CUBE 一度入ったら、最後のレビュー・感想・評価
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良いところも悪いところもあり
良いところ
グロさを抑えめにしつつなるべく派手さを見せようとしてたトラップの演出は個人的に好き。特に最後のトラップの演出は今まで見たことないような感じで良かった
悪いところ
感情と一緒にキューブの色が変わる演出がダサい。
あと女キャラがずっとキョトンとした顔してていかにも何かありますよ感が出てて実際そうでイライラした
完成度の高い映画だと感じた
やべぇ事が起きる時はちゃんとBGMで来るぞっといった感じ出すから心臓バクバクする程これから来る衝撃に怖がりながらも見れる、良い意味で気分が悪くなる緊張感があって良かった。原作の方では「なるほど...?(天才強い)」と理解する所が多く感じたが、今作では理解力乏しめな人(つまり僕ですが)でも十分楽しめる内容になってて面白かった!主題歌は合ってないと言う人が多いが、自分は「悲しみに座りくつろげるまで投げる匙も持てず、ただ生きていくだけだ」って歌詞含めて、しっかりCUBEを表してる気がして見事に合わせて来たなと感動こそしたが、合っていないとは思わなかった。
舞台を見ているような感覚
謎の立方体=CUBEに閉じ込められた男女6人の脱出劇を描いた密室スリラー。同じ空間での内容だけに舞台を見ているような感覚であり役者陣の演技力が試される。菅田将暉を中心に演技力には定評のあるキャストで安心して観ていられた。出来ればもう少し意外性のある展開が欲しかった。
2021-166
【努力賞】
オリジナルの「CUBE」は、あのCUBE自体が、社会システムを表象し、その中で生きる人の不安や軋轢を表しているように思えた。ただ、その中で、意志を疎通させ、協力してソリューションを見出すことが出来るのではないのかと云ったことも示唆していたように感じる。
これに対して、日本リメイク版「CUBE」は、閉じ込められる人々の人物背景を少し掘り下げたり、推測できるようにしたりして、CUBEの中で、トラウマと闘ったり、抱える怒りをぶつけたり、或いは、自分本位な姿勢から抜け出せない姿から、社会の歪みで足掻(あが)く人の姿を見せたかったのだろうか。
しかし、その試みは、あまり成功しているようには思えない。
なぜなら、オリジナル版は、個々が役割を果たすことによって構築されたCUBE自体が、作中でも語られる”不可抗力”という思わぬ結果をもたらすというフレームワークを提示して、僕たちの生きる世界の社会システムを想起させたのに対し、このリメイク版には、それがないからだ。
オリジナル版では、CUBEとは一体何なのかが、テーマの一部を構成していたのだ。しかし、リメイク版には、それが足りない。
オリジナル版も、リメイク版もステレオタイプな登場人物はいるが、それは、社会をデフォルメする際には必要なのだと思う。
やはり、CUBEとは一体何なのかを想起させ、登場人物の背景を中途半端に詳しく説明せずに想像させる方が、得体の知れないCUBEとの関連が逆にマッチするのではないのかと思うのだ。
因みに、杏さん演じる甲斐の存在は、物語の示唆するところを別の方向に向けてしまったように思う。
最後になるが、僕だったら、時生さん役の死体や肉片は、トラップCUBEのチェックに使うよな。
でも、時生さん、冒頭で笑っちゃってごめんなさい。
まあ、努力の足跡は伺えるので、努力賞というところ。
一度入ったら、センス悪かった。
これはさすがに配役狙い過ぎ。この人ならきっとこんな役柄だろうなと誰もがイメージする役をその通りやってしまった感満載。せっかくの役者陣がこれではちょっとお気の毒です。
トラップもしょぼい、意外性もない、キャラクターの側面も見えてこない、目新しい展開もない、この2人罵り合うやろうなって思ってた人物がお約束通り小競り合いを始める、その上同じ形の箱を移動するだけで案の定途中からかなり飽きてしまった。
そしてあの中学生は結局何で選ばれたんかな。後藤を罪に向き合わせる為のスケープゴート的な役割なんだったとしたらめっちゃいい迷惑やん。あの子こそバックグラウンドを知りたかったわ。で、主題歌もマリオが土管から飛び出して来そうでしたね。ほんま全体的にセンス悪くて至極残念。
ただ!なんだかな~って思ってエンドロール見てたら森本サイダーの名前が見えてひっくり返りそうになった。おそらく最後出てきた次のメンバーにいたんやろうけど、なんでメインで起用せんかったん!? 越智を森本サイダーがやってくれてたら絶対その部分だけでも面白くなってたはず!少なくとも私は芸風そのままで狂喜乱舞する彼を見てみたかった。改めて残念。
脚本の雑さ
不条理なシチュエーションをもっと生かした仕掛けや心理描写、謎解きを期待していたが、肩透かしを食らってしまった。自分の好きな役者をこれでもかと使いながら今年一番のがっかりドラマにしてしまった人が脚本だという不安が的中した。
ひどい脚本をなんとかカバーしようと役者と監督は全力を注いでいたようには思う。菅田将暉、岡田将生の演技はとても良かった。
主題歌についてポップな星野源は似合わないという感想が散見するがこの曲のどこがポップなのか理解に苦しむ。かなり深い源沼にハマっている私でも一度聴きではこの曲のカオスなイカれっぷりについていけなかった。星野源がいうにはこの曲に希望は全く込めていないそうだ。実際に映画館で流れる曲を聴いて感じた狂気と怒りは菅田将暉という稀有な才能を無駄遣いしている制作側に対する感情なのではないかとさえ思えてきた。MIKIKOが監督したMVのほうが映画よりもよほど熱量を感じる映像に仕上がっているのが皮肉だ。
うーん。W将生 将暉
個人的な意見です。
結構楽しみにして見に行きました。
予告的にはすごく面白そうだったのですが、、。
鑑賞後、友達と二人で出た言葉は
「え?なにがしたかったの?」でした
だれが主人公?
