竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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何を伝えたいのかよく分からない…
母親がある意味水難で死亡しているのに、自分のショーで水を使う事に違和感を覚えてしまった…
すごい些細な事だけど、母の死のトラウマが、死の原因ではなくて思い出に掛かっているのはおかしいなと思ってしまった…
なんというか、劇中でUの凄さというか、ネットの凄さというのもあまり感じらなかった…
どうせなら、最後までネット力であの少年二人を助けた方が現実味もあった気がするですよね…
話を上書きで作っていたのかのようで、なんか整合性がないというか、まとまってないというか…
歌を最初に作って、後から話を作ったように見える。
歌はいいと思う。
でも、そこだけかなと…
お客さんを呼び込むにも、歌がないといけないのかな…??
素通りできないご都合主義感
社会問題を扱うにしても全体的にご都合主義だなあという印象。話のネタに留まっている。
(個人的にそういうものを扱う時はメッセージ性があったり、真剣に向き合って斬り込んでいかなければならないのではと思っているので...。)
特にすずと虐待父親の対峙シーン。
この人はは弱かったから逃げていったけど、実際だったら逆上して殴られたり、もっと酷い事をされる可能性もあっただろう。
虐待するような人間だって大人たちは見ているはずなのに、すずを1人で向かわせるのはどうなのだろうか。
個人の意見を尊重するためぐらいの理由じゃ弱いのでは?何かあったら...なんて事を考えてしまい、話に集中できなかった。
いくらフィクションでもそこは大事なデティールだと思う。
全体的な流れとしては母の行動により苦しんでいたすずが母の気持ちを理解し前を向くというストーリーであるが、ここに一種のグロさを孕んでいると思う。
すすが母親の行動を理解するということは、もし将来子供ができたときに母親と同じ行動を取ってしまう可能性があるということである。
それをされたことですずは苦しんだのに、それを子にするという負のループだ。
飛躍しすぎと思われるかもしれないが、そういう可能性を否定できないからこそ、最後のもやもや感が残る。
苦しい自分を認めてあげるのではなく、相手を理解することで苦しさから脱するというのは子にとって酷なんじゃないかと思う。
軽いことならそれで済むと思うが、すずの場合深く重い事例であるので、今回のストーリーの結末であるとどうも腑に落ちない。
そして、苦しいとき、相手を理解しなきゃいけないというような主旨とは逆の意味であろう負のメッセージとして伝わることもあると思う。
小作品ならそれで構わないと思うが、大掛かりな作品では、多角的な見方について出なかったのだろうか。
重い題材を扱っている割に細部が雑であくまで物語のコマだというのが透けて見え、悲しかったのでこのレビューを書いた。
創作物は面白ければご都合主義でいいと思っているが、今回は悪目立ちを感じてしまいスルーできなかった。
歌と映像は最高でした。
ヒロイン中村佳穂さんを愛で彼女を世界に知らしめる為の映画
これだけ観た後にモヤモヤ気になって、なんでこ〜なった〜?細田監督よあなたは誰?
メンタル大丈夫?カウンセリングしよか?って。
アマプラで過去作品全部見て、おおかみこども未来のミライも素晴らしい!!
最近観た映画でスパイダーバースすげえカッコいい!!って興奮したけど日本にこんな凄い人おったんか!今まで細田監督知らんくてすんません!って思ったよ
竜そばは、U世界に全然魅力感じないし、正直ディズニーキャラデザとか外国人スタッフとか有名な人がCGチームに関わってて、細田監督が好きでボランティアで仕事してくれたなら、お疲れ様でした!ってなるけど、やっぱそこに莫大な予算かけたって。
正直全然良さがわからなかった。あそこにお金払うつもりないし、スタジオ地図さんのスタッフさんに課金したいのよ。
海外でも有名になってジンキム氏と意気投合して一緒に仕事しようって持ちかけられて、じゃディズニーキャといえば美女と野獣、アナ雪、を得意のデジタル世界で見せようかって。
多分、監督、色んな人から宣伝になりますから〜とか言われて乗せられたというか知名度で金儲けに利用されたんじゃないかと思えてくる。監督天然ぽいもんね
正直監督の手書きの生きたキャラの躍動感を観たい。
それはこの映画で唯一カミシンパートが監督らしさを感じたから。それで過去作品見たらやっぱり凄い好きって感じたから。
サマーウォーズを観てから竜そばを期待していくとがっかりしたと思う。
中村さんの歌は素晴らしく特に川辺を歩きながらアカペラで歌うシーンは良かった。
最初橋の上で歌おうとしてゲロってたけど、あそこで歌えてるやんw
でもあの嘔吐物のシーンが結構長めでキツかった。
折角の歌とオケのバランスはイマイチで歌声がかき消されて煩くて勿体無い。
劇中の鯨の鳴き声は轟音で、なんかモンスター感滲んで怖っ!って思ったら、ファイナルファンタジーのキャラデザの人なんやて。
FFキャラの鯨に乗りディズニープリンセスが歌う世界とは??
