竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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あらあらあら...
アバターの設定は良かった。映像もきれい。
あと片田舎の青春はよかった。
Uの魅力は、わからない、
みんなあそこで一体なにしているの?
あとまあ、魅力的な歌とはいえども世界の数億人が参加しているUに、今まで歌姫とかいなかったの?
お母さんをなくした過去が、すずに暗い影を落としていて、より魅力的な歌姫になったのは、まあわかる。
ただ世界には同じような辛い境遇で、才能をだせずに抑え込まれている人はたくさんいるんじゃないだろうか。
すずはたしかに、お母さんを失ったのは不幸、辛い。
でもイケメンに見守られ、(まじで口だけでなーんもしてない男だが)優しいお父さんがいて、家があって、ペットがいて、よき理解者の友人がいて、学校でいじめられているでもない。
すず自体に、数億人を魅了するだけの才能(ジレンマ、トラウマに押さえつけられているもの)があるのが不思議だし違和感しかなかった。
あと、口だけ幼馴染含めあの合唱のおばさまたち、みんなすずを冴えないっておもってるのに、なんでベルの正体がすずってわかったの?世界狭すぎない?もっとびっくりしない?そんな達観してなかったじゃん、がやがやうるさくて。笑
あとね、あの虐待シーンは本当イライラしました。
結局こどもひとりに東京行かせる大人も同罪だし、映像の証拠もあるんだからもっとうまくたたかえば?だし、大人はなに、駅まで送迎するだけ?
しかも最終的には、暴力沙汰にまでなってんのに、
竜さんは自分で戦うの?それじゃ全くなにも解決してないでしょうよ。
養育者相手じゃたたかえないでしょ。
合唱の方々も、幼馴染みも、心底口だけの、魅力ないキャラクターだなと思いました。
もっと良くできるはずなのに、残念です。
もっと脚本頑張ってください。
歌は、めっちゃいいが
歌はめっちゃいい。また聞きたいレベル。
しかし、ストーリーがゴミ。全くヒロインにも竜にも共感しない。特に竜なんて八つ当たりでしかないし、それを救いたいと思うヒロインにも理解出来ない。
これは映画をみにいくのではなく、アプリでこの曲聴いた方が満足感がある。
盛り上がるシーンは盛り上がるんだけどね…。雑だよね…。
まぁ細田守さんが言いたいのは「お前らネットで色々言ってるけど実際行動に移せるのかよ?」だと思います。
展開が雑でスっと入ってきませんけど。
主人公の歌唱シーンはケチのつけようが無いくらい魅せ方も歌も素晴らしいです。
特に冒頭のライブシーンは鳥肌モノでした。
映像、演出は最高です。流石細田守。やっぱスゲーって感じ。
声優が本業じゃない方が声をやってますが違和感を感じませんでした。
くらいですかね。良い所。
悪い所あげていきますね。
・Uの世界の民度が低過ぎる。今のネットの風刺なんでしょうけど負の面ばかりなせいで魅力を感じませんでした。
・中身は誰?中身は誰?ってUの世界夢の世界感0。価値観謎い
・Uの世界の作り込みが浅すぎる。アバターの見た目の作成される基準はなに?メインキャラだけ人型でほとんど異形。ジャスティスの人なんであんな権限与えられてんの?竜は結局何したからアソコまで嫌われてんの?てか城ってなに?なんで竜にだけAIが群がってたの?
・竜も雑過ぎる。正体明かされても誰だよ!!って話だし、急に深刻になるし。てかなんで主人公が竜にあんなに惹かれてるのかも理解し難い。
・主人公の幼なじみも口だけで何もせんのかーい。
・DV男助けに行くって女子高生を1人で送り出す地元の人おかしくね?
・主人公が竜の中身に会いに行ったけどあれで解決なん?雑くね?
