鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー
劇場公開日:2022年5月20日
解説
荒川弘の大ヒット漫画を実写映画化した「鋼の錬金術師」の続編となる完結編2部作の前編。亡き母に会いたい一心で錬金術最大の禁忌である人体錬成に挑んで失敗し、失った体を取り戻すため旅を続ける兄弟エドとアル。彼らが訪れた中央(セントラル)では、国家錬金術師ばかりを狙った殺人事件が相次いでいた。犯人は正体不明で、額に十字傷を持つことから「傷の男(スカー)」と呼ばれている。エドとアルも命を狙われ応戦するが、圧倒的な強さを誇るスカーに機械鎧(オートメイル)を破壊され、絶体絶命に追い込まれてしまう。主人公エドを演じる山田涼介ら前作のキャストに加え、スカー役の新田真剣佑、大総統キング・ブラッドレイ役の舘ひろし、オリヴィエ・ミラ・アームストロング役の栗山千明が新たに参加。前作に続き、「ピンポン」の曽利文彦監督がメガホンをとった。
2022年製作/125分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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2023年1月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
真剣佑いいね。
るろうに剣心といい本作といい、こういう役がよく似合う。
前編ということでストーリーは物足りないかな。
2022年11月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
けど、やっぱコスプレに見えるんだよな〜😩
山本耕史とか笑いそうになる。
あとCGは安っぽい
鋼とか鉄系がめっちゃ軽そう。
スカーはもっとおじさんがよかったなぁ
真剣佑も悪くないけど…
2022年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
自宅レイトショー『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』
5年前に観た1作目がイマイチだったので、公開時スルーして配信待ちの完結編第1弾
漫画もアニメも観てないのですが・・・・
進撃と同じで、日本人が異国風の世界観で金髪を演じるのは無理があるね。
完結編第2弾も配信されれば取り敢えずここまで来たら観ます。
2022年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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原作は全巻読破済み。アニメは見ていませんが、実写劇場版の一作目である前作は鑑賞済みです。前作もレビュー投稿済みです。金の掛かったコスプレショーだとボロクソに酷評し、私にしては珍しい☆1評価をした作品ですので、時間がありあまって2時間ドブに捨てたい不老不死の方にはオススメの映画です。
そんな私が本作を鑑賞した感想ですが、前作と比較したらだいぶ面白くなってます。あの前作と比べたらね。前作楽しめた方は今作も楽しめると思います。知らんけど。
相変わらずのコスプレ感や何でもかんでも台詞で説明してしまう脚本という悪いところはそのまま残ってはいましたが、私が前作で不満だったストーリーや、マスタングの炎のCGや、もっさりしたアクションシーンや、世界観に合わない明らかに日本っぽいロケーションなどは、幾分改善されていた気がします。
前作と比べると格段に面白くなっていたのは間違いないんですが、だからと言って人にオススメできるほどのクオリティではありませんでしたね。
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錬金術が存在する世界。最年少で国家錬金術師となったエドワード・エルリック(山田涼介)は、弟のアルフォンス(水石亜飛夢)と共に賢者の石を求めて旅をしていた。そんな中、国家錬金術師を狙った連続殺人が発生する。全ての国家錬金術師に注意喚起がされていた最中、エドワードの前に、国家錬金術師殺しの犯人であるスカー(新田真剣佑)が現れる。
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本作の美点は原作に忠実なところであり、本作の汚点は原作に忠実過ぎるところである。
前作のように余計なオリジナルストーリーを盛り込もうとしなかったおかげで原作の面白さがしっかり残っていた気がしますが、原作の台詞をそのまま登場人物に言わせたりしたせいで何となく違和感がありますし、後述しますが原作のストーリーを詰め込もうとし過ぎるあまり、随分急いだストーリー構成になっていると感じました。
本作は、国家錬金術師殺しの男・スカーを中心に添えた物語となっています。
スカーは、かつて行われたアメストリスによる大量虐殺「イシュヴァール殲滅戦」の生き残りであり、兄の研究成果でもある全てのものを破壊する右腕を持つ男。そして、戦場で人命救助にあたっていたウィンリィの両親を殺害した人物です。原作においても物語のキーを握る重要人物で、序盤から終盤にかけて何度も登場するキャラクターです。
本作はそのスカーの登場シーンを2時間にギュッとまとめたような内容になっています。、彼の登場シーンを繋げるには、当然ストーリーをかなり進めないといけません。限られた尺の中でストーリーを進めるために、原作のかなりの部分が飛ばされています。例えばホムンクルスのグリードはまるで存在しないかのようにカットされていますね。私の一番のお気に入りキャラクターなので登場しないのが不満ですし、ストーリーの後半でかなり重要な役割を果たすキャラクターなので、三部構成の二作目までグリード不在で、ここからどうやってストーリーを進めるつもりなのかと疑問が湧きます。その疑問を解決するために三作目を観たいかと聞かれれば微妙です。
私は原作ファン故に若干評価が低めになってしまっていますが、決してつまらない映画とは思いません。他の方のレビューを見て驚いたんですが、原作ファンからの評価が非常に低く、原作未読の初見の方の評価が比較的高い傾向があります。他の漫画原作映画とは逆の傾向なので、そういう意味では珍しい作品だと感じました。