月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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有村架純さんはやはり素敵です
目黒蓮くんはsilentとほぼ同じ演技なんですね。
泣きの芝居も口籠る感じも想くんでした。
とりあえず田中圭くんが怖すぎます。
これは褒め言葉です。
前もこんな感じ見たことありますけど
上手ですよね。突然ぶちキレる演技最高です。
大泉洋さんもふざけてるより、シリアスな方が
好きです。
中盤で時系列が全くわからなくなってしまって
迷子になってしまいました。
最後の方で理解できましたが。
あのジョンレノンの明るい曲この作品の色に
合ってるのかちょっとわかりませんでしたけど
イケメンと美女の恋愛は美しいものです。
スピリチュアル的な要素を子供がサラッと
口にしてしまうのが怖かったですし、
前世の記憶がいつまでも残ってるのも
ややこしいなと思ったり、
それでも親が子を、子が親を思う気持ちには
涙を流してしまいました。
父性
見終わってエンドロールを見て愕然とした。
あの「母性」と同じ監督が撮ったことに。
いや、母性でもその片鱗はラスト少し見えてたけど、それでもあの作品を撮った監督が多少ジャンルが違うと言えど、ここまで典型的な駄目邦画を撮れるのかと。
まず台詞が良くない。
最初に伊藤沙莉さん演じるゆいが大泉洋さん演じる堅に家族写真を差し出して言う、「奥さんの梢さんも・・」。
普通、こんなふうに奥さんのと枕詞をつけるだろうか。
自分(ゆい)も相手(堅)も梢さんが堅の奥さんであることは既に知っている事実なのだからわざわざ言わないだろう。
いかにも設定を説明するためにつけたという感じで不自然極まりない。
しかもご丁寧にそのあと「今日結婚記念日なんですよね」と付け加える。
結婚記念日について触れるなら奥さんのをつけなくても伝わっただろう。
こういうところで台詞がリアリティを失い、キャラクターもリアリティを失う。
大泉洋さんや有村架純さんをもってしてもこの映画のセリフがとても言いにくそうだった。
次に大泉洋さんの演技。
僕は今回初めて大泉さんの演技を下手だと思ってしまった。
最初の家族パートで娘に接する姿がどこか他人行儀なのだ。
娘を溺愛するのではなく他人様の子供に接するような妙な壁がある。
それが最も顕著に現れるのが小山内瑠璃が高熱で病院に入院するシーンだ。
そこで瑠璃を励ます様子がまるで「他人の子供を励ましてる」ように見えてしまった。
思えばこれまで大泉洋さんが演じてらっしゃった役で良いなと思った役は「真田丸」しかり「鎌倉殿」しかりどこか冷たさをもってる役だった。
ただ、瑠璃が亡くなったあと哲彦が訪ねてきた時に「瑠璃が生まれ変わりだったのでは」と言われた時の怒りと悲しみで顔が歪む様はとても父親という感じで良かったので前半が不調だっただけだと思いたい。
そして構成も良くない。
この映画は生まれ変わっても添い遂げたい男女の恋愛物だと思うのだが、最初に小山内一家の物語から入ったことで話の軸がブレた気がする。
自分の娘が誰かの生まれ変わりだったことによる父親の葛藤を描きたいのか、生まれ変わっても添い遂げたい男女の恋愛を描きたいのかがわからない。
多分どちらも描きたいのであろうが、それは欲張りすぎというもので瑠璃と哲彦をメインに据えつつあくまで脇筋として生まれ変わりの瑠璃の父親の葛藤を描いたほうがどちらのテーマもうまいこと両立できたのではないだろうか。
結果二兎を追うものは一兎も得ずを体現していた。
そもそもの話これは生まれ変わりなのだろうか。
小山内瑠璃が熱にうなされてから人格が変わったのなら、それは生まれ変わりというよりは乗っ取りな気がする。