・主人公のトラウマと竜を助ける過程が特に関連性無さ過ぎてチグハグ。
・てか主人公が学校の女子に悪口言われそうになって急に謎演出で解決するあのシーンの必要性無い。
・美女と野獣オマージュする必要性を感じない展開。
細田守さん監督としては日本トップレベルだと思うけどやっぱり脚本は他の方に頼むか一緒に作るかした方がいいんじゃないでしょうか…。
バケモノの子以降ストーリーの質が下がった気がします。
なんだかんだ良かった
今日竜とそばかすの姫見てきました。
ストーリーが微妙とちらほら耳にしていたのでそこは覚悟して。
①映像、歌が素晴らしすぎる
序盤から圧倒的な映像美と中村佳穂さんの歌声に感動してしまいました。
これを目当てに来たので映画館でしっかり見れて大満足です。
「美女と野獣」のオマージュ部分も賛否両論あるみたいですが個人的には好きでした。
②ストーリーはひどい
想像力ないと死にます。
途中なんども「は?」て部分でてきます特に気になったのはベルが竜を探した理由。
自分のライブにあんな登場されたらまあインパクトはありますけどわざわざ危険を冒してまで探す必要はあるのか。「美女と野獣」はお父さんを探しに行くという理由がありますがこの作品はライブ侵入→謎の一目惚れ(?)→必ず探しだしてみせる!になるので感情移入できません。
竜が格闘界隈でみんなをボコボコにするから嫌われてるっていうのも微妙です。
現実世界で虐待を受け抑圧されたから強い力を持ち恐ろしい姿になったらしいですが他人(生身じゃないですけど)を壊れるまで叩きのめしていたのは別問題な気がします。結局憂さ晴らしでは?あまりその勝負内容については語られていませんでしたが圧勝してるだけだったらむしろ最強ヒーロー扱いされるだろうしここまで嫌われてるのは多少自業自得だったのかなと思います。
あと虐待してる父親、最後鈴を見て慄いて逃げていきましたがあれはジャスティン確定ってことでいいんですかね。子供に日常的に手あげるようなやつが女の子にちょっと傷つけて見つめあったくらいで腰抜かして逃げるとは思えないので鈴の目がベルが自らアンベイルしようとしたときの目とまったく同じで怖くなったとかでしょうか。
忍もなんかキャラが薄くて残念でした。
守る云々とか言ってた割に校内で話しかけるだけ話しかけて「いまなんか困ってることある?」の繰り返し。最後までよくわからない。むしろ忍くんと仲良いなんてムカつく!と無駄に女性陣からのヘイトを主人公に貯めた挙句結局なにもしてないですからねこいつは。守るってなにから!?泥棒から!?無責任に顔出しで歌えばいけるで発言も腹が立ちました。せめて葛藤した顔で言え。最後も「これでようやく隣に立てた。守る存在じゃなくて〜」みたいなこと言ってましたけどお前に守られた記憶などこっち(見てる側)にはねえ!むしろクラス内での立場悪くなって火消しに走ったのははお前のせいだ。
虐待するような男の元に未成年の女の子1人で寄越す周りも異常だし、、
ルカちゃんとあのサーファー?ヨットみたいなの担いだ男の絡みだけが癒しでした。
映画だとある程度目を瞑る部分があってもいいと思うのですが大事な場面で主人公がなにを考えてその行動をしたのかが分からないのでもやもやしました。
ボロくそに言ってしまいましたが見ててまったく退屈ではありませんでした。なんだこの脚本、という気持ちを歌と映像美が誤魔化してくれるので2時間楽しく見れます。デートのときとかおすすめです。
キャラが脚本の都合で動くとはこういうことか
昔の細田守作品が好きだっただけに今作はあまりに酷くて辛いです。
最も重要な、主人公が竜に好意を抱く理由が1ミリも分かりませんでした。また他の感想でも散々指摘されているように、あらゆる場面でキャラクターの行動理由がわかりません。最後に父親が拳を振り上げてフゴフゴ言ってる場面は意味不明すぎて笑ってしまいました。
ただ脚本が多少変でも映画として面白ければあまり気にならないんですが、そんなこともなかったです。今作は話の展開にも何の意外性もないですし、恋愛周りも特に深くは描写されず共感できる要素がありません。なので余計脚本の不備が際立ってしまいます。
映像や音楽は比較的好評のようですが、正直映像表現はセルCGが良くなったくらいでサマーウォーズと大差ないと思います。どこかで見たことあるものの寄せ集めでしかなくて新しさを感じませんでした。
音楽は普通に良いですけどあの程度で全世界で超人気になるのもよくわからなかったです。
竜は誰だ杯
本命 しのぶくん 幼馴染イケメン おかん
対抗 パパさん ママが亡くなってからぎこちない関係 炙っとく?
単穴 ルカちゃん 学園のアイドル なんだか相談事がある様子
連下 カミシン 暑苦しい男の子 カヌー部(一人)俺のことが好き・・・とか?
大穴 古文?の先生 大穴 いやマジ大穴
さあ竜はどれ!?