エルサとかラプンツェルとかも登場するFFゲームか。
しかも歌声が宇多田ヒカルに寄せてきてる?
冒頭のミレパの音楽にUのアナウンスが被って歌詞が聞き取れないが
ティンパニなどパーカスやメロディの一部がディズニーコラボのゲームの主題歌passionに似てた。
MVに大量のミニサイズのティンパニ打ち鳴らしてる人達出てくるし。薔薇のモチーフとか。
歌声も初期宇多田ヒカルぽくて。
別にパクってると言いたいわけじゃないけど。
CGチームがやりたかった事ってそこか?
常田さんが絵コンテ貰って作った歌詞が、
鯨に乗って、さかしまなUの世界踊りつくせ♪
祭りのリズム満開でヨサコイぽいかもな。
現実なんてさ 身もふたもないから♪
この映画の冒頭でこの映画の全てを伝えてるよなw
ヒロイン中村さんの歌声や演技は良かったし、彼女がいなかったら恐ろしすぎる最悪の作品になってたと思うわ。救世主天使な中村佳穂さん!
ヒロちゃんルカちゃんカミシンの演技も良かった。
監督の話だと、日本でディズニーみたいなミュージカル映画をやりたくて、向こうはまず歌が最初にあってそこから物語を作るけど、日本だとまず絵コンテが無いと話が進まないとかで。見せたい歌のシーンのイメージが先にあって、結局ストーリーは後付けで適当に過去作品のネタかみたいなシーン並べて見たり。
たしかにディズニーとか音楽と映像で子供に害悪と思われるネタも分からないようにぶっ込んでくるし中身も薄いとは思うよ。
ジブリアニメが和風ディズニーって言われてて、監督もそこ目指したかったんかな?
改めてロシアアニメ観て癒されたわ。
ディリリとパリの時間旅行も音楽劇みたいで良かったなぁ。
神話を忘れた民族は滅ぶって言葉思い出す。
そいや、マクロスも歌姫アニメ作品やったよなぁ。
来年またアニメミュージカル作品公開されるんだ。
能楽風音楽劇やて。
音楽がいい
正直ストーリーは放って置いて
映像と音楽を映画館で楽しむべき映画って感じでした。ちょっと盛り込みすぎて高校生の演劇かな?ってくらい幼い希望とかを盛り込みすぎ。
途中の美女と野獣もやりすぎな感じだったのでターゲットがかなり偏ったと思う。中学生男子の我が息子は やはりストーリーよりも映像と音楽だけを絶賛して2回映画館に足を運んでいます。
そのくらい歌声も素晴らしく、素敵な映画だと思います。
実はこの映画を観たから、近所の児童虐待かもしれない案件を通報しました。
そんなきっかけにも十分なり得る映画です。
微妙、、、
内容が面白くなかったし、メッセージもあまり伝わらない作品でした。
腑に落ちない点は多々あった。世界中の人々がなぜUに夢中になるのか、主人公は竜に助け求められたわけでもないのになぜ竜に固執するのか(竜のせいで現実世界やUの世界が滅びるわけでもないのに、、)等々、、、
あとは恋愛模様とか親子関係とか思春期独特の友人関係とかテーマをてんこ盛りにしすぎた挙げ句、どれも薄く浅くで個人的には不必要なシーンが多すぎた気がする。
「オオカミ子ども」「時をかける少女」とか大好きだったのになぁ!!!細田先生!やっぱり脚本は脚本家にお願いしてください!!!