そこで引っかかったからこそ最後の方の感動パートで気持ち悪いと思ってしまった。
もし入院以降に正木瑠璃が入ってきたのなら堅はその入院の時に子供を失っているということになって・・ない??と非常にもやもやする。
結果おそらく原作自体にあまり共感できないのに、製作陣が余計に悪くしている映画だった
有村さんが凄く良いの
生まれ変わってもあなたに会いたいの意味がわかった
この物語は3人の瑠璃が前世の記憶を持ったまま生まれ変わっていく内容。
特に印象的なのはやはり有村架純が演じた瑠璃だ。謎めいた雰囲気を持ちながらも哲彦と出会って少しずつ笑顔を取り戻していく姿には純粋な2人のラブストーリーを感じられた。そしてその記憶を持ったまま生まれてきた後世の瑠璃。凄い能力を持っているなと不思議に思うところはあるが輪廻転生を信じられる人には感動的な内容だと思う。
人は生まれ変わるために死んでいく。人生をやり直すため。前世というものはただ記憶がないだけで誰にでもあるのではないかと思わされた映画だった。
子役が多すぎて関係性がこんがらがったり、子供がべらべら話し始めた時はびっくりしたが全体的な内容としてはまとまりがあって良かった。
生まれ変わってもあなたに会いたい。前世の記憶を頼りに会いに行くヒロインたちには胸がぎゅっと締め付けられた。最後の有村架純と目黒蓮の再会シーンは泣けた。
ぜひちょっとでも気になる人には観に行ってほしい!!
「不思議感」と「愛の強さ」を堪能できる作品。
現生で幸せになれなかった男女が、生まれ変わって運命的な出会いをして幸せになるという話は普通にある。この作品は、男は生きているけど女の方だけ2代にわたって生まれ変わる点がユニークだ。生まれ変わるという奇跡がもたらす「不思議感」と、生まれ変わっても相手を思う「愛の強さ」を十分に楽しめる内容になっていると思う。
幼い少女が突然知るはずのない遠くのレコードショップを訪ねたり、高校生になって見知らぬはずの男をリアルに絵に描いたりと「不思議感」の演出は楽しく、物語の行く末を期待させる。正木瑠璃と三角哲彦の若い男女と、小山内一家の全く関係ないかのような物語が、瑠璃という同じ名前の二人の女性によって結びついていく展開が面白い。ここでもジョン・レノンの歌だったり月の満ち欠けの話がエピソードとしてとても印象的に使われていて楽しい。二人の「瑠璃」から伝わるのは、現生に強い思いを残した愛の強さと美しさである。その強い思いは、ラストで感動的なシーンにたどり着いた。
生まれ変わっても相手を思う「愛の美しさ」が伝わる良い作品であると思う。少し物足りないと感じたのは、三角と瑠璃の間に必然性みたいなものがあまりない所だ。瑠璃はパワハラな夫から逃げているだけだし、三角は女性経験が乏しく、瑠璃の外見が気に入っただけに見える。生まれ変わるくらいだから、何か二人の間に「運命的」なものを感じさせる演出があってもよかったのではないかと思う。
有村架純と目黒蓮は気持ちが伝わる良い演技をしてくれた。大泉洋は人を食ったような芸達者な演技で作品にリアリティを与えてくれた。
ちょっとゾワッと正直しました
月が満ちては欠けるように人の生も繰り返されるのか。
幸せになるために想いを強く持つというのは悲恋でもあるのかもしれないけど、ある意味怖いw
何度も同じような不幸にハマるのもある意味業が深いというか。。
少しずつ紐解いていく中で、え、この人がみたいな展開もあって物語には引き込まれました
目黒蓮さんも大泉さんもそのまま20年位の時を演じられているので、いつの話だかがわからなくなりそう。
1980年の街で車やバイクは出て来たけど主人公たちの服装がもっと時代風でもよかったのでは?という気がしました。
