劇場公開日 2020年9月11日

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ミッドウェイのレビュー・感想・評価

全291件中、1~20件目を表示

4.0アメリカ・日本両軍に敬意をはらいながら描く海戦ドラマ。日本軍キャストの抑えた演技も光る

2020年9月29日
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鑑賞方法:映画館

「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのディザスタームービーで知られるローランド・エメリッヒ監督が、ミッドウェイ海戦を映画化。エンドロールに入る前のテロップでも明示されるようにアメリカ・日本両軍に敬意をはらい、3日間の戦いを史実に基づきながら描く、実録物に近い渋いテイストの戦争映画です。
最前線から離れた司令部や情報部のドラマを盛りこみながら、それぞれの信念に基づいて戦いに臨む両軍の動きを、地に足のついた作劇と、実写とCGを組み合わせたVFXによる迫力の戦闘シーンで活写しています。これまでの作品と比べると、アクションのケレン味という点では、やや1本調子な印象を受けましたが、それだけ誠実に戦いを描いている、ということなのかなと思いました。
日本軍キャストの豊川悦司氏、浅野忠信氏、國村隼氏らの、佇まいだけで気持ちを表現するかのような抑制した演技も心に残りました。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

4.0あまり見かけない「アメリカ視点の恐怖」まで描かれる太平洋戦争映画。まさかのR・エメリッヒ監督作

2020年9月12日
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鑑賞方法:試写会

「インデペンデンス・デイ」などで破壊王という異名を持つローランド・エメリッヒ監督の作品は、これまで内容的にトンデモ系が多かったので本作には期待できませんでした。ただ、実際に見てみたら、約20年の徹底したリサーチをし脚本に約2年半も費やしたりしただけあって、ほぼ史実に基づく意外とバランスの良い作品となっていました。
この「ミッドウェイ海戦」によって日本の戦争の風向きが変わるきっかけになりました。
これまでの戦争映画は、なぜか日本だけ悲観的な描き方をしているものが多い印象でしたが、「ミッドウェイ海戦」までは日本はアメリカからも驚異的な存在であったわけです。本作はアメリカ視点で、日本への恐怖もキチンと描かれていて、決して結果ありきの映画ではありませんでした。
そして脚本さえしっかりしていれば、映像は「破壊王」の異名通り迫力が炸裂していて、戦争映画としてのバランス面では出来の良い作品だと思います。
初陣となった戦艦大和の位置付けが見えたりもします。

難点があるとすると以下の2点でしょうか。
1.製作費の出し手が見つからず中国資本に助けられた[アメリカ・中国・香港・カナダ合作]ため、本来は無くても良いシーンが一部入っている点。(ただ、これは本題とは関係ないため目くじらを立てる部分ではないとも思います。あくまで本作のメインは日本とアメリカの関係性です)
2.山本五十六(豊川悦司)率いる山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)といった重要な日本人をキチンと日本の俳優陣で固めているところは良いのですが、一部違和感を抱く言葉が出る点。(これは主要3人の言葉でさえもイントネーションがおかしく聞こえる部分があったので日本人パートは日本の助監督とかがいるとクオリティーはさらに上がったはずと残念な部分です。日本人以外のキャストもいたのかもしれないほど言葉の面が少しだけ気になります。とは言え、キチンと日本の代表的な俳優を使っている点などは評価に値するとも思います)

「なぜ日本の戦争の風向きが変わったのか」など様々なことを改めて考える上で示唆に富む、見ておきたい戦争映画だと思います。

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細野真宏

4.0イーストウッドの「硫黄島からの手紙」に続く、日本軍を対等に描いた希少なハリウッド映画

2020年8月30日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

知的

爆発大好き、VFX大好きで作風の似たマイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」とは大きく異なり、ローランド・エメリッヒ監督による本作は、敵の日本軍・日本人を、立場は違えど同じように国を背負い命懸けで戦う人間として描いている点が好ましい。監督自身が「ドイツ人としての責任感」を口にしているし、差別撲滅と多様性尊重の流れも影響しただろう。

VFXを駆使して活写した戦闘場面が身震いするほどのリアルさで、とりわけ日本の軍艦めがけて急降下する艦上爆撃機からの視点がスリリング。エンジン音に重なる重低音のBGMも興奮を煽る。豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが演じる日本側将官の描き方も悪くない。ただし周囲の日本兵を演じたアジア系俳優たちの日本語が今一つで、緊迫した場面で集中を削がれるのがやや残念。とはいえ、戦争を知らない世代こそ、戦闘を疑似体験し戦争について考えを深めるために観て損はない。

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高森 郁哉

4.0どうやって戦闘シーンを作ったんだ?まさか…映画の中に出てきていた映画監督はタイムスリップしたミッドウェイの監督だったのでは!?

