劇場公開日 2022年5月6日

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死刑にいたる病のレビュー・感想・評価

全419件中、61~80件目を表示

4.0阿部サダヲの演技が凄い

2024年2月14日
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サイコパスの人心掌握力の描写に説得力があった、悪事を悪事と認識しながらも皆が許してしまう独特の怖さが良かった。グロシーンは気持ち悪かったので目を逸らした。

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ジェニー

3.5最後の解釈を見た人に任せるのではなく、キチンとはっきりさせて欲しか...

2024年2月13日
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鑑賞方法:VOD

最後の解釈を見た人に任せるのではなく、キチンとはっきりさせて欲しかった。
スッキリせずにモヤモヤが残る
内容は面白かった

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isao

3.0想像とは違った

2024年2月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

てっきり羊たちの沈黙的な感じかと思ったら阿部サダヲ劇場でした笑
思いのほか地味、岩田君はロン毛ボサボサでもかっこよい
元がよいとなんでもかっこいいなぁ
ラストは衝撃!ぽかったけどそこまでてもない
灯里ちゃんの役の子はかわいくて魅力的
阿部サダヲの洗脳が刑務官にまで至るのは面白い笑

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まあ映画好

3.5消化不足

2024年2月4日
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鑑賞方法:VOD

ストーリーはミステリーサスペンス。
終始、阿部さだおが不気味で、全てを操作しているような印象。
最後まで阿部さだおに振り回される映画でした。

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ちん

2.0映像でのグロテスクな描写がなければもっと高評価になる作品

2024年1月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

好きか嫌いかで言われればグロテスクな描写があり嫌いな方ではあるものの引き込まれる部分もあった。主演の阿部さんはこのような重い作品のイメージがなく、意外ではあったが異様な役柄を違和感なく演じきっており、改めて演技力の高さを感じた。岡田さんも同年代の俳優とは少し違う雰囲気を持ちつつ、経験が少ないながら上手い役者というイメージであったが、今作で非常に高い演技力を感じ、これからが一段と楽しみな役者になった。岩田さんは今までのイメージとかなり違い、台詞が少ないながらこのような役柄を上手く演じたように思った。これらの点と全編通して静かな事、裁判や面会シーンのリアルさ、中盤からの内容には引き込まれる部分があり、ペットセメタリーぶりの吐き気がして観るのを止めようかと思うほどの冒頭のグロテスクシーンでの低評価(ここまでだけなら☆0.5)を押し上げての☆1.5に近い☆2.0
この異常ぶりをグロテスクに映像で表す必要性は正直ないとは思うし、その方が多くの観客に異常者の心理を客観的に見せる事で社会派作品になるのではないかとは思う(そういう演出であれば☆3.5以上つけたかもしれない)が、原作もなのかこの映画の演出がなのかあくまでダークエンターテイメントにしている感じなので、私の好みとは違う方向性で作られたのだろうと理解する。
一点その描写はいるのか?と思う所があったが、なるほど無くても良いがもう一要素足す意味だったのかと思った。

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モンブラン

3.5嫌 という記憶だけが残る

2024年1月18日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

鑑賞後すぐにレビューすれば良かった
と、つくづく思わせられる作品。
なぜなら、今作は再度鑑賞したくないので
思い出してレビューしなくちゃいけない。
しかし、うろ覚えで
書くのは辛い。

記憶力は無いほうで、
おかげで何回も同じ映画を楽しめる
というメリットがある。

しかし今作は、しばらく観たくない。

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Don-chan

4.0面会室のアクリル板にうっすら映し出されるふたりの顔

2024年1月4日
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怖い

知的

難しい

ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めた雅也。しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった―(公式サイトより)。

原作は「イヤミス(読後、嫌な気持ちになるミステリー)」に分類されたというが、本作も後味は悪い。しかし、後味の悪さはだいたい、わたしたちが普段、蓋をしているなにかが描かれていることに由来する。

例えばそれは、大人になっても抜け出すことが難しい生育環境の影響であったり、成長の過程で自己が肯定される喜びを逆手に取った洗脳だったり、結局のところ、自分は何者でもないのだという空虚感だったりする。阿部サダヲ演じるシリアルキラー・榛村(はいむら)は、自分が生きるために「必要」と位置づけ、これらを駆使し、悪行を繰り返す。

印象的だったのが、本作でメインともいえるほどたびたび登場する榛村と雅也の面会室でのシーン。ふたりを仕切るアクリル板に双方の顔がうっすら映し出される演出が多用されている。例えば、ロードムービーの金字塔「パリ、テキサス」では、拘置所の面会室のような小部屋で裸を晒す戯女として働く失踪した妻と、彼女を探し当てた夫がアクリル板越しに電話で話す場面があるが、そこにうっすら映し出される双方の顔は反対を向いていた(はず)。

