沈黙のパレードのレビュー・感想・評価
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ガリレオシリーズファン、福山ファンとして
すごく面白かったですよ。論理と感情が交錯したような…そんな感想を持った作品でした。作品関係者の皆様、ありがとうございました。
沈黙と献身
オープニング素敵でしたねー。もしかしたら一番グッときたシーンかもしれません。 それもあってか、個人的にはだいぶ中弛んでしまったのですが、ストーリーの構成上仕方がないのかな?なんて思ってます。 予備知識はそんなにいらないと思われる作りでしたが「容疑者Xの献身」は観ておいた方が迫るものがあるのではないでしょうか。今回は、晴れて「教授」になった湯川先生(ネタバレという程ではない)の大人になった大人気のなさを堪能する物語だったような気がします。悲しい物語のハズがそのポイントで何だか一人ほっこりしておりました。丁寧な作品です。
映画にする程でも、、、
・ドラマな感じでも充分な内容な気がしました。 ・個人的に容疑者Xの献身、 真夏の方程式どちらも越えれませんでした。 ・殺された女の子も、犯人も身勝手すぎる様な。。。 ・飯尾の演技が上手くて良かったです。 ・最後の終わり方があまり好きではなかったです。 追記 禁断の魔術の方が映画よりもマシに感じました。。。
ミステリーとしては起伏が少ない
歌手デビューを目前に控えていた少女が死体で発見された。最有力容疑者は警察の取調べを完全に黙秘し…。 ガリレオ劇場版3作目。開幕から既に辛く目が離せない導入は見事で序盤は引き込まれたが、ミステリーとしては起伏が少なく個人的に前2作には及ばなく感じてしまいました。
何と言っても湯川と内海
何と言っても湯川と内海ですよね。やっぱりしっくりきます。 それと柴咲コウは変わらずきれい。すごいです。 物語は導入からずっと続く、悲しみの連鎖でやはり少し重たい。 二人はもちろんの事、他の俳優陣もとても豪華で、全体的に安定感が感じられました。 そんな中、北村一輝の存在感は一際大きく、その芝居は実に見応えがありましたね。 今回は物理学アプローチより、湯川を含めた全ての人間性に重きを当てていたのも新鮮。 随所で小さな伏線が多数張り巡らされており、最後の最後まで一定の緊張感が保たれていました。 エンドロールで流れる「ヒトツボシ」も、作品をより深く染み込ませるような歌詞でした。やっぱりKOH+があると違う。 いや、実に面白かったです。
絶妙にスッキリしない
ストーリーラインは無理矢理つなぎました感が半端ない。 ガリレオ的な要素は申し訳程度にしか無く、しかも序盤でその謎解きがほぼ終了してしまう。 真相究明のキーになる湯川の気づきもあまり冴えていない。(てかおばさん怪力過ぎません?笑) 犯行にせよ何にせよ、動機が不自然過ぎて全然感情移入出来なかった。 被害者にしろ犯人にしろ、人物描写が中途半端なせいで全く魅力の無いキャラクターになってしまっている。 沈黙を続けることで有利な立場に持っていく犯人の巧妙さとか、被害者の才能や努力が垣間見えるエピソードとか、そういう演出が欲しかった。 容疑者Xの献身と同じシリーズとは思えないくらいの出来の悪さ。
丁寧な大衆向け王道ミステリー
良くも悪くも、とてもテレビドラマ的なつくりの作品。一つ一つを物凄く丁寧に描写し、台詞で全て説明し、回想シーンもしっかり全てを出して、繰り返す。誰もが理解できるミステリーになっていました。 人気テレビドラマシリーズの映画なので、こういったつくりになるのはしょうがないし、つまらなかったわけではないのですが、ちょっと物足りない…。 展開はかなり序盤で読めますが、じっくりゆっくり進むので冗長気味だしクドイ。パレードのシーンもあんなに長く描写した意図が謎だし、湯川先生と商店街の人々との交流シーンも長くて退屈…。 また、実力派の俳優陣が揃っているのに、キャラクターの心情表現がめっちゃ短絡的なのも残念。草薙や商店街の面々は、見た目のボロボロさややつれっぷり、声を荒げて激昂するなどで苦悩を表していましたが、あの俳優陣なら心の奥底にある感情を別の方法で演じてくれたのではと勿体無く感じました。 ちなみにメインキャスト以外のモブキャストが、揃いも揃って棒読みなのは何故ですか…ガリレオレベルでも細部まで凝ったつくりには出来ないのかと悲しくなりました… 「容疑者Xの献身」が大好きなので、なんだか不満が多くなってしまいましたが、ミステリー映画として一定の満足度はありますし、また次回作が観てみたいです。
