ノンストップのレビュー・感想・評価
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素敵に明るいアホらしさ
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韓国映画『ノンストップ』
お金はないけど仲睦まじい一家がくじで当てたハワイ旅行の飛行機に、国家レベル含めて陰謀が5件くらい詰まってるという
予想通りアホらしくて面白い
Mr.Boo!、少林サッカー、バーフバリ、とか好きな人専用
いろいろ予算やコロナとかの制約ももあったんかな、機内描写のセット感とかそこ本当にハワイか感とか、その辺の適当な雑さ含めてクスクスする
真面目な映画と比べるようなもんじゃない
スカッと楽しかった、知らない人ばっかりなのもポイント
こういうコメディじゃんじゃん持ってきてほしい
【クスクス、ドキドキ・・。ノンストップアクション&コミカル・ハイジャックムービー。ええっ、アナタ(多数)が〇〇だったのですか!韓国映画のレベルの高さには、平伏します・・。】
◆印象
1.先が読みにくい、意表を突く数々の展開。
○○が実は、○○だったり、
▽▽が実は、■◆だったり、
と言うパターンが、沢山沢山盛り込まれた脚本の上手さ。
2.その展開の中に、巧みに取り入れてあるクスクス笑えるシーンの数々。
- ホント、良く考えて、練り上げているなあ・・。-
3.ラスト、ハイジャックされた機長の”粋な計らい””が、心地よく・・。
<登場人物のキャラ立ちが良い為、それを気持ちよく裏切って行く展開にクスクス笑い、時折沁みたり、ホント、韓国映画ってレベル高いよなあ・・。
”本当に面白い映画では、エンドロールが終わり、客電が灯るまでお客さんは席を立たない”法則が、見事に当て嵌った作品。>
女版ジャッキー・チェン
面白くてカッコ好くて泣けた!
予告編が面白そうだったけど予想以上に面白かった。
揚げパン屋のオバサン(ヨハン)とパソコン修理屋の旦那(ソクファン)とその娘の3人をメインとしたストーリー。
オロナミンCのクジでハワイ旅行が当選。親子3人で飛行機で韓国からハワイに向かうストーリー。
飛行機にはある目的の為にテロリストが飛行機を占拠。
ヨハンとソクファンが過去の特殊な技能を使いながらテロリストに立ち向かう展開。
テロリストの目的にちょっとした仕掛けがあってナルホド感が良かった!
前半は笑いが多目。
途中からカッコ良いアクションシーン。
後半は泣ける展開。
この手のストーリーは韓国の映画は上手いなぁ。
とにかくオバサンのヨハンがテロリストと闘うシーンカッコ良い(笑)
旦那のソクファンもシブい。
後半に夫婦になった理由が解るんだけど素敵な理由だなぁ。
ラストの二段階のオチもお見事(笑)
スクリーンで観なくても良かったかもだけど満足度は高かったです( ´∀`)
『トゥルー・ライズ』ミーツ『パッセンジャー57』フィーチャリング『ロング・キス・グッドナイト』的な90’s風アクションホームドラマコメディ
開店前から行列が出来る揚げパン店を切り盛りするミヨンはパソコン修理工の夫と小学生の娘と3人暮らし。共稼ぎで慎ましやかに暮らしているところに懸賞マニアの夫がハワイ旅行に当選、ロクに旅行もしたことがない3人は初めての旅客機に大興奮。しかしそのハワイ行き便には不穏な男達の影があった。
かなりテンションの高いアクションシークェンスで幕を開けたかと思えばベタなホームドラマテイストにシフトダウン、トリッキーなワンカットも交えてたまたま乗り合わせた乗客達を紹介した後は正にノンストップで次から次へとネタをぶち込んでくる。しかもその一つ一つがしっかり物語を転がすので、シンプルなホームコメディが雪だるま式にみるみる分厚いドラマになっていく。この辺りの脚本の巧みさには唸らされます。舞台がほぼ旅客機内に限定されている中で繰り広げられる格闘も丁寧に組み立てられているのでアクション映画としてもちゃんとしていて、ほぼ30年くらい前のハイジャックものの傑作『パッセンジャー57』を連想しました。やたらと登場する多彩なサブキャラにちゃんと華を持たせて細かいどんでん返しを積み重ねた後でちゃんと誰もが納得するであろう結末を用意し、さらにひとネタ捻り出すサービス精神も圧巻です。真面目なサラリーマンが実は〜、平凡な主婦が実は〜といった90年代に量産されたB級アクションのプロットでもまだまだ遊べることを示した軽快で爽やかな一品。残念ながら邦画には到底太刀打ち出来ないレベルで完成された娯楽作品です。
