竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全875件中、81~100件目を表示
監督の業とテーマが解離してる
今までの細田作品を見ていると、細田守は「小さな男の子に憑依してお姉さんによしよしされたい」というある種のオネショタ願望に突き動かされていると私は読んでいる。
しかも、自分が憑依するショタキャラの方の造形にどうしても力がはいりがちであるように思う。
今回、その細田守の業ともいえる部分が、とってつけたような児童虐待によって描かれているので、なんだか体重ののったパンチが放てていない感じがする。
背景のうつくしさや、ディズニーの美女と野獣に真っ向から喧嘩を売る3D作画とか、ものすごく力が入っているしスピードもある。歌もいい。オシャレ。歌オシャレ。
でも、作品を通して体重がのってない。
ノックアウトされなかった。
お父さんとお母さん
映像美、歌唱は圧巻。ただ詰まらなくもなければ面白くもない。
頭がお花畑な人におすすめ!
2021年7月16日公開。
「未来のミライ」に続く細田守監督作品の第六作です。
結論からしてよく分かりませんでした。
サマーウォーズで見飽きたバーチャル空間のアイディアに、どこかで見たようなキャラクターやストーリー、世界観、棒読みのセリフ、全てが退屈でした。
ファンタジーが大好きで頭がお花畑な人々にはおすすめでしょう。最高傑作を語る方々に、面白さ、そしてこの監督の良さを聞いてみたいです。声優の感情の籠らない渇いたセリフ読みも個人的に苦手です。
良かったとすれば、中村佳穂さんの歌ですね。これはサラウンドに包まれたので映画館で観て良かったですね。
画質、カット割などは二の次で良いので、ストーリーにもっと重きを置いた方が良いのではないでしょうか。
美しき映像と歌に感動!
高知在住、背景はそのまま
映像美は素晴らしい!
棒読み
絵、音楽は上質だった。しかし、話の筋やところどころのシーンに突っ込...
まさに映像美、しかしそれだけ
(ネタばれなしレビュー)
細田守監督の作品で二度目の鑑賞です。
他のレビューと同じレビューになってしまいますがご了承を。映像、音楽のクオリティは本当に素晴らしいものです。迫力と美しさがあり見るものを魅了します。大きな画面で大音量で見るとさらに良いものです。
しかし、それまでです。ストーリーと設定が最悪です。まず、「U」の設定。あれは分身した自分が勝手に動いているのかはたまた操作しているのか。操作しているときの現実世界ではどうなっているのか。VRみたいな世界が映し出されるのでしょうか。
そしてあの城の場所。あれはPCでいうゴミ箱のようなところでしょうか。メタバース世界をモチーフにしているというのにわかりづらくノリと勢いで押している感じがします。とはいえあまりの映像と音楽の美しさに乗り切れそうですがやはり少し引っ掛かります。サマーウォーズ「OZ」のようにもっとしっかりとした設定がないと映画の世界に入り込めません。サマーウォーズでは戦うときOZの格闘ゲームが作動して強制的に格闘が始まってしまうという設定でしたが、この作品ではいきなりBELLによるライブがあったと思ったら謎の正義が竜に襲い掛かるというわけもわからないことがおきていました。しかも、序盤のことです。まだ内容が深くは理解できていない序盤にあのシーンは少し早すぎる気がします。キャラ設定もぐちゃぐちゃで設定のすべてが雑です。
ストーリーもいまいちです。書いてしまうととてつもなく長くなるので端折りますが評価に値しません。
しかし、映像のクオリティと音楽。これはとても評価できます。ストーリーと設定が訳が分からないですが、ラストは完成度の高い映像に涙が少し出そうでした。音楽と映像には凄まじい力が眠っているんだなと感じました。さすが細田さんの作品です。歌はすべて最高でした。映像のクオリティも素晴らしい。イラストで描かれる風景は写真と間違えそうです。リアルでありながらもイラストの良さがはっきりと出ており見るものを圧倒するものでした。
映像と音楽のクオリティの高さに驚きました。しかし、Uやキャラの設定の雑さ、訳のわからないストーリーでせっかくのものが台無しです。サマーウォーズの下位互換といったところです。正直期待外れです。
面白かったです。期待以上でした。
思ったより面白い。
全875件中、81~100件目を表示