機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
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予想外の名作
相変わらずの骨格ゴムかよ?な合わない動きの基本オリジンガンダムの流れなアニメーション。
それが如何に脚本が秀逸であろうが肌に合わないのがつらい、という感想になりそうなものですが、これはどうしてそのマイナス面を十分にカバーするどうしてか名作でありました。
脚本が作家性に合致しており、一本の短編を見事に映画にしていた。
モビルスーツ戦は見やすくアクションと止めも良かったし、何より一番アニメーションとしてよかったのはアムロのガンダムに乗っていないシーン、畑を耕したり、特に穴にローブで降りていくシーンだったりした。
これほ新しい発見だった。
なので、これは良いガンダム映画だ、と伝えておきます。
間延びと焼き直しの駄作
つまらない。
声優は全て借り物感が半端ない。
安彦良和の絵柄は好きになれない。
そしてとにかく間延びしすぎ。
ドアンと嫁?のやり取りは、0083のケリーさんとパートナーのデジャヴュで、緊張感は完全に0083に軍配が上がる。
子どもたちのシーン過剰は迷惑。
アムロの探索描写も面倒くさい。
途中で観るのを止めました。
この話は20分でいい。
映画館に行かなくて本当によかった。
【追記】
こんな駄作を制作陣に作らせた、「シャレのつもりでククルス・ドアンに投票したファン」たちよ、反省しろ。
制作側は普通にジャブローとかア・バオア・クーを描きたかったと思うぞ?
スベってるんだよ。
アホかっての。
束の間の平穏
シン・エヴァンゲリオンで完結したのを受けたのだろうかガンダムも40年ぶりの映画化だからシン・ガンダムかと期待が膨らむがこちらも大人の都合に子供たちを巻き込む不心得映画。
カナリア諸島の無人島アレグランサ島、無人の筈が20人もの戦争孤児たちが古い灯台で暮らしている、灯台守の家族だったのだろうか、面倒をみているのはタイトルにもあるククルス・ドアン、かってはジオン軍のエース・ファイターだったが親たちを巻き込んで殺してしまった贖罪意識なのだろうか、原作ではドアンも孤児院出身だから子供たちが他人ごとに思えなかったとみるべきか。
偵察に来たガンダムはドアンのザクに倒されるが負傷したアムロを助けたのもドアンでした。
しばらくは島での孤児たちとの共同生活が描かれます。ドアンの心意気に感銘してアムロも軍を離脱、二人で孤児たちを守って行きましたであれば、今どき立派な反戦映画になったでしょう。
束の間の平穏も打ち砕かれ、島は再び戦場と化すことに・・。あとは推察通りの展開でアムロは復帰、よってガンダムの戦いは終りませんでした。ミサイル発射を間一髪で食い止めるのが007以来の見せ場なのにあっさり看過、連邦軍の迎撃ミサイルで撃破というのも珍しい。
腑に落ちないのはアムロがドアンのザクを海に捨てます、なまじ武装するから敵を呼ぶとの理屈でしょうが戦争がまだ終わった訳では無いので防御は必要でしょう。
敵と思っていたジオン軍にも優しい心根の人間がいることに気付いたならアムロも戦争の無意味さに気付いて逡巡するかと思いきやあっさり復帰。アムロ達は子供たちに見送られて島を去りますが、島には医療も教育施設もありません、先々のことを考えれば連邦政府が面倒をみるべき事案でしょう、まあ、戦時下の稀有な美談を見せたかっただけの浅い脚本に思えてしまうのは残念でした。
ORIGINのアナザーファースト
TVシリーズでは無い。別の並行世界のファーストガンダム。TV版のリメイクを期待していって、ああ、これがORIGINの安彦ガンダムなのだと、視聴中は困惑しながら観たが、後で別物として考えると納得。
映像や音楽は良いが、スパロボや他作品でアムロの成長した人間性やら、イメージが出来ている人ほど、この時点のアムロ少年の不安定さに感情移入出来ない。
陸戦型の高機動ザクが、違和感しかない。ジオニック社でアレが作れるなら、ツィマッド社で陸戦型のドムを開発依頼したか謎。黒3星が地上に降りた際、乗り慣れた宇宙用高機動ザクから先行型のドムに変更した件とか好きな設定話だが、アレがサザンクロス隊にあるなら、乗り慣れた黒3星専用陸戦型高機動ザクでJSAやってたのか、アナザーファーストの設定検証も見たいもんだ
マ・クベのシーンは・・・
概ねOKだと感じましたが、マ・クベのシーンは全面的に不必要と感じましたね。私はRX-78での弾頭切りが観たかったです。
大人になってみる方がストーリーがきついな
子供の時は戦争は架空の話だったし、街の名前を言われても世界地図の何処かだったのだが、大人になって実際に戦争の映像を見る機会ができ、カサブランカも行ったことがあって、冒頭の戦闘シーンでまちが破壊されていく様子を見るのかかなりキツかった。
そんなこともある。
逆シャアより面白い
終わる前に見れてよかった。
俺TUEEEってやってただけの逆シャアより面白いかも。
受ける感じとしては0080みたときの感じに近い。
0080見たの30年ぐらいまえだけど・・・
MS戦は特に見どころはないです。どうせアムロが勝つし・・・
アムロは生身の敵兵殺れるんだっけ・・・?
