ガンパウダー・ミルクシェイクのレビュー・感想・評価
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100回殺せる(全部違う殺し方で)
瞬くネオンがチープで儚くて、素敵でした。サービス心がいっぱいの秀作だったと思います。
◉この世に武器は溢れている
銃撃戦も否応なしの迫力はあったけれど、それより素手の格闘技と、様々な得物を使った生々しい肉弾戦が、この映画の売りでしたね。快感が止まらなかったです。
得物はバール、斧、鎖、ナイフや手鉤に加えて分厚い本からボーリングのボール、陶製の物入れまで。何でも人は殺せて、世界は危険がいっぱい。図書館にも足を運べない。
◉死ぬと思ったが死なない、生き残ると思ったのに死ぬ
ロングトールで硬派のカレン・ギランが話を引っ張っていたうちは、笑いも生まれていた。ところが母親に再会してからは、凄味たっぷりのストーリーに変調していった。最後、母親は娘を守るため図らずも死んでしまうと見えたのですが、ぶっとい腕で男どもを薙ぎ倒して生き残った。
一方、三馬鹿なんて親しげに呼ばれ、顔の形が変わっても病室でケラケラ笑っていた3人の刺客は、もしかしたら後半、サムのバディになって戦う気配も漂ったのに、病院の廊下でサムにグシャグシャにセン滅されるとは!
腕が効かなくなり、ナイフと銃を手に固定したサムのお陰で、用心棒のネロが墓地で戦うシーンを思い出しました。歳月を感じました 笑
舞台の一つとなったダイナーは、武器を預けるルールがあって、つまりならず者御用達のレストランと言う設定で、これもコメディ風味があって楽しかったです。
主人公サムがクールでカッコいい。
◇凄腕の主人公サムが敵を蹴散らすバイオレンス・アクション。サム、りりしくてクール、たたずまいがスゴくカッコいい。 だけど暗殺組織の殺し屋だからもちろん悪いヤツ。 サムは組織から依頼された仕事のちょっとした手違いから違う犯罪組織のボスの息子を殺してしまう。サムの所属する組織の幹部は、組織どうしの大戦争にしたくないからサムを引き渡して手打ちにしようとする。当然である。サムの代わりなんて幾らでもいるし、無駄な血は流れないし実に効率がイイ。お互いの組織にとってベストの選択だ。こうしてサムは両方の組織から狙われる。しかしサムも 「ハイそうですか」 と素直に殺される訳にはいかないし、降りかかる火の粉は払わなければならない。PG12だから血がドバドバ出てグロテスク。サムの無敵感をもっと出せばスッキリ・スカッと感がより強くなったと思うけどそれはまた次回に期待する。
◇ヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』はフェミニズムの古典的名著らしい。本屋で買おうとしたら 「いつも書棚のココに有るのにない」 とのこと。映画を見て誰かが買ったのかもしれない。
2022/3/25(金) 🌤️ 高島屋kino
すべてはこの場面を見せるために
キメ構図を見せるために作られた映画でした。最高。
キメ構図のために物語が進むので、展開が緩むところ、物語の運び方に無理を感じる場面は多々ありつつ、絶妙なコメディ感とシリアスの塩梅、子供には見せない配慮や、誰をどう活躍させるかまで大変満足。
仕事終わりに沁みわたるフェミニズム映画です。
新生チャーリーズエンジェルの続編の噂がなく、しょんぼりしていましたが、こうして多種多様な作品が少しずつ世に出るようになるなら続編云々はもう傍に置いておいていい気もしてくる、そんな痛快なステキなアクション映画を観たいならぜひ。
キル・ビルっぽいの好きな方はどーぞ!
ストーリーはさておきアクション楽しもう!、、、って作品ですかねー。日本カルチャーとタランティーノ好きの監督さんなのかな?ってテイストの作品でした。
銃撃戦。格闘シーンがよいです。あ、きっと必殺仕事人も好きなんじゃないかなー?って殺し方(三味線屋みたい)も出てきて僕は満足満足。殺伐感があまりなくガンアクション・エンタメってとこでしょうか?
特にクライマックスのダイナーのシーンは良かったなぁ。お気に入りです。そこはかとなくコミック感がありますが、それがまた良しです。面白いです。
女が強い?男が弱い?
