大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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特撮部分は本当に良かった!あとはひたすら残念!
特撮部分は最高のリアリティ!若狭さんの才能がガッツリ生かされている。大怪獣を見せるカメラワークも演出もめちゃめちゃ良い!
オダギリジョー氏もワイルドな役柄にピッタリハマる。
主演の山田さんも演技力があるし、軍人的な動きが美しい。アクションも良い。
特撮部分、アクション部分の格好良さと対比して、政府側のドタバタは、キャスティングからしてもう少しコメディ色が強くなるのかと思ったが、ちょっと肩透かしな感じ。というか、コメディであろう部分が上滑りしている感じ。
コメディが不得意な監督なのかも。
笑いが、下ネタで喜ぶ小学生男子レベルでガッカリ。
主演の山田さんも土屋さんもシリアスとコメディをガッツリ演じ分け出来る役者さんなのに、勿体ない。西田さんの魅力も半減。本当に勿体ない。
そう!映画を観た後の最大の感想が
「勿体ない!」
役者さんの味を生かしきれていないのが、本当に残念。
面白かった。ちょっかい出しまくる。
「土屋太鳳好き」
それほど悪くは無い
"えっ!これってコメディだったんですか?てっきりシリアスドラマだと思ってました。だって休日の劇場内は水を打ったように静まり返ってましたもん"
と、先ずは軽いブラックジョークでレビューを始めてみよう。
まあ正確には笑いは起きてた。ごく一部に。
"失笑"トイウヤツデスガ。
ネットでは
「豪華キャストの豪華な無駄遣い」
「腐り果てたシン・ゴジ」
「最後まで席を立たなかった自分を褒めたい」
等々散々な云われようの本作。
ここまで評価が悪いと逆に興味が湧いてくる。怪獣映画好きだし。
大丈夫。自分は「デビルマン」を最後まで観たんだ。劇場でな。
うん、まあ期待(?)していたほど酷くは無かった。映像は見応え有ったし役者陣の個々の演技も悪くは無かった。
スベり倒してはいたが。
"笑い"を甘く見るな。
何度か書いている事だが映画で観客を笑わせるというのは泣かせるよりも難しいのだ。
テレビで芸人のコントや漫才で笑えるのは何年も下積みをして"笑い"に特化した"笑い"のエキスパート達だからだ。そのエキスパート達だって次々消えて行くのが"笑い"というジャンルなのだ。
そんな才能が監督は自分に有ると本気で思っていたのか?
演者が派手に転ぶだけで客が笑うと本気で思っているのなら、二度とコメディには手を出さないほうが身のためだろう。
この映画はシリアス寄りに作った方がきっと上手くいったと思う。その方がシニカルな笑いも自然と起きたんじゃないかな。
それにあのオチはせっかくのアイデアを台無しにしてるよ。そもそも読める作りだが。
最後に
土屋太鳳さん、漸くセーラー服から開放されたようで何よりデスネ。
山田涼介さん、何故地雷映画ばかりに主演するんですか?マゾなんですか?
西田敏行さん、終始座っていてお尻大丈夫ですか?
濱田岳さん、意外と口髭似合ってますね。
以上感想でした。
繰り返しますがこの映画はそんなに酷くはありません。観る拷問とまで言われた「デビルマン」に比べれば、遥かにまともな映画です。
なのでB級映画好きなあなたは是非劇場へ!
