竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全618件中、201~220件目を表示
ラストは?な感じでした
映像クォリティは最高だね
グラフィック超綺麗!
あの世界観だけでも見た価値はある
物語は終始よくわからない感じでした
特にラストがよくわからん
バスで主人公1人東京行くとか
仮想現実でいきなり全員歌い出すのも意味不明?
物語の前半は今まで胸の内にしまってた歌とゆうものが仮想現実なら歌えるとか
ネットの匿名の怖さとか
テーマがあったのかもしれんが終盤にかけてよくわからんくなった
結局観客に何を伝えたかったのか意味不明でした
あとジャスティスのリーダー結局誰だったんだよ・・・
2回見ました。1度目は普通の映画館で、2度目はIMAXです。 最初...
2回見ました。1度目は普通の映画館で、2度目はIMAXです。
最初からIMAXで見ればよかった~!!!
ミュージカル映画など、音楽が好きな人は好きだと思います。
人間の描写がリアルでした。主人公の友達の毒のある感じ。ネット社会にはありふれている人格なのに、リアル社会では凄く嫌な人みたいに見えてしまいますね。
竜に心惹かれ、追いかける理由がもうちょっと欲しかったかも。
私は、ここの口コミ沢山見てから、映画館行ったので、全然期待してなかったのですが、2回目見た今でも、もう一回見たいと思います。
無償の愛に感涙しました
美女と野獣のシーンやストーリーにかなり寄せて、
オマージュとも言えるのですが、
実際は、アンチディズニーかと。
ディズニーならヒロインが救うのは美しい王子様。
そして結ばれてメデタシメデタシ。
ディズニーなら、竜の正体は、隠された秘密を持ったしのぶ君だったかも。
この作品のベルが救うのは、王子様ではなく、
世間から切り離され見捨てられた少年達。
ディズニー自身が見知らぬ王子様といきなり恋をして、ハッピーエンドになる平面的なお話を自虐する映画もありますが、
ディズニーの作られた見せかけな幸せを揶揄してるように思えました。
美女と野獣は、ベルと王子に心の交流はありますが、、
ベルが竜の為にラブソングを作って、竜の心が和らぎ、
上空で顔を向かい合わせ、本来ならキス、という所で、ベルがハッとして、そっと抱きしめるシーンが秀逸。
アンベイルされた鈴の歌に皆が涙を流すのは、
鈴の無償の愛に触れたからでしょう。
私も自然と涙が溢れました。
クジラは母性の象徴だし、
鈴は母から受け継いだアガペーの体現者。
鈴がいきなり自分のコンサートに現れた竜に心奪われたのは、鈴自身に母に見捨てられたと思った寂しさ、ネットの誹謗中傷に傷ついた過去の傷があるから、
竜のただ強いだけでは無い闇に、無意識に気付いたのでしょう。
鈴が飼っているワンコが前足が切断されている所、欠けたマグカップを愛用している所に、鈴が傷ついた物に心惹かれてしまう描写があります。
鈴は共感力の強い子で、だからこそ彼女の歌が自分の為に歌われてると感じると、Uの世界でコメントされたのでしょう。
虐待をする父親の所に会いに行くのは、鈴1人でなくては、竜は勇気を貰えなかったし、竜自身が受身では無く立ち向かわなければ解決にならない状況だし、
虐待の父親が、鈴の気迫に負けたのと
自身の正義を振り翳すジャスティスが、自身を曝け出しても、なお強さを放つ鈴に負けた事はリンクしていました。
鈴の父親も忍君も、鈴に立入過ぎず傍らで見守り、だけど必要な場所では強く後押しするという理想の癒し方でした。
作品全体が愛と優しさに溢れていました。
何故、何故、と意味が分からないから、この作品は駄目だという意見が散見されるのを見ると、悲しくなりました。
私には、Uの世界で、表面だけ見て誹謗中傷をするコメントにリンクしてしまいました、、
一つだけ難を言えば、カミシンが小さな窓から見えるような見えないようなビルから、遠征の川を思い出すのは、ちょっと都合が良過ぎるような。
まあ、2回目を見たら、それもどうでも良くなりましたが、、
一人で行ってよかった
前回のサマーウォーズは良かったのに、どうしちゃったの?
