クワイエット・プレイス 破られた沈黙のレビュー・感想・評価
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前作好きなら好きなのでは
破壊された住居を捨てニューヨークを目指すアボット一家は廃工場で生存者に出会うが…。
シリーズ2作目。登場人物の言動にモヤモヤを感じるがラストは物凄く好みと言う前作と全く同じ感想。なので前作が好きか嫌いかでハマるかが分かると思います。
サバイバルホラーへ進化、映画館で観るべき作品
前作の直後からの物語に加え、“アレ“が初めて現れたDAY1も描くことで、より世界観が深まり、ハラハラドキドキ観れました。
主人公一家以外の生存者がいたことで、ゾンビドラマのような「本当に怖いのは人間」的な展開になるのかなと思ったらそうではなく、前作同様に音を立てることへの恐怖と“アレ“とのバトルが中心。
今回は子ども達の成長がメイン軸にあり、主人公はキッズ達で、大活躍も楽しかったです。
ただ、赤ちゃんがいることや、父親を失ったこと、予想外の生存者との遭遇など、新しい要素があるのにオマケ程度にしか関わって来なくて活かしきれてなかった感じも。赤ちゃん全然泣かないし。笑
良くも悪くも前作と同じような感じの作品になっているので、またあの「観てるこっちも音を立てちゃいけない空間」を含め楽しめると思います。
【”Beyond the Sea” 謎のクリーチャーが跳梁跋扈する世界、再び・・。前作では、両親に付き従っていた姉弟が、恐ろしき世界の中で勇気を振り絞り、成長して行く姿が沁みます・・。】
ー 異常な聴覚を持ち、世界を変えてしまった”クリーチャー”が現れる前は、人々は平凡だが、楽しき日々を送っていた。喫茶店でくつろぐ人々、リトルリーグで、マーカス(ノア・ジュブ)を応援する母エヴリン(エミリー・グラント)と父リー(ジョン・クラシンスキー)。
だが、その穏やかな世界は一日で、崩壊する・・。ー
■感想<Caution! 内容に一部触れています。>
1.前作で描かれた”尋常でない緊張感溢れる世界観”は、今作でも高いレベルで維持されている。そして、 謎の”クリーチャー”が突如現れた”Day1”から描かれ、父リーが、命懸けで家族を守った翌日”Day474”から始まる作品構成も良い。
ー いきなり、平常な日々が覆った経験を、私たちも現在進行形で経験しているので、前作より”彼の世界”で起こった事のリアリティ感が増している・・、哀しいけれど。ー
2.前作では、両親に付き従っていた聴覚のない長女リーガン(ミリセント・シモンズ)と、長男マーカス(ノア・ジュブ)と、母エヴリンは中盤で、夫々の行動に出る。
お互いに、家族の為を想っての行動である。
特に、リーガンが父が発明した”クリーチャー”の弱点を突く武器と、ショットガンを持ち、家族及び生き残っている人たちのために独り立ち上がる逞しさをミリセント・シモンズが見事に演じている。
幼き弟を一人で、必死で守るマーカスも・・。
ー 前作では、両親の指示で生きてきたリーガン(前作では、”クリーチャー”の”弱点”を父リーと見つけたね!)と、マーカスが成長して行く姿。
家族としての絆は常に固く結ばれている事が、描かれている。ー
3.エヴリンとリーの友人で、家族をクリーチャーに殺された、独りで廃工場で生きていたエメット(キリアン・マーフィー)の、当初は立ち位置が謎だが、徐々に明らかになる善性の描き方も良い。
ー 彼が、亡き息子の写真を独り見る姿・・。ー
4.後半、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)と、長男マーカス(ノア・ジュブ)と、母エヴリンが三人三様のシチュエーションで”クリーチャー”と闘うスピード感溢れるアクションシーンの数々も、ハラハラしながら、心の中で”応援”しながら鑑賞。