2024年9月29日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

日本視点で描かれると勘違いしていた為、アマプラにて吹き替え版にて視聴。洋画は字幕好みなので見直す時は字幕にしようと思います。

ぶっちゃけ劇場で公開されてる訳じゃないので、レビューをする気はありませんでしたが、戦闘シーンがとても良かったのでレビューしたいと思います。

冒頭〜30分までは、戦争開始前〜真珠湾まで、30分から1時間くらいまでは日本の栄光が描かれていて、その中に主人公やアメ人の屈強さが描かれていました。1時間を越した辺りから本格的にミッドウェイが話題になってきて、最後の30分はアメリカの勝利が描かれていました。

日本を悪く描いたりせずに歴史通りに映画を描いたという感じでとても良きでした。特に戦闘シーンが良かったですね。空戦や海戦、墜落シーンや爆発シーン、全てにおいて現実で撮ったのか?と驚愕させられました。似た人が出過ぎているせいで終始、誰が誰なのかさっぱりでしたが、人の死も相当量描かれており、太平洋戦争というものが一筋縄ではない様を感じ取れました。

ミッドウェイで日本が負けていなければ太平洋を制圧し、日本とアメリカが講和していた、みたいな可能性もあるのかもしれませんね。海軍の作戦が間違っていたというよりかはミッドウェイにて敗戦したのが、国の敗戦に繋がったんだろうと思えるくらい描かれかたも綺麗でした。

ミッドウェイは好きな作品+人におすすめしたい映画の仲間入りです。映画で見てみたかったなぁ。

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onisuke3s

2.5もうちょっとでした

2024年9月11日
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鑑賞方法:VOD

興奮

まあまあ面白かったです!でももうちょっと頑張って欲しかった。

良いところ
・CGの迫力は凄い!けど迫力ありすぎてCG感を感じちゃうような…この前にトップガンを観ちゃったのでよりそう感じました。

・ちゃんとした日本の俳優を使っている。中国人とかじゃない。

イマイチなところ
・米国側の登場人物が似てるのが多くて誰だかわからない。
・同じような飛行隊が、同じ海の上で、同じような艦隊を攻撃する場面が2つのグループで描かれたりしてワケがわからなくなる。

・アメリカ製作の映画にしてはちゃんと日本側も描いていると感じたが、中立的に描いていることを売りにした映画だったとは知らなかった。いっさい中立的ではなく基本アメリカ賛美で日本もちょっと頑張ったよって感じ。

・主人公の葛藤などの描写や伏線回収が弱く、カタルシスがない。

・何故か日本人が皆棒に聞こえる。洋画に出てきた外人感がする。日本映画なら逆に役者の凄みとかに感じるのに洋画になるとなんで棒に聞こえるのか不思議。日本人のアドバイザーなり監督なり用意した方がよかったかも。

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mox

4.0英会話の先生のおすすめで観ました

2024年6月23日
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泣ける

興奮

知的

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

0.5…なんだろう、 こんなに感情を揺さぶらない戦争映画って…

2024年2月27日
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鑑賞方法:映画館

…なんだろう、
こんなに感情を揺さぶらない戦争映画って…

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shige12

3.0戦争は恐ろしい

2024年1月1日
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プライア

3.0やりたいことは分かるけど

2023年11月11日
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アメリカを中心とした両者のキーマンを描こうとしすぎて浅くなり、戦闘シーンもやや単調

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WALLE

2.0酷評される理由がわか・・・・

2023年9月7日
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鑑賞方法:映画館

メインテーマであるミッドウェイ海戦の経過、両軍の捉え方に関しては、ほぼ史実に則して描いているのは素晴らしいです。個人的には、南雲の弱気、優柔不断、傲慢さがきらいなのでそこを國村隼さん、いい演技でした。特に、図上演習のとことか、爆撃装備と雷撃装備とか、南雲に相応しいものでしたw

ただですねえ、、、(順不同)
・浅野忠信が相変わらず棒読みなのがさすが。
・豊川悦司も棒。この人、演技下手になってないか?炎立つの家衡がすごかったから期待していたのになあ・・・。大体、山本五十六はこんなに威風堂々としていない。
・日本側の登場人物と役者の年齢関係がぐちゃぐちゃだよなあ。見た目もなにもかも。
・ミッドウェイ作戦はドーリットル空襲を受けて慌てて掘り起こしてきた作戦であって開戦当初から明確なものではありません。
・戦闘シーンがマクロスかガンダム?なのか?迫力出したいのであれば、映像より音響じゃないかなあ。。。資料映像を参考にしようよ。CGがCG過ぎて草。
・日本ディスがいやらしい。実際には米軍が日本に対してやったことを日本が支那や米軍にしたことにしている。ほか。。。
 ∟実際の日本軍は都市爆撃をする際はビラ巻いて予告し、その通りやっている。民間人への攻撃は極力回避したのが日本軍。国家総動員法を盾に非戦闘員を殺しまくったのが米軍。自国民でも犠牲を強いたのが中華民国軍。
 ∟捕虜を葬るシーンがあったが、あれは米軍が腹いせにやったもの。輸送機上から「日本兵がハラキリした」とヘラヘラしながら蹴り落としたとかリンドバーグが記録してます。
 ∟昭和帝が飯食ってる時に(時間的に朝食だろうがどうみても昼飯っぽい)ドーリットル空襲が行われた描写があるが、千代田のあたりでは爆音が聞こえてないだろうし、陛下の避難の姿がみっともなさ過ぎて悪意しか感じられない。
そもそもドーリットル空襲では大した被害は出ていないのだけど、大成功みたいな感じに描いている。
とか。
・浅野忠信は浅野忠信の役をやらせたら最高だった。