中村佳穂もデザイン作画チームも頑張ってたのに肝心の演出が酷くて見ていられなかった。
この監督は自分の高校生の頃を覚えてないんでしょうか。
何であんなキザったらしい同級生が出てくる?
世界を舞台に黒人や白人にコメントさせて、オール日本語で完結するのもズッコケました。
よくこれをカンヌに持っていったなあというのと
映画館を出る時これから見る嬉しそうな人たちを見て心が痛んだ。
私は一人で見たので気まずくならなかったのが救いだったかなあ。
オリンピックの閉会式で凹んだ所にこれは辛かった。
真剣に日本の演出レベルを憂いています。
ディズニーみたい?
前半部分は、ひたすら「美女と野獣」、後半から本領発揮して時間足らずになってしまったのが残念でした。
が、絵と音楽がとても素晴らしく、観てよかったので星4つです。
美女と野獣を期待してはいたのですが…
ベルが歌唱するシーンは映像とマッチしてめちゃくちゃ鳥肌たちました
主演声優さんの抜擢がすばらしい
引き寄せられる。
ただストーリー、、お前はダメだ…
ディズニー好きの自分としては、
Uの世界で竜を助けて欲しかった
というかベルがなんで竜を助けたいと思うきっかけがわからないし、竜の正体も全然すずと関係ないキャラで、えっ?となった
せめてしのぶくんが竜だった説のほうがよかったんじゃ、
現実に引き戻されて、冷めてしまう…
お母さんのシーンも何度かあるから期待するがとくに何もなしで終わる。
現実もリアルすぎるのと、ノリがちょっと無理矢理感の団体芸が自分には合わないので、リピートはなし。
もともと個人的に細田監督のアニメとはあまり縁がなかったのですが、プロモのベルの登場にわくわくして見に行きましたが、期待しすぎてしまった。
ただ音楽はめちゃくちゃいい。
鈴が自身のトラウマを乗り越えていく心理描写が良かったです
ストーリーの辻褄が?なところは確かにありますが、それ以上に鈴が自らのトラウマを解放し、乗り越えていく心理描写が上手く描かれていて、良い作品だと思いました。
鈴が竜と接する事により、竜の心の傷ををどうにかしてあげたいという鈴の良心が芽生え、鈴の心も動き出したんだと思いました。鈴は人前で歌うのも拒否反応で吐いちゃう位辛い事だったから、例えUの中で歌えたしても、自分の本当の顔を晒して歌うということは、自分の心の傷に否応なしに晒される事となり、とても恐怖な事だと思います。それでも竜への強い思いから自らの顔を晒して、自らの心の傷にも晒されて曝露できたからこそ、鈴自身のトラウマも解放できたんだと思いました。
鈴が一人で竜の父親のところに行って直接異議を訴えた場面は、鈴自身が母親への未練の思いを乗り越え、強い意思を持って行動できる大人に成長した事を表現する為と、虐待は絶対に許さないし、許されないというメッセージを伝える為に、あえて竜の父親と鈴一人で対峙させたのではないかと思いました。
ネットの匿名性は、傷ついた心に触れずに自分を表現できる手軽さはあるけど、匿名性や傷に触れない分、限界があると思いました。
鈴を見守ってる友達や大人達は監督自身で、この作品を通して鈴や竜のような人達を助けたいという監督のメッセージが含まれてる様な気がしました。
サマーウォーズか美女と野獣か?
別に細田守が嫌いなわけではないので悪しからず。
プロモーションでその両方が目に浮かんだのは自分だけではないでしょうか。
まぁサマーウォーズは本人の作品だし年数が経ち進化。
鯨もリアル鯨でびっくり!