ー 今作は、心理的に”疲れる”作品なのである。そして、それが魅力なのである。ー
<前作では、家族が結束し、謎の”クリーチャー”と闘う姿を描き、
今作では、父の遺志を引き継いだ子供達が、決然とした表情で”クリーチャー”と対峙する姿が印象的である。
だが、以前として何故、”クリーチャー”は地球にどこから現れたのか・・、は明らかになっていない。
前作から、コロナ禍の影響で公開を長き間待ったが、充分に満足できた作品。
続編は、コロナ禍が終息したら、”超高速”で公開して欲しいぞ、ジョン・クラシンスキー監督&奥さんのエミリー・グラントさん!>
劇場で観るべき一本
いやぁ・・・自称ホラーマニアなんですがね、久々に劇場でホラー系作品を鑑賞出来ただけでも感涙ものなんですよ。それだけじゃなくて、個人的にはホラー映画の5本指に入る傑作の続編とあって、初日の一回目上映に喜び勇んで飛んで行った訳です。
この監督の好きなところ・・・色んなシーンに分かり易く伏線が置かれているところ、なんですよね。ああ~これがこの後でこんな風になるのかぁって。
でも、それが緊張感を増幅させるアイテムになってるんで、観てる方は・・・え?あれってヤバくね!?どうすんのよ!って(゚Д゚;)
これ以上はネタバレになるから書かないけど、緊張感を少しでも多く味わいたいなら、是非とも劇場に足を運んでいただきたい一本です。
前作に比べ子供たちが大きく成長
前作鑑賞済みの中この度新作をIMAX鑑賞。
まぁ前作よりは面白かったかなというのが率直な感想である。
前作では描かれていなかったエイリアンが襲来した1日目の出来事から描かれる。まぁここで新たに何か明かされる事はなかったがまぁ前回のモヤモヤは少しは晴れたかな程度。
今作ではK.マーフィ演じるエメットが今は亡き父の生前の友人である事から協力関係となり一緒に安息の地を探しに出る。
長女のリーガンがラジオから安息の地があると考えエメットと共に旅に出て、長男のマーカスは冒頭に足を大きく負傷した事もあり隠れ基地に留まり下の子の赤ちゃんの面倒と母親を守りと、長男長女が前作に比べて大きく成長し戦士として成長していく姿が楽しめる作品であった。
ストーリーも前作に比べたら対エイリアンと直接戦うシーンがかなり増えた為その都度緊張感は楽しむ事はできる。
ただまぁエイリアンを倒す筋道だったり、新たな対策法だったらエイリアン側の新しい情報もこれといって特になし。
まぁこういう状況下の中でIMAXで新作を観れるといった点では最大限楽しむ事はできた。
少なくとも前作よりは楽しめる事は間違いないと思う。IMAXもしばらく利用がなくなってしまってるとちょっとした音でも過剰に反応してしまいその点では作品とマッチして楽しめた。
後半40分強がすごい!!!
今回は自分としては初の試み、時間配分を気にしながら鑑賞。
前半の約50分は作品の設定を改めてと、今回の目的説明。
数字で見ると長いと感じるが、実際はあっという間。
後半40分強、ここからは約5分刻みで展開して行く!
上映終了時間がわかっていたから、このまま無事に終わってくれと思う反面、これで終わるわけないよなと最後まで緊張感があった。
映画には2作目は1作目を超えられないというレッテルがあるけれど、今作はそんなことはない!
1作目に引き続き人類を襲う「何か」だけでなく、生き残りを賭け他者を陥れる人間の脅威も加わる。
「何か」だけでもお腹いっぱいなのに、登場人物も信用できなくなって来ると、見るのが一気に疲れる…
音を立ててはいけない世界での移動方法は歩き。
その為、足元のカットが印象的で、特に長女リーガン(ミリセント・シモンズ)のくるぶしから踵にかけての荒れ具合が過酷さを表していた。
早くも2023年3月に全米で第3作目の公開が決定している。
日本での公開も確実にあるだろうけれど、発表が待ち遠しい。
沿岸警備はちゃんとしよう!