最後に瑠璃と三角の邂逅のシーン雨すごいんですが、目黒と有村の絵になる二人で綺麗ではあるが、リアルではちょっと犯罪っぽい感じになるよね。。。
三角側は特にすごい壁があるよな、、、
SF的な物語でもあるが若干情念的なものが怖い。。ビートルズとか柔らかい音楽でふんわりさせてますが、ゾッとするものもありました
異色な感じ
大泉さん
不思議だけど信じたい
原作と脚本の間 見に行く価値はあるけれど
原作のある映画の原作との幸福な関係というのはいったいなんだろうと映画を見終わってから考えた。僕のイメージでのハッピーエンドは、梶尾真治と塩田明彦の黄泉がえりと、大島弓子と犬童一心の金髪の草原だ。
原作からのメインエキスの抽出と映画的に適切な組替が施されている場合にそれが達成される。つまりは監督の映画的記憶の深さにかかっているのだろう。
残念ながら、この作品は、抽出と組替というよりは、一言でいえば圧縮だった。しかも圧縮する過程で僕が大切だと思ったモジュールが省略されて、二つのモジュールを単純に連結してしまうことで、結果、映画ビジネスの圧縮の必要性だけが露呈してしまっていた。
細かく説明する気はない。単に原作が優れていたという紋切り型をいう気もない。是非、原作を読み、映画をじっくり見て欲しい。僕の落胆が少しはわかってもらえるかもしれない。(ヒントは田中圭演じる正木竜之介)案外ぼくは期待していたのである。
不満点はあれど楽しめましたが……
作中の「今」も10年以上前のままで映画化されたので、全体的にノスタルジックな雰囲気です。
ノスタルジーを感じるところも有村架純×目黒蓮がしっかり演じ、美しく映像に収まる所で若い層にも十分に訴求できているのではないかと。
「ロマンチックな長編版世にも奇妙な物語」という感じですかね。
ラストは必要だったかという賛否はあると思います。
目黒蓮さんは、演技が飛びぬけているわけではないですが、表情は時々すごくいいですね。
あと若い自分の男のキモさをしっかりと表現してくれるところは好印象です。
中年のおっさんとしましては子供の頃父親に連れられて足を運んだ場所が少しだけ蘇った気がします。
本当に個人的な感想なんですけど、伊藤沙莉さんの高校生姿がなんだかすごくきつかった。
大泉洋の若い頃や、目黒蓮さんや田中圭さんのその後の姿含めて、少々年齢に合わせたメイクやらが適切ではなかった気がします。
年相応の皴を刻んだ目黒蓮が最後に出てきたら……と、思いましたが、あの目黒蓮も「イメージ」なんですよね。初代瑠璃と抱き合うあきらくんなら若いままでないといけない、と思うことにしています。
1日1日自分の思いを大切に
ファンタジー⁈
身近に出会いがアルのかも?
前世との因縁がテーマの、恋愛映画のようでした。
予告編からは、事故で亡くなった娘の生前の恋愛関係を描いているのだろうと思っていましたが、違いました。
前世との因縁、あるいは、生まれ変わりで繋がる親子の縁という、一風、変わったテーマを切り口にした、恋愛映画のように思いました。
仮に、生まれ変わりで、生前、自分と繋がりの有った人と、再び巡り会うことが頻繁に起きたら、世の中は非常に狭いものになると思いましたが、この映画作品は、そういうことを感じさせずに、ストーリーがミステリアスに仕上がっていて、良かったと思いました。
期待以上の作品でした
なんといっても、1人ひとりの演技力がすごくて、あっと言う間に引き込まれてしまった。
作品全体に漂う切なさや寂しさのなかに、見終わったあとの温かさがあった。
有村さんと目黒蓮くんの箇所の映像が本当に美しく、
映画っていいな…と久しぶりに思った。
何度でも観たくなる。
小説が好きなのよね
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