とか思ったけど、殺れなくてハマーン様に説教されたのはジュドーだったか・・・
もちろん作画崩壊はありませんが・・・
TV放映時作画崩壊によって面長になってしまったザクもそのまま生かしてる?最初にドアンのザクがでてきたとき面長に見えてしまった。
面長はガンダムでしたかしら
声優陣もアムロとカイ以外は新しい方に交代しておられます。
40年以上前の放映なので仕方がないというか逆に未だにできる古谷さんと古川さんが凄いんだろう。
まるでドムのような高機動ザクがでてきますが、これの動きがドムというよりATにしか見えません。
昔のサザンクロスの回想映像もレッドショルダーのオマージュと感じた人は少なくないでしょう。
このあたりかなり混乱させられます。
TV版でも同じような〆でしたが、ここからネタバレです。
(直接のネタバレはありませんが、アムロの〆のセリフに関してなので)
なんでこの話なのか・・・
恐らく元々は武装しなければ戦いは起きないというような憲法9条至上主義的な意味合いでのセリフだったのでしょうが、今作ではどっちの意味なのか迷わされます。
しかしながら、「ククルスドアンの島」を選んだ時点で武力放棄的な主張があるのではないかと推測させる。
そもそもザクがなければ皆殺しだったというのもありますが、それ以上にそこに至る流れがどっちともとれるような内容でした。
アムロがドアン一家とのファーストコンタクトの際の憎しみの目が何だか・・・洗脳というとキツイですが 兵士==悪 という思い込みによるものであることとか、
ドアン一家の寝る前の儀式がカルト教団のように見えるとか、
戦いの美学的な表現で構成されていて、どうみても戦闘好きな人が作った感じがでてます。
安彦さんがそれについて語っているのは知りませんので悪しからず。
別にどういう思想信条でも構わないのですが、主張が見えづらいのは創作物としてどうなんでしょう。
ドアンとアムロ、同じ境遇の兵士がロシアとウクライナに、、
本作公開初日の数日前に配信された、
オビワン・ケノービは六年生、
ククルス・ドアンは中一だった。
何も言う事は無いが、
ひとつふたつだけ。
ガンダム 発進時のバズーカ→ビームライフル→無し、
繋がり無視、
ドアンザクの顔が長い。
をやってくれへんのかーい、
そりゃそーかー、
それにしても、
ドアンの周りの子どもの人数が多い、
セリフ尻、
カット尻が妙に長かった、
公開と同時BD販売!
難しい事をアート映画に、
というマーケットは絶滅危惧種になっている理由は、
難しい事を→かんたんに→
かんたんな事を→おもしろく→
おもしろい事を→深く→
深い事をエンタテイメント映画に。
ように、
一色になってきているからかもしれない。
ベルファストに向かったという事は、
次回、
機動戦士ガンダム
「大西洋、血にそめて」
君は生き延びる事ができるか。
ジャカジャカジャン
アムローあむろー振り向かないで〜
あのファーストガンダムのリメイク版。 ファーストガンダムが映像が綺...
あのファーストガンダムのリメイク版。
ファーストガンダムが映像が綺麗になって、スクリーンで観られることに感動。
内容的にもおもしろく観れました。
オールドファンにおすすめ
小学時代にガンダムに出会い、小遣い片手に、ガンプラに並んだことのある世代なら、ガンダム、ザク、ガンキャノン、ジム、ガンペリーにコアブースター、ホワイトベースとその面々が劇場版を舞台に活躍する姿に感動するかも。そしてアムロの古谷徹さんの声がすごく良いんです。10代のアムロが生き生きと描写されています。
観方間違えたかなぁ?
