ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価
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時代の中で排除されていくヤクザたちの姿を3つの時代の価値観で描いて...
時代の中で排除されていくヤクザたちの姿を3つの時代の価値観で描いていくオリジナル作品。尾野真千子に注目する。
綾野剛はお腹いっぱい
そう思いつつ見始めたのに
最後まで目が離せなくなりました。
半グレが幅を利かせている現代と
ネットによる過去の清算が出来ない時代を
上手く表現していたと思います。
娘に関するところはめちゃくちゃ切なくなりました。
舘ひろしは親父役としては格好良すぎでした!
仁義なき戦いで通過した、おじさんにとってはイマイチです。 親父役が...
仁義なき戦いで通過した、おじさんにとってはイマイチです。
親父役が他の人だったらまだ良かった。
舘ひろし演技下手過ぎですよね?そう思うの俺だけかな?
元々、この人の作品見た事ないので、こんな感じなのか?別に良いけど。
その昔、ヤクザ映画を見て誰もが肩で風を切って映画館を後にした日はもう来ないのでしょうか?
爽快感がねぇしヤクザの恐さが無いから緊迫した感じも出てない。
ブラックレインの佐藤役、松田優作さん恐いですよね。
でも綾野剛ファンなら見て大丈夫です。
なんか綾野剛さん活かしてくれる監督、出てこないかな。期待します。
映像が悪い。映画館のせいかな?
サイズもワイドじゃないし今の時代4k.5kと映像を追求している時代に映像、悪過ぎ、これ誰のせい?最終的には、この映像でオケだした監督せいです。
責任者出てこい💢
舘ひろし演技下手じゃねぇ?
北村有起哉のヤクザは良い
個人評価:2.8
ヒューマンにもハードボイルドにも、どちらにも振り切れていない味付け。どのシュチュエーションも、どこかで見た事のある様な場面が続く。
ただ今回は物足りなかったが、舘ひろしは好きな役者なので、いつかケビン・コスナーの様な遅咲きの名俳優になってほしい。
素晴らしかった。 ずーっと泣いてた。 親子になるシーンからテロップ...
素晴らしかった。
ずーっと泣いてた。
親子になるシーンからテロップが始まって、
古いヤクザ映画のようで、つい「かっこぃぃ~~!」って言ってしまった笑
多分、監督のやりたい事と、役者さん、スタッフさんの一致団結が半端ないんだと思う。
ガチッとハマったというか。
力合わせて作ったのが本当によく伝わる作品だった。
これは世界にも通用するんじゃないかなーと。
みんな何かを守るために、"家族"を守るために戦ってた。シンプルに、すごくカッコ良かった。
そして、常にピュア感と儚さを醸し出す綾野剛ね!
この人だから出来る役。
いや〜、いい。すごく良い!余韻に浸ります。
現実さ、、
現実世界では許されないよねって言う話。
1番、漢の中の漢は綾野剛演じる彼でした。オヤジもかっこよすぎたね!!エンディング曲のPVまだ見てない人いたら見て欲しい‼︎映画もEnd Song PVも最高でした。
絵は最高。ストーリーは陳腐
綾野剛の昔の金髪ヤンキーっぽい感じと古い町並みが魅力的で見始めたがストーリーは陳腐そのもので最後のシーンではもはや失笑だった
絵は相当よかっただけにもったいなく感じる
凋落っぷりを表すのにみんなで密漁してるシーンとかはあざとすぎた
以下ツッコミどころ
・普通に働いて暮らしたかっただけなのに→そもそもヤ○ザなる前も働いてないよね?