・・・さて。
自分は結構楽しめましたがいろいろと評価分かれそうな映画でした
以下評価分かれそうなところ とにかく長いです すみません
1曲
2声
3マルチタスク
4重い話
5物語のたたみ方
1曲
バーチャル歌姫が主人公ということで当然歌が話にかかわってきますが、その曲が受け入れられないと物語に没入できなくなってしまいます 特徴的な歌もあるので
自分は割と好みの曲だったので冒頭からワクワクしたし途中うるりとしたところもあったのですが、普段ゴリゴリのロックしか聞かないぜ!とか私はクラシックしか興味ないワ!といった方だと話の山場谷場でも 「で?」とか思ってしまいそう
ストーリーとは別の所で気が入らないのは勿体ないですね
2声
この手の映画でよくある話ですが声優さんではなく役者さん?を起用しているため声と映像のギャップがハンパないですね ジプリ作品とかもそうですが
特に主人公の方は活舌が悪くて何言ってるかわからない箇所がところどころ
・・・と思って調べたら主人公の方はシンガーで実際作中の曲も歌ってらっしゃいました
歌とキャラの声担当を分けるのはよくありますが、その場合歌のシーンと普段のシーンでのギャップがでてきます。が、この作品ではその違和感があまりない(同じ人だから当たり前ですが)
上でも書きましたが自分はこの作品の楽曲は好きな部類なので、普段の声からシームレスに歌声に行けるのは評価したいです
だとすれば今回の起用は正解・・・いやでも日常パートの棒感・・・いやしかし・・・
うーん難しいところですねw
3マルチタスク
これはサマーウォーズのときも思ったのですがとにかく画面の情報量が多すぎるシーンがあります(まあこういうネットやバーチャル世界を扱った作品ではよくあるはな・・・さっきも書いたなよくある話)
普段から情報過多社会の中で必要な情報を瞬時に取捨選択するのに慣れている方なら平気なのでしょうが、自分のようなシングルコアの低CPUしか積んでない頭では情報処理が追いつきません
しかも急に加速する話の筋を追っていきつつ伏線も見逃さないように・・・とか無理です熱暴走してしまいます
自分のようなマルチタスク苦手な人にはおいてけぼりに感じる所が多々ありますね
そして安らかな寝息へと変貌するのでしょう 南無
4重い話
後半話が急に重くなりますそれはもう
いや序盤からネットの闇みたいなのはちょこちょこ出てくるんですがね
正直ちょっと引きました。え、そんな話なの?と
夏休みに家族で仲良く映画でも見よう!とこの作品見たらドン引きすると思います
子供泣くわ(いや子供はそのシーンの前に3の話のように安眠するでしょうが)
そういう生々しい話はいらない!エンターテイメントよこせ!という方にはこの作品はツライと思います。なんでお金払って鬱にならなあかんのかと
自分は・・・まあ引きはしましたが、受け入れられないこともないです。が、ちょっとそれもふまえて次の項目へ
5物語のたたみ方
で、これなんですよねたたみ方
その重い話のまとめ方が言ってしまえば雑。ちょっとご都合すぎるんじゃないかと
問題をリアル方面に描いてその解決方法はファンタジー
その落差がちょっと・・・ねぇ・・・
いやファンタジーでいいんですよ?でももうちょっとこう・・・あったんじゃないかと思います
というか自分の妄想では
まず歌うシーンからゲ〇吐いて欲しかったですねいやホントに
せっかく前半で現実では吐くほど歌えないという描写あったんだから「U」でリアルの姿さらしたときにそのトラウマ?も一緒に出して欲しかった
そして「U」でも、もちろん現実でもゲ〇吐きながらも、それでも助けるためにと現実での周りを制して歌って欲しかったです 汚い話ですみませんが
あのシーンは、ただ歌だけで周りが感動してる風に自分は感じてしまいましたがそうじゃない 普通の内気な女子高生が誰かのために踏ん張って前へ進もうとする所をこそもっともっと出して欲しかった
そして現れる竜とここでダンスですよダン・・・いやそれはいらないか
とにかく現れた竜もリアルさらして一言「助けて」
と、ここで例の回線切断・・・からのネットでお馴染み「U」での特定班フル動員
そして刃傷沙汰寸前で「U」のユーザーのリアル連合介入!ヤマト発進!と。
・・・駄目ですね。これじゃ結局ありきたりな話になってしまいますね。でも自分は妄想書けて満足です。ふぅ
まぁそれはともかく、ここまで「U」の、というかネットの暗い部分をさんざん描いてきていたので最後くらいネットのいい所も描いて欲しかったですね パンドラの箱じゃないですが
それにこの妄想だと親父の主観では、大切にしているからこその躾の最中にどこぞのネットオタクが突撃してきたという迷惑な話にも・・・いやないな
どう考えても親父がアウトでしたすみません
話がそれましたが、最終盤の展開の早さも相まってここが一番評価分かれる場所だと思います
うーん、自分としては結構楽しめたんですがね(点数は3.5ですが実際は3.7ぐらい行ってもいいかも?楽曲の良さ込みで)
というか曲いいんですよね ララライララライ♪頭から離れません 好きですこの曲
ただ、評価が分かれるのはすごくわかります
むしろもっと低いと思ってました
自分としては面白かったけど、正直人にはすすめようとは思わないという不思議な映画・・・が一番しっくりくる評価ですかね
後、最後に一つだけ
序盤のセリフの「作品への批判が本物を育てる。肯定だけの作品なんて身内のうんちゃら」でしたっけ?そんなセリフがあったんですがあれは刺さりました
やっぱり作品は叩かれてナンボだと、それを次にどう生かしていくかが大事だと
作ったやつは世に出してボロクソに叩かれないといい作品は生まれてこないんだなと思いました
叩かれるのめっちゃ嫌だしへこむし胃にくるんですけどねマジで
あれもこの作品への好感度上がったところですね
あれでもどっかで聞い(ry
脚本が致命的にど下手 本筋を外してもったいない作品
やはり先人たちの亡霊に取り付かれているんですね。まだ死んでいないので生霊ですけど。
宮崎駿監督は天才ですよ。追いかけなくていいんですよ。結局天才は後継者つくれなくて失敗してるんだからね。
新海誠監督の強みが、独特の風景心眼美なら細田守監督は演出力なんですよ。
我々は完璧な監督は求めていなくて、完璧に近い作品は求めますけどお二人に言えるのはいい加減脚本家に協力を求めなさいということです。