長く分かり合えなかったふたりを表す象徴的なシーンだが、本作では榛村と雅也はアクリル板越しに同じ方向を向いているように映し出されている。Fラン大学に通う何者でもない雅也が一時的に、榛村に傾倒しかかったようなタームとの符号を思わせ、白石監督のきめ細かな演出が光った。

阿部サダヲの狂人っぷり、水上恒司の小声っぷりは言わずもがな好演だったが、本作で初めて知った宮崎優は良い俳優になりそうな気配がした。

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えすけん

4.0サイコパスの天才的な人心掌握術

2023年12月25日
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鑑賞方法:VOD

最近邦画サスペンスを観まくってるなかの秀作。
阿部サダヲと岡田健史の演技もストーリーも良い。
心理的なサスペンスに引き込まれました。

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個人備忘録

3.0毎度ミステリーにありがちな・・・

2023年12月2日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

僕はどうも日本のミステリー映画の抱える上から目線と言うか、どれだけ伏線引いてどれだけ観客を欺けるかに固執するあまり映画としての美しさ、映像としての調和性、映画のみが持ちうる美学のようなものが疎かにされているように感じる事がある。その点韓国のそれには一定の美学が根底にあって、とても好感持てる。その一方で本作品のようにてんこ盛りの伏線をこれでもかこれでもかと繰り出し、挙句の果てにあの最後・・ちょっとなぁ~そう言うのは小説でやってくれの世界。

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mark108hello

3.5惜しい

2023年10月8日
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興奮

キャストが。阿部サダヲは良い役者だけど彼独自のカラーが強い。「こんな人が犯人だったなんて!まさか!」というくらいインパクト少ない俳優だとより面白かったかもしれません

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モロッコガール

3.0見当違いなレビューだと承知しています

2023年10月1日
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高校2年生〜大学4年生までデンマークの哲学者であるセーレン・オービエ・キルケゴールの研究をしていました。
彼の最も有名な著書はおそらく、死に至る病だと思います。

日常生活でキルケゴールに触れられることは滅多にないのでこの映画のタイトルを見て、大好きなキルケゴールに少しでも関係があるかと期待してみましたが無関係でした。

キルケゴールのいうところの死に至る病は絶望です。
彼にとって絶望は罪でもありましたが、シリアルキラーが死刑になることとは全くもって異なります。
ざんねんでした。
映画としてはゾクゾクして面白い部分も多かったです。

私と同じようにキルケゴールが好きで映画をみようと考えている人もいるかもしれませんので、レビューに残しました。

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ふみ

2.0榛村のキャラクター設定に納得できませんでした

2023年9月19日
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榛村のような怪しさ全快男のどこらへんに他人を信頼させて心を懐柔させる要素があるのだろうかと終始疑問でした。被害者の学生と偶然会うくだりも全く自然じゃないし、学生側もいくら若いからって不審に思わないって何事でしょうか。榛村というよりは、榛村を信用する周りにドン引きです。何も共感できません。あとラストシーンも安っぽくて、好みではありませんでした…。

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mmm

1.0S・キングの「ゴールデンボーイ」じゃないか

2023年9月14日
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ぞっとさせる生々しい仕掛けを沢山盛り込み、これでもかと見せつける。その巧みさと意地の悪さは鮮やかだが、これが延々と続き、エスカレートしっぱなしで終わる。ちょっとした嫌悪感を覚えた。

制作側は、この不気味さを伝えるのは役者の腕の見せ所、演出の見せ所と張り切ったのかもしれないが、観て気持ちの良い要素は何も無い。阿部サダヲは上手いと思うが、こんな仕事は断るべきだった。

幼い兄弟が刃物で傷つけ合うくだりで気持ち悪くなった。サイコパスの凶行を隠れ蓑に、人間性の根本的な何かを否定してみせる事を楽しんでいるようだ。原作者は、人生を肯定するポジティブな何かを織り込むことは考えなかったのか。

スティーブン・キングの小説「ゴールデンボーイ」を読んでアレンジしたような内容。色々な意味で遥かに劣るが真似したんだなと。

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Yuk

4.0どうにもこうにも苦手な分野

2023年9月12日
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悲しい

単純

イヤイヤながら見てしまったけどやはり苦手
危うく操縦されそうになるかと思ったけど榛村大和の言葉にだんだんと興味が薄れていく
最近気になっているドラマで『ミステリと言う勿れ』があります
こんなことを言っていました
日本はいじめられる方を逃がそうとする、問題なのはいじめる側、いじめられる方に問題があるのではなくいじめる側に問題があるのだと
カウンセリングや正すべきはいじめる側なのだと
かねがね私もモヤモヤしていたのですがそれを聴いてスッキリです
いじめる側の病が世界中の大人や子供、社会の上から下や金持ちや貧乏人に関わらず誰でもかかってしまう病なのだと思います
この病のタチが悪いのは唾や空気ではなく見たり聞いたり噂だけでもうつってしまう感染力の強さにあります