笑える旅客機アクション
ちょっとした秘密が明かされるのが早すぎのような気がした。もうちょっと引っ張って、謎の女優さんにも活躍してもらいたかったところだ。まぁ、アクションとはいっても「スタントマンがやっているのよ」といった台詞もあり、オム・ジョンファ自身のアクションも自虐的に揶揄していたような気がする。
レゴ頭と呼ばれていた客室乗務員ヒョンミン(ペ・ジョンナム)がお笑いのパートを独占していたかのようだったけど、国会議員や国家情報院のエージェントのおマヌケぶりも皮肉たっぷりに描いているし、核の恐怖や最後には「統一したら・・・」という南北融和のメッセージがしっかり届けられた。
3月には日本でも綾瀬はるかと西島英俊による映画が公開されますが、やはり女性スパイが活躍するのは楽しい。夫婦ともスパイだというのは『Mr&Mrsスミス』(2005)が面白かったけど、立場が違うというほうが面白いのかもしれません。ただ、夫のソクファンは早々と引退していたようだったが、オチでは愛を感じる仕組みになっている。
結局、機内では誰も死ななかったのかな?どんでん返しの連続で頭もくらくらしてしまいますが、やっぱり韓国の寺田農(勝手に命名)がやってくれた。ツッコミどころは多いのかもしれませんが、かなり笑わせてくれるので細かいところは気にしない気にしない。
※韓国のオロナミンCと検索したら、面白いCM動画が見つかりますw
シンプルに爽快!!
レビューでとにかく問題は解決してハッピーエンドということだけ確認し、細かい内容は敢えて知らない状態で鑑賞。
スッキリ、シンプルに、楽しく爽快にハイジャック事件解決!!久々に何も考えず映画の世界に没頭しました。やっぱりストレス解消や気分転換のための娯楽として、映画はこうでなくっちゃ!と思える作品でした。
アクション女優も登場人物に組み込まれていたことで、ハイジャック犯を結果的に撹乱出来たし、夫婦になったきっかけも途中で出てきて、何故元工作員の主人公だけでなく、その夫までも事件解決に一役かえるのか当初疑問でしたが、その謎も解けました!
いやもうそれだったら最強の夫婦やん、武闘派と頭脳派、両輪で完璧なパートナーだ!と楽しくなりました。そのへんに落ちてたパソコン借りて、飛行機の内部カメラから操縦機能まで制御するとか、だんなさん、どんだけ〜〜!!と心の中で拍手!
娘が当初、可愛いチュチュ着せてもらってるのに「私、習うならバレエよりテコンドーのほうがいいもん!!」と駄々をこねていた場面、あれ、女の子なら可愛い衣装でバレエダンサーのほうが憧れるんじゃないの?と少し疑問でしたが、
物語が進むに連れてテコンドーが好きだったのにも納得。そりゃ母と知らずに犯人と戦う女の人に憧れる子だから。きっと母の身体能力とか戦いのセンスは遺伝していたんだろうな、と思いました。
また、犯人に親の所在を尋ねられ、ここで真面目に答えては、親も自分も身の危険がある、ととっさに判断し、1番うまく切り抜けられる上手な嘘と演技、協力者への依頼、いや見事!8歳くらいの女の子だけど判断が的確!判断が早い!!流石あの両親の娘。この時の女優のファンがまた良い演技で。
そういえば力も強くて既に近所の子どもより強かったエピソード、これも腑に落ちました。
「ハイジャック事件を、同乗していた主人公のアクションにより解決する映画」ならエアフォース・ワンがありましたが、
あれをコミカルさも交えてスカっとする娯楽作品にしたのがこちらと言えるでしょう。グッドでした。
お約束のコミカル担当には、
犯人グループにうっかり誘われてついてきてしまった、作戦遂行に欠かせない大事な中国語を話せない弱そうなお兄さんと、
お客様の言葉をしょっちゅう聞き間違えていつもチーフに怒られてるけど無駄に正義感と主人公への忠誠心にあふれたおっちょこちょい添乗員のお兄さん。
この2人は何があっても死んだりしないので、安心して見てられました。
何も考えず、映画館でハッピーエンドを楽しみたいならこれだな、という良作でした。
最高でしょ、これ。