最低限の満足度セーフティーネットとして音楽を設けていて、音楽家に協力を求めているのに不思議ですわ。
本作の一番のアイデアは、『U』の世界ではアバターは「As」(アズ=Autonomous self/自律的自己)と呼ばれ、ただの仮面ではない点です。本心を引き出され、才能に基づいて自動で行動する自己。勇敢で、美しく、優しい「As」とボディシェアリングすることで、人格が「As」に引っ張られて、鈴はSF的なアバター療法で元気を取り戻していく過程を描いているのは良かった。
ポイントは「As」のベルと現実の鈴では好きな人が違うという点が画期的だと思った。
「ジョジョの奇妙な冒険」を知っている人には、分かりやすく半自律型のスタンドだ。身体感覚は共有しているが、心の動きが本体と違う。
つまり、夏の映画として「わたし」が「ワタシ」に会いにいく青春映画だった。この感覚分かる人には大林宣彦監督の「転校生」を思い出す人がいるはず。
細田守監督は大林宣彦監督の「時をかける少女」からの恩を忘れてしまったんですね。「時をかける少女」のその後を描いて一山当てたのにね。
だから、「竜」はさほどいらなかった。正体を知る必要もないわけです。DVの親なんて社会問題で、個人の少女に解決できるわけがないんですよ。
ただ、ベルが竜のこと好きでありさえすれば良かった。母親を亡くす必要もなかった。
母親亡くさなくても陰キャラはスクールカーストで陰キャラになっちゃうんだから。
本筋は変身魔法少女ものだったのに、幼馴染に正体を知られたくないと葛藤を描けばよかった。
自分の「As」が竜のこと好きでどうしてだろうと悩むとか、細田守監督はキャラクターの内面を描くのが下手なんですよね。
作品の核となるイメージボードとしては竜×ベルではなくて、鈴×ベルが正解だと思いますよ。直観が良くて気が付いている人は「pixiv」に上げている人たちですけど。
ベルは鈴より半歩前を歩いている「もうひとりの私」でやはり最後は「サヨナラ、あたし!」で夏の映画つくれる。
こんだけいい材料揃えているのに料理できないなんて残念で仕方がない。やっぱり脚本がど下手なんですよね。
映像美と音楽の良さ!満足です。
まず、これは見る人を選ぶ作品だと思いました。低い評価をつけている人は脚本に対する評価がほとんど。正直、ストーリー展開に関しては、途中で「ん??」と思うところが結構ありました。脚本重視の人には刺さらないと思う。
私はグラフィックの美しさに感動しました。
キラキラした星空はプラネタリウムみたい。夏っぽくて良かった。
クライマックスで歌うところで、金色の光がどんどん灯っていくのもキラキラして好きだった。
夏の田舎の風景は写実的で、実際に田舎に行った気分になれる。雨の中の山々などの表現がリアル。
あと東京に行ってからの街並みも得意な感じで、上手で良かった。
興味深かったのは、色々な表現を組み合わせていたところ。
仮想世界ではわざと線を二重にして、やや酔ってしまいそうな描き方なんだけど、仮想感出てた。と思いきや浮世絵のような2Dのグラフィック表現が合わさっていたり。そのあたりが、写実的な現実世界との対比があり興味深い。
(自分がデザイナーなのもあり、そういう気づきがあったのが面白かった)
あとやっぱり音楽が良かった。millennium paradeはさすがのかっこよさ、劇中歌の他の曲も全部良かった。なんと言っても中村佳穂の声が綺麗。世界観とあってた。
ストーリー展開は唐突で謎なとこもあったけど、仮想世界の話なのにかなりリアルな現実が描かれているのが良かった。虐待のあたり、リアル。まさかの展開だった。
田舎、仲間、おばあちゃんみたいなサマーウォーズっぽい要素もあって、そこの対比も楽しめた。
まぁ龍がいきなり好きだよと言ったり、しのぶくんはかっこいいと思ってたのに最後よくわからん立ち位置で終わったり、謎展開多かったけど、自分はそこは流せた。
あ、龍をやっつけようとしてた金髪ムキムキキャラの正体を知りたかった。あのキャラいらなかったと思う。。
ネット用語わからない人にはよくわかんない内容かもなーとは思った。BBAとか出てきたしwあとオリジンって表現も一般には理解されなそうな…専門用語ちっくなのは多かったので万人受けはしなそう。
あとアンヴェイルしてやる!とか何度も出てくるんだけど、オウムのポアしてやる!みたいだなって思ってたw
今回は大好きな常田さんの音楽とイギリスの建築家が作った仮想世界のデザインを目的に見に行ったので、個人的には想像以上に面白かったので大満足でした。
ストーリー重視の方は絶対に見ない方が良いです。
これは金と時間を駄作に奪われた男の復讐の叫びである。
以前から細田守監督作品が好きであった私は、仕事を早く切り上げ、友人と一緒に映画館へ向かった。
序盤は世界観の説明のようなものであったから、まだよかった。ストーリーの筋が見えてくる中盤以降、誘ってしまった友人になんと謝るか、なんとこき下ろせばこの気持ちが晴れるのかで頭が一杯となってしまった。
以下詳細
<良かった点>
・ 絵や映像がとても綺麗
・ 音楽が綺麗かつ心に残った ...けど好みは分かれそう
・ 世界観 こんな世界いいな! インターネットの次は五感でつながる世界だな!と思った
<悪かった点>
・ 要素を詰め込みすぎ
時をかける少女、サマーウォーズ、美女と野獣を無理やり突っ込んだ感じだった。親との確執、自身のコンプレックスと歌、青春あれこれ、竜とのあれこれ...etc しかもそれらが別々なところで展開されるから、訳が分からなくなっている。詰め込みすぎてどこの要素にも振り切れていない。 全てが中途半端で放置。あっぱれ。
・ キャラクター出すぎ で 魅力0
要素を詰め込んだためか、登場人物が多く出てきた。 主人公、その友達、恋敵、 謎の合唱団おば様衆、主人公が思いを寄せる人、竜...etc 結果どうなったか。それぞれの背景を描く時間がなくなり、人物の行動に説得力がなくなった。感情移入することが困難になった。 名前が覚えられなくなった。
せっかくの良いメッセージ性や感動シーンも、感情移入0、説得力0では安い作り物でしかない。 何も伝わらず、押し付けられている感がただただ不快。
・ 生々しい虐待シーンは必要か?