あの謎の少年が主人公なのかなって思ってしまいました。
杏さんは運営っていうか仕組まれた人っていうのはわかったのですが。
ほかの人の過去になにがあって
なぜこの場所に連れてこられたのか。
曖昧すぎでよく分からなかったです。
唯一言えることは岡田将生さんの壊れっぷりを見たい人はおすすめなのかなって。
菅田将暉くんの泣いてる姿を見たい人も。
主役級の俳優女優さんを使ってまで撮る映画では無かった。
まだ無名の俳優女優さんを使ってみてもいいのかなって思いました。
全体的によく分からない映画でした。
やっぱり、酷評だらけですね
下手に今の世相を取り入れようとしたり、
卜ラウマ克服の話を入れたりで、
CUBEという限定空間での人間関係を描くというオリジナルの良さが何処かに消えてしまいました
杏の存在もラストまでは空気なので、何でいるの?になってるし、肝心のラストがそもそも面白くないし
CUBEの存在理由なんて、どうでもいいんだよ、舞台装置に過ぎないんだから
なかなか面白かったよ!
立方体に閉じ込められた6人が、どのようにして閉じ込められることになったのか、とかそれぞれの過去が分かるともっとおもしろかったかな。斎藤工のはやく出なければならない訳や待っている人が誰だったのかとか、なぜ中学生がいるのかとか、モヤモヤが多すぎる。
ただ1人残った人物がまた新たなスタートをしたようだから、コレは延々と繰り返しているようだし、選ばれる人たちや、コレを行っている犯人?はとかもう少しはっきりさせて欲しかった。
元祖の映画も観てみたい!
いいんじゃないかと
観に行く前にレビューをみましたが、まあとにかく賛否両論で、果たして自分はどちらになるのかなと思いその点を楽しみに観ました。
結論は、どちらかと言えば面白かった派かな。
本場のCUBEも見た上で、仕掛けは時代もあるけどこちらの方が凝ってましたね。出だしの榎本時夫くんの死に様はなかなかエグかったです。
一部のレビューで言ってたように菅田将暉の回想シーンは要らないかなと思いました。
それに杏ちゃんの立ち位置もいまいち。
岡田将生の狂気に落ちていく様はなかなか面白かった。
子供は要らないですね。原作のようにサヴァン症候群の青年の方が数字のマジックを解くのに現実味があるのではないでしょうか。そこまで真似は出来ないってことですかね。その割に靴を投げ込んでトラップを見つけるのは同じでしたけど。
それと、とにかく最後に流れる星野源の歌はまったく話にならないくらいひどい。映画のサスペンス感を最後まで余韻として残すためにはこんな歌はだめでしょ。
前評判知らぬままに観たけどやっぱりといった感じ
まず前評判をまったく入れないまま観た。原作も観てない。
原作の設定がおもしろいから作品として面白くならないわけがないだろうと思ったけど、ストーリー激薄、キャラあいまい、矛盾点多すぎ、全くセンスを感じない映画でした。
映画ツウなわけではなく、大体の作品は楽しく観れるたちなのですが、本作品はなんというかしんどかった。
それぞれの登場人物が生き辛さや黒歴史を抱えていて、cubeという箱の中で生きたいと願う者同士の人間模様を描いていたのでしょうが、それぞれの過去や抱えている物が、うすっぺらすぎる。
そして脱出劇に関しても、え?なんでいまそういう思考になったの?っていう違和感とか矛盾点があってスッキリしない。
役者さんは、全員とっても素晴らしかったと思いますが残念でした。
このリメイクを観たあとに原作を観たのですが、それぞれのキャラやストーリー内での役職がはっきりとしていて面白かったです。
原作はカナダとのことですが、それぞれの登場人物が抱えている過去も、この当時の北米地域の問題となっていたことなんだろうなと納得しながら作品を観進められました。
原作はストーリーの盛り上がりや裏切りも素晴らしかったですし、原作を10点満点とすると、本リメイクは冗談抜きで2、3点くらいしかつけれないくらい残念な作品でした。
あとエンディング曲も星野源でめちゃポップでビビりました。
ほんとに素人が作る作品でありそうな、「好きな映画作品、好きな役者、好きな歌手を詰め合わせたパロディ作品」程度の内容でした。
今から観る人は役者さんの演技とcubeの世界観だけなら楽しめるかと!
