沈黙のパレードのレビュー・感想・評価
全367件中、301~320件目を表示
冒頭のジュピターの歌声で
かなり心をつかまれました。
オープニングで主要な登場人物の現状が描かれます。
その時点でこの人物はこれからこの物語にどんな風に関わってくるんだろうか、誰がキーパーソンなのかと自分の中で想像が膨らんでストーリーに引き込まれました。
東野圭吾氏の作品は犯人のしたことは決して許されないけど、でも犯行に至る気持ちは痛いほどわかる…みたいな心の葛藤で苦しくなる事が多いけれど、今作はそこまでの葛藤は起こらなかったです。
良くも悪くもわりとサラッと客観的に見れました。
追記
映画公開の翌日にSPドラマ「禁断の魔術」が放送されたことを知りそちらも見ました。
湯川先生登場の時の音楽とか数式をぶわーと書くところ。うわ〜これこれ!とテンションが上がりました。
内容は、どんでん返しはなかったけどハラハラする場面もありかなり面白かったです。
ただ、某政治家の射殺事件が何度も頭をよぎり心臓がバクバクしました…
物理学者じゃなくて名探偵湯川教授
実に面白い映画だったが、勝手に解決してしまった湯川教授
物理学者的なところが欲しかったのに残念です
超電導結び付けたかったのだろうが、不十分、ドライアイスで事足りましたね
もっとスマートな解決があったんじゃないかな?
それとお祭り騒ぎが少し過ぎてる様な・・・・・
久しぶりでも面白かった、で、泣けた。
10年ぶりでも面白かった。東野圭吾の原作は当然面白いと思うけど監督のまとめ方もうまいのか。15年間の犯罪の深さと関係者のそれぞれの悲しみがわかりやすく描かれててぐいぐい見入ってしまった。それに飯尾さん、うまい。歳を重ねたメインキャスト達の落ち着いき具合も嬉しい。
同窓会だよ、全員集合!
ゾンビランド・ダブルタップほどじゃありませんでしたが、懐かしさで同窓会気分だす!
でもでもでも。
ちょっと待て。何かが違う。ん?んんん?
コレ、メロディがちゃうやんか!
何?昔のドラマ版とは製作者が違うから、まさかのJASRAC対策?
物理の先生による種明かしパートのBGMだけが、残念でした。と言うか、ワクワク気分をぶっ壊すレベルて破滅的に残念w
でも懐かしかったです。科学的なカラクリ解明が殺害方法を解き明かす構成。真相に辿り着くまでの3段階段。寒暖ミックスの先生の人間性。キュートな新米刑事...じゃ無かったか、ここはw
北村一輝と酒匂芳を、そろって連荘すると言うレアな体験をしてしまいましたけど、まあ、コレが。二人が二人とも、振れ幅がデカくてw
冒頭のアマチョロ展開から役者さんの力を感じつつ進む「劇」でした。居酒屋に集まった役者さん、全員良かったのが映画のクオリティに直結してたのは間違い無いと思いました。
良かった。
普通に。
出口夏希に注目
火災現場から発見された遺体は数年前から行方不明だった女子高生のものだった。事件の容疑者は、草薙刑事が以前担当した少女殺害事件の容疑者で、黙秘を貫き無罪となった男だった。男は今回も黙秘を貫き証拠不十分で釈放され、死んだ女子高生が住んでた町に戻って来た。多くの関係者がその男に憎しみを持つ中、町の夏祭りのパレード当日、その男が亡くなった。死因不明のため、草彅と内海は湯川教授にアドバイスをもらいに行った。女子高生殺害の犯人は誰か、死んだ男の死因は何か、その犯人はだれだ、という話。
原作を読んでなかったから、結果に驚かされた。
湯川役の福山雅治と内海役の柴咲コウは変わらず良かった。草薙役の北村一輝の熱演が凄かった。それと、村上淳の悪っぷり、上手かった。
亡くなった女子高生の妹役の出口夏希が清涼感が有って可愛かった。
はっはっは!実に面白い!