悪くは無いが腑に落ちない点もある
基本的に音楽と映像は良い。
特に音楽は、すずが初めてUで歌唱したシーンで早くも涙してしまったくらい。
ただ全体を通してまず感じたのが、声優が下手すぎる。もう少し何とかならないものか…気になりすぎて感情移入が出来なかった。
ジャスティンには声優を起用しているので、余計に差が浮き彫りになっていた。
個人的にルカとカミシンのペアや合唱隊のおばさんたちは好きだが、他の方のサイドを詰め込みすぎているという意見には全面賛成する。必要だったとは正直思えない。それよりも父親との関係性をもっと描くべきだったのでは?と思う。
母の死に方に関してはかなり馬鹿で無責任だと思うが、言いたい事は作中の批判シーンで言われていたのでまぁ良し。
また、他にも意見が上がっている通りラストシーンで東京に高校生一人で向かわせるのは到底理解し難い。ただ、それよりも気になったのは虐待父がなぜすずを殴れなかったのかの描写が不完全であった点。死んだ妻に似ていたとか、そういう理由があれば納得もできたが…
その後のシーンでクリオネのASがトモだったとわかるセリフは個人的にとても好き。(私が鈍感で気づかなかっただけかもしれないが)
ただやっぱり、虐待家族のその後が明確に記されていないのは不安が残るかな…EDで良いからなにか少し描写して欲しかった。(自治体や団体は役立たずそうだし)
面白かったとは思えるが、前半に比べると後半少し勢いが落ちた印象。
世界観がサイコー‼️
現代を象徴するようにSNS社会で話が始まっているので内容がすんなりと入ってきました。
また歌などの音楽がとても印象的で内気な主人公がここまで心を開いていてSNSの良い場面、悪い場面両方を取り上げていてとてもいい映画でした。
歌唱力に凄く魅かれた!だがストーリーの締めくくりは相変わらずって感じ
今回の映画はミュージカル映画として観るのが良いかも知れません。美女と野獣に似てるって書いてる人何処でも見ますが似てて当たり前、題材が美女と野獣だから。これは監督自身が美女と野獣のミュージカル的表現に魅了されたから自分の作品でそういう表現を入れたかったからというのが本音(でもちょっとやりすぎな気もした)。後今回出てきたUという名の仮想世界、実はOZの未来の姿。そして今回アニメなのにリアルを押し付けてきたのはわざと、監督は今のネット社会の鬱陶しさと希望の二面性に着目してストーリーを構成したから。そして限りなくリアルに近づけたからこうなった。
ストーリーが最後の方ん?ってなった人結構おると思う俺もそう。何か毎回細田監督って締め方下手くそな気がする。
つかただアンチレビュー書いとるやつは1回調べてから納得出来ない部分があったらそこをアンチしろよなっていうのが俺の本音
歌は良かったです
歌とUの描写はとても良かったのですが、
SNSの悪意や、美女と野獣要素はいらなかったと思います。
それより、すずに手を差し伸べる大人がいてほしかった。
そして、すずと竜がゆっくり距離を縮め、互いの力になる過程と結果を見せてほしかったです。
小説ではしっかり表現されているのかもしれませんが、登場人物達が他人を思いやらなさすぎだと感じました。
細かいことを言い出すときりがありませんが、
・「私にも幸せが何かなんてわからない」だからすずちゃんも自分の幸せを探そう、と励ましてあげてほしかった。
・「何かあるなら言いなよ」それなら学校の廊下などでなく、場所も選んであげてほしかった。
・「あなたは誰、秘密を見せて」その前に十分に仲良くなってほしかった。初対面な上、相手の拠点に忍び込んでいるのに。
・「今行かなきゃあの子が死んじゃう」その前に自分の子のことを考えてほしかった、すずの母は作中一番無責任だと思います。
・「すずってベルだろ」突然でしたし、あんまりだと思いました。しのぶ君はすずに厳しい選択を突きつけるシーンが多く、見守っているとは思えなかったです。
・1人で東京まで行かせるだけでなく、大人に何か手を打ってほしかった。自分に歯向かう意思があると知り、竜の父の暴力はこの後激しくなるでしょう。
傷ついていても自分でがんばって、状況を変えるしかない。
虐待されていても児童相談所は助けられない。
正義を叫ぶ人が正しいとは限らない。
そういう、嫌なリアリティが目につきました。
虐待を描いた上で、救われない・救われる明示がないのは残酷ですね。