バスに乗って仲良く全員で移動してたのに、図書館に入ってくるのが順番こ・・・?
ストーリーにツッコミを入れるのは野暮ですね。
1シーンごとの絵力が高く、ネオンカラーのカッコよさがしびれる1本。カレン・ギランの立ち居振る舞いにシビれました。
続編?いや、シリーズ化希望!
面白かった〜〜〜〜〜😆😆😆😆😆
予告を見て勝手に『355』みたいな女性達が奮闘するスパイアクションかと思い込んでいたけど、全然違った!そして予告には一ミリも映って無かったぢゃないか〜小さなエンジェルちゃん✨✨✨エミリーの存在がハードボイルドな作品を乳化して柔らかくしてくれてる感じ❤ ❤ ❤
エンディングを見ると「おやおや、みんなでどこ行くの〜??」となる。続編、いや、シリーズがキボンヌ🍀
主役のカレン・ギラン、スタイル良すぎ✨
エミリー役のクロエ・コールマン、作品の良きスパイス✨
スカーレット役のレナ・へディ。いい歳のお母さんなのにフェロモンむんむんです🤭💕
名作アクション映画の良いとこ取りで尚且つ痛快な一本
女優版キングスマンのようなパワフルでとにかく痛快な作品!序盤からアクション映画の名作をオマージュした演出が数多く登場し、まさに名作の良いとこ取りでとても楽しめました。ただ序盤のアクションがド派手で楽しかっただけに、それに慣れてしまったからか中盤以降(特に終盤)は少し退屈してしまいこの点数に。
どうやら監督は続編に意欲的みたいなので、もしあれば今作で描かれなかった登場人物のバックボーンなどに期待しつつ、また痛快なアクションを見られることを楽しみにしてます!
女性たち、強過ぎでしょ!?
キレッキレなアクションとちょっぴりグロさに加えて母娘愛やエミリーとの友情、元殺し屋たちとの見事なチームプレイに痺れる、高鳴る、のめり込む!
正直このようなジャンルが私はあまり好みではなく、今回も期待せずに鑑賞(血が飛び散るものや、生々しいグロいのが本当に苦手で)。それが、意外や意外、私もかなりのめり込み、興奮しっぱなし。
暗殺組織に所属する凄腕の殺し屋サム、元殺し屋の先輩女性たち、彼女たちのキレッキレの死闘シーンにはビクビクしながらも痺れっぱなし。いやぁ、カッコ良過ぎでしょ、女たち。
メンバーはお決まりの多人種で構成され、ここには性別なんぞ関係なし。
元殺し屋たちが仕切る図書館はファンタジックで仕掛けもたっぷり(こんな図書館あるなら怖いもの見たさで行ってみたい!)。
自分が殺した男の娘“8歳9ヶ月”のエミリーとの出会い、絆に胸が熱くなる。サム自身の幼少期と重ね合わせたのだろうかーー。
サムが着ていたカタカナのTシャツ、エミリーが着ていた「北海道」と書かれたシャツ、チラホラ見られた日本に関係する小道具やアニメ、日本へのリスペクトが感じられた。
彼女はキラークイーン ガンパウダー ミルクシェイク レーザービーム付きダイナマイト どんな男もイチコロさ!Any time‼️
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。本当にありがとうございます。
申し訳ないのですかが、暫し個人的な話しをさせて貰います。
ひとつ前の私のレビュー、(SING ネクストステージ)愛宕神社のワンコを助けた話しをしました。書いているうちに気になった事があります。
さてあのワンコは元気かなあ?またドジってないかな? そうです会いたくなってしまったのです。はい。行きました。愛宕神社に。霙混じりの雨の中。裏手に回ると例のワンコが居ました。エリザベスカラーが取れて元気そうです。しかし・・・なんか変・・・
なんと左前足にリードが絡みついている‼️またかよ!噛まないワンコだとわかっているので助けに行きました。そして助けに来たのがわかったのかな?私の足に絡んで来る。私の足の周りを回る。回る。