公開前に細田監督のインタビューをテレビで見てディズニー美女と野獣の監督?との会談で日本版を作成したいと語ってたのを思い出しました。(多分スッキリ)
内容は幼少期に母親を事故で亡くし心を閉して高校生活を送る少女の物語
Uに登録して成功と出会いを経験し心境の変化が起き始め物語が進む。
仮想空間Uのアバター能力は精神の抑圧が高いほど強い?なんか分からん設定が後半に判明し冒頭の説明接続時に身体能力?等はどうなったのかと思った。
↑の説明は違ってたらすいません。
どんなオチになるのかと思いながら観てましたが、まぁ結果オーライで大円団。
余談ですが校舎での部活勧誘のとこでそれぞれの視線を見て覚えてるとちょっとだけ面白いです。
楽しかった
すごい詰め込まれた作品だった。
映画というよりは1つのパレードを見ているような感覚で見終わったあとは面白いというより楽しいという感情表現に近い。
次から次へと違うものが流れてくるそんな内容。
そして、中村さんの歌の表現力が素晴らしく、ストーリーと曲が分離せずしっかりとストーリーでの主人公の感情が歌に入り込んでおり正直感動してしまった。
しかし、ストーリーはいろんな展開が詰め込まれ過ぎた結果、見終わった後にこの映画が一番伝えたかったこと、つまりテーマがあまり伝わってこなかった。4時間くらいのストーリーをぎゅっとしたような内容。
でも、見なければよかったかと聞かれればそんなことは無いと言える素晴らしい1つの作品だった。
映像が綺麗だった!
絵はとても綺麗で、動きも気持ちかったです!
uの城のテラスみたいなトコでの夕暮れな色合いとか、雲の感じ良かったです。
現実の方のちょい坂の上にある家の感じとか、手すりもない橋っぽいとことかあーゆのワクワクして好きです。
ストーリーはちょっと乗れなかったです。
鈴が竜をあんなに気にかける理由がわからんし、唐突に見えました。
そもそも竜がUの世界でそんな悪いことしてるようにも見えないし。
ネット内の集団虐めみたいな悪口言ってくるあの感じが、ちょっと今更感があるというか。
いや、たしかにまだ解決されてない問題ではあるんだけど、ちょっと雑ってかステレオタイプな感じがしました。
ベルがどんどん人気になるとこも、もうちょい丁寧にやって欲しかった。地味な鈴がUだと認められるという、いっちゃんテンション上がるとこだと思うんですが。
50億人が参加してる世界の割に、結局日本人かい!ってとこもちょっと都合いいかなって思っちゃいました。あれなら最初から日本だけのコンテンツです!ってしてくれた方が変な疑問が湧かなかった気がします。
言語はどうなってんの?とかログインの時間帯で大体絞り込めそうだとか、、
抑圧された環境が、アスを強くするなら、もっと悲惨な子供もいるのでは?とか。
しのぶ君、すげぇ簡単に、信じてもらうには顔晒せよって言ってくるけど、お前ノーリスクだからって簡単に言うな!って思うのはモテない男のひがみでしょうか?
守るとか言うんだったら、東京ついてこいよ!!
Uの世界で城焼かれるとなんか困るんですかね?
Uの世界では実名晒さないのが当たり前なのはなんでなんでしょ?みんなLIVEチャット的なやつではガンガン顔晒してるのに、Uの世界だけは嫌なのね。
デザインとかディズニーの美女と野獣に寄せたのはどういった理由があったんでしょうか?
ちょっと読み取れなかったです。後で調べます。
監督大好きなので、めっちゃ書きまくってしまった。
ハードル上げ過ぎてすみません。
次は青春物じゃないやつ作って欲しいです。
竜があんまり
・竜登場までのシーンを見て、この後の展開でもっと高校生活を掘り下げて欲しいと期待してしまい、竜が邪魔に感じました。
・↑の理由から竜を追いかけるシーンが長いなあと感じました。
・竜とのやり取りですが、竜のビジュアルに人間要素が無くて感情移入できませんでした。
・竜がなぜ追われていたのか、はっきり分かりませんでした。罪を犯したなら捕まるべきですし、そうでないならきっかけを知りたかった。
・竜の正体が分かるシーンは、最後の最後で新キャラが登場して主役を奪われたように感じ、少しイライラしました。
