ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価
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雰囲気映画かもしれないが関係ない、私には傑作だ
2021年劇場鑑賞2本目 名作 100点
間違いなく大傑作。
2021年邦画ランキング1位はもちろん、生涯観た作品の中でも指折りの作品になりました。
週間ヤクザと家族での役者や製作陣の情熱、FamiliaのMVまでで完結する山本賢治の人生。
語りたいことは沢山ありますが、何よりもまずこんな状況にも関わらず、これからも私の中でずっとずっと残り続ける、そんな作品に巡り会えた事。これを本当に沢山の人の熱い想いがあってこそ劇場で放映出来たこと。全てに感謝してこれからも心の中に秘めて歩んでいこうと思います。
是非。
2本立て2本目、鑑賞人数7名。やっぱり緊急事態か。ヤクザ啓発映画。...
2本立て2本目、鑑賞人数7名。やっぱり緊急事態か。ヤクザ啓発映画。
序盤。何者にも媚びぬチンピラが旋風を巻き起こすかと思いきや、あっさりヤクザに…ガッカリ。
中盤。ありきたりのヤクザ映画に…残念。
終盤、出所後。枯れ具合が最高。今までにないヤクザ映画。全てのヤクザに見て欲しい(笑)この世界が理想。
裁判長に悪態をつくという事件が現実にあるが、必ずこの裁判長を守ってほしい。今、警察の本気が問われている。
今日の2本、尾野真知子が大活躍だったが、本作の方が似合ってる感じかな(笑)
終始湿った感覚
高校時代。校内で乱用されていた言葉があった。
シケシケやなぁ。と言う言葉。まさにそれがぴったりな映画だった。
僕は劇場に行ってみておらず、ネトフリ視聴だからお気楽だが
本作で、パンケーキ始め、本エグゼ作品は自宅視聴で十分だな。と言う結論に至った。
基本ヤクザ。とは警察が存在するための手段である。は変わらない◎
また、半グレは都心よりローカルの方がより強力だ。
と言う発見も得られた(^^)。その点は感謝する🫂
しかし館さんをみて
石原組もそんなに任侠と変わらねーんじゃねぇの?と思ったねw
組だしね:)
終始切ないけど、感動したし、見応えがありました。
最初はあまり興味なく、
有名人がよくストーリーにあげてたので、
観てましたが、想像以上の見応え!
綾野剛かっこいーなー
それ以上に舘ひろしかっこいい
切ないですね。
結局好きになった人には邪魔者扱いされ、
身代わりに懲役行っても邪魔もの扱い。
最後は信頼してた後輩になんて。
幸せになって欲しかったけど、
ヤクザとはそういう目でみられるもの
懲役にいくと、世の状況がわからないのを
やっと理解しました。
自分の中では時が止まったままだもんね、、、
磯村くんが、父親のこと知りたがったように、
彩ちゃんも父親が知りたかった。
最後のシーンは観た人みんなが、
あぁ。この子も磯村くんみたいな子なんだな
と思いましたよね。
もう一回みたいな
ヤクザの人権
という視点で描かれた興味深い内容。本当に足を洗って更生したいと思っているヤクザの生きづらさ。どこまで現実なんだろう。今ヤクザやってる人って、結局どこにも行き場所がないんじゃないかな。家族はそこにしかいない。本当の家族より、頼るところがそこしかない。一度ハマったらどうやっても抜け出せない、ヤクザの寂しさ。今の制度に疑問を感じた。
世の中から閉め出された男
Netflixで鑑賞。
ヤクザ映画と云えば、"東映実録路線"と呼ばれる作品群や、最近では「孤狼の血」のような、血みどろの抗争劇を中心にした作劇を思い浮かべますが、本作は全く違った趣きでした。
時代の流れに追い詰められ、人間として生きることを許されなくなったヤクザの姿を冷徹に描くと同時に、"家族"を求め続けた男の悲劇を描いた哀切のヒューマン・ドラマでした。
"親"である組長を慕い、ヤクザとしてオヤジのためなら命を擲つ覚悟で生きて来た男が、14年の刑期を終え出所すると周囲は一変していました。その変化の著しさがとても物悲しく、ヤクザから足を洗っても尚付き纏うレッテルのせいで、次第に行き場を失っていく様に胸が締め付けられました。
まともに生きたいと思っても、携帯電話は持てず、就職も出来ない。大切な人にも害が及ぶ。ヤクザだったと云う理由で、人権は無いも同然となってしまいました。
法律で雁字搦めにし、暴力団排除の動きが加速する中、若い世代が半グレとして台頭し、法律の網を掻い潜って活動し始める。いたちごっこの様相を呈した…かと思いきや権力側の人間がヤクザと癒着して便宜を図り、絵図を描いている…。そして主人公を徹底的に追い詰めたのはSNSでした。
ヤクザを追い詰める法律をつくったのはカタギだし、SNSを利用して気軽に拡散させたのもカタギ。これではまるで、カタギの方がヤクザのようではないか…
そんなやるせない現実でも、ヤクザとしての生き方しか出来なかった男の最後の決断とその結末に、胸を打たれました。
果たしてこれしか道は無かったのか。そもそも法律とは、誰のために存在しているのか。突き付けられた気がしました。
かっての 義理・人情 を現代で説明するには”家族”となる。 そして、ヤクザの常道文句は「すまん」
敵側の元売人だったのか? どこの組に所属していたのか判らない主人公の父親には、戒名が6文字しかなかった。
