アンチャーテッドのレビュー・感想・評価
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想像してたのと違ったなあ…
CMを見て久々に大型の冒険モノだ!と期待してたんですが、冒険…?とは??いや、冒険してると言えばしてるんですけどね…という感じ。何か盛り上がんないんだよね…
前にレビュー書いた子供向けのアニメ映画『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』の方がよっぽど壮大な大冒険してて、何かちょっと鼻で笑ってしまった。ごめん、トム・ホランド。『タンタンの~』も面白いので冒険モノが見たい方はぜひ(すかさず宣伝)。
あらすじ:
冒険家の家系に生まれたサムとネイトは、小さい頃から、500年前に海賊が奪ってそのまま消えたとされる黄金を見つけることを夢見てきた。一足先に冒険に出たサムは、時折ネイトに旅先から絵葉書をよこしたが、それも遂に途絶え、ネイトはサムの居所がわからないまま、ニューヨークでしがないバーテンダーとして働いていた。ある日バーにやってきた客サリーに一緒にトレジャーハンティングをしないかと持ち掛けられ、兄サムの名を出され渋々承諾する。サリーと昔組んでいたというクロエも合流し、あらゆる謎を一緒に解き、互いに疑いながらも助け合い、絆を深めていくが…
…という、あらすじに書いたこの内容でもう半分以上使うんですよね。この映画の尺を。本作は116分の作品らしいんですが、多分1時間近くはスペインかどっかの街中をウロウロしてます。まあ、地下をうろついたりもするので、流石に観光みたいに街をただ歩いてるわけではないですが…でもねえ。
どちらかというと『ダ・ヴィンチ・コード』の類で、「冒険」を期待してるとかなり地味。かといって『ダ・ヴィンチ〜』のように皆が知ってるアレコレを使った謎解きがあるわけでもないから、自分の知識と絡めて面白がれるわけでもなく。
半分以上が街中でウソウソしてる『ダ・ヴィンチ〜』で、そこからは『グーニーズ』が頭をチラつきます。
大人のガチなトレジャーハンテイングというより、子供の大冒険!的なシーンがほとんどで、『グーニーズ』を大人が真面目にパロってみた…という感じ。
アンチャーテッドって、元はPSP VITAか何かから始まったゲームシリーズだったと思うんですが、あちらのストーリーの方が壮大で、何でそのままにしなかったんか????と疑問。ゲームはこんな街中ウロウロしてる話じゃなかったはず。映像見てると結構予算は使ってるような雰囲気だし、もっとガンガン広い遺跡回ったり、崖っぷちを上腕筋だけを頼りに横移動したり、ゴリゴリゴリラが野性味あふれる大冒険を繰り広げてくれると鼻息荒く期待しまくってたので、肩透かし感が凄い。
主人公のネイト役にスパイダーマンシリーズのトム・ホランドを起用していると聞いて、それもそういうシーンが沢山あるんじゃないかという期待値を上げる原因だったんですが。
スパイダーマンシリーズはソニー単独の時はあまりウケず、代表作と言えるような大型作品も無くなってしまったソニーが、ディズニーと組んだスパイダーマンシリーズで久々の大成功を収めたんで、テンション上がって「アクションはトム・ホランド頼み」になってんじゃないだろうな…と心配になりました。
スパイダーマンシリーズの後、ヴェノムシリーズもそれまでのソニーらしからぬコメディ調のストーリーで人気を博しましたし、ディズニーと組んだことが転機にはなったんでしょうが、「ディズニーっぽさ」を取り入れた作品一辺倒になるのもな…と。別に現状一辺倒になってるわけじゃないんでしょうけど、2匹目のドジョウを狙い始めるのも時間の問題かなと思っていたので、ちょっと不安。
本作がそこまで大ヒット!というほどではなかったので、まだまだこの先の「ソニーらしさ」は考え中といったところなのかもしれません。以前はソニーの売り「映像美」で皆うっとりしてたけど、時代が変わって、競合他社もある程度綺麗な映像を作れるようになってしまったし。
出てくる女性が筋肉モリモリで、どうしてもそこに目が行ってしまう本作ですが、つかず離れずだったクロエがクライマックスに不在なのが残念。まあ、前半はサリーよりクロエと一緒のシーンも多かったし、仕方ないのかな。良い味出してたし、銃を撃つ腕の筋肉が光ってたので、続編あるならぜひ続投してほしい(筋肉マニアなの?)。
男主人公だとサブキャラにセクシー美女ばかり出してた昔の映画からは、微妙に脱却してきた感がありますね。だから、白人で美人でセクシーで痩せててでもナヨナヨしてなくて他の作品と被らなくて…なんて無理なんだって。顔や体形の美しさじゃなく演技力で選んでくれ。どっか他のレビューでも書いたけど。
あと敵のボスの雰囲気ある喋り方が何か良かった。背中の筋肉がモリモリ過ぎてそこにしか目が行かないけど。