竜とのやり取りを半分くらいにして、学園生活の話をメインにして欲しかった。
子供向け、、、
見たあとに何も残らなかった。
自分の道を進もうというベタなメッセージではあるが。
竜との急接近に全く感情移入もできず、最後まで何も起きない。
竜の最後の大好きだよという台詞や、あなたも自分なりのUの世界をとかいうくだりがくどく、全くエモくなかったししんどかった。
大人が腰据えて見るにはきつい。
新海誠とストーリー性、構成、映像美において大きな差があるとおもう。
非常に綺麗な映像演出
映像演出のクオリティに圧倒された。
Live2dを駆使したキャラクター表現や、楽曲や歌から得られる情景を非常にうまくビジュアルとともにミックスさせていると感じた。リアルでは冴えない主人公が仮想世界ではトップクラスに輝いて脚光を浴びるのは王道なストーリーだが、その基本の主軸を守りつつ、いかに世界観に引き込むのかが巧みなCG技術と相まって表現されている。50億人の利用者がいるオンライン世界上では、そこはもはや現実と変わらないという世界は、現代よりは少しすすんでいるが突飛すぎる世界ではなく、むしろ近しい感覚を得られたのは、youtubeなどで話題になりレーベルなど関係なしに人の心に刺さる表現が昨今多くなってきているのを見ているからだろう。故に現代をテーマとした作品に近いと感じた。
奇しくも母親と同じく自分を犠牲にして他人を助けることを選んだ主人公の話だが、実際には危険な行為、親としては止めたい決断。ほとんど自殺行為かなと。しかし希望を捨てずに突っ走って、綺麗な終わり方を期待したい気持ちがあるので、映像作品としては大変満足。
MVとして観るならアリ
MVとして観るなら凝った映像とキレイな歌声でクオリティ高いな、と思う。でも映画として観るなら、しばらく歌えなかった女子高生にしては歌声も曲も完成されてる。かと言って何十億人がファンになるほど万人受けするかな、とも思ったり。なんで折角わかり合えた人達を置いて一人で東京へ??そんな簡単にたどり着く?とか、そもそも合唱部のおばさま方はそんなに濃い関係なの?とか、色々わからず置いてけぼり。
児童虐待とかネットの荒らし行為とか無理矢理に社会問題絡めなくても良かったし、やるならちゃんとやって欲しい。
バーチャル美女と野獣を観たと思えば良いのかな。
安定の世界観・足らぬストーリー
前評判も高く、多くの広告が入ったこの作品
監督も評判の細田守監督
前作を通し魅力ある映像と音楽
CGを駆使した表現や
イラストレーターや今回は衣装担当者の力が入っていて
細部に至る表現や色映え、主人公・ベルの遺書などは
目を見張るものがあり
それだけでも観て楽しむことのできる作品であると言える。
音楽も世界観を意識して作っているだけあり
流石のマッチング
盛り上がるところは盛り上がり
バラードのところはシリアスしっとりと作品を
良く表し表現されていた。
CMにもあったライブシーンなどは
今回IMAXで見たこともあり納得のでき!
作中に出てくるシステム「U」も近未来的であり
現代を表し又、進化させた表現で
既視感もある中でより良いものを求めたくなる
気持ちを良く刺激される
こらは「サマーウォーズ」にもみられ
デジャヴを感じるがおおむね好感である。
しかし、多くの人が言っている様に脚本に問題がある事は否定できない。
細田監督の作品はストーリー性に脆弱を感じざるおえない。
全体的は構成自体は良いと思うし
流れからの判断的には私的には好きな作品ではあるものの
限られた時間の中で表現する事においては御粗末である。
物語の重要で無いところのピックアップや起承転結の多寡、結末はありきたりでも
そこへもっていく渦中で結果の受け取りテンションは変わるはずなのに
「あゝやっぱり」となってしまうことが残念でならない
星5にならない所以である
しかし、上記のの通りハマるところも多くカジュアルに観れる事からリピート視聴決定かな
都市では生きずらい現代に
これまでの作品に比べると、より分かりやすい作品だったと思う。そういう作品は最近、批評家気分な人たちの餌食になりやすいから切ない。短時間エンタメなんだからいーじゃん。と思っちゃうんだけどな。