虐待は立ち向かう意思があれば大丈夫、みたいな描写はやめてほしかったです。
サイドストーリーを盛り込みすぎている
気になる点
1.親子は結局解決したのか
2.しのぶくんとの関係性がふわふわしたまま
3.お父さんのキャラクター性がわからないから、親子の関係修復にいまいちのれない
4.オンラインなのに、オフラインで集まる意味(廃校のところ)
5.竜の居場所を見つける時流石にご都合主義すぎる
6.ルカちゃんとボート青年のサイドストーリーの薄さ
7.本人に歌の才能があるという根拠の薄さ
8.言語問題の説明がない
9.ポリス報い受けてほしい(勧善懲悪の肩透かし)
総合して様々なストーリーがとっ散らかっているように思えた。個人的にはルカちゃんの件とか、しのぶの件とかは描かず、竜との関係性、父親との関係性、Uの世界観の深掘りに重きを置いて欲しかった。
最初の1時間は面白かった。
映像は素敵なんだけど…
Uの世界のデザインと映像は素晴らしかった。
そもそもこれ目当てで見に行って、今までの経験から自分はサマーウォーズ以外はそこまで細田作品が好きと言うわけでもないのでそこまで期待はしてなかった。
サマウォと同じ始まり方とOZから引き継がれてるデザインが出てきて嬉しく、冒頭では映像美に鳥肌が立ちました。が、それも束の間、主人公の境遇と周りの人物描写でテンションが下がる。
毒舌という名の性格悪い2ちゃんねらー気質の登場人物っていくら主人公側でも不快なんですよね…。
あとSNSの嘘つきアーティストや傷付きおばさんなど現代のSNSの負の代表みたいなキャラが次々出てくるんですがどうも取ってつけた感じで、ストーリーとは別にアイデア出しして無理につけたような違和感を覚えます。
あとこれは個人の感性の問題でしかないのですが、現実(の不快なもの)を映画で観せられても全然楽しくないんですよね…自分はフィクションを求めて映画を観にきてるので現実見せられてもテンションが下がる…やるなら徹底的に露悪的とかの方が好きです。現実見たくて映画観にきてる訳ではないので。
最終的には虐待やってるやべーやつ(しかも大の男)の元に「あの子が決めた事だから」って一人で行かせる大人には「いやいやいやいや!?」となってしまいました。
突っ込んだらダメなんでしょうがいくらなんでも…虐待親と退治する時に一対一の構図にしたかったにしても一緒に行って街で探してるうちに逸れてとかなんか方法なかったんでしょうか。
その後のシーンで普通に道路に出てこれるくらいの精神的な虐待ぽく描かれてましたが、ビデオが切れた後ボッコボコに殴られてると思ってたので余計に無いわーと思ってしまってました。
他の方も書かれてたように次作は脚本監督以外の人で作品が見てみたいです。
声優さん使ってよ。(/ _ ; )の既視感
感想は、人それぞれ。「星」の数もそれぞれ。制作側もそう思うから、こうしたレビュー記事をエゴサしても、そう重要視されてないのかもしれない。
確かに、歌唱や映像の美しさは、いい。
1)でも、「感動した!」と言われる方もおられるけど、虐待に対する解決に高校生一人で行かせるシナリオには、やはり賛成できない。しかも、顔に怪我をさせられてるのに、「カツオのタタキ食べよう」なんて言う親は私の知る限り、皆無。「困難に1人でも立ち向かった母親の気持ちを理解したから同じようにヒロインも1人で行く」??予想通り、「周りの大人はどうしていかない?」「何してんだ?」って反応、レビューが多いじゃないですか。。シナリオ作成時に予想できない?のが不可思議。予想しててもそれを「強行突破」しようとしてるなら、虐待の現実をもっと見つめられてから作品化してほしかったな、と。サマーウォーズは、イカ釣り漁船やミリ波の自衛隊所有車など持ってきて、画面のこちら側で「そ、それは無かろう!!」とツッコミ入れながらも、問題解決に大人が関わる場面があるから応援できた。観た子どもが「大人の良さ(醜さもあるが)を知る」ところからどんどん離れていく感じがする。で、マイナス2
