ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード

劇場公開日:

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード

解説

「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズと「アベンジャーズ」シリーズのサミュエル・L・ジャクソンが共演し、ひょんなことから殺し屋を護衛する羽目になったボディガードの奮闘を描いた2017年の映画「ヒットマンズ・ボディガード」の続編。以前とあるミッションでコンビを組んだボディガードのマイケルと殺し屋のダリウス。数年後、ダリウスの妻ソニアはマフィアに捕まった夫を救出するため、休暇中のマイケルを無理やり駆り出す。ダリウスの救出には成功したものの、彼らはなぜか謎のサイバーテロから世界を救う役目を負わされてしまう。新婚旅行気分のダリウスとソニアに対し、心身ともにボロボロのマイケルだったが……。ダリウスの妻ソニアを前作に続いてサルマ・ハエックが演じ、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマンが共演。前作に続き、「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」のパトリック・ヒューズが監督を務めた。

2021年製作/116分/G/アメリカ
原題または英題:The Hitman's Wife's Bodyguard
配給:REGENTS
劇場公開日:2022年4月8日

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(C)2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0R・レイノルズのやりたい放題が新境地へ。

2022年4月30日
PCから投稿

前作『ヒットマンズ・ボディガード』もライアン・レイノルズのトボケた神経症的キャラを活かした映画だったが、アクション大作としては新味が薄いとは感じていた。しかし今回の二作目は、キャラを野に放って、好き放題させたかのようなライアン・レイノルズ祭り状態。『デッドプール』や『スーパーコンボ』ともキャラ被りしているとは思うものの、ストーリーや細かい整合性よりもライアン・レイノルズ的キャラが最優先されていて、全編躁状態のような異様なノリがある。

サミュエル・L・ジャクソンも、今回はがっつり出番のはるサルマ・ハエックも、レイノルズに負けじとテンションのボルテージを上げまくっていて、ハリウッド大作でこれほどナラティブ軽視&キャラクタードリヴンな映画も珍しい。一歩間違えば悪ふざけが過ぎて空中分解しそうに思うアプローチだが、結果的にはジャンル:ライアン・レイノルズ映画と呼びたいくらい、純度の高さを感じるバカコメディになっている。やっぱり自分をジャンルにまで昇華させられるって凄いですよ。ナンセンス極まりないけど三作目も期待してます!

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村山章

3.5お気楽なドンパチ喜劇には不遇の時代

2022年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

単純

派手な銃撃戦、カーチェイス、大爆発に笑いもたっぷりでお気楽に展開する、ハリウッドお得意の活劇コメディではある。2017年の「ヒットマンズ・ボディガード」は評価はそこそこでも興収で世界的に大成功し、続編製作も当然の流れだった。

さて本作、優秀な警護人マイケル(ライアン・レイノルズ)が過去の失敗で精神を病み、仕事を離れイタリアでバカンスを楽しもうとするところから始まる。前作で警護した殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)がマフィアに拉致され、ダリウスの妻(サルマ・ハエック)が無理矢理マイケルに夫救出を手伝わせる。さらに、ギリシャの富豪(アントニオ・バンデラス)がEUによる祖国への経済制裁を逆恨みし、クロアチアのインフラを壊滅させたハイテク兵器でテロを企てて…。

…とまあ、こんな感じで欧州のあちこちで銃撃戦や大爆発が起きるのだが、マイケルが被弾や車の事故などでボロボロになりながらも軽傷どまりだったり、ダリウスと妻が新婚気分のままだったりと、お気楽ムードは一貫している。2018年製作発表、2019年撮影開始、当初は2020年夏公開予定だったというから、もちろん製作段階では今のウクライナ情勢など予見できるはずもない。

しかし、2020年春以降のコロナの世界的流行、そして今年2月末に始まったロシアによるウクライナ侵攻と、この2年ほどで世界は“平時”から遠ざかっていく一方だ。今この時間もロシアと欧州に挟まれたウクライナの地で戦闘が続き、大勢が死傷し、EU諸国が難民を受け入れ、経済制裁、情報戦、サイバー戦が繰り広げられているさなか、「欧州でのドンパチをコミカルに描く娯楽映画を観る」という行為に何か後ろめたいものを感じてしまうのは評者だけではないはず。もちろん作品に罪はない。少しでも早く、本作のようなエンタメを屈託なく笑って楽しめる日常が戻ることを切に願う。

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高森 郁哉

4.0静かで美しいイタリアの街並みに人間爆弾が暴走するライアン・レイノルズ主演映画らしいアクションコメディ!

2022年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

本作は、2017年の映画「ヒットマンズ・ボディガード」の続編だが、冒頭のシーンで前作の設定がほぼ分かるなど、本作からでも十分に楽しめる。
超一流のボディガード・マイケル(ライアン・レイノルズ)と、最強の殺し屋・ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)とのヤバい化学反応が炸裂するのは相変わらず。
主人公マイケルの輝かしいボディガードのキャリアに傷がつき、メンタル崩壊寸前の状況から始まるという、期待を裏切らないコメディ的な展開から終始、ライアン・レイノルズの表情と言葉のタイミングや間は見逃せない。
殺し屋ダリウスの妻ソニアも参入し、マイケルとソニアのコンビ模様も見どころの一つとなるなど、予想不可能な事態に追い込まれていく。
本作の設定は、ギリシャが財政破綻問題をEUから助けてもらう代わりに抑圧される、という現実でも起こった社会情勢。
現実世界では、ギリシャが何とか耐え財政問題は沈下した。ところが、本作ではギリシャの有力者がEUにキレる、というまさかの展開。
そして、回りまわってマイケルは謎のサイバーテロから世界を救う役目を負わされてしまう。
とにかくあらゆる展開がぶっ飛んでいて、「フリー・ガイ」や「デッドプール」並みにライアン・レイノルズの面白さが満載となっている。
もちろん結末も想定外で、全米1位の、このシリーズが埋もれているのは勿体ないと感じる。

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山田晶子

3.0ライアン・レイノルズって感じの作品

2024年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ライアン・レイノルズの不運なコメディキャラはやっぱりさすがです笑

あとキャストが豪華

深く考えずアクションを楽しめる作品

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ジュディス

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