きりはじめて、はなをむすぶ。
解説
独自の映像手法で物語をつむぎ、「とてつもなく大きな」が2020年・第73回カンヌ国際映画祭の批評家週間短編部門に出品されるなど注目される川添彩監督が、2012年に手がけた短編作品。タイトルは、日本の季節を区分する七十二候で「大暑」を表す「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」から取られている。太陽があらゆるものを焼き尽くし、やがてその光は素肌をも越えていき……。第26回イメージフォーラム・フェスティバルのジャパン・トゥモロウ部門で大賞を受賞。川添監督の特集上映で「とてつもなく大きな」(20)、「ぞうが死んだ」(12)、「姉と弟 こどもと大人(とそうでないひと)」(14)とあわせて劇場公開。
2012年製作/10分/日本
オフィシャルサイトスタッフ・キャスト
- 監督
- 川添彩