劇場公開日 2021年1月29日

ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価

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4.0まともに生きようと思っても社会がそれを許さない

2021年2月28日
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鑑賞方法:映画館

東海テレビ制作のドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』を思い出させる作品だった。『ヤクザと憲法』は暴対法や暴力団排除条例の施行によって、銀行口座も作れない、携帯の契約もできなくなったヤクザがしのぎをどんどん失い、生きる権利を奪われていく過程を密着取材で捉えた作品だ。この作品は、その劇映画版と言ってもいいかもしれない。
一人の若いチンピラがヤクザとなり、刑務所に入り、出所してからの生活を3つの年代に渡って描くが、本作はまだヤクザ組織が元気だった頃から始まるので、法律の施行による凋落ぶりがとても強烈な印象を与える。主人公が刑務所から戻ってきたら、世の中が一変している。まともに生きようと思っても、生活がままならない。非合法なことでもしない限り生きていくこともできないような世の中になっている。ヤクザをなくすための法律・条例のせいでヤクザが足を洗うことができなくなっている。そんな強烈な矛盾に翻弄される人々の物語だった。

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杉本穂高

3.5ヤクザ映画からネオノワールへ

和田隆さん
2021年2月17日
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鑑賞方法:試写会
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和田隆

5.0ヤクザと時代の変化を1999年から2019年までの期間で描いた秀作。藤井道人監督のふり幅の大きさに驚く。

2021年1月28日
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本作は昨年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した「新聞記者」を手掛けた藤井道人監督と、尖った作品を送り出し続けるスターサンズという映画会社が再びタッグを組んだ作品です。
「新聞記者」についてはフィクションとは言え、賛否両論を巻き起こしたため最優秀作品賞に関しては物議を醸しましたが、本作は完全なオリジナル作品なので純粋に見られると思います。
まず、本作を見て一番驚いたのは、藤井道人監督のふり幅の大きさでした。
「藤井道人監督の大型の商業映画」は、それこそ「新聞記者」が最初でしたが、その次に「宇宙でいちばんあかるい屋根」というファンタジーで良質な作品を手掛けました。続いて、再び毛色が大きく変わった本作の登場です。
ヤクザ映画というのは、暴力シーン等かなり違った技術が要求されますが、それをベテラン監督の如く演出し、的確に描き切っていました。オリジナル脚本の完成度も含めて、この分野を主戦場にしてきた監督からしてみたら驚異的な存在に映ることでしょう。

さて、本作は時代の変化とともにヤクザという存在がどのようになっていったのかがよく分かる興味深い内容となっていました。特に終盤での展開は切ないほどリアルで、こういう俯瞰的な視点のヤクザ映画が作られるようになったのは時代の変化を感じます。
主人公の綾野剛が1999 年の少年期の序盤から、ヤクザとして最前線で生きた2005年を経て、2019年の現代までの約20年間を演じています。当初はさすがに20年間の変化は厳しいのかもしれないと思いました。ただ少年期とは言え成人前くらいだったので違和感なく見事に演じ切っていました。
本作は全体的に出来が良いので、大げさではなく役者陣全員が良かったです。中でも2019年から登場する磯村勇斗は存在感の強い役者に成長していて今後が楽しみな俳優になっていました。
タイトルの意味も含め、間違いなく深い秀作です。

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細野真宏

3.0この負の連鎖は誰が作ってるのか

2021年11月30日
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大粒 まろん

2.5ヤクザには

Kさん
2021年11月9日
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K

2.5うーん、、、

T-KAZUさん
2021年11月8日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ヤクザ映画にしては、
話が綺麗過ぎるかな…
でも誰も救われていないし、
次の世代とも
完全に縁は切れなそうだし、、、なぁ
それがリアルなのかもわからないので
この点数!!