あれ?あれれ?私が身動きが取れなくなったよ!どうしよう。そこに・・・
宮司さんが現れた‼️
あのう、前足にリードが絡んでいたんで・・・
宮司さんは「ありがとうございます」そしてワンコと私を助けてくれたのだった‼️
このトンチキなワンコの名前は、こみちゃん。それでも可愛いよ。
マクラは終わります。いつもですがごめんなさいねえ。帰りにこの映画を観ました。
楽しい!楽しい!Don't Stop Me Now 私の体温は華氏200度になりました。
まずは簡単にストーリーを語ります。ネタバレにならないようにしますが気になる方は読まない方がいいですよ。
サム(カレン・ギラン)は凄腕の殺し屋です。まずは一人殺害。扉を開けると別の敵がわんさかいます。それも全員射殺。地獄に道連れです。
一仕事が終わりましたが、今度は事務所(ファームと名付けられています)の全財産を会計士が持ち逃げしたので金を取り返せ・・・そういう指令を受けるわけです。
会計士はすぐ見つかるのですが、腹を撃っちゃった。
なんと会計士の娘が誘拐されていて身代金だったのです。
少女を助けなきゃ女が廃る!誘拐犯の指示に従いビデオ屋に・・・なんとか救出しました。しかし・・・
最初の殺戮の中に暗黒街の大物の息子がいました。やばい。上司のネイサンは焦る焦る。しかも事務所の金も戻ってこない。ええい!サムを売ったるわい!
かくして血で血を洗い流す戦いが始まるのでした。周りは敵ばかり。リーアム・ニーソン的な・・・
ここまでで全体の5分の1くらいです。この先は劇場でご覧になって下さい。
あのタランティーノが本年度最高傑作のお墨付きを与えています。わかるよわかる。「レザボア・ドッグス」
「パルプ・フィクション」「ジャッキー・ブラウン」「ヘイトフル・エイト」
匂うよ匂う。「キルビル」匂う。凄く。
「ワンス・アポン・タイム・イン・ハリウッド」これはそこまでは・・・・あっ!思い出した!
炎まみれの人がいた!本物の・・・
ミスター ファーレンファイトだ‼️
駐車場の二人羽織のカーチェイスシーンも最高!レディ・ゴダィバのような・・・
それ以外もハリウッドのアクション映画の名場面にオマージュを捧げた場面が盛りだくさん‼️
美魔女三人はあれだよね、「チャーリーズ・エンジェル」今時だからダイバージェントで白人、アフリカ系アメリカ人、東洋人。かっこいい‼️
ミシェル・ヨーさん相変わらずお綺麗です。貴景勝のお母さんくらいお綺麗。
病院のシーンの音楽はマカロニ・ウエスタンだし。
主役のサム役のカレン・ギランは代表作が「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラって・・・
違うだろ! あれ顔がわかんないし・・・「ジュマンジ・ネクスト・レベル」でしょ。「野性の呼び声」は酷い扱い。(ワンコは可愛い)
アンジーやミラ姐さんに続くアクション女優になって欲しい。知名度は無いんですが、個人的には・・・
カレン・ギランvsカヤ・スコデラーリオ
今回はシックスパッドが見られなかったのが、やや残念。凄い腹筋なんですよ。
兎にも角にもカレン・ギランは大ファンなんです。アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー
そして・・・映画を観る時に先読みしちゃいますよね。エンド・ロールでキラークイーンが流れるかと・・・
予算が足らなかった!断念!残念!でも・・・
続編期待してまっせ!
こんな長文を読んで頂きありがとうございました。
お洒落で格好いい
映画はこうお洒落で格好良くなくっちゃ。
カレン・ギランのアクションがキレッキレでないところがかえって良かった。新鮮。
レナ・ヘディの二丁拳銃の格好いいこと!
