デンジャー・クロース 極限着弾

劇場公開日:2020年6月19日

解説・あらすじ

ベトナム戦争でオーストラリア軍と南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)が繰り広げた「ログンタンの戦い」を映画化したオーストラリア製戦争アクション。1966年8月18日未明の南ベトナム。ヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地がベトコン部隊による砲撃を受ける。ハリー・スミス少佐率いるオーストラリア軍の部隊が発射地点を突き止めるため偵察に向かうが、農園地帯のロングタンで敵部隊に包囲され、容赦ない攻撃にさらされてしまう。味方からの応援も容易に駆けつけることができないジャングルで絶体絶命の危機に陥ったスミス少佐の部隊は、基地本部に連絡し、目前にいる敵への後方から迫撃砲=「極限着弾(デンジャー・クロース)」を要請するが……。

2018年製作/118分/G/オーストラリア
原題または英題:Danger Close: The Battle of Long Tan
配給:彩プロ
劇場公開日:2020年6月19日

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(C)2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA

映画レビュー

3.0 オーストラリア視点

2025年10月1日
PCから投稿

ベトナム戦争をオーストラリア側から見た
惨劇を描いている。
主にロングタンの戦い1966年。
第二次世界大戦後なのに軍隊の装備が
だいぶ旧式感があり、あれでよく持ちこたえて
いたなと思った。
ベトナム戦争というアメリカのイメージがあったが
オーストラリアも参戦していたのね。

戦車じゃなく機銃車。
戦闘機でなく大砲。
国が変われば軍備にも違いがあるのだと。

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to

3.0 画竜点睛を欠く

2023年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ベトナム戦争に参加したオーストラリア軍の話です。
テーマ、ストーリーはとても素晴らしいです。話がとっ散らかることもなく、部隊の状況や関係、連携に絞って坦々と進めていくところや、戦闘シーンの緊迫感も十分に伝わってきます。変な英雄譚になっていないところで他のベトナム戦争映画とは一線を画す作品ではないかと。
しかし、残念なポイントが2つです。
・音が迫力不足。砲撃、銃撃、どれを取っても映画館の音響に全然合っていない。大型テレビ感覚でしかない。(前日に劇場版幼女戦記観賞したせいもあるかw)
・戦闘シーンの使いまわし的な画の撮り方が多く、舞台ですか?的な甘さが感じられてヌルい印象を受ける。

あと、邦題がダサい。あまりにダサい。SuperDryを極度乾燥とか言っちゃってるのくらいかっこ悪い。

ちょっと勿体ないですね。

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zem_movie_review

3.0 うん、

2022年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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みけい

3.0 【嫌味な上官が弱みを見せるドラマチックさが素敵】

2021年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

・2019年公開のオーストラリアの戦争映画。
・ベトナム戦争中の1996年8月に起こった「ロングタンの戦い」を描いた作品。2000人のベトナム兵士に囲まれた若い兵士108名が、敵だけでなく味方にも危険が及ぶ至近距離への砲撃「デンジャー・クロース」の要請を余儀なくされた戦いの中で苦闘しどうなるのか⁉ という大枠ストーリー。

[お薦めのポイント]
・抑揚のある激闘
・嫌味な人間にも後半、共感してしまう物語の流れ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・映画「プラトーン」「地獄の黙示録」をはじめとして「ベトナム戦争」映画は沢山ありますが、その中でも「ロングタンの戦い」という局所的な戦いをモチーフとして描かれた作品です。こういう取り上げ方をしていただけると、その歴史を具体的に知ろう、と思えるので素敵ですね。立場的に自分の感情を隠さざるを得ず、嫌味に見えてしまう上官たちも、戦いが極限に達していく後半になるにつれて、だんだんと人間の弱み、みたいなものが見えてきて共感できる。この辺がとても良かったです。

[演出]
・物語で大切と感じた「嫌味な上官の弱みに共感する」。ここに向かうために、前半でいかに嫌味っぽく魅せるかもきちんと計算されていた気がします。ただ、登場人物が多すぎる×全て知らない俳優、故に、誰が誰だかが良くわからない状態に陥ってしまいました。これって邦画の例えば三谷幸喜さん系の登場人物多数の群像映画を日本映画をあまり観ない海外の方がたまたま観た時にも起こり得そうな感じですね。そういう意味では、ワールドワイドに映画を創るってムズカシイですね。。。

[映像]
・序盤の戦闘を観て「あれ、ちゃちい。。。予算なかったのかな」と思ってしまうほど、リアリティのない銃撃戦でした。この調子で延々続くのかと不安に思いましたが、全然。後半はがっつりした銃撃戦。いい意味で抑揚のある映像演出だと思いました。

[音楽]
・際立って感じたことはありません。

[演技・配役]
・群像劇と言っても良いくらい多くの人物が登場するので、最初は訳が分かりませんでした。笑 とはいえ、途中からは肝となる人物は覚えてくるようになります。ハリー・スミス少佐役のトラヴィス・フィメルさん、若さと渋さの両方を兼ね備えた素敵さがありました。なんと映画「ウォークラフト」の主演だったようですね⁈准将役のオリバーさんは役柄的なせいもありますが、少し残念な感がありました。

[全体]
・物語面でも戦闘の映像面でも、後半を盛り上げるために前半を控えめにしている抑揚のある映画でした。言ってしまえば、よくある戦争映画、でしかないのです。しかし、スミス少佐の弱みが現れて仲間たちとの絆が目に見えるようになってくる様はドラマチックなので、そこら辺の見応えはありました。ベトナム戦争におけるオーストラリア兵は若い人ばかりだった、という史実もどこか考えさせれてしまいました。そして、「ロングタンの戦い」という知らなかった史実を教えて頂けたことも、また良かったです。ありがとうございました。

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