補聴器もってラジオ局に行く話
前作はそこそこす好き
つづきは気にならなかったけれどキリアン・マーフィーでてるし彼目的で鑑賞しました。
正直に言ってこの作品は苦手だ。
ホラーは好きだけれど「音」で怖がらせる映画が嫌い。
作品そのものが怖いより、心臓に悪いドッキリが怖いだけで余韻もなにもないから、嫌い。
映画館って環境で大画面、大音量で心臓と止めにくるのは嫌なんですよね。
でもストーリーは気になるし、我慢してこの手の映画はみてます。
はっきり言って前作の方が面白かった。
続編作る意味あったのか?
音を極力抑えて生活する、モンスターの脅威、出産、前作は新鮮味溢れる作品だったので面白かったけれど、今作のモンスター据え置きで新たな要素は生き残りの人間くらいで二番煎じ感がいなめない。
本作は決してつまらない話ではないが、前作を超える程の良さは無かったように思う。
人類滅亡級の凶悪エイリアンが超音波嫌いなのはまだぎりぎり納得できてたけれど、もう一つの弱点、それ人類滅亡しないですやん。
前回があんなに世界中危機的状況で絶望しかなかったのに、この安全地帯設定だと人類反撃いくらでもできるくない?
生き残った人間の醜悪さとか安全地帯への脱出とかまんまゾンビ映画の設定丸被りだし、クワイエットプレイス独自の世界観、オリジナリティが欲しかったですね。
中盤の親子分かれての展開もくどかった。
同時多発で危機が迫り、同時に解決する。この展開を2回も3回も見せられるとゲンナリしてくる。
音を出した時のエイリアン出現の条件も前作より緩くなってし、なんか無理やり続編作って設定広げた感じがしちゃいました。
物語の最後は人類の反撃を期待させます、唐突な終わり方なのでさらなる次回作があるのかも。
今回がすでに蛇足なのに次回もあるんだったら蛇に羽が生えそうですが多分次も見るでしょうね、期待はしませんけれど。
私の主目的だったキリアン・マーフィーですが、よかったです。
あんまり頼りにならないし、信用もでいかにけれど、徐々に協力してく姿は彼のイメージにピッタリでした。
彼のイメージはインテリ、詐欺師、倖薄。
タフなイメージがないので頼りにしても死んじゃいそうな危うさがある、本作ではいい意味でハラハラしましたね。
「28日後」を思い起こさせる世界での彼が見れてよかったです。モンスターパニック映画にもっと出てくれたらうれしいな。
パート2なんの遜色なし。
大体の映画のパート2はガッカリですがそんな事はない。この映画はむしろ面白い。パート1で描かれた母の成長や強さを描いているが、今作は子供たちの成長。長女は前作から活躍したが今回は主役と言っていい。見た目は余り可愛くないが段々とたくましく、可愛く、愛おしく思えてくる。監督の演出にまんまと乗せられてる。
後半家族が危機になるシーンで場面は違えどシーンバックでちゃんと見せて違う場所でも家族の連帯感が描かれていて演出が良い。
今作もヒットするだろうからパート3も絶対に製作されるはず。期待したい!
化け物の弱点とかもそうきたかって感じで良かった。前作で語られなかった飛来の一日目エピソードも蛇足感なく良かった。
監督のセンスの良さを感じる
Part.1を観ないまま、またあらすじも見ないでいきなり観た、当然ストーリー展開も判らないまま観ていくのだが、この手のホラー映画によくある先が全く予想出来ない展開が続くので、頭をフル回転しながら尚且つ、不思議な緊張感を持ちながら間延びせずに一気に観終えた、よくあるエイリアンののような怪人との戦いでの恐怖感を演出する映画なのだが、今までにはないアングルの撮り方や間の取り方は、この監督のセンスなのか個人的にはとてもレベルの高い映画に感じた、次回作にも期待を感じる、
最後のシーンで何故耳の不自由な人を重要な役柄にするのかが理解し納得出来た。
追伸、
いつも思うのだがやっぱり黒人俳優が良い人として出てくるのだが最後は.....なんだよなあ。よくあるパターン
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