本作は、Uで表現されるBell周りの絵が、都市部にいると出会うことのない景色、自然の中に住んでいると不意に出会える心を打つ景色の鮮やかさとが紐づいて、歌声と音楽と、景色がぜんぶ気持ちよかった。だから、高知が舞台であることは当然だし、田舎を知ってる人にしか馴染めない感覚であり、優越すら与えたんじゃないかな。今っぽい。
そして、老若男女、アバターも含めて、色んな登場人物がいたけれど、あのお父さん含めて、それぞれの良いところを少しでも引き出してみせたところは、現代社会に対する描き方としても、心地良かったな。楽しかった。
ひっかかりを残すところも確かに多々あるけれど、またの機会で見直すと発見がありそうですね。テレビ放送を待ちます笑
美しい映像と音楽、理解しやすいストーリー
細田監督作品と知って、劇場へ。
劇場の大きなスクリーンで描かれる仮想世界は美しく、深みのある唄や音楽で冒頭から惹き込まれました。
主人公は高知県に住む高校生の普通の少女。
幼い頃に事故で母を亡くしたショックから内向的な性格になっていた主人公ですが、仮想世界Uで唄う事や、謎のアバター竜との出合い、現実世界にまで影響を及ぼす出来事を通じて意思や優しさを見つけ心を開いて成長していく、というのが大筋です。
このストーリーが素晴らしいと思うのは、ただのラブロマンスでは無いという事です。
ストーリー冒頭にある幼い頃の母との幸せな思い出、突然訪れた別れ、なぜか知らない子供を助ける為に命を落とした大好きだった母。
この「なぜ?」が残されたままストーリーが進む事が、最後で生きてきます。
顔も素性も分からない仮想世界での相手のために、自分が積み上げて来た物の全てを投げうってでも助けたいという想いや愛情、自己犠牲。
昨今のネットやSNS事情における匿名での暴力が多発する中でも
「繋がるのは人であり、愛情や思いやりを忘れてはいけない」
というメッセージを感じます。
最後、竜のために主人公が暴力に立ち向かうシーンでも、暴言や暴力に訴えない、静かに立ち塞がるという事がその意味を大きくしているのだと思います。
ストーリー上、ご都合主義的な所やインパクトの為大きな数字が使われる所もありますが、話が破綻するようなものではなくエンタメ的側面だと感じます。
確かにもう少しストーリー途中で観客にフォローを入れてあげればもう少し受け入れやすくなったのかなと思う所があったのは残念です。
また美女と野獣的な演出をする事で、誤解されやすくなっているのも事実です。
おかげて竜のバックストーリーを深すぎるテーマと捉える人が散見できるのが勿体ないです。
総括として、観終わって満足感があり、少し涙もできる良い作品でした。
紗に構えたり、わざと難しい解釈や考察などをせず観るのがいいと思います。
個人的に、主人公と父のやり取りが変化してゆくところ、メッセージや最後の「ただいま」が好きです。
映像と音楽 ストーリーはしっかり見ないと理解不可
細田守監督のスタジオ地図作品は全て鑑賞済みですが、今回のは映画館で見るべき作品だと思います。
大音響大画面で是非見るべきですね。
ストーリーについては破綻しているとか色々言われていますが、個人的には描写は薄いが理解できる範囲だと思います。
母親との思い出だった歌うことが母親の死をきっかけに歌えなくなるほどトラウマになってしまうことに薄いと感じる方もいらしたようですが、トラウマは人それぞれなので薄いとは思いませんでした。
母親の死後父親に対して反抗的態度とか言われてましたけど単純に接し方がわからないのでは?
思い出の描写にも父親は殆ど出てきません。
父親は仕事ばかりで、子供との時間を作ることができなかったことは明白です。
母親の死後もおそらく子供の世話は合唱団の皆さんに協力していただいてた可能性もあります。
合唱団の方と父親は連絡先を交換しており、鈴がベルだということも理解していました。なにより歌えない鈴が囁く程度には歌えていると考えると古い中なのではないでしょうか?
距離がある状態のまま思春期を迎え、さらに距離が開いたと言った感じでしょうか?
