竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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監督の業とテーマが解離してる
今までの細田作品を見ていると、細田守は「小さな男の子に憑依してお姉さんによしよしされたい」というある種のオネショタ願望に突き動かされていると私は読んでいる。 しかも、自分が憑依するショタキャラの方の造形にどうしても力がはいりがちであるように思う。 今回、その細田守の業ともいえる部分が、とってつけたような児童虐待によって描かれているので、なんだか体重ののったパンチが放てていない感じがする。 背景のうつくしさや、ディズニーの美女と野獣に真っ向から喧嘩を売る3D作画とか、ものすごく力が入っているしスピードもある。歌もいい。オシャレ。歌オシャレ。 でも、作品を通して体重がのってない。 ノックアウトされなかった。
お父さんとお母さん
お父さんとのギクシャクした関係、人を助けようとしたお母さん、足を怪我した飼い犬、大きな屋敷に住む理系の親友、美しい女友達、すずを見守るしのぶくん、一人でカヌーを操る男友達、すずを見守るおばさんたち、虐待されている兄弟、Uの世界で自分勝手な正義を唱える輩、そして何よりベル…訳ありで魅力的な登場人物が多いのに一人一人の背景がぼんやりしていて物足りない。 深読みせずに流して鑑賞できれば良いのですが、それぞれの目線からのスピンオフ作品を観てみたくなります。
映像美、歌唱は圧巻。ただ詰まらなくもなければ面白くもない。
細田守版「美女と野獣」 流石に映像、キャラクターのディテールは美しく、劇中歌も天才、プロ達が奏でるだけあって圧巻。 ただやや脚本がこれまでの細田作品と比べると粗が目立つかなという印象。 ベル/すずが竜を気にかける理由があまりよく分からず、心を通わせる描写もちょっと薄い。終盤にかけて何かと説明が足りないので もの足りず感じる人にも同感。
頭がお花畑な人におすすめ!
2021年7月16日公開。 「未来のミライ」に続く細田守監督作品の第六作です。 結論からしてよく分かりませんでした。 サマーウォーズで見飽きたバーチャル空間のアイディアに、どこかで見たようなキャラクターやストーリー、世界観、棒読みのセリフ、全てが退屈でした。 ファンタジーが大好きで頭がお花畑な人々にはおすすめでしょう。最高傑作を語る方々に、面白さ、そしてこの監督の良さを聞いてみたいです。声優の感情の籠らない渇いたセリフ読みも個人的に苦手です。 良かったとすれば、中村佳穂さんの歌ですね。これはサラウンドに包まれたので映画館で観て良かったですね。 画質、カット割などは二の次で良いので、ストーリーにもっと重きを置いた方が良いのではないでしょうか。
ごめんなさい。まったく面白くなかったです
レビューを見ず割と期待して見ていたんですが全く面白くないです。ストーリーはガバガバだし、伏線は回収しないし、ベルがどうしてあんなに竜に執着するのかさっぱりわかりません。期待してたぶん残念でした。
美しき映像と歌に感動!
細田守作品は、映像が美しくて好き!特に、自然の風景画がリアルで写真のよう! 内容は「サマーウォーズ」とシンクロする場面が多かったな。さらに、ディズニー映画の「美女と野獣」か?と思うシーンも…。そのあたりは少し興醒めしてしまったが、最後の歌のシーンでは、私も仮想世界<U>のメンバーと一体化し、感動して涙が止まらなかった!「スズ、ガンバレ!」と心の中で叫んでいた! 母を亡くして自分の殻に閉じこもっていたスズが、竜との交流を通して、自信を取り戻していく。ストーリーはシンプルだからこそ、胸を打つものがあった!
ストーリーがいかに大事か教えてくれる
音と映像はとても良い。 肝心の話が序盤はスローペースに入って、終盤大事な場面が大雑把。疑問が多いし、主人公の周りの大人の思考回路壊れてるのではと思うくらいサイコパスだった。
高知在住、背景はそのまま
サマーウォーズのリメイクしたかったのかなという世界観でしたが、そもそもサマーウォーズも好きでしたし、今回も感動しました。 人間の秘めてる可能性のすごさを感じたりとか、大衆と人気者の境目って案外紙一重じゃないのかな?なんて思えてくる。 明日からできることがあるんじゃないかな?という元気が出てくる作品です。 高知県民としては、土佐弁でしゃべってほしかった。あとカツオのタタキは家で焼いてる人あんまいないと思う😄
歌は素敵。それだけ。
歌がとても素敵で響いた。でもそれだけ。声優も棒読みで酷すぎるし内容がスカスカ。ただ時間を無駄に使ってしまったと思うような映画だった。
映像美は素晴らしい!