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T-KAZU

4.0暴対法の過酷

asicaさん
2021年11月7日
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昔はきょうだいがどっさりいて、そういう中には一人くらい捻じ曲がるのがいたのだと、私の母親が言っていた事がある。

今で言う毒親、若しくは育児放棄される子どももいる。

そういう子どもたちの受け皿が暴力団だったと。

仁義や裏家業のルールを叩き込まれたと。

そして、暴対法の挙げ句
ルール無視の若い暴力集団が のさばるのだと。

今の世の中が、本当は一体どうなっているのかは知らない。
例え日本にそういう世界が無くても、大陸からいろんなのが来る。
取り締まろうとすると、どう言うわけだか日本の弁護士会や人権団体がそっち側の味方になったりもする不思議。

反社。

今は幼馴染だろうが同級生だろうが、そう言う彼らとの付き合いはご法度。

そう言う彼らを追い詰める社会

それを描く。

綾野剛
市原隼人
磯村勇人
今回あんまり悪役じゃない北村有起也
そして館ひろし

今までにない切り口のヤクザ映画。

非常に面白く見た。

んだけれど、ネットの誹謗中傷で市役所って辞めさせられたりしますっけ?

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asica

5.0失敗してもやり直せる社会にしたい

PTAandHALさん
2021年10月22日
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誰かが何かのきっかけで失敗しても、やり直せる社会にしたい。
この映画を見て強くそう思いました。

この映画が遠い昔の過去のフィクションになるように、まずは選挙に行こうと思います。

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PTAandHAL

4.0哀愁漂う綾野剛

takeさん
2021年10月13日
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鑑賞方法:VOD

なんだか哀しい気持ちになる作品だったけれど、綾野剛さんの御芝居の幅が凄く良かった。ヤクザ作品と綾野剛さんって鉄板だなぁと感じた。

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take

5.0当たり前が壊れていく

Ririさん
2021年9月23日
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綾野剛さん本当に大好き。
それはいいとして、、、

哀愁ある人間味があるとてもいい映画。
もちろんヤク○はダメですが、ヤク○も人間なんだなと。
最近のこの手の映画は残酷すぎるから
こういった今の世の中をしっかり反映して生きにくい世の中がしっかり映し出されていた。
仲間意識が強いからこそ、"家族は愛"という切り口で見せた物語。
現代は他人に干渉しない、自分は自分!な世の中に
義理人情という言葉は通用しない。
ある意味義理人情って愛なのかもしれない。

millennium parade初めて知りました。
この映画にぴったりですね。
感極まって泣いちゃいました、、、。

ヤク○=センチュリーだったのがプリウスで時代の変化を感じた。。。

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Riri

5.0これを茶番と呼ぶな

にきさん
2021年9月21日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD
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にき

5.090点

2021年9月15日
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間違いなく大傑作。

2021年邦画ランキング1位はもちろん、生涯観た作品の中でも指折りの作品になりました。

週間ヤクザと家族での役者や製作陣の情熱、FamiliaのMVまでで完結する山本賢治の人生。

語りたいことは沢山ありますが、何よりもまずこんな状況にも関わらず、これからも私の中でずっとずっと残り続ける、そんな作品に巡り会えた事。これを本当に沢山の人の熱い想いがあってこそ劇場で放映出来たこと。全てに感謝してこれからも心の中に秘めて歩んでいこうと思います。

是非。

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サスペンス西島

4.0家族としての責任

2021年8月28日
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鑑賞方法:VOD

主人公(綾野剛)は暴力的に育っていた。
ヤクザの売人に手を出したため捕まり、臓器売買で売られることになる。
助けてくれたのがヤクに手を出さないヤクザの親分(舘ひろし)で、組に入り、親分を父と思って仕える。
好きな女(尾野真千子)ができるが、ヤクザ抗争で相手のNo.2を殺し、刑務所に入る。
14年後出所するが、世の中は様変わりしていた。
とてもリアルな作りだが、メリハリが効いており、家族を知らない男が家族を持つ悲劇を描いている。

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いやよセブン

4.02本立て2本目、鑑賞人数7名。やっぱり緊急事態か。ヤクザ啓発映画。...

