ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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変わったホラー映画
60年代ミュージックにロンドンが舞台。レトロでお洒落な感じに服飾科の学生が幻影から起こるホラー。
なんだか不思議な変わった面白さ。
途中飽きたが、また盛り返しながらエンド。
好き嫌いが分かれそうな映画。
随所に普通のホラーでは経験のない鳥肌がたった。
ちょっとした傑作だ
ずっと悪夢を見ているかのようなだった😅でも物語とシナリオがよく練られていたからずっと引き込まれていた。特に終盤はすべてが解明されたスッキリ感と驚愕の展開がおもしろかった❗️これぜったいネタバレ厳禁だな笑。ベイビー・ドライバーの監督らしくテンポとカメラワークが素晴らしい。青と赤のポップ調の色彩はいやでも印象に残る。それと雰囲気がヒッチコックのめまいを彷彿させた。ヒロイン二人の数奇な出逢い。この二人ともえらくかわいいから彼女たちを見るだけでも価値がある笑。きれいに着飾って髪を変えるだけでまるで違う魅力がでる。この監督さんは女性の魅力を引き出すのが上手いね。あと映倫の年齢指定が+15だったがこれは辛い評価だ。そこまで過激なシーンはない。
面白いんだけれども…
幽霊の立場がなんとも違和感。救われたいならちょっと行動が違うのではないかと思うんだけどなー。が、なかなか先の読めない展開は面白かった。誰が犯人?と結局種明かしまでわからなかったし。殺しのドレスやらサスペリアやら赤青のビビットな画面やらパクリかリスペクトかわからないけどこれらも見ていて楽しかったなー。
裏の裏、お見事でした
第六感って、本当にこんな感じで見えてしまうのかしらってくらいリアルだった。
60年代と現代を行き来しているような錯覚、少女が精神を蝕まれていき表情までも変わっていく様が見事に描かれていた。
オリジナル脚本だし、60年代の町並みや音楽ファッションもあり、なかなかなかなか見ごたえあり。
私の推理が見事に外れ裏の裏、やられました。その結果にわぁぁぁぁっとなった(笑)
エロイーズを演じたのが《OLD》の長女だったの今ごろ気づき、今作はめちゃくちゃ可愛くさらに大人っぽくなっていてウットリしちゃった(*´∀`)
グッドメロディにのせて不安と恐怖が踊る
ポップミュージックを信じている作品だった。
ポップミュージックのメロディとリズムに合わせてきちんと怖いホラーを描けてしまうとは。
女性の潜在的な恐怖感を反映した幻影の怖さ、オールディーズへの憧れ、ロマンティックさ、裏側のグロさ、がどんどん映像で溢れてくる。
その溢れるテンポが実に音楽的なのだ。
だから心地よく、ただしっかりと怖い、というあまり観たことない映画になっていた。
ジャンル映画のアップデートの担い手としてのエドガー・ライトに、リズム感の良い映像の連打という記名性が強く刻まれた良作でした。
満足っ!
何とも変わった映画
全くどんな内容でどんなジャンルかも知らずに見に行きました。
タイムリープ・ホラーらしいけど、ホラー要素は少ないですね。
映像が凝っていたり、音楽が懐かしかったり、主演のトーマシン・マッケンジーが可愛かったり、色々と楽しめました。
魅力的な衣装でした
夢の中で別の女性と繋がって、それが現実に近づいていくという、見ていて今は夢なのか現実なのかをわからなくなるような作品でした。
サンディーの変わっていく衣装が魅力的で、それだけでも楽しめました。
ただ、常連客は仕方ないとしても大家さんの名前くらいは覚えてなかったのが気になりました。
ロンドンオカルト探偵
複雑な内容かと思いきや、わかりやすい展開、よくある話だった。映像は魅力的、音楽は世代的にピンとこなかったけど、どの曲も作品の雰囲気にマッチしてて楽しかった。ホラーとゆうよりサイコサスペンスって感じ。
とにかく、主演の二人がカワイイことカワイイこと。画面に出てくるだけで華やかに、賑やかになる。やはり美人は大正義だと実感する。衣装もカワイイ。内容はよくある話だけど、映像美とか役者とかで他の作品とはきちんと差別化できてるんじゃないかと思う。
それにしてもロンドン、とゆうかソーホー?て街はあんなにも暗くてドロドロした街なのか…。この映画で見るロンドンは今も昔も魅力的には感じなかった。それが監督狙いなのか、うーん。
2021年圧倒的NO.1
最近のハリウッドは、シリーズ物の焼き増しや小説漫画の実写化ばかりでネタ切れしていて、金儲けばかりで糞つまんないけど、完全オリジナル脚本で神設定・神視覚効果・神演出になってる今作は2021年を代表する映画!最高!エドガー監督!!
どこへ行く気だ?私はここよ…魅惑的なスウィンギング・ロンドンの裏の顔から逃げられないぞ!