上記のように空虚なストーリーが展開されていく中で、いきなり生々しい虐待シーンをぶっこんでくる。 良くも悪くもそこで凝視させられた。高低差で耳がキーンとなりました。
まだまだ指摘したい箇所は沢山あります。不必要で下手なセリフ回し、 謎の造語の多用 (ファルシのルシがコクーンでパージ的な)、世界観の説明不足... etc
これ以上、時間とお金を無駄にしない人が増えないよう祈り、 ペンを置きます。乱文長文、失礼しました。
「欠落が育んだ力」が解放される美しい物語
この映画は「すずの成長物語」として語られてることが多いですが、私は「成長の物語」ではなくて、隠れていた力の「解放の物語」ではないかと感じました。彼女はBellになる以前に(解放されてはいなかったけれど)すでにいろいろなものを手に入れていたのだろう、と。そしてUの世界で、音楽の才能に導かれてBellという役割を演じることで、そして自分と同じ欠落を抱えた人との交流を通じて、その隠れていた力を解放する。そういうお話なのかなと。
●すずは、「得難い力」を秘めた人
すずは母を亡くした大きな欠落、そして、母はなぜ私を置き去りにしたのかという謎を抱え、あがき、苦しみ続けるのだけれど、それでも「大きな力を秘めた人」として成長してると感じます。カラオケでマイクを向けられたとき、彼女は「歌え」という強迫の声を聴きます。それは、本当の声ではありませんが、その場の状況が作り出す強迫性をありありと「声」として感じている。それは、ある種の「力」であって、それは今の時代には「得難い力」なのではないかと思います。それは、彼女の抱えた欠落が、高知の自然が、父親の控えめだけれど深い愛情が、友人や大人たちが、時間をかけて育んだものでしょう。その力を象徴的に示しているのが、母親から受け継いだ音楽の才能なのではないかと思います。
●Asで「得難い力」が解放される
例えば、私は英語で会話をするとき、まるで別人格になった気がしますが、それはある種の解放感が伴った感覚です。きっと母語とは違う言語を使うことで「本人にさえ隠れて育っていた人格」が解放される、そういう現象ではないかと思います。
Uという「リアルとは別の世界」とAs(アバター)にも同様の(もっと強い)働きがあるのではないかと思います。それは「隠れて育っていた人格」が動き出す、そういう効果です。すずの場合、それは秘められていた「得難い力」の解放であり、それが音楽の才能の開花という象徴的な出来事として描かれているのかなと。
●竜との関係
すずの「得難い力」は、「欠落に苦しみ、それを隠す人」を見つけてしまう。それが50億の中から一人を見つけ出す、という象徴的エピソードになるのかなと。彼女は隠そうとする竜に対して「聞かせて」「見せて」と歌いますが、それは恋愛感情というより、相手の欠落を感じてしまうことで「自分の欠落から湧き出す衝動」のような身体性に近いものなのかな、と思います。でも、彼が隠さざるを得ないことも、聞かせること、見せることが彼にとってどんなに難しいかも、すずにはわかる。私だけがそれを見せてもらう権利があることも痛いほどわかる。だから、Uという異世界で自分を晒すことも厭わなかったし、DV親のいるところに、(気持ちを共有できる)自分一人で行かなければいけないと感じたのだろう、そう思います。
●残された問い
成長がかんじられるためには「育む力」と「解放する力」という別の力が必要なのだろうと思います。まずは隠れて育まれたものが、何かのきっかけで解放される、そういう順序なのだろうと。そしてUのようなサイバー空間に「解放する力」があるとして、そこに「育む力」があるのか?がこの映画の残された問い、になっているような気がします。
仮想現実のリアルさは現実より怖い物がある
最初、主人公と父親との関係が観ていて、あまりにうーんと思ってしまいましたが、母親を亡くして、まだこの歳なら仕方ないのかと思ってしまいました。
場面の切り替えが早いので説明とかなくて分からない部分があっても、とにかく最後まで観れば分かるだろうという感じでした。
映像と音楽は綺麗です、仮想世界って凄い、Uの世界に魅了されても当然という感じで酢が、あまりに綺麗すぎて、好きな事ができるという言葉にドキドキです。
でも大人の自分は学校生活を送る主人公達を見て、でも現実も悪く亡いと思ってしまうのです。
勿論、良いことばかりじゃないと思います。
仮想世界の中だから嘘をついて自分を良くみせて虚飾、虚構だけど、それでもいい気持ちになっている人達、でも、現実でも多々あり、そんな人は沢山います。