・最後の事件→いやさすがにその人恨むのはおかしい
まともに生きてはいけないのか
ヤクザ映画でしたが
ストーリーが本当にしっかりしていて
ややこしくなく、見れる作品でした。
主人公綾野剛は、まだ子供の頃に
親分に拾われて生きてました。
本当の家族のように。
けどヤクザは真っ当に生きてはいけないのですね。
構成しようとしてもつきまとうヤクザという肩書き。
最後は慕ってくれていたはずの
後輩に刺されて死んでしまいます。
人それぞれの想いとかをちゃんと
見せてくれているので綾野剛以外の感情も
わかる作品だから、感情が忙しかったです。
ラストシーンで『少しはなそっか』と
泣き笑いながら言うところは、胸が痛みましたね。
人間、人情、人ってなんですかね。
複雑ですね。
見て良かった作品でした。
舘ひろしさんの演技力の凄さを
改めて見ることができました。
出てくる人たちみんな演技がうまかったので
どんどん入り込めました。
市原隼人さん久しぶりに見ましたが
カッコ良かったです。
親父から賢治へ、賢治から新たな世代へ、魅了し続ける漢たちのヤクザと家族の物語
今年の1月~2月に公開された邦画の中で特に観たかったのが、本作と『すばらしき世界』。
なので、早めの配信リリースしてくれたNetflix、ありがとー!\(^^)/
本当は配信日に即見たかったのだが、仕事の都合もあったので、休日の今日、ゆっくり、ワクワクしながら。
率直な感想を。
いやもうこれ、傑作でしょ。面白い!
タイトルだけ見ればゴリゴリのヤクザ映画のように思えるが、そこに家族のような絆で結ばれていく男たちのドラマ。
その周りの者たち。
1999年、2005年、2019年、20年に及ぶ3つの時代の波が彼らを呑み込んでいく…。
もう最初の20分(99年パート)だけでヤラれた。
その日暮らし、自暴自棄に生きる青年、賢治。
ある時、柴咲組組長・柴咲の命を救う。
その後、あるヤクザと揉め、絶体絶命に陥っていた賢治を、柴咲が救う。
実父を覚醒剤で亡くした賢治。父親に対して憎しみにも似た複雑な感情。
“ケン坊”と愛称で呼び、優しい眼差しで孤独な青年に手を差し伸べる。父親として。
抑えていた感情を堪え切れず、泣く賢治。
賢治はヤクザの世界へ。柴咲と父子の契りを結ぶ。
ここでメインタイトル、『ヤクザと家族』。
巧い!
柴咲は昔ながらのヤクザ。(決して堅気の人には迷惑はかけない)
賢治を気に入ったのは、荒々しいけどその漢気ではなかろうか。
99年時代、柴咲らを前にしても臆する事無く、「ヤクザになんかならねぇ」。揉めたヤクザらに対しても、「柴咲なんか関係ねぇ」。
そして2005年パートのラストになるが、“家族”の為にある決断を下す。
ただのチンピラ同然から柴咲に育てられ、いっぱしの男に。舎弟も付き、組の中でのし上がっていく。
綾野剛がさすがさすがの名演。時代ごとに見事な演じ分け。哀愁も漂わせながら、その漢気っぷりにも惚れ惚れ。
刑事を引退して、ヤクザへ? 舘ひろしが優しさと人間味たっぷりに、素の本人のよう。そこに渋さとカッコ良さ、そして敵対ヤクザに舐められた時に発した凄みにしびれた! 舘ひろしにとってもここ近年ではBEST!
周りも個性派揃い。助演で圧倒的存在感を放つのが舘ひろしなら、巧演者は北村有起哉。組の若頭で、柴咲に可愛がられている賢治に嫉妬。かと思えば泣かせるシーンあり、哀しいシーンあり。
賢治の舎弟、市原隼人も良かった。
敵対ヤクザの豊原功補、駿河太郎、マル暴刑事の岩松了は憎々しく。
漢たちの世界に女は付き物。ヒロインは尾野真千子。賢治と恋に落ちる由香。ヤクザの男に惚れるからその筋の女かと思いきや、真面目に生きる普通の女性。それがまた哀しい。ヤクザの世界で生きる男と真っ当に生きる女性…。決して幸せになれない事は分かり切っている。
もう一人、存在感を発揮したあっと驚く人物が。これは後ほど。
2005年は賢治にとっては最も充実していた時期だったかもしれない。
組も安定。
親父からの信頼も厚く。
自分のシノギも上々。
女も出来。
全ては、親父に出会えたから。親父が全てを与えてくれた。
だから、親父の身に何かあったら俺が死んでも守る。
それは急襲だった。
親父は無傷だったものの、自分は負傷。舎弟の一人が犠牲に。
畜生…!