2〕そして、刺身のツマのような「声優」さんの使い方をするアニメ映画の増えたこと増えたこと。俳優や芸人さんの方が、気を引くからでしょう。でも、なぜ、400億の漢、煉獄さんが「誰も死なせない!」と言うところで、何回観ても涙が出るのか、それは日野さんの血の滲むような努力の積み重ねの演技力が「絵」にハマってるから。オーディションしてるとは思う。でも、なんか「イエスマン」にスタッフさん、なってない?「本当にこの俳優•芸人さんを充てるんですか?」とかいうオファー決定会議になってる?声優さん以外を起用するなら、神木隆之介さんみたいに、何回も『声優として声を充ててください』みたいに、依頼が来る俳優・芸人さんを選んでほしい。最近の「アニメ大作」に起用された俳優さんで、その後2つ3つと声の依頼が来てる人は何人居るのか?台詞の場面で「はあぁぁ…」と思う既視感が繰り返されることに疲れました。島本須美さん(母)、あれだけ??歌役と台詞役をマク○スのように分けるとか、いろいろ考えてほしい。で、マイナス2
ま、歌をサブスクでポチしちゃったから、プラス0.5。
それでも、次回作があると、観に行くんだろうな…。
映像と音楽が素晴らしい♪
IMAXで観たので映像はとてもキレイだし歌も良かったので感動しました。ただ、物語の途中にディズニーの美女と野獣と全く同じ構図を再現したシーンが30分以上出てくるのですが、美女と野獣の良い場面だけ切り取っていて唐突感がすごいので、ディズニー版では感動した野獣とのダンスシーンも置いてけぼり感が強かったです。あそこまで使っちゃったらエンドクレジットに引用って入れとかないと訴えられるんじゃない?っていうくらい中盤は美女と野獣祭りでした。オリジナルのシーンはすごく感動したし良い終わり方だったので、美女と野獣のシーンを抜いて作り直してくれないかなぁ…というのが正直な感想です。
腑に落ちたり落ちなかったり
川に取り残されている子どもをあまりに残酷に傍観する大人達と、泣く娘を振り払って助けにいく母親。
DV男から女子高生が1人で助けにいくのを周りが誰も止めない。
観ていて感情移入出来ませんでしたが、「傍観者にならず、1人でも行動しろ」ということが伝えたかったというコメントを見てから、この脚本も腑に落ちました。
母親が助けに行った理由とか、竜の虐待シーンですずのトラウマがフラッシュバックしたとかもこういうことなのだと分かりました。
児童虐待という重い問題に、「助ける」と言うだけじゃなくて、行動した。でも解決策があまりにも軽すぎて、行動はしてるけど実情は何も分かっていない子に思えました。
序盤は素晴らしい、終盤失速か…
お恥ずかしながらやっと竜とそばかすの姫を観に行ってきました。
まずインパクトがあったのは最初のベルが登場するシーンでの歌声、いつも家で聴いている音よりも遥かに臨場感のある音が私の体を包みました。この作品において歌はとても重要な役割を果たしていると思いました。ベルは喋って気持ちを伝えるというのはあまりこの映画ではありません、その歌で気持ちを表現するのが歌姫ベルです。
終盤差し掛かるあたりまではすずの成長や、周りの仲間との協力シーンなどにも胸を打たれる場面が何度かありました。特にベルがすずになりライブで歌うシーンは今思い出しても胸が熱くなります。
しかし竜の正体を探し出してからの駆け足感がえっえっという感じで頭がついていかず、全く今までのテンポとは違いショックを受けました。
もちろん映画なので全ては描かず、今後はどうなったなども受けてに任せるというのが醍醐味であるというのも分かりますが、いくらなんでもすずの成長するためのサイドストーリーとしてそこでの役目が終わったら、ほっぽって置きすぎなのではと思いました。
現代版美女と野獣、ではない!
美女と野獣のオマージュ的なシーンがCMでも多く垣間見えることに興味を持ち、いざ見てみると全然美女と野獣のようなラブストーリーではなくてがっかり。
てっきり竜とベルの恋物語かと思ってたーー!
!
ほんのり三角関係?って感じにフワッと終わってモヤモヤしました。
2人の恋物語でないなら、あれだけふんだんに美女と野獣のシーンを散りばめた意味があまり分からなかったです。
主人公が自分のライブに乱入して来た暴君になぜそこまで引き込まれて、興味を持ったの?
忍やおばさん達はどうしてすず=ベルって知ってたの?
というかおばさん達ラストに集まった意味ないような…。
カミシンのカチコチになるシーン長すぎて見てられない。
そもそもUの世界って実際どんな感じでみんな楽しんでるの?VRみたいな感じ??
いろいろ謎やツッコミ所が多すぎてとっ散らかったストーリーだな、という印象のまま終わった。
でも映画後の他の方のレビュー見て理解を深めるのが楽しかったので⭐︎3つ!