子供達に暴力を振るう父親が彼女から逃げてしまうのは、一見何故、大人なのに男なのにと思うのですが、自分の行為がよくないと知っているから、これから自分に降りかかる現実を、この時になって・・・・・・と自分で解釈しています。
周りの合唱団の大人達のアバターも気になるし、主人公の恋、父親との仲、映画が終わった後の事が気になります。
映画を見る前は分からなかったのですが、ああ、ヒロインはそばかすだからかと納得です。
誰しも自分以外の存在になりたいけど、誰かの心を動かすのは本当の自分
サマウォや時かけを彷彿とするシーンが結構あった。
多少強引だったり、なんでそうなった?ってところもあったけど、伝えたいメッセージに胸を打たれたし見終わった後に勇気をもらえたから私は好きだ。
誰かを助けたいと心の底から思って初めて、なぜ母が自分を振り切って知らない子を助けにいったのかを知る
娘の必死の制止を振り切るなんて大切じゃなかったのか、置いてかれたような孤独感を抱えていたスズ。でもこんな気持ちだったのかと知ることで、母の気持ちと愛を知る
母は娘が大切だったからこそ、娘と同じくらいの子を必死に助けたかったんだ
自分と似たような孤独を持った竜を助けたい、大切だと思う自分と同じように
そしてそんな自分に父は「お母さんが育てた優しい子だよ」と言う
自分の中に母が生きた証みたいなものを感じる
誰かを救うためには、自分を認めなくては他人に認めて、信じてもらえない
誰かを救いたいと必死になることで、過去の自分が救われることがある
自分ばかりに目を向けていては抜け出せなかった、他人のために動くことで救われたのがよかった
でもだからこそ肝心の、竜の孤独に共感したりまず興味を持つ説得力がなくて、なんでこの子はこんなに竜を追うんだろう?竜もなぜこの子を助けるんだろう?っていうのがいまいちピンとこない
仮想世界という逃げ場所をしっかり持って、そこで自分を少しずつ解放して受け入れられることで自信を取り戻して、本当の自分に帰ってくるのはすごくいい
誰かの胸を打つのは、魅力的な容姿でもなく、元から持ってたあなたの心の中にある本質なんだよ、って伝えてくれるのに勇気をもらえる
だからこそ、かなりコンプレックスのある本当の自分をさらけ出してまで竜を助けたいのはなんでだ??そこまで大切になってたっけ??ってとこがピンとこなくて惜しい…
歌がとにかくすごく好き!声が綺麗で切なくて胸を打つし、映像は本当に美しい。自分も行ってみたくなる。キャラデザもすごくかわいい
くるくる変わるドレスも素敵だった
正直幼なじみの男の子ご都合だな〜とか、DV父親ひるむの早いなーとか、歌って竜を呼ぼうとするときみんながなんで応援したんだろーとかあるんだけど、よかった
父親はあそこで怯むことでまだ人の心があるっていう救いかもだしね…!
タイトル的にも
どうしてもサマーと比べてしまうのだが、最終的に落とし所がどこになってるのかなんかわからなくなった。出だしの歌や、各キャラクター、日本の田舎の景色、ネット界の表現、ビジュアルも悪くなかった。
が、何個か疑問も。50億に素顔を晒した主人公の未来、学園のヒロインの恋愛話(いる?)、DVお父さんはなんで泣き崩れたの?など。
話以外はサマー超えしてた。脚本が悪いのかな。。
追記
「時をかける少女」「サマーウォーズ」脚本は、奥寺佐渡子
「おおかみこどもの雨と雪」では奥寺佐渡子と細田守監督の共同執筆になり、「バケモノの子」では脚本が細田守監督で、奥寺佐渡子は脚本協力
「未来のミライ」脚本、細田守
で、今回も細田守。
あーそういう事か、、となった事実
映画の中の大人は大人の反面教師?
子供の頃は大切で大人の事情に左右される。その中で自分を探す事、反抗期みたいな時期を過ごして親と関係ないところで作った自分を見つける事は大切。傷を抱えてる子にも、きっと理解できる人がいるよ、一人じゃないよ。と映画は言ってくれるかもしれない。
ストーリーの脈絡に関してはベルがなぜ竜に興味を持ったかは自己弁護が出来ない子供の怒りをかかえてる自分を重ねて、今怒りを撒き散らしてる竜に会わなきゃいけないって子供から大人になる過程だと理解はするのだけど。それがわかるカットも早々に用意されてたから理解はするのだけど…見たい起承転結のケツが見れてない感はある。良いケツ見せろ!竜のその後安全の担保は?リアルでの恋は?色々どうなったの?いや、そこじゃないのわかってる!けどよ!