半端者はしょせん半端なのか。。。仏門の方に聞いてみたい。
どのカットでも撮影には各種のこだわりが感じられ、とても頑張っているのが解った。
殴られて腫れた顔を表現する 特殊メイク もうまい。
前後半部を区切る10秒以上の”ブラックアウト”の表現が凄い。こんな使い方をするのは、今まで観たことがありません。
世界的にも突出した凄い表現です。
かっての健さんは健坊になったが、前半部での半端者は”これ見よがし”に左手を使わないが、
後半部になると、きちんと両手で食事をする。
そうした各種演出や細かい演技指導もよかったが、
なにより綾野剛さん自身の役者としての完成度が高く、世界のどこにだしても自慢できる役者レベルでした。
登場人物の中で、ひとりも「指を落としている者」がいないのと
舘ひろしさんは非常に貫禄あり、良いのだが、ちょっと いい人過ぎ なので、ヤクザらしい 鋭い面がなかった。
「すばらしき世界」でも書いたが、1カットでいいから、ヤクザの目を入れてほしかった。
映画を観ている人に ヤクザを再認識させる事が、この手の映画には必需です。
主人公の相手役を務めた尾野真千子さんは年齢が15歳くらい 若い別人に見えました。
映画を観ている時は100%気が付かずに、
逆に前後半で別の役者さんを使うなら「もっと特徴が似ている新人さんを、ちゃんと探せばいいのに!」と思った程だ。
帰宅して、ネットで調べたら、同一人物である事が判明し、僕は腰を抜かした。。
映画を観て、人は自分の為と言うよりも、家族の為にも 真面目に生きないといけない と実感しました。
そして、この映画を観たら、同時期につくられた「すばらしき世界」と並べてみたいと思います。
監督まだ34歳なの?天才。
Netflixにもう登場してた!ヤクザと家族。
新聞記者の藤井監督。
まだ34歳なの?天才か?
すごい作品を観させてもらった。前情報0で鑑賞しました。
任侠映画なのかと思いきや、懲役から戻ってきてからの流れが想像以上。
画面に映る全てが切なくて。
前半の騒がしさと後半の切なさのコントラストが見事。
後半はすごく粛々と、淡々と、でも確かに進んでいく。
役者も全員最高。
特に主演の綾野剛の演技力には脱帽です。
1999年〜2019年の20年間を見事演じ切っている。
すれてる不器用な青年時代。
全盛期イケイケの幹部時代。
家族の欲しかった父親時代。
ながら見ではなく、じっと集中してしまう作品。
そこはまだどうにかなるんじゃないかなー
近頃続くヤクザの生き方を扱ったドラマ。
最近多い作風なこともあって、他に方法があるんじゃないか?と思ってしまった。その道をたちたいのであれば、そこもきちんと描いて欲しい。追い詰められ感を感じられなかった。
俳優さん凄い
公開当日に見に行き、その2日後にまた見に行きました。
感想書くの忘れてたので今頃ですが…
綾野剛の演技は凄かった。
映像もかっこよかった。
襲名シーンから縦文字のタイトルバックに震えた!
カッコよすぎやろ。
こんなに凄かった映画なんだけど、全て持っていったのは、磯村勇斗だと思った。
最後のシーンで全て持っていったよね。
1番心が震えたシーンだった。
全てを背負って未来を生きるのは彼だからよね。
館ひろしさんをはじめ最高のキャストでした
ここ数年見た映画、ドラマの中でダントツ1番です。
90年代ヤクザの細かいところまで描かれていて
当時着ていた人が多かった白いダウン懐かしいと思いながら見ていました。
車もセンチュリーからプリウスへ。
観ていて昔へタイムスリップした様な気持ちになりました。
映画館とNetflixで2回観ました。
素晴らしい!ただ一つだけ。。
映画から漂う空気感や役者さんの演技。
申し分なし。久しぶりに邦画で引き込まれました。
ただ一つだけ。
最初の、水の中に血を流しながら誰かがいるシーン。
もう何となく想像ついちゃうんですよね。
そしてその通りだった。
物語の面白さも非常にあった作品。
それだけに、結末だけは見えてることへの不満足感が否めない。
大切な人を想う男たちに必見の映画
ヤクザ映画云々関係なし、家族のために、そして大切な人のために生きる不器用な男たちを重厚に描く圧巻の映画。
大切な人のためなら痛々しい程に自己犠牲を払う男たちの姿は、まるで「会社で理不尽な扱いを受けても家族のために歯を食い縛って耐え抜き、でも家に帰れば嫁さんから冷たくあしらわれる。それでも家族のために頑張り続けるサラリーマンの姿」と共通するところがあった。
「あんたさえ居なければ」と言われて「ごめんな」と言う綾野剛さんの演技は圧巻。
また、あぶない刑事の再放送を見ていた30代後半世代にとっては、舘ひろしさんがボス役をやっているのは新鮮だった。いくつになってもやっぱ舘さんは格好いい。
満点評価をつけなかった理由はハッピーエンドじゃなかったから。自己投影しながら観賞していた立場としては、救われなさ過ぎるから笑
大変素晴らしい映画でした。
見れるけど
舘ひろしじゃなくて良かった。
ヤクザの親分にしては優しく見える。
内容も最後らへんはたたみかけている感が強い割に軽くて浅い展開が続くだけだった。
見れるしオヤジと最期の会話のシーンは泣けたけど、元ヤクザに対する風当たりの強さを表現があったが、無理矢理感があり微妙な感じがした。
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