福山雅治さん演じる天才・湯川先生
この方の仮説はほぼほぼ当たるので
この映画は推理を解く面白さではなく
その物語がどっちに転ぶかを楽しむ作品。
もーちょい物理学者ならでは!!
の解決方法は観たかったのは確か。
後半なんてもう刑事……あ、いつもそうか(^_^;)
そーそー!ずんの飯尾さん!
めっちゃ芝居いいですね!!
上手かったなー!
「忍法!メガネ残し!」
と同じ人ですよね?ってくらい(^ω^)
邦画的ではあれ、面白い作品ではある。
はっはっは!実に面白い!
悪い意味で原作を確認したくなった
映画としては面白い。ストーリーも悪くないし役者さんも悪くない。ただいくつか無理目な状況が気になってあまり高評価をつけれなかった。これは原作の不備なのか、映画化によって削ぎ落とされてしまったのか。
どうして同時公開?
『ヘルドッグス』と続けて見たから、役者の被り方が面白い。北村一輝は、ヤクザより刑事の方が合っているかなぁ。酒向芳は、警察からしがない作業員に役が変わったけど、個性はそのまま。村上淳は、よりヤバさを出していて一番印象に残った。こんなヤツ、死んで当然と思わせる演技がすごい。
冒頭のジュピターの歌声で心が洗われ、ずんの飯尾の迫真の演技で泣いてしまっただけに、真相は知りたくなかった。ミステリーとして面白いんだけど、ちょっと無理があるかな。
なんだかんだ言っても、最後まで楽しめるエンターテイメント作品でございました。
だんだんと人間に近づく
愛とはなにか。
子供とはなにか。
そして今回
人とはなにか。
家族とはなにか。
人間と接していくことで、だんだんと人間に近づく湯川。
ガリレオ長編シリーズに触れるとそれが本当に読み取れる。
今回"も"
ほぼ物理的・化学的なことは内容の1/5程度。
あとは湯川の並外れた洞察力で事件を解決。
ガリレオの雰囲気を存分に堪能できる映画でした。
残念なところは中盤あたりから淡々と進んで行き、重厚感が無いように感じられた。
小説と比較するのは違うかもしれないが、小説は驚きがあり、インパクトがあった。
賛否両論ある事件の核心もいきなり現れ、違う意味でのインパクトがあった。
葛藤をもっと入れ込んで核心に持って行ったら賛否両論は薄れたのではないか。
前2作と比較してしまうと見劣りはあるが、ガリレオ好きは満足だろう。
まぁもし次があるとしたらあまり期待しない。(透明な螺旋)
沈黙のパレードは小説だとすごく良かったが、次のは小説でもつまらないから。
次々と明らかになる真相にひきこまれる!
事件が起きる前の被害者の少女の愛らしい姿を最初に見せることで、犯人とされる人物に対しての悪感情を観客にも植え付ける演出がかなりきいてきますね。
パレードのシーンで、いろんな人がちょこちょこ動いててこうなんだろうなとか、アリバイ?とか色々想像をかきたてられるんだけど、ただ当初の想像から後半にかけて明らかになってくる事実がすごい想像の斜め上を行っていてすごかったですね。
東野作品って犯人側にも事情があったり切なかったりしますが、今回はかなり複雑に絡みあってましたね。
色んな方が取調べされるんですが、皆さんいい。
終盤椎名桔平さんと北村さんの無言が多めのシーン、横顔アップになる演出がすごかったですね。
息するの忘れるくらい集中しましたw
切なさ的には容疑者Xが上かもしれないけど、多くのドラマがある物語でした。。
今回がガリレオシリーズの完結編だろう
現在を読んでいたので混み入った話になるだろうと思っていたが、やはり容疑者Xの献身以上に重いストーリーだ。軽快なガリレオと思っていたら、辛い時間になるけど、最初からそのつもりで観に行ったが、それでも重い時間だった。これで東野圭吾のドル箱のシリーズが加賀恭一郎シリーズに続いて完結編だろう。ミステリーファンとしては寂しい限りだ。