それに映画の大人たちの子供とのスタンスは少し疑問だ。私ならこうしないだろうと思う事ばかり。映画に出てくる大人で見習えるのは一人だけだった。でも、その人の様な大人ばかりだったら皆で立ち向かい、その一人がサクリファイスになる事はなかったかもしれない。
子供への接し方が分からず都合に良い距離で甘んじてしまう親、子供自身の子供と大人を大人の都合で使い分けて逃げちゃったり、自分自身の苛立ちを子供にぶつけたり…大人たちが子供を守ってあげられない社会とかは、映画にぶつけるより大人たちが持ち帰って良い大人になりましょうでいいのかも。
僕にとって何度も見直して楽しめる星4以上って映画じゃないけど、上映時間を退屈に思うような映画じゃなかったよ。と言うわけで星3 若干終わってモヤモヤする部分はある
期待していた分悲しかった
初日に行きました
予告を見て素晴らしい歌声にすぐに虜になりました。
少し高いけどIMAXで予約して、本当に楽しみだったんです。
良かったのは最初だけでした。
まず総じてストーリー展開が雑です。なんでそうなった?なんでそんな気になる?
大事な部分が抜けたまま、置いてかれたまま、ストーリーが進んでいきます。
テーマや絵と音楽は良いのに…ここまで素材が揃ってて、なんでこんな感じになってしまったのか…
リアルな風景、リアルな学生の悩み、リアルな家庭環境、社会問題を取り上げて
素晴らしい絵と歌もあったが故に、
シナリオの雑さ、不自然さが際立ってしまった感じ
竜とすずが仲良くなる所はもっと丁寧に見せて欲しかった何が何だか分からなかった
綺麗な映像と音楽でゴリ押ししてる感じ
作中のすずの周りの大人達の行動が全くもってリアルじゃ無い(母親は素敵でした。)
とにかく本当にストーリー展開の見せ方?が雑です。
本当に一番許せなかったのは虐待されてる子供を助けに行く!ってなったすずに周りが誰も付き添わず、1人で行かせたこと。
・主人公を守るって言ってた男の子なにしてんの?ネットに姿晒せ(学校の制服着たまま)
って言った上一緒に助けに行かないってどう言う事?
・主人公の周りにいたおばさん達も、子供が虐待されてる映像見てたよね確か
主人公だけ車で駅まで届けてはいいってらっしゃいじゃないよ笑
・主人公の父親もっと心配してよ…娘が急に
ネットで知り合った子供が虐待受けてて助けに行くって1人で上京しようとしてるのにさ…
虐待してるような体格良い男がいるところに未成年の女の子が助けに行くって言ってんのに…
他にも変な所満載です…
IMAXで見たのですが
虐待シーンがとてもリアルです
母親の死を受け止めきれず少しおかしくなってしまった弟
それを(言うことを聞かなくなってしまった)と捉える虐待父親
そんな弟を察して守る兄
暗い映画館、質の良い爆音音響で虐待シーン。
近い経験をされてる方はパニック発作に注意して下さい。
過呼吸起こします。
歌えなくなった少女がもう一度歌えるようになるまでのお話を…
圧倒的映像美と珠玉の音楽で包んだ名作。すべて鈴目線かつ娯楽性より芸術性がかなり高いので展開は分かりづらい。海外の方が受けそう。サマーウォーズが夏希と健二の恋の話に見えて健二が佳主馬を救う話なのと少し似ていると感じた(恵の目も佳主馬と似てるし)。世界観は美女と野獣、観たあとの感覚はハウルの動く城だけど描きたいのは全く別の話だと思った。
監督のメッセージは、
①『バズ=誰でも注目を集められるネット現象がいかに空疎な個々人の感想の集合体か』
②『顔を隠している間は心と心は繋げない』
③『親切や自己犠牲、純粋な善意=“母性”の美しさ(単純な母親神話・母性礼賛ではない)』
だと思う。
①は簡単にペギーからベルに人気が移ること
②は恵が鈴を一切信用しない→鈴がアンベイルして歌う中で母の行いを理解し心に灯りを取り戻す→世界中のAsの心が鈴の灯りで繋がれる流れ
③は見知らぬ子供を助けて亡くなった母と、見知らぬ人を無責任に傷つける人間を対比することで表現されている。
太陽の世界は現実、月の世界はU(ネット)。
月の世界でオタクが脚光を浴びるように、バズが例え空疎な個々人の感想でも『U』がその人の真の力を開放するのはネットパワーそのもの。
ルカちゃんやカミシンはネットに頼らなくても間延びした平和な世界で生きていける。ヒロやしのぶ、バランスを取って生きられるふたりは鈴の力に気づいている。鈴は現実でも母を失い裏切られたと思い、ネットでも母への心無い中傷を受けてまともに食事が取れないほど塞ぎ込み、自信を失い自分の心や好きな人を思う気持ちすら否定し続けている=ヒロは月の裏側に隠れて居場所のない鈴に月の世界で自信を取り戻させようとし、しのぶはあくまで太陽の世界で鈴らしく生きてほしいと願っていた。
なぜ竜を助けたのかは、恋心だと周りのおばちゃん達は安易に思っているし本人もそうなのかなと思っているけど、実際は『お母さんが見知らぬ子を助けた理由を探すため』『人生の傷にお互いが共鳴しあっていたから』。
