機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
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ファーストガンダムの中で、ククルスドアンの島と時間よとまれの2話は...
ファーストガンダムの中で、ククルスドアンの島と時間よとまれの2話は本筋と関係ないけど印象的なエピソードで記憶に残ってます。
TVの20分程度の話ならいいけど、映画となるともっと話を深掘りしないと面白くないですね。
昔の声優さんが揃わないのは仕方ないけど、ちょっとずつキャラが変わってるのも気になっちゃいました。
懐古趣味の人向け
ジオン公国と地球連邦による戦争が繰り広げられていた時、ジャブローでの防衛戦を耐えた地球連邦軍は、ジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略する作戦に出た。ホワイトベースは、作戦前の補給のためベルファストへ向けて航行していたが、その途中、無人島に潜む残敵の掃討を任務として指示された。島に降り立ち捜索を開始したアムロは、そこにいるはずのない子どもたちと一機のザクと遭遇した。そして、ザクとの戦闘でガンダムを失ってしまったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会った。さてどうなる、という話。
ガンダムファンじゃないから、テレビアニメとの違いをうんぬんする気はないが、なぜ無人島と思われてた島にあんなに多くの子供がいたのかをもう少し説明してほしかった。
一部を切り取った様なストーリー(実際、初期のテレビアニメの15話が基本らしいが)が劇場作品としてどうかというと、ファン以外にはオススメ出来るレベルの出来じゃない。
40数年前の懐古趣味の人向けだと思う。
モビルスーツ戦はだいぶ改善されてるけど生活描写が駄目
MS戦は見応えがありましたが、ジオン側が何故か1対1で戦ってくれていて
裏切り者に対する戦いとしては、ちょっと引っかかるなって思いました。
映画全体として島の暮らしを描くのに尺を大分割いてました。
ただ、ちょっと長すぎかなって感じましたし、やはり子供が多すぎます。
一面焼け野原になった島で申し訳程度に畑は有るけど
あんなに沢山の子供を養うのは無理がある。。。
ヤギのミルク一杯取るのが大変な目を見ているのに
普段の食事で十分な量のパン、野菜、スープが提供されていて違和感がすごかった。
子供4、5人でも十分物語を作れたと思うし何であんなに増やしたのか本当に謎。
あと、一番興を削がれたのがシリアスパートに入ってからの
ヤギのギャグ演出、、、流石に要ら無くないですか?
人間ドラマが無い
美しい海と沈む夕日、緑豊かな自然…
戦争を生き抜く為に必死なアムロ少年は、心が荒んでいて地球の美しさに気づくことができない
ドアンには子供達の為に戦う理由があり、そこには深い苦悩と葛藤がある
親を失った子供達は子供ながらに、戦争の理不尽さを必死で受け止めて、ドアンを頼って生きている
皆が戦争の被害者であり、物語は戦いの連鎖の悲しみに溢れている
ドアンと子供達との出会いを通してアムロ少年が人間的に成長できたからこそ、ドアンが醸し出す戦いの臭い、兵士としての未練を感じとることができた
それがラストでザクを海に棄て、ドアンの兵士としての未練、戦いの連鎖を断ち切るというアムロの行動に繋がるし、それがドアンにとっての救済となる
という、TV版第15話で描かれていた人間ドラマの描写がごっそり抜け落ちている。
そのかわりに何か新たな人間ドラマが挿入されているのかといえば、中途半端なものばかり。
連邦、ジオン双方の上層部のやり取りやサザンクロス隊など。
これは全くの別作品ですよ
というのであれば、それはそれでいいが
ドアンは「大家族の為に戦うお父さん」のような存在であり
アムロは「ガンダムさえあれば僕だって…」というガンダム頼りの存在から脱却しきれないので
ザクを海に棄てるアムロの行動と、それに理解を示すドアン…どちらに対しても納得させる物語が無い。
作品全体のテーマと説得力が弱く
人間ドラマが無い。
懐かしくて見に行ったけど?
いまいちでしたね。ドアンが島で暮らすに至った描写が少なすぎて、感情移入できませんでした。
他のメンバ-の活躍も、バトルアクションもなかったのは辛かった。子供達のシーンが長くて、メリハリがなくてものたりなかったです。アムロが生身の人間を踏潰すシーンは、見ていて痛々しかったですが、期待していただけに、残念です。パンフレットが売り切れって、初めてで驚きました。そんなに、見に来る客がいないと思ったんでしょうか?
