セクレタリー

劇場公開日:

解説

弁護士と秘書の奇妙な主従関係を描いた異色ラヴ・ストーリー。監督は「ダブル・ロック/裏切りの代償」(V)のスティーヴン・シャインバーグ。原作はメアリー・ゲイツキルの短編小説。撮影は「アスペン/白銀の青春」のスティーヴン・フィアバーグ。音楽は「マルホランド・ドライブ」のアンジェロ・バダラメンティ。出演は「恋する40days」のマギー・ギレンホール、「クラッシュ」のジェームズ・スペイダー、「ソラリス」のジェレミー・デイヴィス、「鬼教師ミセス・ティングル」のレスリー・アン・ウォーレン、「バイオレンスロード」のステファン・マクハティほか。2002年サンダンス国際映画祭特別審査員賞ほか多数受賞。

2002年製作/111分/アメリカ
原題:Secretary
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2003年7月19日

ストーリー

自傷癖を持つ内向的な女性リー・ホロウェイ(マギー・ギレンホール)が、個人弁護士事務所の秘書の仕事に就いた。ボスのミスター・グレイ(ジェームズ・スペイダー)は繊細な神経の持ち主だったが、彼がリーのボーイフレンド、ピーター(ジェレミー・デイヴィス)の存在を目にしてから、態度が急変。猛烈なシゴキをリーにぶつけ、ミスをすると尻叩きの罰を加えた。だがリーはそんな秘書教育に快感を覚えた。やがて二人は、性的行為としての尻叩きに耽るようになる。しかし二人の間に精神的な愛が介在してくることを恐れたミスター・グレイは、再びビジネスライクな態度に戻った。それに歯痒い思いをしたリーは彼を誘惑するが、ミスター・グレイは彼女を解雇してしまう。リーは代わりの性のパートナーを探すが理想の相手は見つからず、やがてピーターからプロポーズを受ける。一度承諾するものの、やはりミスター・グレイを忘れられないリーは愛を告白。ミスター・グレイもそれに応え、二人は結婚に至るのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第60回 ゴールデングローブ賞(2003年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) マギー・ギレンホール
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映画レビュー

3.0まぁ、人それぞれですから…。

2023年3月14日
Androidアプリから投稿

けっこう「変態っぽい」というレビューが多いようですけれども。
まぁ、エドワード弁護士(ジェイムズ・スペイダー)のリー(マギー・ギレンホール)への要求が「ふつう」とは、さすがに思いませんが、しかし、色恋・性愛のお好みは人それぞれということで、結局、リーもそれで納得しているのなら、それはそれで「お二人の関係」としては是ではないかと、評論子は思います。
彼女の方がそういう趣味なら、評論子だって、それに慣れて、応じちゃうかも知れませんね。(笑)

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talkie

3.0自傷行為

2023年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

5.0傑作

2020年9月11日
スマートフォンから投稿

楽しい

幸せ

萌える

映像全体の雰囲気、服や小物使いのセンス、ポップでボタニカルな雰囲気の音楽たち、それらがしっかり合っていて心地が良いです。俳優の演技も素晴らしく、マギーギレンホールの、なんともぎこちなく不器用な、しかし大人の女性へとちゃんと成長していく姿。そしてジェイムズスペイダーの終始冷めた目、自己嫌悪に対するコミカルな行動、時々垣間見る優しい素顔、どれをとっても見応えがあります。短いセリフには常に緊張感があり、言葉が少なくても俳優の表情が物語ってくれます。
人間の深層心理をとても丁寧に描いていて、見終わった後は何故か、心穏やかな気持ちと同時に、人間って素晴らしいと思える、そんな作品でした。
公開から約20年が経ちますが、普遍的なテーマで、なんとも言えない可愛らしさやお洒落さが、とても新鮮に見えました。

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taketorinoakina

4.0わかる人には最高の映画

2018年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

萌える

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蒼月 流
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