実は、こんなせいになったのも、全て自分のせい。
この少し前、敵対ヤクザと揉め事。それが偶々、昔揉めて因縁あったヤクザ。ここで暴力沙汰。
親父がわざわざ相手側と会って穏便に済ませようとするが…、決裂。
そのせいで親父は狙われた。
さらに、敵対ヤクザとマル暴刑事は結託している。
復讐は勿論、例え相手が挑発してきても手出しする事が出来ない。
時代は大きく変わった。もし、昔ながらのやり方を貫き通したら…?
法や警察だけじゃない。この社会からも徹底的に疎外される。
ヤクザがどんどん生きづらくなったこの社会…。
それでも、俺は…。
傷の癒えぬ身体で敵対ヤクザの元へ向かう賢治。
因縁あるアイツ。
しかしその時、思わぬ人物が!
“家族”を守る為、賢治は代わりとなってある決断をする。
賢治も親父も、彼らを取り巻く者たちも何を思ったか。
身代わり、愛する人との別れ。
親父の言動が忘れられない…「この親不孝もんが」と言って、初めて殴るのかと思ったが、抱き締める。“息子”との暫しの別れを惜しむように。
そして賢治は…くどくど語る必要もないだろう。彼の表情一つ、佇まい一つがそれを表している。
14年が経ち、出所。
2019年(令和元年)となり、浦島太郎の如く時代はさらに大きく変わっていた。
法も文化も何もかも。
ヤクザは勿論いるが、“昔ながら”のヤクザは片身が狭く。
14年ぶりに叩いた組を見て、賢治は愕然とする。
変わり果て、“辛うじてやっていってる”という言葉がぴったりなくらい今にも潰れそうも同然。
組員も親父と苦楽を共にしてきた幹部のみ。舎弟も足を洗った。
親父との再会。何処か弱々しい親父。実は、数年前に癌が見つかり、転移も。
シャバに出てきて、また“家族”と暮らせるのはいいが、これからどう生きていったらいいのか…?
久し振りに元舎弟と会う。また、かつて愛した由香とも再会する。が、厳しい言葉が投げ掛けられる。この時代、未だヤクザとしても生きる者への現実…。
同じヤクザはヤクザでも、上手くやってるのが時代の波に乗ったヤクザ。
言うまでもなく、敵対ヤクザ。
義理や人情や仁義などそんなくだらねぇもんはクソ溜めに棄て、金、シャブ、時代の欲するもので私腹を肥やす。
勿論、マル暴刑事とバッチリ手組み。
結局世の中裏で、こういう奴らがのさばるんだよなぁ…。
しかしここに、新たな世代が。
賢治がチンピラ時代から食わして貰ってた食堂の女主人(寺島しのぶも好助演)の息子、翼。
小さい頃はあんなに可愛く、勉強熱心だったのに、14年ぶりに再会したら、驚いた!