ガンダムの中では番外編なので初心者にも見やすい作品
初代『機動戦士ガンダム』のアニメ第15話『ククルス・ドアンの島』の回の映画化作品。
当時は制作スケジュールの余裕のなさから作画崩壊と叩かれたが、そのデッサンの崩れたような鼻の長いザクを、限られた部品で修理を重ねた結果の外見、と設定にしてしまうとは恐れ入った。
初代ガンダムの中では番外編的なお話で本筋とは直接的には関係ないため、1つの劇場作品としてそこまで前提知識がなくても見られるようにまとまっています。
脱走兵や戦争孤児などの問題にも触れられていて単純なロボットアニメに留まらないテーマ性のあるお話でした。
CGでなめらかに動くザクやガンダムの戦闘シーンも見応えあり。
焦点が定まらないというか
何度も見たガンダムの中で、あんまり印象がないククルス・ドアンの話。
中学生ぐらいの時、この話が好きだという友達に良さを語られてもよく分からなかった。
でも、大好きなガンダムなので見に行っていました。
ガンダムってアムロを中心とした成長物語だったのに、ドアン側にも焦点を当てたのはいいのですが、焦点がぶれてしまった感じです。
イマイチ、感情移入できないというか。
スレッガーがやられる所がドタバタだったり、サザンクロス隊がドアンと戦うときは行儀良く順番待ってたりな所もなんだかな~と。
オリジン全体をアニメ化した1エピソードなら良かったのかもしれません。
機動戦士ガンダム(オリジンver)
TV版と異なるのは承知のうえだけどオリジン版ガンダムで徹底して欲しかった。
ドアンの島ならシャア要らないし挿入曲も無理繰り感があるし
TV版でもオリジン版でもない中途半端な感じ
単なる長編化ではなく。
公開前の安彦監督が述べたウクライナ侵攻とガンダムの世界観を重ねたコメントの重要さや、戦争孤児を生む悲劇を、我々は解っている様で解っていないと思い、アニメというビジュアルを通して深く考え直す良い機会だと思いました。
映画の感想ではありませんが、周辺国の軍事的緊張が高まると、皆さん「もっと強力な装備品を!」「我が国も核配備を!」と即効性のある手段を声高に言いますが我々は同じ過ちを一定期間に繰り返さないと生きて行けないのか?
それよりも、国連を大改革し戦争を起こした国が国体崩壊するほどのペナルティを課せられる仕組みを作ればいいと思います。
戦争でいい思いをするのは軍需品企業のお偉いさんと癒着のある悪魔の様な政治家だけです。
安彦監督の「陽」
気付いてみれば、過去の安彦作品はちゃんと劇場に足を運んで観ていた私。
ただ、それはどちらかというと彼の描くあの天才的なキービジュアルやポスター・イラストに誘われたのだ、と言わざるを得ない。
監督には申し訳ないけど。
実際のところ、劇場作品としてはあまり好きなモノは少なく、特に最近は結構ハードな話のはずが、あの「陽」な人物描写によって物語をウソ臭く陳腐に見せていると感じることも多い。
それでも劇場に向かってしまうのは、やはり安彦監督の才能をワンシーンでも多く摂取したいと思うが故。
しかし、やはり今回も「顔芸」「オーバーリアクション」といった「陽」な描写や演出が、本来この『ガンダム』という内向性の高い物語とはあまり食い合わせが良くない、と感じてしまった。
もっと言うなら、この作品が令和の今公開された意味、そして誰へのどんなメッセージが込められているのかと考えた時に、昭和のコメディ丸出しのこの演出は決して奏功していない。
登場人物の活躍は最後までどれも中途半端だし。
決して映画としてつまらない、というつもりはない。
時代劇の様な殺陣や登場シーンの醍醐味も確かにある。
ただ、ガンダムとしてどうなのか、と考えると、ポジティブに評価するのはやはり難しいのかな、と思わざるを得ない。
「ガンダム」とは何かを教えてくれた
40年以上前のテレビシリーズを一部抜粋した映画で、個人的に興味を抱いて観に行きました。正直、コアなガンダムファン向けで興味本位で観に行かないほうがいいかも。しかし、ガンダムで戦う15歳のアムロ・レイが、敵兵の大人をガンダムの足で踏み潰すシーンは何とも言えない生々しい瞬間でした。
自分は好きだった!
ORIGINが大して好きじゃなかった自分としては、あんまり期待もしてなかった映画ww
【安彦良和】って人と、【ガンダム】について自分はあんまり話合わないと思うから…
でもファーストガンダム題材なら、観に行きたくなるのは仕方ない事。
そのくらいファーストガンダムが好き。
ストーリー的に、正直何度も見返したい映画でも無いってのはストレートな意見だけど、見所はあったと思う。
当時使われていた楽曲なんかも刺さるポイントだったし。
ただ「モビルスーツガンガンやって欲しい」とか、「戦争のえげつなさが観たい」を期待するのは違うかな?