非現実的なのにリアル・おふざけなのに真剣
酷評と聞いていたので期待していませんでしたが、かなりよかった。
これを酷評している方々は特撮も喜劇も悲劇も映画の遊びも理解してしていないライト層なのかな?だとしたら残念です。
この映画にこれだけお金をかけられる会社があってよかったと邦画に安心した。
批判している層のおかげで映画の中の国民とリンクしてより一層この映画の面白さが増してます。たしかに下ネタやギャグという意味では人を選ぶ作品ではあるのかもしれませんね。でもその謎のギャグもリアルというか·····。あとしまつのための残念な作戦もついつい昨今のコロナへの政府の対応と重ねて見えて風刺効いてました。しかしこの映画はコロナ前に制作を開始したと読んで驚きました。
真剣におふざけしてるからこそリアルな非現実作品を作ることができるんだなと関心し、どう考えてもおかしい作戦なのに映像も音楽も作り込まれているからこそしっかりとハラハラさせてもらいました。
内閣府の静の劇パート、現場で処理する動のドラマパート、このコントラストも見事でした。そして内閣府がおかしなことをすればするほど、アラタの最後が切なくてしょうがない。
この映画こそ考察部隊が沢山出てきていいのでは?というほど緻密な伏線そして脚本。
評価に惑わされて面白くないと一蹴したひとたちこそ、色々と考えて見て欲しいし語り合いたい。
最悪の映画。ワーストツーに入る。残念です(T . T)
豪華キャストと宣伝効果から、期待して鑑賞しましたが、基本的なストーリー構成も甘く、何も心に残らない、最悪の後味でした。会場でも不評がささやかれ、みなさん同じ思いだったと思われます。
アラタと連呼するところからハヤタ隊員が連想されるし、つまらないギャグやお笑いシーンの質も低く、何がしたいのか、分かりませんでした。とても残念でした。タオちゃんに同情します。特撮もイマイチだった。
倒すよりも追い出せって事ね
テレビ放送を待っても良いかも
やたらと評価が低いけど
面白いけど・・・
「最低映画」鑑賞癖の自分でもダメでした
たしかあの「Plan9 from outer space」を観て以来、この手の「最低」映画を観る習慣がついている。
「ドラゴンボールEVOLUTION」も「ドラゴンクエストYourStory」も観た。
同じようにして今作も観た。
結果、こういう映画を観るのが、いかに悪趣味だと言うことを思い知った次第である。
怒っている。ものすごく怒っている。鑑賞日の翌日は朝まで寝られなかったほどである。
(と、同時に深い後悔と、自責の念がこみ上げてくる)
現在は鑑賞後1週間が経っているのでだいぶ怒りが収っているが、これでも今日まで怒っているのは「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」以来である。
役者の演技はいい、特撮も私の基準では及第点、主役の山田涼介が最後までヒーローポジだった。
加えて最初の20分はそれなりに見れた。
評価すべき点がいくつかあるので、私は最低評価をつけない。
しかし脚本がすべて足を引っ張っている。
私は特撮ファンではあるが、上記の経緯より「令和のデビルマン」の評価を聞き、怪獣映画やSF映画というよりは「最低映画」として鑑賞した。
たしかに上記の理由で「デビルマン」は言いすぎだと思うが、それでも破壊力は想像を遙かに上回った。
多くの評者の言うとおり安易な下ネタや、鮮度を当に過ぎた風刺(10年前ならともかく、今ごろ蓮舫ネタは無いだろう)は、腐敗した怪獣死体を思い起こさせる。
いや、観客を不快にする映画なら、それはそれでいいんだ。
怪獣の腐臭が観客にまで伝わり、嗚咽する観客が続出、と言うのなら却って私は高評価をつけていた。
そういう映画ではない。コメディのはずである。
それが笑えないってどういうこと?
これを作った三木監督の作風かも知れないが、それを知らずに観てしまった身としては、何もフォローは出来ない。そもそも映画を観るのに監督の名前で観るのは、その監督のファンぐらいしかいないだろう。
あの映画の内容だからこういう表現を使わせてもらうが、「ゲロ料理を出す店がある」と聞きつけ、ゲロに見せかけたもんじゃでも出すんじゃないかと店に行ったら、出された料理は本物のゲロだった。
店主が食べろというから口につけた。確かにうまいものを食ったあとのゲロで所々おいしい素材を使っているので消化不十分ながら舌に流れる。しかしどうも不可解な酸味があり、それがドレッシングなのか、胃酸なのか、それとも発酵した結果なのか判断がつかなかった。
しかし所詮、人体が生命の危機を感じ強制排出された物質であり、それをそのまま口にした結果、病院送りとなってしまった。
私はそういう映画だと思う。
だいぶ前のことだが、新宿在勤時に歌舞伎町近くで、誰かの嘔吐物をハトやスズメがつついていたのをよく見ていて、本当によく食べられるなと思ったが、私はあれをつつく勇気が無い。
オチも酷い。
ネタバレは避けるので詳細は言わないが、あのオチを使っていいのは中学生の自主映画までである。監督が特撮畑ではないとしても、プロは絶対に使ってはいけないオチである。
そういう意味でも中学生並みの監督と言わざるを得ない。
(そもそも権利関係はどうクリアしたのか?)
