月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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生きていくだけで
今年ナンバーワン、とまでは行かないけれど
見たあときっと、しばらく心に残る作品になりそう。
見終えて少し経った今も、思い出しては涙が出てくる。
自分の居場所をずっと探し求めていた瑠璃。
それを与えてくれるという人が現れた。
だけどそこも自分の居場所ではなかった。
そんな自分に優しくしてくれる人が現れた。
「優しいのね。」このセリフは、何度も裏切られてきた瑠璃が予防線を張っていたんじゃないだろうか。
それでもアキラくんに惹かれていく瑠璃。
「このまま一緒にいたら2人とも苦しくなる。」それまで誰からも愛情をもらえずにいた瑠璃が、相手を想ってのセリフだったのだろう。
感情がセリフにも表情にも現れづらい有村版瑠璃だったけれど
次の人生では欲していたであろう家族の愛情をたっぷり受け取って育って。
死の直前強く想ったアキラくんと、姿はどうであれ再び会うことができて。
本当によかったね。。という気持ちだった。
女同士のヒミツの話をしてたママと、次の人生ではお友達になるっていうのもなるほどなぁって。
お友達になりたいな、って言ったときママは実は気づいてたのかもしれないよね。
エンディングで瑠璃(有村架純)が歌ってる演出もよかったなぁ
欠けることなく満たされました!
大泉ファン(子猫)の方達には冒頭のシーンで大門通を思い起こさせてしまうでしょうが大泉さん含めキャストの皆さんの素晴らしい演技が作り出す世界がそんなものを軽く払拭させてくれます!笑
映画館を出る頃には感動とほっこりで心が満たされました!
原作を見ているから
原作を読んだ上で見るとがっかりするかもしれません。小説だと瑠璃が何回生まれ変わったとしても三角に会おうとするという話ですが、この映画だとどちらかというと娘が生まれ変わりの一部だったということを受容する過程に焦点があってる気がします。
ツッコミどころといえば正木が瑠璃であることを見抜くのが早すぎることです。(受け入れるのをこんだけ渋った大泉洋が馬鹿みたいじゃん)
それでも、ジョン・レノンの歌とか感動シーンの作り方は結構良かったです。
原作がかなり好きだったので悪目の評価になってますが、邦画の中で平均点は取れてるでしょう。
あと、個人的には小説内で好みだった死生観の下りと短歌の下りがなくなっていることは残念でした。
純粋に泣けた!
原作を読まずに、気になる映画の為、見に行ったが、純粋に泣けた。3回位泣ける。自分は小山内(大泉洋)に年齢が近いから共感したわけではなく、どの年代でも部分部分で共感する場面はあるのではないかと思った。ストーリーに一貫性はなく、理解に?が付く箇所はあるが、2時間の映画に複数のシチュエーションを織り込んでいるため引目で観たら、楽になるファンタジー映画である。また、俳優の迫真の演技と置かれている境遇に引き込まれ感動させられる。「過去と現在のつながりと、思いは叶う」ということが本当にあったら良いな、と思う反面、自分の身に起こるのは恐く、辛いとも感じた。あくまでも非日常(ファンタジー)を感じたい方向け作品。
面白い。
内容は好き。
だだ面白いんだけど。スッキリ感がない。
ぼんやり記憶があって生まれ変わりを意識するのではなく、ハッキリ記憶がある状態なので乗っ取られてる感がちょっと怖く感じた。
だから感動なんだけど、なんか子供がかわいそうな感覚があって、スッキリしない最後になったなと思う。
出来れば違う角度の方が
原作も読んでないのですが、観る前に少し期待してた分期待外れの感があった。
夫から父になる小山内家を主体に描くのだが、紐解かれたピースの並べ方では私の感情を高めるものが弱かった。
それは小山内家の父の目線からだと、どうしても幸せから不幸という流れの中で進む物語をラストの流れでも昇華させるまで至ってない様に思えた。
それぞれが持つ「想い」を映画にするのなら基本となる「瑠璃」を主体に物語を語って欲しかった。
その中で彼女が愛した父母を描くことで、ラストシーンの母の想いがより際立ったものになり、彼女が2人の子である喜びを噛み締めたんじゃないかと感じた。
あとラスト2人が逢うシーンは現在の2人ありきなので、それを80年当時の2人だけで描くのはやめて欲しかった。
泣けるけど、感動までは、
原作を3年前に読んでいたにも関わらず、細かいところはすっかり忘れていた。
少しあざといけど、大泉洋と柴咲コウの最後シーンが1番良かった。輪廻転生という信じられない話より、人の思いは見えないけど大事なものということを痛感した。
ストーリー・映像・役者の演技がみごとに調和した、いい作品です
テーマは非日常で凄いですが、それとは裏腹に作品自体の空気感はしっとりと落ち着いた雰囲気でとても好みです
ストーリー自体もすごく良かったと思います、予想以上に楽しめました
他者のレビューで原作にこだわっているコメントも多いですが、私は未読ながら全く問題なく楽しめました
大泉洋さんの無駄にハイテンションだったり、柴咲コウさんは不機嫌そうな雰囲気、といった普段のキャラをグッと抑え込んだ静かで力強い演技、そして目黒蓮さんと有村架純さんもまた切ない運命をたどる禁断の恋を静かに力強く好演しているのが作品全体を通して受けるしっとり感なんだと思います、四人ともすごくいい演技してますし、もちろんその脇を固める伊藤 沙莉さんや田中圭さんも確かな演技で作品を支えてます
そして現代と過去を行ったり来たりして真相が明らかになっていくストーリー展開がとてもスリリングだし、映像のこだわりもすごく感じました、特に過去のパートでは80年代の街並みやカルチャーが再現され、ほどよいレトロ感がすごく良くて
と、ありきたりな感想になってしまいますが、主軸のストーリー・映像・役者の演技の3要素がとてもバランスよく立っていて見応えのある作品に仕上がっています
また時々観たくなる作品が増えました
期待しすぎたかな
大泉洋も有村架純も良かったけど話がイマイチだった
泣けるという予告の前振りだったのに泣き所はなかった
輪廻転生あったとしても身近なところに生まれ変わりすぎだし小学生に私はかつてあなたが好きだった人の生まれ変わりですって会いに来られたところで普通に考えたら怖いだけだし...