しけし、脚本がいただけない。 全く感情移入ができなかったし バケモノの子や、未来のミライみたいに 先入観?固定概念が強すぎる 人はあやふやだし、意味不明な行動をとる時は確かにある。 だけど、今作も 主人公は成長するために こうあるべきでこう行動するべき! みたいな感じの嫌らしさを感じた 正直、気持ち悪い。 キャラクターを愛してないみたい 脚本から離れた方がいいと思う。 だけど、映像美、構成は素晴らしい! 細田監督だからこそ出来たことだと思う!
棒読み
見初めて11分。 限界でした。 主役が棒読みなのは、キャスティングとスポンサーの事情かなーと理解できるが、脇役まで棒読みはキツい。 だからといって映像も大したことないし、優秀なアニメーターは中国を始めとする海外に流れていってるのだと思ってしまった。 これが日本の有名作かと思うと、アニメにおいても日本は後進国になってしまったのだと、悲しくなってしまった。
絵、音楽は上質だった。しかし、話の筋やところどころのシーンに突っ込...
絵、音楽は上質だった。しかし、話の筋やところどころのシーンに突っ込みどころがかなりあって、違和感を感じた。話の展開にかなりの強引さが感じられた。 映画公開とともに注目を集めていた作品だけあって期待していたが、期待値が高すぎたのかもしれない。
まさに映像美、しかしそれだけ
(ネタばれなしレビュー) 細田守監督の作品で二度目の鑑賞です。 他のレビューと同じレビューになってしまいますがご了承を。映像、音楽のクオリティは本当に素晴らしいものです。迫力と美しさがあり見るものを魅了します。大きな画面で大音量で見るとさらに良いものです。 しかし、それまでです。ストーリーと設定が最悪です。まず、「U」の設定。あれは分身した自分が勝手に動いているのかはたまた操作しているのか。操作しているときの現実世界ではどうなっているのか。VRみたいな世界が映し出されるのでしょうか。 そしてあの城の場所。あれはPCでいうゴミ箱のようなところでしょうか。メタバース世界をモチーフにしているというのにわかりづらくノリと勢いで押している感じがします。とはいえあまりの映像と音楽の美しさに乗り切れそうですがやはり少し引っ掛かります。サマーウォーズ「OZ」のようにもっとしっかりとした設定がないと映画の世界に入り込めません。サマーウォーズでは戦うときOZの格闘ゲームが作動して強制的に格闘が始まってしまうという設定でしたが、この作品ではいきなりBELLによるライブがあったと思ったら謎の正義が竜に襲い掛かるというわけもわからないことがおきていました。しかも、序盤のことです。まだ内容が深くは理解できていない序盤にあのシーンは少し早すぎる気がします。キャラ設定もぐちゃぐちゃで設定のすべてが雑です。 ストーリーもいまいちです。書いてしまうととてつもなく長くなるので端折りますが評価に値しません。 しかし、映像のクオリティと音楽。これはとても評価できます。ストーリーと設定が訳が分からないですが、ラストは完成度の高い映像に涙が少し出そうでした。音楽と映像には凄まじい力が眠っているんだなと感じました。さすが細田さんの作品です。歌はすべて最高でした。映像のクオリティも素晴らしい。イラストで描かれる風景は写真と間違えそうです。リアルでありながらもイラストの良さがはっきりと出ており見るものを圧倒するものでした。 映像と音楽のクオリティの高さに驚きました。しかし、Uやキャラの設定の雑さ、訳のわからないストーリーでせっかくのものが台無しです。サマーウォーズの下位互換といったところです。正直期待外れです。
面白かったです。期待以上でした。
面白かったです。期待以上でした。 感動しました。世界観が好きです。 公開された時に、メインテーマにどハマりし、まだ興味が冷めぬうちにアマプラでみることができました。 やはり音楽や歌が好きですね。アニメーション制作も嫌いじゃないです。これで本業の声優さんが声をやられてたら、もっと評価が高かったんじゃないかなっという点が残念です。ちょっとだけですが、むず痒い時がありました。 ただ、主人公の声の人はバッチリハマってたと思いました。気持ちがいい歌声でした。
思ったより面白い。
そこまで期待しないで観たけども、かなり面白いと思った。 2022年にみると、メタバースやらなんやらとかなり近いイメージ感であり、 現実はどっち?とか聞くのはもう古いと感じた。 割と豪華キャストにも関わらず、顔が出てこないで聞けたから 役者さんたちのスキルが高いのだと思った。
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