ちなみに、本作は続編ありきの作りで、エンドロール後にオマケあり。ゲームも確かこんな作りだったような。監督も続編のアイデアが既にあるとインタビューで話しています。
本作内で何となーく「あの設定必要だった?」と思うようなことがチラホラあるんですが、それも続編で回収するつもりなんでしょう。多分。
でも上にも書いた通り、本作が大ヒットした感じはなく、評価もあまり良くなかったようなので(映画.comでも2022年12月30日現在☆3.6と微妙なところ)、続編はあるとしてもちょっと製作費落とすんじゃないかなあ。まじで街中を観光するだけの映画になったらどうしよう。
不安しかないけど、続編出たら多分見ます。ゲームのストーリーは面白かったからさ…
ラスボスの途中退場は、悪い意味での驚き
マゼランの遺した金塊を追う主人公の活躍を描く物語。
作中でも映画名がでましたが、この手の作品は「インディ・ジョーンズ」との比較は避けて通れませんね。
ナチスを相手にし、イエスの秘宝を追った「インディ」と比較して、やはり設定の小粒感は否めません。
しかも、ラスボス・・・と期待していたアントニオ・バンデラスが途中リタイア。脚本は意外性を求めたのかもしれませんが、映画としては面白みを減じてしまったように感じました。
また、この映画の残念なところは、主役二人のキャラのぶれ。
映画開始早々は、冷静なプロフェッショナルとしてマーク・ウォールバーグ。若く勢いだけのドジなトム・ホランド。でも、終盤にはキャラが逆転。正直、戸惑いを強く覚えました。
CGを利用したアクションは(個人的な好みではありませんでしたが)しっかりとして大掛かり。映画館で観れば、かなり迫力を感じた作品のように思えただけにとても残念に感じました。
私的評価は、やや厳しめです。
リスペクトが感じられる
軽く観るには
新世代トレジャーハントムービー!
テンプレ・トレジャーハント
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原作ゲームは未プレイ。
トレジャーハンターを題材にした映画は多々あれど、それらに通底するテンプレ要素をこれでもかと詰め込んだ印象で、物語としてはかなりの王道パターンでしたが、キャラの魅力とアクション、笑いの要素が楽しく、最後まで面白く観れました。
スパイダーマン並みの身体能力でアクションをこなすトム・ホランドはさすがの一言。糸を出してスイングし始めてしまうんじゃないかと勘違いするくらいのアクロバットを披露したかと思えば、キレのある格闘戦やガン・アクションまでキメており、その肉体美も相まって惚れ惚れしました。
マーク・ウォールバーグとの掛け合いの息もピッタリ。マークのかわいいおじさん感もいい感じ。信用ならない関係だったのが冒険を通して信頼で結ばれていくのが面白かったです。
続編バリバリやりたそうな終わり方だったけれど…
やるのかな?(笑)。
※修正(2024/05/29)
一言「ポップコーン映画的面白さ」。
新たな冒険活劇映画の誕生
なんで?宝探しが好きなの?
アンチャーテッドのゲームでもう見たような展開の連続。でも大正解。よくやった。
ゲームと同じキャラクターのビジュアルを求める人はまず見ないほうがいいかも。
キャラクターは見た目というよりは性格を寄せたって感じ。
アンチャーテッドのゲームよりも映画のほうがバディ物感が強い。
謎解きアリ、ぶっ飛びアクションアリ。アンチャ特有の絶対死ぬやんって演出。
ファンにはたまらんと思う。
アンチャに全く思い入れがない日とはご都合主義すぎてみるのが辛い可能性はある。
個人的な推しシーンはネイサンが序盤スーツケースを開けるシーン。
ノーティーのタグが見えて神映画を確信した。
ゲーム内の隠し要素みたいに至るところに隠されてんのかね、、、
あとやっぱりネイサンがあの茶色のベスト?ホルスター?を付けるシーンはテンション上がったわ、、、何回も観たい。てかアンチャやりたい。バブルヤム食べたい、、、
王道冒険作品
原作はそれほど詳しくないが
映画化にあたり適切な配役と演出になっていると感じた
先入観なく観て楽しめるつくり
原作からキャスト変更になっている点はカメオでカバーしてるので良かった
原作プレイ済みならなお楽しめるだろう
アントニオ・バンデラスにマーク・ウォールバーグ
トム・ホランドの豪華俳優陣
声優も超豪華で画面は華やか
アクションシーンはいずれも最高クラス
パルクールアクションはどこのシーンでも光るものがある
空中のアクションはかなりインパクトが大きい
投下物資、船どちらも見応え抜群
このシーンだけでも見る価値がある
展開はかなり大味だが冒険アクション作品として十分
見せ場を適切に描写できているので問題ない
ただし格闘シーンは若干物足りない
演出的に単調に感じてしまった
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