クラシックホラーへのオマージュに満ちた、映画とロンドンの街に宛てたラブレター --- あるいはノスタルジアと性について
"見た"!全映画ファン待望の新作は今までの作品とは明らかに違いながら、まちがいなく疑う余地のないエドガー・ライト作品。たとえあなたがいつまで経っても『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』と盟友サイモン・ペグ&ニック・フロストとの作品やアメリカデビューに大成功した『ベイビー・ドライバー』が好き/特別であっても(過去に囚われている?毎作系統違いすぎるのでもちろんそれもいい)、本作は映画監督/作り手・表現者としてまちがいなく歓迎されるべき変化/進化(『ゴーン・ガール』『マンク』など近年のフィンチャーと違って?)!だからどの監督もみんなホラー映画撮るべきだ!本当にスゴい、演出巧い人ってやっぱり何撮ってもちゃんと怖いしメチャクチャ面白いんだなと実感。映画の申し子、今世紀のタランティーノような立ち位置エドガー・ライトがまたもやってくれた!例えば『血を吸うカメラ』『欲望 BLOWUP』『サスペリア』『サイコ』『キャリー』『シャイニング』など本作でも様々な名作を彷彿とさせる瞬間がありながら自分の色もしっかりと出してくるのは映画ファン冥利に尽きる。殺害シーンのカット割り、身の毛もよだつほど最高で目見開いて釘付けなってしまった。
目眩のするような夢の世界へようこそ。エロイーズとサンディ、トーマシン・マッケンジー × アニャ・テイラー=ジョイと今をときめく美しき演技派2人の共演から目が離せない。そして、過去にタイムスリップするなり、まるでテクニカラーのようにスクリーンいっぱいに広がり弾けるカラフルで華やかな色世界は圧巻の一言で息を呑むよう。スタイリッシュでスリリング。音楽センスは相変わらずの折り紙付きで漏れなくサントラ欲しくなっちゃうやつ。それまで出してきた手札で戦う、前フリ/気の利いた展開やオチは、あらゆる事が出し尽くされた今日の知ったか映画ファンにとっていわゆるサプライズというほどのインパクトを誇るかはさておき、流石に気持ちいい。けど今回はもはや作家主義におけるそれと言っても過言ではなかろう監督得意のユーモアのセンスは身を潜めており、その点でジョン・カーニーが『once ダブリンの街角で』を作って、アメリカでの『はじまりのうた』から、再び母国でプライベートな要素を多分に感じさせる『シング・ストリート』を撮ったのとは意味合いが違う。けど、本作もまたエドガー・ライト監督にとって私的な作品であることは疑う余地なしな新章突入、その到来を感じさせる傑作。
I got my mind set on you~Downtown~♪ That's a pretty name!
私はここよ
私はここ…
これは新たなブリティッシュ・インヴェイジョンか?ロンドンは刺激の強い怖い街 --- 通りの数だけ物語がある、部屋の数だけ死体が眠ってる。悪寒の走るような男性の薄気味悪さ。女性の夢を食い物にする男どもの薄汚い欲望の捌け口として過去作よりセックスアピールを過去最大に発揮するアニャ・テイラー・ジョイに魅了されるのも束の間、見たい夢は見たくない夢に様変わりし、悪夢は正夢になっていく。そうやって一見豪華絢爛きらびやかなショウビズ界を中心とした恐怖を描きながらも、作品は一貫して女性の夢の実現を応援する強いメッセージが心に残る。余談ですが今年は『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の瞳に映る世界』『最後の決闘裁判』そして本作とあらゆる時代の"男ってクソ"映画が揃った。ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティは本当に最高。
P.S. 『The Sparks Brothers』はやく日本でも見られるようにしてほしいな〜。
また「本日、司会進行務めさせていただくのは」奥浜レイラさんですか…(『ボーダーライン/ソルジャーズデイ』『街の上で』『ハロウィン・キルズ』は確実!他にも『ゾンビ』『CLIMAX』辺りはそうだった気も…。『アメリカン・アニマルズ』は映画秘宝のやらかし編集長だったことは覚えてる、監督に向けて足組んでるのがなんだか不愉快で)。「司会進行市場、そんなに人材不足ですか?最初の韓流ブームのときのチェ・ジウですか?その仕事ください!」(※映画のことになると早口饒舌になります)…などと思っていたらゲスト長濱ねる!今まで無論こんなに華のあるゲスト登壇なくて、今回も期待していなかったので余計にテンション上がった。最高すぎるって!
けど映画に人生救われてきた者としては、それもエドガー・ライト監督がスクリーンに大写しになるまでか…。他の2人が答えているときとかもずっとエドガー・ライトの時間拘束しているのを見るのはなんだかMステで(好きじゃないけど)グリーン・デイとかが他の出演者と一緒に番組中ずっと自分の出番まで雛壇に座っているのを思い出して、少し申し訳なくなった。待ちに待った観客からの質問タイム、聞きたいことなんていくらでもあったのに手も挙げられなかった自分バカ。夢聞かれて「不老不死になって今まで作られたすべての映画見たい」って言っていたのが印象的だった。奥浜さんの「撮影はマスコミに限ります」って100回くらい聞いた気がする。スクリーン出たら階段からエントランスに出るところまであちこちでマスコミが座り込んでパソコン開いて撮ったばかりの写真確認してる光景はなんだかシュールでした。
「昔の服は質がいい」
勝手に関連作『ミッドナイト・イン・パリ』『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ホラーというよりミステリー
トーマシン・マッケンジーがとっても可愛らしいです。
それだけでも結構満足できるのに映像も音楽も脚本も
しっかりしておりお勧めの作品に入りました。
節々で鏡を使った映像表現がありますが
上手く使われており特に記憶に残るシーンとなりました。
ロンドンの怪しげな魅力に呑まれる…
60's ロンドンの怪しげな魅力… 夢と現実が目まぐるしく混濁し、羨望の対象であったソーホーの街並みが果てしない深淵の闇へと変貌する身震いするほどの恐怖。そこにある種の共感を生み出す構成の巧さ。そして、映画全体を通して、エドガー・ライト監督の60年代の映画や音楽へのリスペクトが感じられる。ラストナイト・イン・ソーホーはホラーでもあり、スリラーでもあり、そしてサスペンスの要素も混じっていて、とにかく不気味で怖いけど、目を奪われる美しさがあって、終始心を掴まれる。
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