1作目には遠く及ばす
出だしの見せ方は完璧。中盤まではミステリーとして楽しめたが、ラスト近くなるに従いチグハグ感がちらほら。 被害者の悲劇性が希薄になったのが致命的かも。 物理学者の出番も弱い。 つまらなくはないけ1作目には遠く及ばす。
劇場版のガリレオって感じ
よくも悪くもいつもの劇場版のガリレオって感じか ガリレオ感を楽しめたから本作も満足はしたが、1作目が良すぎたんだな… まぁ2時間で描き切るには内容が大きすぎるよな…よくまとめた(詰め込んだ)なと思う ちょっと説明臭いシーンが多くて、ある程度は観客の想像に委ねてもよかったのかも
湯川先生への期待
前2作で推理とストーリー展開に期待しすぎてしまったかもしれません 新作映画として観たらもっと楽しめたかもしれませんが、 どうしても湯川先生の映画となると1作目の怒涛のストーリー展開を期待してしまいました 北村一輝さんの演技が凄すぎて観ている方も苦悩してしまいます
これで終わりなのか?
福山雅治の演じるガリレオは文句なしに彼の代表作。特に「容疑者Xの献身」はテレビドラマ発の映画としては異例の名作だった。ガリレオの劇場版もこれで3作目。さすがに観客動員を考えて柴咲コウを復帰させたように見える。たしかに懐かしい。久々の2人のかけあいもよかった。 でも、何より驚いたのが脚本のうまさ。登場人物も多いし、少し複雑な真相になっている原作をきちんと2時間にまとめてきた。演じている俳優陣もよかった。うまいこと作ったと思う。 それでもやはり思ってしまうのだ。やはり「容疑者Xの献身」は超えられなかったと。それは続編が背負わざるを得ない宿命みたいなものだ。そもそも、原作が容疑者Xを超えていないのだから映画がそれを超えられるわけがない。 ただ、最後に素晴らしい歌声のジュピターが流れて終わりに向かったのに、柴咲コウの歌声でそれを上書きされるのは困惑した。話題作りとしては正しいと思うが、柴咲コウがあまり好きではない自分にはマイナスでしかなかった。しかもエンドロールで流れたのはガリレオのダイジェストのような映像。これでガリレオが終わりなのか?
ん〜
実に問題作だ。 映画と原作の違いはこの際気にしないとして。 気になる点は、兎に角盛り込みすぎていることと、編集と音楽にはかなり問題があること。 音楽はその映像をどう観て欲しいかという作り手から見る側へ的確にサポートできるアイテムなのに。 今どういう感情で見れば良いかというアシストになり、その中身を盛り上げる最大の武器なのに。これが全く活きてない。 飯尾さんはとてもよかった。檀れいさんと戸田菜穂さんは入れ替わった方が良い。戸田菜穂さんの方がああ言われる雰囲気作りが上手いと思う。あんなに愛されキャラの長女がああいう言動をする過程が全くないことへの違和感を少し軽減させてくれたはず。 まぁ、この違和感は原作でも気にはなりましたが。 あと、登場人物の多さによる感情の乗せどころが全く誘導できていない。 前作、前々作のハネたところだけを合体させたような作りで、とても残念な仕上がりでした。 湯川先生の良さが活かせてなかったぁ〜
福山が及川光博にしか見えなくなる呪いにかかった
いやぁ福山がもう及川光博にしか見えない。マジでもうそれにしか見えない 容疑者Xが中学生の時見た記憶あるんですけど、かれこれ10年ぶりだったので殆ど覚えておらず、あれ湯川さんてこんな気さくな性格だったっけ、あれ草薙さんてこんな感情爆発系キャラだったっけと思いつつ鑑賞 殺人の動機が全体的にん? そんなんで人殺す? ストーリーとしてはまぁうんうんという感じですが、あんな年間何本もミステリー書いてるのに次々に新しいの思いつく東野圭吾ってすげぇ。
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