街の一角を仕切る若者集団のリーダー。裏社会の格闘技やナイトクラブで稼ぎもかなり。
演じた磯村勇斗がなかなか印象残す。
実は彼の父親は元柴咲組の組員。殺したのは敵対ヤクザ。
ある時敵対ヤクザから、稼ぎの良さから誘いを受ける。
拒否。その時、父親がコイツらに殺された事を察する。
一触即発に…。
親父が入院。
賢治が見舞う。
自分が癌転移した時点で、組解散を考えた事もあったという。
しかしそうしなかったのは、ヤクザの世界でしか生きられない“家族”の為。
でも、ケン坊、お前ならまだやり直せる。組を抜けろ。
きっと親父もこれを切り出すのは辛かっただろう。可愛い息子を手放すのは。だからだ。息子の為に。
賢治の反応が意外だった。「何言ってんだよ、親父! 俺はずっと一緒に居るよ!」…なんて言わなかった。きっと賢治も悟ったのだろう。これが親父の“遺言”だと。
組を抜けた賢治は由香の元へ。
由香には“14歳”の娘がいた。
母親の昔の恋人(?)として、3人で暮らし始める。受け入れる娘もスゲェ…。
元舎弟から仕事も紹介して貰う。
“家族”を抜けて出来た新たな“家族”。
幸せな時はその文字の如く、ほんのひと時。
今はSNS社会。その情報網、拡散力は時に背筋が凍るほど。
自分の仕事場はまだしも、由香の職場や娘の学校にもあっという間に知れ渡る。
元とは言え、反社会的組織に属していた者と関わりあった人物に対し、この社会は冷たい。
まあ、分からんでもない。もし、自分の前や周りにそういう人が居たら…? ビクッとしてしまう。
一度貼られた“ヤクザ”のレッテルはもう剥がせないのか…?
再会したのも束の間。一緒にはいられない。
そんな悲しい別れが起きたのは、自分だけではなかった…。(まさかこれが、あんな最後に繋がるとは…)
いよいよ翼が敵対ヤクザへ牙を剥く。
親父が危篤状態に。最期に会った賢治に掛けた言葉は…。
各々の運命に翻弄される者たち。
そして賢治も再び、ある決断を下す…。
これは、親父から賢治へ、賢治からある人物へ、3世代の家族の物語。
『新聞記者』が絶賛された藤井道人監督。
“ヤクザ”と“家族”を見事に融合させ、素晴らしい傑作を誕生させた。
本格ヤクザ映画の雰囲気たっぷり、男たちの悲哀もたっぷり、そこに包み込むような家族映画の優しさも感じる。
映像、編集、スタイリッシュでクール、センスも抜群。見応え充分!
しかもこれをオリジナル脚本で作ったのだから、いやはや本当に素晴らしい!
現時点で藤井監督のMY BEST!
そして今年見た映画の中でもダントツBEST!
何度も興奮し、胸アツ激アツ、ウルッとさせられたか!
劇中でのヤクザたちの末路は哀しい。
でも、今年の邦画の世界では!
本作があり、『孤狼の血2』もある!
まだまだヤクザたちが漢を魅せる!
大河ドラマみたいなオープニング
古典的なオープニング格好良かったな。
新聞記者の時と同じで、
解決策がやや見えないストーリーと、決して良いといえない後味だが、
まあ、リアルってこんなもんだなと、
それはそれで良かったと。
なんだかヤクザも可哀想になる。
イヤイヤ、そんな風に思ってはいけないのかな?ヤクザと付き合うと、結局はヤクザな人間になる?っていう作品。舘ひろしさんはかっこいいな〜
山本が人として命をかけて残したかった物
凄い心抉る作品…
これぞリアル。
最近、やくざや悪が美化されているような作品が多いがあれはやっぱりファンタジー。嘘物。
家族って、絆って脆くて美しいという普遍的な物語に凄い考えさせられたし感動しました。
人の道から外れた代償に何もなも失った山本が最後まで守りたかった唯一の物は、義理と人情なんだと思う。見た目が反社っぽいオレオレ詐欺とかやってそうな翼だが、幼いころに優しくしてくれた山本の影響もあり義理人情は重んじる青年になった。そんな真っ直ぐな心だからこそ自分の父親を殺されたことが純粋に許せなかったのだろう。
山本はそんな綺麗な心を持つ翼を過去の負の遺産からなんとか守りたかったのだろうと思った。
綾野剛はやっぱいいね〜 後半の演出がちと分かりにくい
今年1月に上映したばかりの綾野剛の「ヤクザと家族」がこれまたもうNetflixで配信!!この前の「ホムンクルス」はイマイチだったがこれはなかなかおもろかった!!