いやぁ、失敗
完全に観方を間違えてしまった
これはオリジナルの予備知識ない方が断然楽しめます
でも、オリジナルを知らない方が初見でこれを観て、果たして心底楽しめるだろうか…
細かい設定の違い、例えば、あれ、スレッガーてこの時配属されてたっけ?あれ、コアブースターの受領てもっと後だよな、GIMてオデッサ前に実戦配備されてた?
などなど、そんなもんどうでも良いじゃん!的疑問が凄く邪魔をしてイマイチ感情移入出来なかった…
こう言うものだ、と割り切って普通に楽しめば良かったんだけど、
なんだろ?今回はやたら気になってしまって大失敗してしまいました
まぁ、それを差し引いたとしても、機動戦士ガンダムTHE ORIGINの一エピソード何話分かをまとめてみました的作品でした
オリジナルの方が人間臭くて好きかな
ククルス・ドアンの島が劇場版になるという時点で謎で、劇場に行くほど...
ククルス・ドアンの島が劇場版になるという時点で謎で、劇場に行くほどじゃないなと思っていた。primeまで待とうかと思っていたが、友人が劇場でBlu-rayを買ったということだったので、せっかくなので視聴することに。
その前にアニメ版を見直すことにした。10年以上前に見た記憶があるものの、全然覚えていなかったのだが、作画が酷いなんてもんじゃない。どこを見ているのか分からないリュウ。顔だけでなくボディも崩れまくったガンダム。旧ザクのように細いザクII。出撃したガンダムの手持ちがビームライフル→バズーカ→ビームライフルと目まぐるしく変化するシーンはさすがに二度見した。普段作画なんて気にしない自分でも「え?」と思うレベルである。
しかしまぁ1話完結にしては綺麗にまとめられていて、特に作画以外は違和感なく観ることが出来た。
ところがどっこいこの劇場版はどうだ?
子供が多すぎてこんな岩だらけの島でどうやって自給自足してるんだ?という疑問が沸いて来る。
滝まであったアニメと違って、スコールで喜ぶなど水すら希少そうな環境。
呑気にアニメ同様クワで土を耕してる場合じゃない。
せっかく尺が5倍くらいになってるのに無駄なシーンが多すぎる。これだけ時間があるのだから、ドアンが脱走兵になるまでのシーンをもっと入れるとか、意味深に何度も「ドアン」と呟かせていたセルマ・リーベンスとの関係を出すとかもっとやりようがあっただろう。しかも小説版ではキャラクターに深みがあり、サザンクロス隊というやられ役でしかない連中にも魅力があるようだ。特にエグバなんかは何故ドアンを憎むのかその理由も明らかになっている。その情報を知り、自分は小説版の方に興味を抱いたくらいである。
無駄に多いヤギの描写シーンや、井戸を直したり、灯台を直したり、そんな日常生活に尺を割いたせいで戦闘シーンは控えめな上に、ホワイトベース隊の扱いが酷い。いくら歴戦のサザンクロス隊が相手と言っても、それはないだろという散々な状況。また、「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」のシーンを実際にやってしまうのは正直ドン引きもの。なんでこのシーン入れたんだ?
