皮膚を売った男
劇場公開日:2021年11月12日
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解説
チュニジアの女性監督カウテール・ベン・ハニアが、「もしも生身の人間が芸術作品となり、売買の対象になったら」という設定のもと、移民・難民問題をめぐる偽善や現代アートに関する知的欺瞞を風刺し、理不尽な世界の在りようをユーモアたっぷりに描いた人間ドラマ。内戦の続くシリアから脱出し、難民となったサムは、現代アートの巨匠から驚くべき提案を受ける。それは、サム自身がアート作品になるというものだった。大金と自由を手に入れる代わりに背中にタトゥーを施し、「アート作品」なったサムは、高額で取引される身となる。売買され国境を越えたサムは、やがて恋人に会いに行くのだが……。第77回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門男優賞受賞。第93回アカデミー国際長編映画賞ノミネート。
2020年製作/104分/G/チュニジア・フランス・ベルギー・スウェーデン・ドイツ・カタール・サウジアラビア合作
原題または英題:L'Homme qui a vendu sa peau
配給:クロックワークス
劇場公開日:2021年11月12日
スタッフ・キャスト
- 監督
- カウテール・ベン・ハニア
- 脚本
- カウテール・ベン・ハニア
- 撮影
- クリストファー・アウン
- 編集
- マリー=エレーヌ・ドゾ
- 音楽
- アミン・ブアファ
受賞歴
第93回 アカデミー賞(2021年)
ノミネート
国際長編映画賞 |
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