例えるなら「細田守監督のアニメ映画が半分入ってる」って捉えて観たら面白いかな?
なんかそんな感じだった。
モビルスーツ戦はアニメクオリティ高かったし、ガンダムが戦ってる所なんか感動モンだった。
サザンクロス隊のザクもメチャクチャ格好良くて、アレのプラモ作りたくなりましたww
…流石【令和】
人間模様として、ホワイトベースクルー皆の優しさも描かれていたし、嫌味が無かった。
個人的に好きだったのは、【マ・クベ】が作戦失敗した時に高笑いしたシーン
ちょっとした伏線を、【マ・クベ】の発する台詞回しで回収して、締めたのが気持ちよかったww
低評価を気にしてたけど、結果観に行って良かったです。
設定、ストーリー、作画、演出全てが惜しい!
まず良かったところ、、
最新の絵柄、技術でファーストガンダムのキャラとメカが見られたことですね、、
声優さんも、アムロ、カイ、シャアといったオリキャス陣は、もはや神話級?の素晴らしさですし、ユニコーン以来の鈴置氏の魂を継承した成田氏は言うに及ばす、オリジンからのキャスト陣も違和感なくて良かったです、、特にミライ役の新井氏はオリジンのときの藤村氏が休業されてるということで、急遽配役されたと聞きましたが、とても役に合っていて、これまた良かったと、、
何よりドアン役の武内氏が最高でした!武内氏の上手さは前から知ってましたが、それでも唸らされましたから、、、(何せ実年齢25歳の武内氏のドアンが実年齢68歳の古谷氏演じるアムロよりどう聞いても歳上だという、、これは古谷氏の凄さでもありますが笑)
ここからは残念だったところと、どうすれば良かったと思うかを語ります!
少しでもネガティブなことに触れたくない方や、ネタバレを避けたい方はここで読むのをおやめください、、
また、かなり長くなりますので、悪しからずご了承ください🙇♂️
今回の映画は全体的に惜しいという感想に尽きるんですよね、、設定、ストーリー、作画、演出どれも惜しい!
まず設定では、折角オリジンのタイムラインでキャラはスレッガーを、メカはジムを出しているのに、あのヤラレ方はないなと、、時系列的にもオデッサ前とは言えジャブロー後なんで、カイにしてもだいぶ戦い方は分かってきてる筈だし、ましてやスレッガーはもっと有能な筈なので、、、
ストーリーも、ククルスドアンをフィーチャーするなら、いっそ最初からドアン視点にして、アムロやホワイトベース隊を島に侵入して来る異物として描写した方が、初見の観客にも入り易かったと思うし、もっとドアンの過去を掘り下げることも出来たかと、、、
ドアンの過去をフラッシュバックで描いて、子どもたちと暮らすことになった経緯を語らないと、何故あそこまで子どもたちがドアンを慕ってるのか分からないし、そもそもあれだけ優秀な兵士のドアンがジオン軍を脱走した理由も分かりにくいです、、、
更に脱走の経緯を描くということは、必然的にサザンクロス隊との因縁を描くことになるので、クライマックスの対決がより盛り上がった筈です、、
次に作画ですが、あまりに安彦タッチの再現を追求し過ぎているかなと、、安彦キャラは魅力的ですが、表情づけや動きがややオーバーなので、オリジンのコミックではあまり気にならなくてもアニメートすると野暮ったくなると感じます、、これはオリジンのアニメのときから感じてたことです、、、
一方でユニコーンは、安彦キャラを他の方がアニメートしているので、そうした野暮ったさは感じられず、とても魅力的でした、、バナージにしろミネバにしろ良かったです、、、
そして演出ですが、これまで触れて来た設定、ストーリー、作画すべてと関連しますが、一本の映画として、観客の感情コントロールに失敗していると思います、、
視点人物(通常は主人公だがそれ以外でも可)が定まっていないため、感情移入しづらいのです、、少なくとも私はアムロにもドアンにも感情移入できませんでした、、、
ドアンは、ストーリーのところでも言いましたが、彼の背景が語られないので感情移入しづらいです、、
アムロはもっとやっかいで、そもそも今回のアムロはオリジン準拠のキャラなので、私からするとファーストの彼とは別人で、、、まずそこに引っ掛かりました、、
そこは置くにしても、アムロを視点人物にしたときのドアンの見え方がはっきりしない、、シャアやランバラルのように乗り越えるべきライバルや敵ながら学ぶところのある大人というような位置付けがないので、アムロの行動原理が分かりにくいです、、ドアンに反発するでも共感するでもなく、ただ隠されたガンダム探しているだけなのに、最後はドアンに説教めいたことを言ってザクを海に投げ捨てるという、、、
それに終盤でアムロがガンダムで生身のジオン兵を踏み潰す描写はいただけません、、前後に葛藤がないので、戦場の過酷さを体験したアムロの成長ということに繋がらず、必然性がないと思います、、
すみません、めちゃくちゃ長くなりましたが、以上が今回の映画の感想です、、、
発想はすごくいいと思うのですよ、埋もれたストーリーを語り直してファーストガンダムをリメイクするという、、それだけに惜しい!!
