死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
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色々な伏線が回収される
日本アカデミー賞からひたすら気になっていた作品です。
大量殺人犯役が阿部サダヲ?!こんなん絶対おもろいやん!
いつか絶対観よ!と心待ちにしてました。
このサイコパス役は阿部サダヲにしかできない。
(もしくは佐藤二朗)
少し前まで放送されていた阿部さん主演のドラマではバラエティ感満載でオモシロおじさんだったのに
今回のサイコパスシリアルキラー役への転身具合がもう私の語彙力では表現できないほど素晴らしい役者さんですね。
岡田健史くんも素晴らしい。ぼそぼそ喋る感じがまたいい。
寝る前に観て寝落ち寸前の書き込みなので小学生並みの感想しか言えませんがとにかく良き。楽しめた。
“みんな彼を好きになる”
マインドコントロール
水上恒司さんが好きでこの映画を見てみましたが、拷問のシーンに気分が悪くなり見なければ良かったかとも思いました。
誰かとこの映画を見ようとしている人は相手を選ぶかもしれません。気分が悪く吐き気も出ました。
物語が進むにつれて、それぞれの心理描写に引き込まれました。悪い環境にいるものほど優しくされるとその人を信奉し対象者の洗脳が可能になる。
看守の態度の変化や村人の言動からも人の心に入って行く榛村のマインドコントロールの恐ろしさを感じました。
自分の父かもしれない、凶悪犯罪者のDNAが受け継がれているかもしれないと思い込み殺人を犯そうと気が狂ってしまった様子も、よく心の葛藤が描かれていました。
最後の最後はビックリしました。原作ではどんな風に描かれているのか、細かなストーリーが気になる映画でした。
衝撃のラスト
犯人はサイコな人物で完全に頭がイカれている。ラストまでサイコなシーンのダメ押しがあって、 これで監督や脚本家の趣味の悪さからやっと解放されて ほっとした。
動画配信で映画「死刑にいたる病」を見た。
2022年製作/128分/PG12/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2022年5月6日
阿部サダヲ
水上恒司
岩田剛典
中山美穂
予備知識無しで見はじめる。
知っているのは阿部サダヲ主演ということだけ。
映画が始まってからわずか9分後にとてもキツい描写がある。
「うわあ、こんな映画だったのか」
見たことを少し後悔するが、我慢してそのまま見る。
これは猟奇快楽殺人、しかも被害者は24人という
とんでもない殺人鬼の話だった。
あとで白石和彌監督の作品だと知った。
白石和彌監督と言えば
「孤狼の血」「彼女がその名を知らない鳥たち」
「日本で一番悪い奴ら」「凶悪」など
犯罪に関する作品ばかりだが、これもそうだった。
劇中で何度も残酷で眼を背けたくなるようなシーンがある。
登場人物はエキセントリックな人ばかりで、
榛村(阿部サダヲ)、雅也(岡田健史)、雅也の母親(中山美穂)、
皆どこかで繋がりがある。
そんなことあるか?
と突っ込みたくなるが、
これはお芝居なのでしょうがない。
犯人(阿部サダヲ)はサイコな人物で完全に頭がイカれている。
ラストのラストまでサイコなシーンのダメ押しがあって、
これで監督や脚本家の趣味の悪さからやっと解放されて
ほっとした。
見応えはあったが、2度と見たくない映画だと思った。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
後半の続きは原作では明かされてるが、映画では明かされず。 原作の映...
阿部サダヲのサイキックな眼差しに吸い寄せられる
「孤狼の血」の白石和彌監督お得意のスリラー作品。阿部サダヲ演じる史上最悪の連続殺人鬼の鳥肌が立つほど異様な生きざまがスリリングに描かれていて、割と現実でもありそうな印象の強い映画でした。特に、阿部サダヲのサイコパスな演技がすごくて、あれほどの怪演を見せられる彼の表現力に脱帽です。
それにしても、あの瞳は何なのでしょう。目の色彩は完全に失われ、見れば見るほど引き込まれてしまいます。本当のサイコパスもああいった目をしているのでしょうか...。拘置所に身を置く連続殺人鬼・榛村と、彼から手紙を受け取って事件を調べ始める大学生・雅也との面会のやり取りは静かで淡々としていますが、それすらも異様な光景として目に映ってしまいます。作品の雰囲気として、そういった部分を際立たせているのでしょう。そして、事件の真相を追えば追うほど、一度入ったら抜け出せない沼へと誘われてしまう、スリリングな展開は僕はすごく好きです。目を覆いたくなるけど、作品そのものがそれを許しません。サイコパスを存分に味わわなければならないような感覚を覚えました。
見るのを少々ためらってしまうけど、何だか見たくなるこういった作品が今後もどんどん増えていって欲しいですね。
阿部の拷問シーンは観るに堪えなかった。 PG12どころではなかった...
死刑にいたる病
原作との相違点はかなりある。特に…
本作の最大の魅力は殺人鬼役を務める阿部サダヲでしょう。
彼の演技はとても凄いです。
この映画の7割ぐらいは彼の演技力に持っていかれています。
ですが、この映画の問題点も阿部サダヲにあります。なぜなら原作では殺人鬼は超絶なイケメン設定だったからです。
原作では超絶なイケメンだったからこそ、誰も警戒せず、被害者さえ心を許し、惹かれ、24人も殺害できたという設定です。
なので映画版の阿部サダヲさんでは普通に怪しい人間ですし、速攻で逮捕されそうにしか見えません。
…この映画を見た方ちょっと想像してください。もしこの映画の犯人役が超絶イケメン俳優だったらどうなるか?
…どうです?
全然違う映画になりませんか?主人公たちがどんどん犯人に心を奪われていく様子がすんなり理解できませんか?
…それが原作なのです。全く映画とは異なります。
阿部サダヲさんの演技自体は素晴らしいので文句が言いずらいのですが、原作とは根本的に作り変えられています。
映画の彼が突然、体を触ってきたらちょっと気持ち悪いです。
映画だけ見た方は「なぜこんな怪しい奴が24人も殺して誰も気付かなかったんだ?」と疑問に持ちませんでした?
あれは原作ではあまりにもイケメン過ぎて周りが彼をかばっていた設定があるからなんですよ。
ちなみに映画のラストと原作のラストも全く違います。
個人的には映画のラストが凄く良かった。だけど映画のラストに納得できない方は原作も読んでください。
彼女はああなりませんので…。むしろ彼女は原作では空気です。
その代わり別の人物が…
想像とは違った
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