綾野剛やっぱ上手いなあ!ずーっと見ていたい!味がある俳優!見てるだけで飽きない俳優とか高倉健以来だ!!
冒頭は金髪の綾野剛でモロに「新宿スワン」で引き込まれるぐらいおもろい!
舘ひろし組長に向かって敵がいきなりバイクから撃ってきたり中盤までこんな凄い映画いつあったん?ってぐらいめちゃくちゃおもろい!
後半どおした?なんか作りが下手!
磯村演じる翼がバット持って襲撃に行ってたからバットで刑事と敵のボス殴ったのは翼かと思ったじゃん!あれ綾野剛だったのか!服は違うけど後ろ姿だけじゃ綾野剛ってわからんわ!せめてバットじゃなく別の武器なら区別ついたのに!
よーく見直してあれは翼のかわりに綾野剛が襲撃したってことだったのか!ってわかったw
なんで後ろ姿だけだったんかなあ
最後の最後で復讐するシーンなんだから綾野剛正面から写してじっくり見せてくれりゃいいのにwもったいない
そして他の方のレビューでもあったが最後刺したのがなぜ市原隼人w
彼も元ヤクザなわけでそうはならんやろw
衝撃な展開ではあるし綾野剛もお前が刺してくれてよかったみたいに嬉しそうに死んでいったからいいかんじの幕にはなってるがね〜
なんで彼が殺す?て思った人多そう!
翼役の磯村もほんとめちゃくちゃ上手かったし最後の襲撃が綾野剛に見えなかったのと市原隼人が刺したってのが謎の演出だったなあ
しっかり綾野剛がバットで殴ってるシーンを思いっきり見せてくれて最後は敵のザコかなんかに刺されて虚しく死ぬほうが傑作になってたなあ
全体的にはめちゃくちゃおもろい韓国のヤクザものに匹敵するぐらいハマる映画ではある!
やくざと言うカテゴリーが無くなる日来るようで来ないような感じ
ヤクザに関わらないと言っても今は半グレとか中途半端な物も居ます。そう言う世界に行かなきゃいい話。しかし、この映画は違いますなんとなくから仕方なくなった人も居ます。一般人でも悪い奴やむかつく奴は居ます。ただ世の中変わって来たなと思います
前半のヤクザ映画にありがちな展開でそのまま終わるのかと思いきや、後...
前半のヤクザ映画にありがちな展開でそのまま終わるのかと思いきや、後半は暴対法以後のヤクザの生き方の難しさを描きつつ、カタギになろうとした主人公と家族らが無神経なSNSの投稿で広まった噂によって世間から排除されるなど今時でした。
しかし、もう一つ心に突き刺さる何かが足りない…
綾野剛は刹那的な役やらせたらうまいな。
相手役の尾野真知子はそんな主人公を支える役がうまくて魅せます。
ただのヤクザ映画ではなかった
この映画は、ヤクザというものが時代の中でどう変わってきたかを、ひとりのヤクザの目を通して見事に表現されている。この男は、ヤクザになるしかないような生い立ちでヤクザになることで家族をえたのだ。あったかくて仲間や家族思いの真っ直ぐな男は、時代とともに生きづらくなっていった。周りが変わっても自分は変わらないからこそ、浮き彫りになる様々な現実。どんなに戻ろうとしても簡単には戻れない大きな壁があった。ヤクザの話なのになんだか可哀想になってしまった。家族のために刑務所に入り、人を殺し、刺されても穏やかに相手を抱きしめるのだ。
そして最後のシーンが一番好きだ。
彼の生きた証はたしかにあった。彼の思いもちゃんと繋が
っていた。磯村勇斗がいい表情だった。
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