カーチェイスも、最近はなんでもありだからあんまりハラハラしなくなってた。(バットマンの派手なシーンでさえ興奮しなかったな、最近は韓国映画のカーチェイスくらいかな)
今作では手が使えない主人公がアクセルとブレーキ、上に座らせた女の子にハンドルとギア操作を指示しながら走る、という新手を出してきたから、すごくハラハラドキドキさせられた。
ダイナーでのスローモーションの銃撃・格闘シーンなんてもうワイルド・バンチ。
子供に銃撃を見せないところや、子供の前では撃たれたところをさりげなくカーディガンで隠すところなど、彼女たちみんな格好良いなぁ。
ストーリーの突っ込みどころを振り切ってしまう勢いと格好良さがある。ユーモアも色彩もお洒落。
文学作品と銃器にもそれぞれこだわりがあるんだろうな。
超大作でなくてもいいから、こういった作品がコンスタントに作られるといいなぁ。
アガサ・クリスティは読書用
女殺し屋サムがターゲットの娘を庇い、かつやばい組織の息子を殺したことで雇われ主から追われることになる話。
これもシスターフッドアクションだから敵は全員男だし、若干フェニミズムを思わせるような箇所もあるけど、これはもう今は女性主人公アクションのテンプレでありお約束。本作の魅力はちゃんとアクションだった。
特に病院での三バカとのアクションが最高。サムは両腕薬で痺れて動かない、敵は既に重傷を追って歩くのもままならないしラリってずっと笑ってるというカオス状態。サムが遠心力だけを使って銃とナイフを使いこなすのスゴすぎだし、敵がずっと劣勢なのに楽しそうなのが良い。
エミリーを膝に乗せて運転させるカーアクションも凄かったし、登場人物達なんか男にめっちゃ恨みありそうな戦い方も爽快(これも女性アクションのお約束だけどね)。あとはアジア人の人、『シャン・チー』(叔母さん役)でもそうだったけど、パワープレーじゃなくて細かい動きを使って戦うスタイルなの綺麗なんだよな。
舞台が図書館ということで本の中に武器が入ってるんだけど、出てくる本の作者が当然全員女性。ヴァージニア・ウルフ、ジェーン・オースティンに銃が入っているのに対し、アガサ・クリスティは読書用なのやけに納得できる。ルイーザ・メイ・オルコット含め武器入ってる人達は女性文学として語られることが多いけど、その反面アガサ・クリスティはミステリーのすごい人って感じ。
そして最後に出てくる「若草物語」は、少女たちの生活を描いた優しげな文学の面もあるけどそこには確かにオルコット自身の女性としてのメッセージが含まれてる作品なので、殺さずとも強力なトドメをしたラストにふさわしい気がする。
母性に勝る武器なし?
組織に追われる殺し屋が反撃に出るというストーリーはありきたりだし、今の時代、女性のアクションも珍しくはない。それでも、この映画が、抜群に楽しめるものとなっているのは、描かれるアクションが、創意と工夫に満ち溢れているから。
両腕に力が入らない状態でのバトルとカーチェイスは、この映画の一番の見どころだが、その他にも、銃だけでなく、ボウリングのボウルから、メス、金塊、ハンマー、チェーンに至る様々な武器を駆使した、様々なシチュエーションのアクションが繰り広げられる。
特に、銃撃戦のさなか、体格的に明らかに不利であるにもかかわらず、わざわざ格闘戦に持ち込むというくだりは、サービス精神が感じられて嬉しくなる。
アクションの見せ方も、長回し、細かなカット割り、超スローモーションと、バリエーションに富んでいて飽きさせない。
何よりも、「子供を守りたい」という母性が、主人公たちを突き動かす原動力となっているところが秀逸で、そこが、女性によるアクションに、説得力を与えてもいる。まさに、「母は強し」を激しいアクションにより具現化した映画と言えるだろう。
強ければ正義
女性の軍団もの。「355」より圧倒的にスタイリッシュでカッコよく、テンポもバッチリで娯楽満点。女子会映画の「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」のディフュージョンラインのようなイメージか。ある意味、女子版「キングスメン」のような趣もあるが、これらの原点は「チャーリーズ・エンジェル」なのだろう。もにろんヴィランに振ってるが。それにしても、もう少々評価が高くても良いと思うのだが。木下への色眼鏡かな。
のれなかった
なんだろう、映画好きなのは伝わるぐらいオマージュに溢れてるけど、二流モノマネタレント見てるぐらいのクオリティだった
アクションもグロ描写ないなら、戦いの見せ方で驚きや興奮を与えてほしいのに、特に突出した見どころなかった
ただ映像や美術は可愛くもありかっこよかった
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