私は悪趣味を持つ一方で、真面目に邦画の未来には危機感を持っているので、最近でもアカデミー賞の各部門賞を受賞した作品があるという朗報が流れ期待をしているが、その一方で多額の資金をかけ、しかも文化庁経由で税金も投入された当作品のような駄作が大手を振っている現状と、その監督のファンのひいきの引き倒し(私は褒め殺しにも聞こえる)で弁護するという内輪ウケに我慢がならず、これが放置されるのであれば、残念ながら邦画の未来は暗いと言わざるを得ず、その結果、映画にかかる予算はいたずらに削られ、更なる作品の質が低下するという悪循環に陥るだろう。
私の今日まで続く怒りの内容は、あの脚本がなぜチェックを受けずに通ってしまったかという憤りである。普通の神経ならどこかでリジェクトすべき、いやコロナ禍で長期間撮影中止を余儀なくされたのであれば、脚本を見直す時間はあるはずだったが、なぜあのまま通ったのか、それとも見直しがあってああいう脚本だったのか?ここに邦画の病理があると思う。
まだ少額予算でコントのようなセットなら、あの映画の評価は変わっただろう。
でも、間違いなく今作はお金がかかった大作映画である。プロモーションやグッズ販売までもかかった一大プロジェクトである。それをあんな内容にしていいのか!
松竹・東映という大メジャー2社がかかわっていることにも病巣の根の深さは深いと言わざるを得ない。
私も随分ここで酷評した。
これを見て「そんなに酷い映画なのか、ならば却って見たくなった」と思った方。
そして実際に見た感想が「言われるほど酷い映画ではなかった」と思われるのかも知れない。
しかし一般料金1900円があれば何が出来るか。
おいしいものも食べられるでしょう。
人生の糧になる本も買えるでしょう。
もちろんもっといい映画を見ることも出来るでしょう。
でも、あなたが私のような好事家ではない限りは、無理してみる映画ではないでしょう。
賢明なあなただからこそ、無駄遣いはせぬようお願いいたします。
(2022/2/16追記)
オチについて。
なぜ最初から「デウス・エクス・マキナ」の力を使わなかったかということですが、実は半世紀以上前の初代ウルトラマン「小さな英雄」で既に回答が出ていることであり、また20年以上前に作られた「ウルトラマンガイア」のテーマの歌い出しにも使用されています。
レビューなどを読んでいると、三木監督を初めご存じの無い方が結構いらっしゃいますね。
でもご安心ください。映画を見るためには、必ずしもこういうことをあらかじめ頭に入れる必要はありません。
映画を見るために、その監督の作風を知らなくても良いのと同じように。
ただ作り手としては、やはりあのオチをコントでは無く怪獣をテーマとした作品で安易に使うのは、プロとしては失格と言わざるを得ません。
豪華出演者とお金を使って2時間スベリ倒した映画
これはB級映画である。 そう思うべし!
期待度ゼロどころかマイナスで見てみた。
悪くは無かった。
豪華な俳優陣の割に、存在感がなかったとしても。
斬新なテーマが、支離滅裂なストーリーに消えたとしても。
圧倒的なギャグが、全く笑えなかったとしても。
そう! 悪くはない。
問題は、これをSF的な映画だと思ってみるとその落差が酷すぎる事だ。
インディペンデンスデイだと思ってみたらマーズアタックだった。という事である。
初めからその視点で見れれば良かった思う。
その意味で、宣伝戦略の失敗が大きいと思う。
映画館で宣伝だけ見たら、興味湧くし、なんらかのSF的映画に感じるんだよね。
そこが落とし穴だった映画です。
PS:土屋太鳳さんは、やっぱ、まじで綺麗でかわいい。
そこがこの映画の価値です。
以上。
駄作
予告編で何を想定したかで評価が分かれるかも
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