目黒連は全然年取らないし
唯一良かったというかはまってたのはモラハラ夫役の田中圭かな
原作読めばもうちょっと話に入り込めるのだろうか
とにかく行く前から期待しすぎてがっかりな映画でした
生まれ変わり
大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの演技が良かったですね。
時間軸は過去から現在までの数十年なのですが、特にそれに合わせた大泉洋の演技及び過去の高田馬場や東京の表現が印象的でしたね。
ワーストワン。お金を払って観たことに後悔
俳優さんの演技はどれも素晴らしく、柴咲コウの透明感と、大泉洋の泣きの演技はとても良かったけど、話の内容は最悪。全く共感出来ないどころか気持ち悪い。7歳の女の子が40過ぎたおっさんに会いに行くとか生まれ変わりうんちゃらなんて言われても絵的にあり得ない。
子どもは親を生まれてきたなんてスピリチュアルワードも嫌い。被虐待者に失礼すぎる。
話の筋だって、そもそも生まれ変わらなければ幸せに暮らしていた親子が死に別れることもなかったし、おっさんになったカメラマンが突然やってきた女の子をどう扱えばいいか戸惑わなくていいし、生まれ変わりって最悪だな!という印象しかなかった。
今まで見た中で1番最悪な映画だった。
僕のワンダフル・ジャーニーの人間版?
面白かったです!
有村架純さん演じる瑠璃さんが、愛したアキラ君を思い続けて生まれ変わるなんて、まるで「僕のワンダフル・ジャーニー」ではないかと…
現実的にある話かどうかは別にして、ロマンチック?ファンタジーでいいんじゃないんですか!
最後のホテルのシーンは、ちょっとウルっときちゃいました。
ただ、伊藤沙莉さん演じるゆいちゃん…自分の娘が大泉洋さん演じる小山内さんに「パパ!」って言うの平気なの?ちょっと不思議。
小山内さんのいう通り、自分の娘が別の人間なんだったら、今までの時間は何だったんだ!」ってその通りだと思いますね。
有村架純さん、演技上手いですね!
ストーリーは面白かったですが、テレビの2時間ドラマでもいいかなってところで星3.5にしました。
今年ワースト1の映画
内容があまりにもひどすぎたので小説も読んだ
小説とは別物だこれは笑
小説は直木賞受賞しただけあり物語のつくりかたがとても上手く引き込まれた
瑠璃とあきらが最終的に再会するシーンもぐっとくるものがあり満足感があった
正木竜之介も生まれ変わりを期待してだと思うが自殺するし笑
素敵な演技をしていたキャストと原作者も映画をみてきっとがっかりしたと思う
って言いたくなるレベルで映画版ははしょりすぎて?
監督の理解がずれてて?ただのホラーストーカー映画だった
私が生まれ変わるならこの映画は映画館でお金払って絶対に見ない
退屈だった
なぜここまで目黒蓮と有村架純が惹かれ合っているのか分からず感情移入がそもそもできず涙は一滴もこぼれなかった。(ハンカチ準備してたけど)
設定が単純すぎるし、薄っぺらい内容だし、なんかホラーだし感動要素ゼロでした。駄作じゃない?
オカルト
蓮くんが出てなかったら観てない映画。
この映画の中では、身近な人が輪廻というより憑依されるのが普通の設定なのだろうか?
高校生の瑠璃が電話番号まで知ってるのもおかしな話で、それを亡くなった妻であるとして追いかける田中圭もやりすぎ。友人の娘が蓮くんの所へ走るシーンは空想と化した演出だったが、実際どうなったのか。
親も行くのが当然といった割り切り方で向かわせて、しかも1人で向かわせる所など非現実的、親の愛情もあったものでなく、亡くなった友人の名を付けてるのがそもそも、親というより、霊能者かなんかなの??あなたなんなの??と突っ込みたくなった。
DVシーンも、いまいち中途半端でエグさに欠けたと思う。ガラスが割れる所が迫力あるだけで、田中圭が扉の外にそそくさと追い出された所は拍子抜けした。
ホラー映画なら徹底して憑依の不気味さを強調した方が良かったと思う。ホラーよりも美しさや暖かさが勝る部分が所々あって、中途半端で不完全燃焼だった。
俳優の魅力
最近の邦画は優れた俳優の演技には魅了されるが、肝心なところで残念な、作品としては満足のいかないものが多い。(個々の力は優れているのに勝てないサッカー日本代表みたい。あ、勝ったか)
今作も大泉洋と有村架純見てるだけでいいんだけど、
あっ!て思うはずのシーンで、カットバック挿入しないと気づけないような見せ方が残念だった。
もっと観客を信じればいのに。
洋楽の入れ方のセンスも、???
ストーリーは、生まれかわりとかこんなの好きだけど、いかにもこの原作者らしい、どうだ、面白いだろうって顔が浮かんでくるような展開だったな。
年寄りには、目黒蓮がずっと若いままに見えました。
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