それでもわたしは飛行機に乗りたい(今)
笑える!痛快!スッキリ!大満足のアクションコメディ
ハイジャックされたハワイ行きの飛行機。犯人たちの目的は同乗している北朝鮮の元工作員。韓国映画らしいアクションコメディだ。
飛行機の中で格闘するという設定をうまく活かして、様々なステージを用意している。そして狭い空間でのアクションもバリエーション豊かで楽しかった。なるほど、飽きさせない作りだ。
脚本もいろんな仕掛けや伏線がはられていて、なるほど!と唸ってしまいそうになった。そして伏線のすべてをきちんと回収してくれたのもいい。笑いどころもたくさんあったし大満足だった。韓国のこういうアクションコメディ映画ってホントに面白い。コンスタントに高いレベルを保ってる。
ただし誰がモクレンなのかって結構引っ張ってたけど、予告とかでほぼ明らかにしちゃってたのはもったいない。若干大げさな演技と、後半のアクションの物足りなさも少し不満に残る。ボス的なやつとの格闘はもうちょい尺をとってもよかったんじゃないかなー。
完全に笑いに振り切ったコメディアクション
ランランラン ランランララン♪
いやー!楽しい!
愉快なコメディと痛快なアクション満載で、久しぶりに声を出して笑った映画です。
コロナ禍でしんどいことも色々あるけどぜーんぶ吹き飛ばしてくれるパワーを持った作品。
映画館を出た時には自分もケリの名人の強い女になっていそうな気分でした。
しばらく、飲食店でおしぼりが出てきたらくるくるっとねじりパンみたいに巻きたくなってしまうかも。
オロナミンCの蓋の裏を凝視してしまうかも。
後半のランランラン ランランラランという曲がかかってからがカッコイイ!
たくさんの乗客が出てきますが、それぞれ全員が個性豊かに楽しませてくれます。
脚本が素晴らしい!
最初から最後までサービス精神満載で、参りました。
カメラを止めるなを観た後みたいな爽快さがありましたが、もっと笑うところが多かったかな。
コンフィデンスマンJPよりもザ・ファブルよりもドラマ版の奥様は取り扱い注意よりも面白い。また日本負けたな。
とにかくハッピーになれる映画でした。
ねじり揚げパン食べたい
パラサイトのお陰で韓国映画にのめりこんでしまいました。韓国映画というだけでワクワクソワソワしながら鑑賞しました。
まずねじり揚げパンに心掴まれました。久々に揚げパンを見ましたが、「エクストリーム・ジョブ」でのチキンのようにまず食で掴みにくる韓国映画に涎が垂れました。揚げパン買いました笑
夫婦漫才みたく進むコメディタッチな序盤は大袈裟すぎる部分もありますが、かなり笑えました。洗濯機がもろ日本語だったり、オロナミンCやポカリがあったので監督日本好きなんだろうなーと思いながらニヤッと見てました。韓国のオロナミンCには当たり付きとかがあるんだなともタメになりながら見てました。
そんなオロナミンCでハワイ旅行が当たり、ハワイへと向かう流れになりますが、搭乗前にかなりの人物がゾロゾロと出てきました。怪しい奴らから美人女優まで…
機内に入ってから間抜けだけど憎めない乗務員が勘違いを続けたりとひたすらコメディな時間がありました。案の定ハイジャック犯たちがやってきて、飛行機を占拠しますが、たまたま難を逃れていたミヨンが無双を繰り広げていきました。アクションシーンもトイレの狭い空間わ活かしたアクションがかなり良かったと思います。女性ならではのアクションに加え、フルボッコにしていくスタイルも面白かったです。
中盤から少し触れられたキャラクターが物語の核を握り始めましたが、そこからは単調などんでん返しがありましたが、面白さが若干薄まった感じがしました。惜しいです。お爺さんが突然テロリストと化すちょっと?な部分がありましたが、まぁそういうのもありかなと割り切ってしまいました。あと機体がまぁまぁ故障してるのにみんなハワイに行きたがっているのも謎でした。あの部分だけは議員に同情します。(それ以外の部分はクズです。)
まぁなんやかんやハワイ行けてよかったね!みたいな感じで終わります。オロナミンCの蓋が偽物で、10年かけて集めた資金でハワイへ向かうというどんでん返しをここでも仕掛けてくれます。憎めない面白さだなと思いました。
エンドロールにまでかけて焦点の当たった人物のその後を回収していくのはサービスしすぎですよ監督!