複雑なパズルを判り易くまとめた
東野圭吾のガリレオシリーズの大ファンを自認する私としては、福山雅治演じる湯川教授を是認した訳ではないが、北村一輝演じる草薙刑事を了承した訳ではないが、それを差引いてもこの映画は原作の良さを殆ど損っていない様に思える。
正に近代ミステリーの粋を極めたこの原作は、序盤のあらゆる伏線を最後に見事に回収する秀逸さを持ち、最後の最後まで、ここが着地点では無いのか、まだ先が有ったのかと感嘆する快作である。
複雑に絡みあった難攻不落のパズルをどの様に解いて行くのか。
これを原作に映画化する難しさは相当の工夫と胆力が必要であったことだろう。
但し、原作を読んでいない場合、一回の鑑賞でどこまで理解できるかは不明である。
ガリレオだけど、ガリレオじゃない…
テレビドラマで人気を博した「ガリレオ」の劇場版第3作。過去2作は未鑑賞、原作も未読ですが、テレビドラマは以前に何話か観たことがあり、天才物理学者・湯川学の鮮やかな推理と個性的なキャラが魅力の大好きな作品の一つです。そんな「ガリレオ」の久々の新作ということで、期待を高めて鑑賞してきましたが、正直言って思ったほどではなかったです。というか、イメージとちょっと違いました。
ストーリーは、数年前に菊野市で行方不明となった女子高生の白骨死体が発見され、かつて少女殺害事件の容疑者で無罪となった蓮沼が捜査線上に浮かぶものの、彼もまた菊野市で死体となって発見され、内海刑事の捜査協力要請を受けた湯川教授が事件解明に挑むというもの。
冒頭、女子高生の並木佐織が圧巻の歌声を披露し、彼女を取り巻く人々が紹介されたところで時間が現在に戻り、捜査会議のシーンで今回の事件のあらましが語られます。主要人物と舞台背景の紹介をコンパクトにまとめた、上々の立ち上がりです。特に、佐織役の川床明日香さんの歌声のインパクトが絶大で、一気に引き込まれました。
その後、捜査協力を求める内海刑事の前に、満を持して湯川教授登場!柴咲コウさんや北村一輝さんが相応に歳を重ねてきたことが窺える中、福山雅治さんの昔と変わらぬ容貌に驚かされます。一方で、昔と変わらぬめんどくさい性格が垣間見え、そうそうこれこれといった感じでホッとします。(とはいえ、エンドロールで流れた昔の映像を観ると、福山さんもけっこう変わっていましたね。)
そして、容疑をかけられながらも証拠がなく釈放された蓮沼が、佐織の実家の料理店に現れ、ふてぶてしく絡んでから殺されます。このあたりの村上淳さんの演技はさすがです。舞台も温まり、さあここからガリレオの本領発揮…といきたいところなのに、なぜかテンポが上がりません。今回の事件を考えればしかたないのかもしれませんが、終始鬱屈とした雰囲気が流れ、今ひとつノリきれませんでした。加えて、見どころの科学的検証も何だかなーといった感じで、「まさかそんな方法で!」という気持ちになれませんでした。
本作は、被害者である佐織を想う人々が織りなすヒューマンドラマといった感じで、その点においては重厚な仕上がりになっていたと思います。ただ、自分のようにミスリードやどんでん返しや巧妙なトリック等を期待して観ると、やや物足りなさを感じてしまうかもしれません。次作は、人間よりも事件そのものに興味を抱き、物理学の知識と鋭い洞察力を駆使して、鮮やかに謎を解く湯川教授の活躍を期待します。
映画3作目
私は2作目で初めて知った映画です
その後1作目を見て好きになったシリーズです!
3作目もそれなりに楽しめます
私は好きなシリーズだけに期待してしまいます…
次作に期待します!
※追記
禁断の魔術観ました!
どちらかと言えばこちらを映画とした方が良かったのではないか?
そう思ったのは私だけか…
全367件中、301~320件目を表示