竜とベルは恋をしているように見えて『月の裏のような、上手くいかない誰も助けてくれない人生を生きる自分たちを互いに救いあう』関係で、そういう『恋愛には発展しないけど心が通じあう関係』はおばちゃんの一人が語っている。
同時に『秘密のバラ』は“お母さん”の象徴(恵と知の部屋に赤いバラが活けてある)。
つまり『恵は鈴から見ればかつての中洲の子供だけど、知から見れば自分を命がけで守ってくれる母』。
世界を憎んでいた少年が誰かに『大好き』と言えるくらい世界を肯定できるように戦った鈴もまた、自分の母と同じ行いをしたことになる。
だからふたりは一緒に踊って空を飛ぶし、心を通わせて抱擁する。
一方で実際に命がけで天使(知)を守る恵は、鈴を見守っているとはいえ実際に鈴のために傷つく訳ではないしのぶとの対比でもある。
しのぶはずっと『お母さん』でなく『同級生の男』になりたかった。鈴が自信と笑顔を取り戻して『解放され』心の自由を得たが、恵はこれからも『解放を望まず』天使である弟を守ると思う。
しのぶの思いが恋か友情かは語られていないが最後に『(鈴の歌を)聴いてる』と言っているし『やっと普通に鈴を好きになれる』かなと。であれば車に遮られて鈴が告白しそこなった時も、鈴の想いに気づいていたけど『(鈴が鈴でなかったから)まだ言ってほしくなかった→先にベルは鈴だと言い当てた』かな?
しのぶはずっと『鈴が心から笑えないなら俺も笑わない』的な自己犠牲を払っていたと思う。
また、ペギーは中洲から助けられた子供(だから自分をアンベイルして誰かを助けようとする鈴に最も早く反応した)、ジャスティンは恵と知の父親(だからU警察としてスポンサーを多数得て冒頭でインタビューされていた)。腕時計アップ=アンベイルバズーカと完全に一致。やたら良い家に住んでいるのも説明がつく。
これまで助けると言いつつ周りが動かなかったのはUの大物だったから(著名なYoutuberのメタファー、VoicesはGoogle)。でも虐待映像で炎上したので、これから恵が世界に暴露すれば名誉失墜&警察沙汰→『これまでは誰かの“助ける”を待っていた恵が自分で戦う』ということ。それができるのもまたネットの力。
ちなみになぜ中洲に子供がひとりだったかは、例の『玄倉川』モチーフかと(ちょうど夏休みだし…)。今の世の中で彼らを助けて亡くなる人がいたら『あんな連中助けるな』『我が子を残して死ぬなんて無責任』と叩く人は絶対いるだろうな。
…と。ここまでは全部個人の感想と考察です。明確な根拠があるわけではないのでご容赦ください。ほかにもベルが巡音ルカに似てるなぁとか、恐らく何らかの発達障害を抱える弟を『天使』として表現しているところなど魅力を語れば止まりません…!
そして何より、中村佳穂さんと常田大希さん(millennium parade)という私得映画。
こんな素晴らしい作品にエキストラシンガーズとして参加できたのは本当に嬉しい。
何回も観たらその分違った味わいがありそう。
細田監督ありがとうございますm(_ _)m
開始5分“までは"最高に良かった。
エンドロールで脚本細田守の文字を見た瞬間全て納得できました。
前作のミライの未来も、観客を置いていくストーリーだった。もうそのスタイルで行くのでしょうか…?
ただ力の入った2時間のMV。正直観ていて辛かったです。
1番辛かったのは、途中の美女と野獣の似すぎているあのシーン。何ですかね、アレ。劇場を逃げ出したくなったのは初めてです。
現代的に美女と野獣を描きたかったと言いますが、
あんなの現代版でもオマージュでもなんでもなくて、ただ単純に好きなシーンを描きたかったからパクった。という印象しか受けませんでした。
なぜなら脈絡が無さすぎるから。フランス語の名前、唐突なダンスシーン、電脳世界なのにただ、ただ、燃やされる城。笑
あと友人達の誤解を解く、というせっかくの人間みあるシーンもゲーム画面?での謎の表現。意味不明です。
他にもありますが、感情移入できないまま時間が過ぎました。
新しい試みでやりたいことがたくさんあって、素晴らしいことなのかもしれませんが、しっちゃかめっちゃかな映画になっていることに気づく日を願っています。
もうそろそろ元の細田守監督に戻って欲しいですね。
あの夏のような感動が欲しいです。
次の脚本は、他の方だといいな。
次は評価見てから行こうと思います。
歌のみ
タイトルのままって感じですが、歌は良かったので星一つ。けどストーリーが…。
例えば、すずが歌えないのは、
何かお母さんとの思い出等なのか、
それともただ恥ずかしいだけなのか。
そこら辺ももう少し深掘りされてれば、クライマックスの歌唱シーンももっと感動できたのに。
脚本に携わるならせめて、脚本家と共同のほうが絶対に良いと思います。
それと、美女と野獣オマージュというのはもう少し大々的に宣伝するべきかと。前情報なしで観たので途中すごくムズムズしました。
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