脚本がダメ、音楽も違う、これじゃない!
(加筆修正)
と思うくらい酷かった。
さすがにオリジナルを完全踏襲しろとは言わないけど、各方面に忖度した結果、つまらないドラマ仕立てのうっすーい内容のオリジナルのダイジェスト版になってしまった。
サイコロ先輩は特大サイコロになってあの切り方で出血ないのはなんで?オリジナルのグロ描写が何への配慮か全く味がなくなり無味無臭に。グロが良いとは言わないながら、凄惨な死があってこそ恐怖も増すのでは?
それに音に反応するトラップは「コントロールの効かない人物」がいてこその息詰まる展開なのに、オリジナルの「彼」のような人物がいなければなんのスリルもない。トラップが発動するルールもまちまちで、それ自体がもうCUBEの謎解きとしては反則。
メンバーには数学の天才もおらず、都合よく誰かが残した設計図で謎を解いたり、殺人トラップが仲間割れしたときにうまいタイミングで仲間を分断するだけの鉄格子トラップになったり、感情によって照明が変わるのがいかにもチープだったり、トラウマの映像化とか現実みのない悪夢ショーで何がやりたいのかさっぱりわからなかった。
オリジナルではそれぞれが極限状態になったところでお互いへの憎悪を募らせて裏切ったり、また協力したりするのに、へんに主人公菅田将暉に偏った安いドラマを差し込んだため、他の人物への理解が進まなかった。唯一岡田将生のサイコパスっぷりだけが見惚れるくらい美しかった。
斎藤工は何故急いでた?紅一点の杏ちゃんは何のキャラ説明も伏線もなく最後まで存在感がなかったままで、実はアンドロイドなのかなんなのか、犠牲者のガイド役でしたーって言われてもはあ?ですよ。少年も社長も結局何だったの?
最後、菅田将暉は生き残ったようだけど、これは続編への伏線?だとしても見ないですね。
今作は脚本が本当にダメ。というか、まずサブタイトルが最高にイケてない。誰がこのタイトルを考えこの脚本を書かせたのか知らないが、本家ナタリ監督に土下座してもらいたい。
あと星野源、決して嫌いな歌手ではないとはいえ、今回は彼の出番ではなかった。エンドロールであの明かるーい、ポップで弾けそうな歌声聴いたとき、ずっこけそうになった。歌詞もなんなん?昔見たカナダの映画とか、わーきゃー叫べどとか…ラブコメならいいけど、ハッキリ言ってダサい。この人文才あるはずなのに、今作に限っては壊滅的に作品世界に合ってない。
話題性とかスポンサーとか事務所のパワーバランスでキャストや主題歌を決める日本の映画に未来はあるのか。
生きづらい世の中
CUBEに出てた人はみんな影があった。きっとCUBEから脱出してもしんどいまま。それでも自分が変えて希望を持って生きていくことが出来るという可能性を見せている所は邦画らしいと思った。現実に絶望していた人が何とか生きているのは自分が生きようという意思があるからであって、他の誰かのおかげではないのかもしれない。原作は見てないけれど、生きることについて考えるきっかけになって良かった。
とても良いじゃないですか!