ベルが初めて歌ったとき話しかけて最初のフォロワーになったクリオネは知くんですね!クリオネ可愛い。
竜にする必要はどこにあったのかちょっとわからなかったけど、14歳の少年が弟にヒーローを見せたくて闘技場に参加したが、心の強さ元々のポテンシャルをさらに引き上げるUの世界で、言葉の暴力で図らずも鍛えられた恵は他のAsを破壊するまで強くなってしまうという悲しいものですね。
そしてベルがアンベイルを自らする描写とジャスティンからスポンサーが離れるシーン、最後知と恵の父親に立ち向かうシーンで、あぁジャスティンは知と恵の父親なんだと理解しました。
だから怯えて顔を見た瞬間殴ることができなかったのだと。
スポンサーが離れる理由はベルをアンベイルしたからではなく、虐待の映像が拡散されたから。
虐待については直接を手を下す描写はなく、言葉の暴力を指しているのだと思います。
痣が増えるのは物理的ダメージではなく心のダメージ。だから痣が震えている。
あの父親は本人たちに暴力を振るのではなく自分の言う通りに操りたいから暴言を吐いているわけですね。
考察しきれなかったのはカップですね。
あんなにピンクのかけたカップを使っている描写を増やす理由はなんなんでしょう。母親の形見なのかな?
また見に行って確認したいですね。
気に入ったシーンはAsの名前をsuzuと打ってから消してBellにしたシーンですね。
新しいもう1人の自分になるためにローマ字表記ではなく鈴を英語で言い換えてbell。
本人のアカウントはBellだったかな?周りが美しいという意味のeを付け替えたBelle表記にしてるだけで最初は単純に鈴の英語表記のBellだった気がする…それもまた見に行って確認したい!
感動的、かつ考えさせられる作品。
面白い、感動しました。
ただ、ストーリー性はサマーウォーズに
比べると乏しく、スピード感もない。
映像美と歌を楽しむ感じにはなる。
個人的には好きですが。
良かった点
・感動もしたけど、テーマは現実的な、ネットの秘匿性や、児童虐待に対するメッセージ、諦め無ければ変われるという強いもの。
それらをネットと現実から上手くまとめていて流石です。
・映像キレイ。
・歌、上手い!聞き惚れました。
・佐藤健さん、竜も恵も上手い。年齢違くても出来る演技力に感動。
気になる点。
・サマーウォーズみたいな描写が非常に多い。
仮想世界から始まるのが一緒、
同級生と二人でPC前で何かするのや、
仮想世界の守り神的なのもくじら、
くじらが潮吹いて、祝福するイメージも一緒、
囲まれて動けなくなるとか、
どこかの空間の扉を閉めて封鎖するのや、
飛ぶ姿も同じ。
さらに、現実世界での主人公の仕草とかもかなり似てる。
最終的な結末は違うが、
最初はBellはキングカズマ、
竜はラブマシーンに近い印象があり、
映像美以外の新鮮さはほぼない。
サマーウォーズの方が面白いという意見は出そう。
・クライマックスが物足りない。
かなり残念だった点はストーリーです。
大人がポンコツすぎる。
鈴たちは恵のところまで行く前に、
Uの中でこんなことが!みたいな話をして、
これどこ!?って聞いて、
恵たちの近くの大人に助けを求めるべき。
それができるくらいBellには知名度があったはず。
後、少なくとも忍は鈴に付いていくべきだ。
いや、お前を守る、じゃなかったのかよ。
結局晒すだけで、何を守ったんだよ。
鈴が来るまでの数時間、恵の父親が何もしてないなんて有りえない。
逃げるかさらに監禁するかしないのは何故だ?
そのため、最後ストーリーがペラペラな印象。
恵の父親とジャスティンが同一人物で、
ジャスティンがBellを誘拐かつ脅迫したとかがバレて、
さらに恵の父親の虐待もバレて、
両方失脚とかまであれば良かったのでは。
単純な疑問類
・あんなデカイPC系統、どうやって同級生は担いだのだろうか?
・なぜ竜にはAIの部下がいるのだろうか?
・なぜ恵の父親は、ネット、PC、デバイス系を没収、かつ禁止にしないのだろうか。
結論:もう一度見たい
【今現在自分にやりたいことがあるけれど皆に理解されるか心配で行動できない】そう思ってる人に【思いっきりやれば皆は理解してくれる】と思えるようなシーンがあった。そのシーンでは思わず涙が出てしまいました。また、正義が必ず正しいとは限らないと思えるシーンもあった。いろんなメッセージが隠されていると感じた。映像は素晴らしいが内容は物足りないと感じる人もいるようですが色々自分で考察しながら見るのが面白いと思います。我々が生きている現代では謙虚で気弱な者、SNSにどハマりな者、正義に縋り我を見失う者、いろんな人がいる。その現代にフィットしている作品だと思いました。
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