おかしい世の中だ

正気に戻すために今まさにクレージーキャツをSpotifyで聴きまくってます
悲しいほど楽しくなる曲ばかりで心が落ち着きます
いじめはいかん!
「わかっちゃいるけどやめられない」なんて言わせてたまるか!

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カルヴェロ

2.5感染する病気?

2023年9月3日
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一線を超えるのは、意外と簡単なのか、
大きな溝があるのか?
病気には他の人にうつる病気とうつらない病気がある。
うつるには遺伝的と感染するものがある。
この病気は感染していくものなのか?

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上みちる

3.5羊たちの沈黙か

2023年9月2日
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悲しい

怖い

役者が素晴らしかった

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邦画好き

3.0安心感

2023年8月28日
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悲しい

怖い

難しい

阿部サダヲさん演じる榛村が、連続殺人鬼とは思えないほど、どこか安心感があり観ているのにこの人なら信用できると思ってしまいます。事件を解明しようとしていくほど、驚きの場面があり、最後は想定外すぎてエンドロールに入ってるのにも関わらず、呆然としてしまいます。

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ナギサ

3.0テンポは良かったが雑な描写も

2023年8月14日
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退屈する事なく楽しめた。テンポが良いと心配なのが雑な描写。車に連れ込むシーンや殴打のシーンなどは雑だった。阿部サダヲの演技力は流石。含みのある終わりも良かった。

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ななお

4.0狂気

2023年8月5日
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 いゃ〜恐ろしい。連続殺人犯大和のジワジワ殺すやり方があまりにも恐ろしいし、日頃はパン屋の店主として人当たりも柔らかく、穏やかな人物であるギャップもとても怖い。小さな町で子供を相手の連続殺人、もっとはやく逮捕できそうだけど。
 犯人から雅也の元に送られた手紙から雅也が調査し始めるが、最後の殺人の犯人を突き止める。警察は何故見落としたのか、無能すぎる。金山演じる岩ちゃん、誰だか最初わからなかった。なかなかの役作り。
 雅也の母が大和と幼馴染だったが、常に何も自分で決められない母。ちょっと観ていてイライラ、自分の子を1人で出産したこと、死産だった子供を大和と一緒に燃やしたことなど、やはり決められず、大和が決めた事なのかな。
 凶悪な事件を調べるうちに、雅也の性格が変わっていく。付き合い始めた彼女の爪が気になる様子。怖い怖い。でもどういうこと?彼女と金山はどういう関係?彼女もまた爪に興味がある?彼女もヤバイ?
 白石監督のこの手のヤバイ映画はやはり面白い。阿部サダヲの力量もやはりすごい。

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アンディぴっと

2.0結局、死刑に至る病とは絶望なの?!

2023年7月29日
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鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

単純

内容は、主人公の筧井雅也大学生が、ひょんな事に、23人連続撮事件犯人と繋がりがあったことから紐付けられる自身の過去や家族の姿を問いただし様々な角度から自分自信を見つけようともがく話。印象的な台詞は『爪綺麗だね。』と爪をひたすら写すシーンがホラー感出ていて怖かったです。トロフィーとしての爪にあれ程拘りがあった事への悲しさを感じましたが、気になったのが爪剥がすシーンで、あんな風に簡単には剥げないし上に剥がすと爪が割れてしまいます。リアルに欠けている所が残念でした。印象的な場面では、最初の水中からアベサダオ写すシーンで、誰か沈められているのかと思われるシーンが微妙だなと感じました。二重に声をダブらせたり、反射を利用しガラス越しの相手を魅了。そして自分の思う様に操る瞬間は、心象表現として面白かったように思います。印象的な、シチュエーションではミスリードの荒さと、内容の無さもさることながら、幼少期のトラウマばかりを免罪符に使う薄さが作品の奥行きを浅くしてしまいホラー映画に収束してしまった感が否めません。死に至る病が絶望であるとキルケゴールが言った言葉を安直に物語化したものだと思われますが、現実的に掛け離れたファンタジー的内容をもう少し推敲する必要がある様に感じますし、観ているものを揶揄っている様にも感じました。

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コバヤシマル
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