グレイハウンド

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解説

トム・ハンクスが主演のほか脚本も手がけた戦争アクションドラマ。第2次世界大戦下、英国に補給物資を届ける輸送船団を護衛する、クラウス艦長率いる米海軍駆逐艦グレイハウンドと、待ち受けるドイツ海軍潜水艦Uボートの死闘を描く。原作は「アフリカの女王」などで知られる冒険小説家C・S・フォレスターによる「駆逐艦キーリング」。Apple TV+で2020年7月10日から配信。

2020年製作/91分/アメリカ
原題:Greyhound

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第93回 アカデミー賞(2021年)

ノミネート

音響賞  
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映画評論

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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

3.5非日常が曇らせる評価基準

2020年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

目を瞠るシーンが訪れるたびに、劇場で鑑賞出来ない暗い事実への反発で心がざわめいた。

青や黒より水しぶきの白が勝る荒波に、角度も鋭くつっこんだ艦首が呑まれていくダイナミズム。これを映画館で観ずしてどうする! 敵Uボートを沈めた証として、兵士たちが流した血のようにどす黒い燃料の油が海面に浮かぶホラーとそれを見つめるトム・ハンクス艦長の悲痛な表情。これを大スクリーンで観られないなんて!

もしかすると反発心が生んだ過剰な評価かもしれない。実際に劇場でこの映画を観ていたら、けっこう良かったね、くらいでスルーしてしまっていた可能性がないとは言えない。事実、約90分という上映時間は、劇場で体感するには少し物足りない尺だ。

劇場で観るはずの映画を小さなデバイスの画面で観るという“非日常”は、明らかに作品を評価する眼を曇らせている。正直に言って、この映画を何のバイアスもなしにこれまでと等しく評価できる気がしない。

これまで大スクリーンで迫力ある映像と音響を当たり前のように享受してきた我々はいま、まさに時代の過渡期にいる。

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オスカーノユクエ

4.0海の上ではセンチメンタルなセリフは不要なストイック仕様!

村山章さん
2020年9月30日
PCから投稿

スゴいなと感心したのはトム・ハンクスの脚本で、観終わってから振り返ってみると、この映画にはほぼ一切心情を吐露するようなセリフがない。海戦の最中にあって、気持ちのケアをしている余裕は一切ないからだ。それでもハンクス扮する艦長は部下を、部下は艦長を気遣い、そして全員がプロの仕事をまっとうしようと全力を尽くしている。心情を吐露しないからとして、登場人物が無味乾燥なわけでは決してなく、それぞれの葛藤が想いは演技と演出から過不足なく伝わってくる。ストイックな脚本を、ちゃんと監督も咀嚼して作っているのだろう(脚本家が主演俳優として出ずっぱりなのだから、監督のプレッシャーも凄そうだ)。

そしてハンクス扮する艦長の、実力と限界とが残酷なほど描かれているのもいい。彼を律しているのが信仰である、という描き方は、正直無宗教なのでピンとは来ないが、『ハクソー・リッジ』にも似た信仰ゆえの過剰さを描いた映画である、という解釈もできるように思う。

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村山章

5.0ヒーロー物語のトムハンクスはやっぱりイイ

TKMCOMさん
2021年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

淡々と冷静に、艦長として初の任務・闘いに挑む。
船団の護衛というシナリオも良いし、U-ボートの無線ジャックの不気味さもシリアス感を増している。
レビュータイトルの通り、ヒーロー物語のトムハンクスの演技はやっぱりイイ!!!
初の Apple TV+ での視聴だったが、連続して何度も見られるのも最高!!!

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TKMCOM

3.5Pコート着て観たくなるね

2021年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

諸々の事情で配信オンリーになったようだが果たして劇場公開が興行的に吉と出たのかどうか……もちろん大迫力の映像は劇場の大画面で観たいが内容がマニアックすぎる気も。「狼の群れ」作戦に勇躍対峙する護送船団のリーダーの活躍(というか右往左往?)が余計なサイドストーリー抜きで描かれるため、本当に駆逐艦に乗って大西洋を渡っている感覚になり、船酔いや寒さ、制空権がなくなった後のサメの海に投げ出されたような不安がその場にいるかのように伝わってくる。またUボート側のシーンは一切無く乗員の遠景や無線の罵詈雑言だけ、また撃沈後の油だけなのがさらに臨場感を増す。しかしその辺の予備知識が無いと膨らみのない平板な印象を受けるのでは、と余計な心配。とにかく観終わってひとこと「あー寒かった!」

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あっきー
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