2021年8月25日
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鑑賞方法:映画館

2本立て2本目、鑑賞人数7名。やっぱり緊急事態か。ヤクザ啓発映画。

序盤。何者にも媚びぬチンピラが旋風を巻き起こすかと思いきや、あっさりヤクザに…ガッカリ。
中盤。ありきたりのヤクザ映画に…残念。
終盤、出所後。枯れ具合が最高。今までにないヤクザ映画。全てのヤクザに見て欲しい(笑)この世界が理想。
裁判長に悪態をつくという事件が現実にあるが、必ずこの裁判長を守ってほしい。今、警察の本気が問われている。

今日の2本、尾野真知子が大活躍だったが、本作の方が似合ってる感じかな(笑)

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はむひろみ

3.0終始湿った感覚

2021年8月22日
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高校時代。校内で乱用されていた言葉があった。
シケシケやなぁ。と言う言葉。まさにそれがぴったりな映画だった。
僕は劇場に行ってみておらず、ネトフリ視聴だからお気楽だが
本作で、パンケーキ始め、本エグゼ作品は自宅視聴で十分だな。と言う結論に至った。

基本ヤクザ。とは警察が存在するための手段である。は変わらない◎

また、半グレは都心よりローカルの方がより強力だ。
と言う発見も得られた(^^)。その点は感謝する🫂

しかし館さんをみて
石原組もそんなに任侠と変わらねーんじゃねぇの?と思ったねw

組だしね:)

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tomokuni0714

4.0負の連鎖

Kさん
2021年8月15日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

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K

5.0終始切ないけど、感動したし、見応えがありました。

えのんさん
2021年8月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

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えのん

4.0ヤクザの人権

いつこさん
2021年8月11日
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鑑賞方法:VOD

という視点で描かれた興味深い内容。本当に足を洗って更生したいと思っているヤクザの生きづらさ。どこまで現実なんだろう。今ヤクザやってる人って、結局どこにも行き場所がないんじゃないかな。家族はそこにしかいない。本当の家族より、頼るところがそこしかない。一度ハマったらどうやっても抜け出せない、ヤクザの寂しさ。今の制度に疑問を感じた。

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いつこ

5.0世の中から閉め出された男

2021年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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しゅうへい

5.0かっての 義理・人情 を現代で説明するには”家族”となる。 そして、ヤクザの常道文句は「すまん」

YAS!さん
2021年7月23日
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鑑賞方法:映画館

敵側の元売人だったのか? どこの組に所属していたのか判らない主人公の父親には、戒名が6文字しかなかった。
半端者はしょせん半端なのか。。。仏門の方に聞いてみたい。

どのカットでも撮影には各種のこだわりが感じられ、とても頑張っているのが解った。
殴られて腫れた顔を表現する 特殊メイク もうまい。
前後半部を区切る10秒以上の”ブラックアウト”の表現が凄い。こんな使い方をするのは、今まで観たことがありません。
世界的にも突出した凄い表現です。

かっての健さんは健坊になったが、前半部での半端者は”これ見よがし”に左手を使わないが、
後半部になると、きちんと両手で食事をする。
そうした各種演出や細かい演技指導もよかったが、
なにより綾野剛さん自身の役者としての完成度が高く、世界のどこにだしても自慢できる役者レベルでした。

登場人物の中で、ひとりも「指を落としている者」がいないのと
舘ひろしさんは非常に貫禄あり、良いのだが、ちょっと いい人過ぎ なので、ヤクザらしい 鋭い面がなかった。
「すばらしき世界」でも書いたが、1カットでいいから、ヤクザの目を入れてほしかった。
映画を観ている人に ヤクザを再認識させる事が、この手の映画には必需です。

主人公の相手役を務めた尾野真千子さんは年齢が15歳くらい 若い別人に見えました。
映画を観ている時は100%気が付かずに、
逆に前後半で別の役者さんを使うなら「もっと特徴が似ている新人さんを、ちゃんと探せばいいのに!」と思った程だ。
帰宅して、ネットで調べたら、同一人物である事が判明し、僕は腰を抜かした。。

映画を観て、人は自分の為と言うよりも、家族の為にも 真面目に生きないといけない と実感しました。
そして、この映画を観たら、同時期につくられた「すばらしき世界」と並べてみたいと思います。

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YAS!
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