割と興収がいいみたいで、ガノタとしては嬉しい半面、上記の惜しいところを改善すれば、きっとハサウェイ以上の大ヒットになると思います笑
画の進化は凄いですなぁー◡̈♥︎
面白い試みの本作!!
うぅっすら記憶にあった話だったのですが、あえて復習なしで観てきました。
ブライト艦長たしか未成年だったよなー、相変わらずフラウ生足だなーと懐かしかったです。
マ・クベが実は1番の文化人やろ!とツッコミたかったです笑
作品自体も、のほほんからの実戦でとても刺激的で面白かったです。個人的には、あのカラーリングのザクがカッコ良すぎて‼️デザートザク系が推しの私にはハマります❗️
ジムの勇姿も、細かいメカ描写がカッコよく“細けぇ事ぁいいんだよ!”と思わせる説得力がありました。
今後このスタイルに期待です。個人的にはラル氏の一連をやって欲しいですが、時間的(話数的)に難しいかもですね。
となるとミハル・カイの話が現実的かなーと思いますが…凄い大人な作品になりそうですが。笑
ともあれ、画も綺麗でとても見やすく、是非ご鑑賞下さいませ!!
かっこいい戦闘と
ガンダム好きの同僚と鑑賞
率直な感想を言うとドラマパートはテンポが良くない。でも難しい設定は入れず初見さんにも解るようにされていたと思います。
戦闘シーンはカッコいいですよ
ドルビーで見たせいか光と影のコントラストが迫力を増していて怖さも感じます
原作を全く知らないとキツいかもしれませんが私のように一度くらいなら見たことがあるという程度でも楽しめるんじゃないでしょうか
安彦良和さんは子供好き?
安彦良和さんは、アニメがあくまで子供向けであり、「テレビまんが」と呼ばれてた時代からの人です。ガンダムはシリーズを追うごとに大人向けになり、殺伐としたものになりましたが、初代ガンダムが十五少年漂流記をベースにし、その雰囲気を残していたのは安彦さんがいたからじゃないか?と今回感じました。この作品はジブリみたいだと言われてるようですが、安彦さんは実はこういう作風の方が合うのではないかと思いました。
(もっともスポンサーはガンダムじゃないとダメだと言うでしょうが…)
月がどちらに出ていようが、本作はガンプラを売る為のブースターOVA
TV版は30年間以上鑑賞していないが、ガンダム(1年戦争)世代なので、とうぜん劇場で観ました。
TV版「ククルス・ドアンの島」でアムロ・レイの撃破数は0だったので、
1年戦争時のカウントに MS3機を加え、MS145機、艦船9隻となった。
ただし、人間的には問題アリで、
無抵抗な人間を"踏み潰す"非道ぶりは 流石「白い悪魔」と言われるだけのものがあった。
ちなみにライバル シャアアズナブル は佐官(高級将校 )であり、左遷されていた時期もあるにもかかわらず、"打倒 アムロ"に執着し過ぎて、
1年戦争時の撃破数は MS3機、艦船12隻 でしかない。
とうぜんシャアはエース(撃墜王)ではない。
ジオン公国の地球上での 最重要戦略秘密基地 での島部守備隊が、マットアングラー1隻という
あまりにもショボ過ぎて。。。
それでも基地備蓄(小麦粉等各種レトルト品)は相当あるはずなので、子供達ばかりの暮らしには事欠かないだろう。
じゃがいもと思われる丸型畑は ドアンが子供達に何かの仕事を 与える為の教育(働かざる者食うべからず)に過ぎないので、ドアンもテキトーに畑仕事をして、お茶を濁す。
「パリは燃えているか?」と言う割に、ミリタリー感覚が薄い制作スタッフだが、いくら中学生相手の映画でも
この秘密基地攻防戦に軸をおいた構成にした方が、作品的には盛り上がっただろう。
ガンタンクは嫌いではないが、原作と同じく支援用MS(ガンキャノン)2体編隊はバランスが良い。
本作での音楽センスは非常に良かった。
ガンダムシリーズなら「MS IGLO(OVA全9話)」が渋くて、大人好みでいい。
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