って始まって、行く先の不安を煽る。真面目なだけでなんの面白味もないアキモト。世渡りが上手そうだけど家庭内がぎくしゃくしたタニグチ。対照的にみえる二人が起こすある出来事。展開は、宇野祥平扮する役が登場してから「ええ?そっち?」という驚きもありながら、真面目だけが売りだった人間が壊れていく姿を描く。たぶんアキモトは、自分を肯定してくれる人を待っていたんじゃなかな。それまで自分で自分を肯定してあげることができなくて、でも、その方法、手段、思考を手に入れて、そこから何かが変わっていく。いや、壊れていくんだけど。でも本人は変わっていく意識はないかもしれない。ただ、「周りが動いているだけ」なのかもしれない。企画に、大杉漣の名前あり。ストーリーを思い返して、さもありなんって感じ。

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栗太郎