ドクター・デスの遺産 BLACK FILE

劇場公開日:

ドクター・デスの遺産 BLACK FILE

解説

人気作家・中山七里の小説「ドクター・デスの遺産」を映画化したクライムサスペンス。安楽死を手口にする連続殺人犯に挑む刑事役で綾野剛と北川景子が共演し、「神様のカルテ」「サグラダリセット」などを手がけてきた深川栄洋監督がメガホンをとった。終末期の患者ばかりが次々と不審な死を遂げる事件が相次ぎ、捜査に乗り出した刑事の犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させる「ドクター・デス」と呼ばれる医者の存在にたどり着く。しかし、そんな矢先、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘の沙耶香が、ドクター・デスに安楽死を依頼してしまい……。

2020年製作/120分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2020年11月13日

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(C)2020「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」製作委員会

映画レビュー

2.0つまらない

2024年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

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田中

3.5原作と違っても、面白ければ構わない

2024年10月29日
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鑑賞方法:映画館
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つとみ

2.5綾野剛の存在感

2024年9月21日
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(ノω<;)

3.0☆☆☆★★(とある出演者の怪演に☆1つ爆上げ) 毎年発表される〝 ...

2024年3月9日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★(とある出演者の怪演に☆1つ爆上げ)

毎年発表される〝 このミステリーが凄い 〟で評価が高かったらしい原作は読了済み。

かなり評価が高い割には、読んでいて「何でこの程度で、、、」と思うことしきり。
どうやらシリーズ物で、ある程度はこのシリーズを読み込んでいる人向けのところが、有るのかも知れないのですが、、、

映画の予告編を観ると。綾野・北川のバディ物なのは明らかなのですが。原作自体は、主人公である犬養の独壇場と言える内容で。相棒にあたる高千穂は、殆ど空気でしか無かったのだが💦

その辺りの、シリーズ物としての位置と。肝心のドクターデスが関わる事件に対する捜査内容や、細かな描写等は、結構杜撰な箇所が目立っていた感が、、、

特に原作だと、色々な場所に出没しているのに。現代の日本社会の中で、大量の防犯カメラが有る割には。何とも都合が良いくらいにカメラには映らない。
まあその事自体は、多少なりに目を瞑ったとして。何よりも【特徴のない犯人の顔】である筈なのに。いきなり声だけで(映画好きならば分かる通り)「◯本◯なら特徴ありすぎる顔だろ!」…でしたなあ〜(-_-)
(この辺りは、原作と映画化との乖離が大きい感強いし。それらの人物像も、原作と映画化では設定上に大きな違いが多かった。)

更には、ドクターデスが起こす安楽死事件に対しての模倣犯が現れるのですが。映画本編では、これは完全に無視しカットしていた。
この件に関しては、完全に映画本編の作りで正解かと思う。
読んでいても、「これ、どう考えても要らないなあ〜!」…としか。

原作だとドクターデスは、中東の紛争地帯で《無国籍医師団》に入り。満足な治療を受けられない大勢の患者が苦しむ姿を見て来ただけに。安楽死に対しては、人一倍の想いを持っている人物でした。

逆に言えば、映画のクライマックスに於ける展開は。自身が世間に対して、安楽死の是非を問う為。患者の意思に従い〝 安楽死のお手伝い 〟をしている のに、映画本編では。映画の途中に有る台詞宜しく、単なる《快楽殺人者》に成り下がっている為。ドクターデスが、サイトを通して世間に対して発する、自身の安楽死に関する主張が成立しなくなってしまっていた。

………とは言え、、、

これはエンタメ性のサスペンス映画として観たならば、この作りは寧ろ王道路線。
やはり、サスペンス映画としてならば、最後は主人公に危険が及ばなければならないし。
もしくは、周辺の相棒であり。家族であり。愛する人達に危険が迫ってこそ、始めてサスペンスが盛り上がると言えるので。原作だと、その辺りの盛り上がりにはやや欠けるきらいが強い。

出演者の中では、何と言っても犯人役の◯◯◯◯でしようねえ〜!
もう素晴らしいくらいのサイコパス振りでした。
余りのサイコパス振り過ぎてしまい。始めに採点の爆上げの理由を書き込んたくらいの怪演でした。
がしかし、、、時には原作本来からは逸脱したキャラクターになってしまっているのですが。観ている間は、とにかく観ててとても楽しい(´Д` )
それがもう何よりも1番と言える程でした。

どんな作品でも、最後の最後には〝 大バカコメディー映画 〟へと変貌させてしまう、稀代のコメディー女優北川景子を前にして。彼女を全く目立たなくさせてしまっているのですから、、、もう天晴れ!と言うしかない(u_u)

原作では、綾野剛の役柄は50代くらいに思えた。
娘は(おそらく)高校生くらいだけに、父親との意思の疎遠が不足しており。それに増して、父親がドクターデスをおびき寄せる為に、自分が利用されるのを憤慨していた。
映画化では綾野剛の年齢に合わせてか?娘役には《カネオくん》でお馴染みの田牧そらちゃんへ。
そらちゃんの年齢が、原作よりも下がった事で、より観客側には不安感が増していたと思う。

《カネオくん》で見せる満面の笑顔が魅力的なそらちゃんだけど、近年色々な作品で観る事が多い。
芦田愛菜ちゃんが、着々と年齢に応じた役を演じ始めただけに。その後から、年齢に応じた役柄を今後も演じる機会が多そうだし。最後に見せる父親思いの演技は、今後が多いに楽しみでもある。

これ、、、続編ありきの可能性を探りつつ製作されているんでしようね。
その辺りは何とも微妙な感じではありましたけれども、、、

最後に一言…

北川景子、、、何故にその場所が分かった?(・・?)

2020年11月14日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン7

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