評価が悪いのでビクビクしていたのですが、良かったですよ
原作程グロく無く、盛り上がりもあります
突っ込みどころがあるのは原作も同じ
原作よりもあったかっみもあって内容的にはgood
菅田さんも杏さんの演技も秀逸です
リメイク
昔の作品も見たことがありますが、現代的に焼き直してあり、作品の陳腐さも無く、楽しめました。菅田将暉君以外の抱えている問題がハッキリは表現されていない事が、想像を膨らませ、その人がどう動くかがわからない点がストーリーの緊迫感をもたらせています。
もはや別物
原案となった「CUBE」の良さは全て削ぎ落とされ、設定の一部とあらすじを流用しただけの別物になっていました…。
主人公のCUBE外での出来事をわざわざ映像で説明したり、後半の悪い意味で邦画らしい展開、過剰な演技、レーティングを優先した中途半端なバイオレンス描写、全然広く見えない立方体、緊迫感の無さなど、全体的に物凄く安っぽくオリジナル版のクオリティとは雲泥の差がある劣化版になってしまっており、メッセージ性も安直と、正直良いところがほぼありません…。
とはいえ、得体の知れない環境と登場人物、何が起こるか分からない(後半はもう予測がつくけど…)などハラハラする要素は若干あるし尺も短めなので、まぁなんとか観れるかなぁという感じです。
言うほど悪くない、でも星野源は違う
原作、というか元の映画は知っているけど見たことはありません。
評判が悪いのでスルーするか迷いましたが、好きな俳優さんも出てますし、他に観たい邦画もないので鑑賞です。
評判ほど悪くなかったです。
俳優陣の熱演もあります。
菅田将暉、杏、岡田将生と、子役は良かった。
恐怖とか不気味さもありますので、映画としてちゃんと成り立っています。
強いていえば、絵変わりしない。CUBEなので。
あと、キャラクターごと、いろいろあるのだろうな、、、と思ってたら、そうでも無い。
ストーリーが薄い。
それでも最後の方は、どうなるのかという期待感はありました。やっぱりそういう事か、と残念でもありますが。
音楽ですが、やまだ豊さん。なかなか迫力があって良いです。ちょいグロにマッチです。
ただ、グロさは足りたい。グロイのは苦手ですが、音楽や映像であれだけ煽っておいで、出てくるモンスターが弱い(モンスターは出てきませんが)。
最後のエンディングソングは無い。
今まで観た映画でいちばんガッカリ。
なぜ最後だけポップで終わるのか理解できない。
星野源さんは好きですが、あまりにミスマッチ。音楽のタイトルも「CUBE」なので、このための歌ですよね?
戦争映画の後にアイドルソング流れるみたいな違和感が凄い。余韻が台無し。
星野源は好きだけど、映画はマイナス1評価。
#86 キューブの意味
狭い立方体の箱の中は過去に囚われている自分自信。
心が揺れると箱も揺れる。
トラップにかからず、過去の自分から抜け出して新しい未来を築くんだ。
未来が見えない者は残念ながらそこで終わり。
最初から杏ちゃんの行動が変なのに、誰も疑問に思わないのは何故?
終始ハラハラ。想像力をかき立てられます
原作は観てません。
映画館ならではの迫力を楽しめそう、と思い映画館で鑑賞(^-^)
斎藤工演じる井出さん、「たとえ1人になってもここから出なくては!」と何に焦っていたのかはラストまで明かされることはなくこちらの想像次第で余韻に浸れます。
私は、奥さんが出産するとこだったのかなーとか
息子の発表会なのかなーとか
勝手に楽しみました。
田代輝くん演じる千陽くん、きっと外の世界ではいじめられたり、虐待されていたのであろう
心の閉ざし方。。。
初見の俳優さんでしたが、表情と空気感で心のトラウマのようなものをひしひしと感じさせられました。
箱の中を進むうちに少しずつ菅田将暉演じる主人公後藤さんに心を開いてきているのもホッとした。
最初は「大人は嫌いだ」と言って「○○はこうだ」と決めつける姿勢に不安を感じたけど
信頼できる人と一緒にいるうちに、自分が変わらないと。とカラを破る瞬間と、出口らしき場所からさす光がピッタリで自然とフフっと笑ってしまった。
最後まで自分を顧みれず、周囲のせいにばかりしていた大人(岡田将生演じる越智さん)との対比がよく描かれていたように思います。
吉田鋼太郎さんはさすがですね。嫌〜な大人代表!って感じを貫き通してくれました。
きっとパワハラ三昧の日々だったのでしょう。でも、そういう人でも後悔せず誇りを持って生きていると言えちゃう部分は、ある意味尊敬。でも関わりたくはない。笑
杏ちゃんも最初から何だか心ここにあらず、というか何か違和感…の理由が最後にわかって納得。
安東(吉田鋼太郎)に言いたい放題言われ越智さん(岡田将生)のストレスがぶわぁーーーっと高まった時、なぜか箱の光る部分が連動していた。
この立方体は誰かが何かの為に作った箱、というより心の奥底にある何かが具現化したもの?と思っていたけど、それなら複数人集まらないだろうし、甲斐さん(杏)の存在を考えると、何か目的がありそうな…
とフワッとした感じです。誰かと延々と話せそう( ˊ꒳ˋ )
素数とか計算式はサッパリだったのでそこは深く捉えず鑑賞。
伏線回収や、全てに説明を求めている方には不向きかも…
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