アニメ同様の「あなたの体に染み付いている戦いのにおい」も、脱走兵の追撃というお題目があったアニメと違い、島の秘密なんて要素を足したばっかりに要らない感じになっている。そもそも環境的に恵まれた場所でもないこの島に連邦、ジオン双方に敵対してまで留まる意味あるの?という感じだ。まぁ脱走兵の追撃が目的なら、ジオンが見ていないところでザク沈めても意味無いじゃんってのはアニメもそうなのだが。
ネタバレしない範囲で書いたが、全体的に残念なんてもんじゃない。設定に整合性が取れていないのだ。アムロが行方不明で何が起こるか分からないのに、そんな島にフラウ・ボウだけじゃなく、カツ、レツ、キッカまで連れて行く。シャアがどうのなんて丸々カットでいいし、島の秘密や戦略のことを考えたら少なくともサザンクロス隊だけに任せるレベルじゃないだろう。最終決戦はヤギに誘われて全員で観戦。流れ弾とかちょっとは考えろよと思ってしまう。という訳で個人的には残念極まりない出来だった。
甘いお菓子の様な作品
良くも悪くも、安彦先生の作品でした。
THE ORIGINの補完をされようとなさったのでしょうが、「アリオン」や「ヴィナス戦記」からさほど変化はしていないように感じました。(クラッシャージョウは高千穂先生の原作がありますので、ちょっと雰囲気が異なります)
ずっと漫画家として活動されてこられたので、歴史的な流れの考察から生み出された人物設定などは見事だと思いました。世界観よりも、そこに存在する人物を中心として物語が紡がれているような気がしました。例えばWBクルーが特に何もしていなくても、視聴者が勝手にストーリーや世界観を構築してしまうのです。なのでドアンが何をしていようと裏は無く、本人が語っているそれ以上でもそれ以下でもありません。これは安彦先生の各漫画でも似たような傾向があります。今回は設定がガンダムなので、一層視聴者に想像を委ねられています。現に赤いザクが一瞬画面に出た際、多くの観客が「シャアが出た」とその背景まで想像できるのですから。(ガンダム初見の方にしてみれば何の事だかわかりません)
ストーリーが淡々としているように感じるのは、安彦先生お得意の『ボーイミーツガール』が入っていなかったからだと思います。
カーラがその役を担ってもよかったのでしょうが、カーラの気持ちはドアンや子供たちに向いていて、何も進展しませんでした。アムロがもっと子供たちになつかれていれば少しは流れが変わったのかなと思いました。
が、ラストで『カツ・レツ・キッカ・ハロ』がアムロを迎えにくる事で、ドアンと同じように「自分にも守る人達がいるんだ」という心の成長が生まれます。これでドアンに引け目を感じずに堂々と生きて行こうという覚悟が出来たのだと思います。
これはガンダム最終話のアムロがア・バオア・クーからの脱出の際に子供たち3人がアムロを導くという事の伏線をを張られたのではないでしょうか。
ともかくアニメ映画には必ずと言っていいほど、視聴前の予備知識が必要です。あまり細かい事にこだわらず、素直に楽しめばいいのではないでしょうか。
それでも気になった点は、
・ザクの喉元にナイフを当てて脅しをかける必要性があるのか。普通ならコクピットを狙う。見た目には絵になりますが。
・巷で言われている「ガンダムのビームサーベル2刀持ちはス
ゲェ」はTV版ガンダムでもすでにやっている(対ギャン戦などで)
・ククルスドアンのヒットを脇に見つつ、富野由悠季監督は『Gのレコンキスタ』をガンガン創られていらっしゃるので、そちらにもっとスポットライトを当ててほしい。
という事です。
トップガンに勝つなんて
良いお話しだったから、作画し直すってのが事の発端だったような気がするが、出来上がったものは残念のカタマリでした。
特にキャラクターの表情や身体の動きがすべて気持ち悪かった。安彦の動きに似せようとして、全然別物になってしまった感じ。
安彦さんは監督なんかせずに、発起人+作画監督の立場で映画化に参加すべきだったと思います。
その方がやりきった感が伝わったと思います。
安彦の看板に引かれて1900円ぼったくられた感しか残っていません。
安彦さん、本当に納得していますか?
トップガンの方がお得感が溢れてますよ。
作画崩壊という言葉は無かった
当時は崩壊しているのが当たり前だったから。
子供が観る物は、実写もアニメも「まんが」と呼ばれていた。そんな時代、ガンダムは未知の視聴者層に向けて放送された。今となっては、ひとそれぞれの想い入れが強く、皆を満足させる作品を作ることは、不可能だろう。本作は「別物」として充分楽しめた。
気になったのは3ヵ所。
アムロらしい踏んづけ方があったのでは?何故リュウさんじゃないの?の疑問に答えてくれないスレッガーの活躍。
ドアンの岩は、ダメージ与えられなくてもモノアイに当たって相手を逆上させる...ぐらいはして欲しかったな。
アムロがガンダムで生身のジオン兵を踏み潰すシーンがありました。 映...
アムロがガンダムで生身のジオン兵を踏み潰すシーンがありました。
映画館には小学生以下のお子さんを連れた観客もおられました。
当該シーンは上映すべきでは無いと思います。
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