白いトリュフの宿る森

劇場公開日:

解説

北イタリアの森で白トリュフを採取する老人たちを捉えたドキュメンタリー。世界で最も希少で高価な食材とされるアルバ産白トリュフ。その名産地である北イタリアのピエモンテ州では、夜になると森に白トリュフを探しにやって来る、まるで妖精のような老人たちがいるという。様々な危険が潜む森の奥深く、彼らは犬とともに、伝統的な方法で白トリュフを探し出す。そして彼らはその場所を、家族や友人にさえも決して明かさない。写真家のマイケル・ドウェック監督は3年間にわたって彼らの生活に入り込み、信頼関係を築いたうえで貴重な撮影に成功。大地に寄り添い、時の流れが止まったかのような純粋で美しい暮らしを映し出す。「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が製作総指揮に名を連ねる。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。

2020年製作/84分/G/イタリア・アメリカ・ギリシャ合作
原題または英題:The Truffle Hunters
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2022年2月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 カンヌ国際映画祭(2020年)

出品

カンヌレーベル「ドキュメンタリー」
出品作品 マイケル・ドウェック グレゴリー・カーショウ
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(C)2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

映画レビュー

3.5貴重で高価な白トリュフ

2024年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

米国からの帰国便(ANA)の機内で試聴

貴重な白トリュフを、イタリア・ピエモンテ州のアルバで、伝統的な方法に従い、夜間、それも、しばしば山肌で収穫する情景を、長い時間をかけて撮影したドキュメンタリー。収穫の主人公は犬と老人たち。

一番、印象的だったのは、トリュフの鑑定士が、白トリュフを削った目玉焼きを食するところ。そう言えば、一度だけ、どこかの国で、白トリュフを削ってかけたパスタを食べたことがあった。メートル・ドテルが、宝物でも運ぶように、小さな木箱に入った白トリュフをテーブルに持ってくる。箱を開けた途端、辺りに漂う何とも言えない芳香。それを削ってもらって、食べたパスタの美味しさって言ったらなかった。

そうだ!白トリュフは、スライスや、ましてやオイルではなく、生のかたまりを直接、食卓で削ってかけてもらい、その香りを楽しむものなのだ。

確かに、NHK-BSの深夜「ヨーロッパ食材旅行」か何かで、見かけたこともあったっけ。
また、あの白トリュフの芳香を楽しむ機会があれば、良いのだけれど。

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詠み人知らず

4.0白いダイヤモンド

2023年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

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まこやん

4.0異国の食文化も学べる🍄

2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

トリュフって食べたことありません。

きのこ🍄の様に生えているのかと思ったら、
土の中にある状態の物を見つけ、収穫するという事です。
それを見つけるのは、なんと犬🐕なんです。
お爺さん(ハンター)と犬🐕のペアでの活動。
中には、犬に毒を餌を仕返け殺して収穫の邪魔をする者もいたりと…。
トリュフ探しで、壮絶なバトルがある訳です。

犬との愛情もありますし、文化も学べていいと思う。
ただ、面白いかって言われるとがっかりするなよって言っておく。

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April

3.0マツタケ

2022年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

希少な食品ははどこでも大変なんだろうけど、トリュフはちょっと度が過ぎているような。
現実的には解決不能としか思えない。
民度があがるか、格差がなくならないと難しいのでは。

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いやよセブン