よくわからなかった
•自分にとって感情移入できるキャラクターがいなくて、良し悪しがよくわからなかった。状況なども理解できなくて、上の空になってしまった。あのネット世界に参加してる人達は、暇つぶしに参加してるように見えてきて、そのためあの世界の重要性がわからなくて何故あれだけ焦ることができたりしてるのかがわからなかった。
•全体的にミュージックビデオの連続に見えてきてぼんやりしてしまった。音楽はとても良かった。映像も綺麗だった。
•主人公が最終的に龍を救って、ネットの世界はどうなったんだろう、とか今後の龍と父親との生活は?とか。龍の父親は女子高生に睨まれて腰抜けたのも何で?と思ってしまい、その父親を撃退して、自分の父親と和解するのも何で?とわからないことだらけで謎が残った。合唱のおばさん達もどういう人達?何で拘束されてる時逃げられないのかな、とか。
•ネットの世界の人達が実は身近な人達でしたっていうのも、いやはやって思うけど、実際に遠くの人っていうのもなぁ、とも思った。
•ワイヤレスイヤホン型のデバイス?で、現実とリンクしているっていう世界が、何となく娯楽がメインっぽいあの世界でだけで使われてるようだったのも疑問だった。医療とかに応用してたのかな。
•場所が高知っていうのをほぼラストで知った。カツオのタタキ作ってたからまさかと思った。
•主人公のお母さんが、命を顧みず川に飛び込んで行って亡くなってしまったのが、中傷するメッセージの一個にもあったけど、無責任に見えてしまった。子供に泣きながら行かないで!って言われて、飛び込むって…むしろ父親も何で止めなかったのかなとか。以前に何かあったのかな。
•龍の父親が花瓶を床に落としたモラハラが凄く嫌だった。取材とかされてたけど、どういう人だったんだろう。
インターネット版"美女と野獣"?
ネット上では"美女と野獣"のパクりだの盗作だのと叩かれているようなので、期待値2割減で観てみた…
あれっ?普通に面白いじゃん!!
もちろん"美女と野獣"感はものすごいあるけど、他ならぬ細田監督自ら"美女と野獣"が大好きでインスパイアされた旨、ならびにベルのキャラクターデザインをディズニーのジン・キム氏が担当している以上至極当然だし批判は的外れだと実感した。
サマーウォーズ始め細田監督の作品が大好きだった自分からしたら"OZ"を想起させる"U・AS"、"空翔ぶ鯨""時空間を制服姿で跳ぶ姿"に懐かしさが込み上げてきた。
ASのアバターの作成方法も良い、自分のなりたい願望でなく機械が深層心理・内面を反映するあたりはなかなかに斬新。
ストーリーも件の"美女と野獣"一辺倒でなく少年・少女の葛藤・苦悩・希望・未来などの群像劇を巧みに混ぜ合わせてあるし結末はまるで違う、何よりも死者はでない。
当然アニメーション・グラフィックは素晴らしいので批判を受けて二の足を踏んでいる人は騙されたと思って観て欲しいなぁ。
まぁ、もっとも"美女と野獣"が元から大好きな自分の評価なので甘々な評価になっていることは拭えませんがww
映像美と音楽を見るだけでも価値がある!
映像が美しくてうっとりします。
そしてすず/ベル役の中村佳穂さんの歌声と音楽が絶妙にマッチしていて素晴らしかったです!特に冒頭にくじらに乗りながら『U』を歌うシーンはわくわくしました。
ストーリーは多々消化不良の点が否めませんでしたが、とりあえずハッピーエンドなのと、何より映像と音楽が良かったので楽しんで見れました!
普通につまらない。
電車広告や、映画予告を観て気になったので観賞したが、これは美女と野獣のパクリですか?っていうくらい美女と野獣に似ててびっくり…
脚本はどうなってんだ…
なぜ、パクリで通ったのか不思議でしょうがない。
意味不明な点が多すぎ。
サマーウォーズで評価がよかった、OZに似たSNS、Uを舞台に作ってるけどUの良さがイマイチパッとしない。作品のストーリー展開がいろんな作品のよかった点をまとめて作ったのか?という作品だった。
ツッコミどころ満載の作品で1800円払って観るまでもない作品でした。
感動もない、同感できるところもない、感情移入できるところもない。
つまらない作品だと感じた。
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