結構楽しめました。韓国映画は面白い。
鑑賞日 2/12
鑑賞時間 10:05〜11:55
座席 I-13
ハリウッドと決して比べるな! いいか! ... なんて偉そうなの
ウッソピョ~ン... 比べちゃいました。
航空機内でのテロ行為...
何と言っても、個人的には映画が面白いとか、ふざけた内容とか、ありえないとか言う前に思い浮かべたのが1997年に公開されたサイモン・ウェスト監督製作の『コン・エアー』を思い出さずにはいられない... "ads" のセリフか⁉
主演を務めたのが’95年に映画『リービング・ラスベガス』ではオスカーを手にし、翌年に映画『ザ・ロック』ではVXガス弾無力化の為に自ら解毒剤を心臓に打ち、そして次の年にこの映画『コン・エアー』と『フェイス/オフ』とに出演... 筋肉が盛り上がり、30代として、また男性として映画人として、油が匂ってきそうになるぐらいノリに乗っていたニコラスさん... 『コン・エアー』
それよりもどちらかというと奇しくも映画『コン・エアー』と同じ1997年に公開された大統領専用機を戦場に戦う大統領映画『エアフォース・ワン』の方が、シナリオ的には似通っているのかもしれない。それと忘れてはいけないのが、ジェンダーを超えた女優なんて呼ばれるのは、胸糞がわるいかもしれないけれどもジュディ・フォスター主演映画『フライトプラン(2005)』での超が付くほどの大型最新鋭旅客機の中を縦横無尽に行方不明になった愛娘を半狂乱になりながら探す、エンジニアの母親の悪戦苦闘ぶりなんかもこの映画『ノンストップ』とは共通する点があるのかもしれない。
映画『ノンストップ』の特徴であるアクションとコメディを融合した映画として...
確かに前半の部分の "トリプルセブン" と呼ばれるボーイング777型旅客機に搭乗するまでのプロセスは子供を交えた夫婦のセリフなんかを見ると関西のメオト漫才のようで会話は軽快に、しかもユーモアのある夫婦仲のスコブル良いところが描けていて、その後の展開が期待できるものと思えたけれど...
テロリストが飛行機を乗っ取ってからは、話がとんと先が見えなくなり、面白さもプロットが進むにつれ食傷気味になってしまう。
ハリウッド映画では『コン・エアー』のように輸送機内だけではどうしても見ている側が持たなくなるので、地上に降りて囚人を追加したり、入れ替えたり、また映画『エアフォース・ワン』では、ホワイトハウスにいるグレン・クローズ演じる女性副大統領とのやり取りを入れることで目先を変えてシナリオを飽きさせないようにしている。それと『フライトプラン』ではあくまでも心理的スリラーにしているところに自ずと見ている側が映画に感情移入がし易くなっている... でも
主人公ミヨン演じるオム・ジョンファの格闘技シーケーンスをよっく頑張っているとべた褒めしている人のように、彼女のことを知っていれば多少なりとも視点が変わるかもしれないけども韓国の笑いのツボも理解できない者が見るとどうしても映画のプロット展開の繋がりの悪さや意味不明なパーサーの行動は、面白みの足を引っ張るとしか見えていない。
いくらボーイング777の機内の様子がわかる映画と例える人がいても、その機内の閉塞感はたまに出てくる韓国特務機関のシーンだけでは同じような場面の連続性がアクションにも響いているようにも映っている。
この映画の監督さん... サービス精神が旺盛な方なのか? シナリオ自体が小さなドン転返しの連続のような話の積み重ねのようになっていて、そもそもワイハに当たったオロナミンC?の裏ブタのいきさつや最後の最後まで寝ていた人が誰なのか? とか、そんなてんこ盛りを象徴するようにエンドロール・クレジットが流れる中、新しいエピソードを流すあたりになった時は、もう勘弁してほしくなるぐらいにお手上げ状態になりました。
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