(以下、妄想)
中華資本はただお金出すだけじゃないですよね。どうせ作るならフライングタイガーでもやればいいのに。米国人に日本人への不信やら憎悪を煽り分断を図るためのプロパガンダに意識高い系の米国人が中華の思うままに作っちゃった?みたいな、いろいろと狡っ辛い映画でした。

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zem_movie_review

3.5太平洋戦争のターニングポイント

2023年8月7日
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単純

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焼肉定食

3.0ID4の監督による"真面目な"戦争映画

2023年7月19日
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ローランド・エメリッヒといったら我々世代にとってはやはりID4のインパクトが強い。
が、近年はその続編リサージェンスも大失敗に終わり、もはや破壊王も時代遅れの産物になったかと思われた。

そんな監督の最新作がWW2モノだというから、またトンデモアクション映画かと身構えていた。
が、実際に見てみるとこれが意外にもマジメに戦争映画をやっているのだ。

日米双方の内情を丁寧に描こうとする姿勢はフェアで、安易にアメリカバンザイ映画にしていないのは意外だった。加えて、日本人キャストをしっかり用意しているあたりにも努力が垣間見える。

勧善懲悪で爆発てんこ盛りのディザスター映画を作ってきたエメリッヒ監督だが、ここに来て大きなシフトチェンジに出たという印象だ。
そしてその決断は間違っていないように感じた。今後更に脚本が洗練されていけば良作にも繋がるような、そんな期待も持てた。

と、ここまでは良かった点を述べたが。
実際のところ面白かったか?と聞かれればそうでもなく。正直パッとしない戦争映画になってしまっていたというのも確かだ。
加えて、リアルなドラマを史実に基づいて描こうとしている割にアクションシーンは大味なので。ここもリアリティを損ねていてアンバランスに感じた。

監督の持ち味であるド派手なアクションと、史実に基づいたリアル調のドラマが互いに足枷になっている印象だ。故になんとも掴みどころのない中途半端さがある。

何に軸足を置いて映画を作るかによって、アクションパートの演出もコントロールできたら更にバランスが良くなるのではないだろうか?
そんな事を感じずにはいられなかった。

結局のところ、エメリッヒ作品のベストは今でもID4なのだ。あれくらいのバカ映画だからこそ、大味のド派手なアクションが映えるのだろう。

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ジョイ☮ JOY86式。

1.5技術の違いを見せつけられた

2023年1月4日
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当時の戦争は無謀だと言われているにも関わらず、日本兵は攻める。アメリカの圧勝だと言われていたが、アメリカがどれだけ日本を恐れて戦っていたかが描かれた珍しい映画。だが、やはりそこは技術力の差があり、所々、日本の通信機器や船の装備などで顕著に違いが出る。これじゃダメだよなー、なんて思いながら見てたけど、零戦は小回りきいてやはりすごかったのかも。アメリカの飛行機(恐らくボーイング)ももちろん大きくて二人乗りなのは技術力の差なのかも。あれを捜査するのもすごい。
何で戦争しないといけなかったのかなー、なんて観てたけど、アメリカ映画らしい映画の終わり方でした。

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Zebra828

4.5勝者も敗者も、全てを海に捧げた

2022年11月14日
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23

3.5海外視点を知れる見やすい戦争映画

2022年9月14日
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(原作未読、ネタばれなしレビュー)

ミリタリー作品にハマっており鑑賞しました。

この作品は海外で作られたものですが、日本人のシーンがかなり多くあります。当時の海外から日本への思想が分かりやすく表現されています。この手の映画は強烈な拷問シーンや残虐なシーンが多く見るに堪えないものが多いですが、そのようなシーンはなく素晴らしいCGでかなり見やすくなっています。

しかし、話 自体少し学んでおかないとわからないようなシーンが多く説明もあまりありません。少し前もって情報を頭にいれておくと見やすいと思います。

レビューを見てみると「海外の偏見が多い」や「偏った思考だ」とありますが、それも海外で作られた戦争映画の醍醐味です。日本で戦争映画を作ると日本からの視点しか見れませんが海外からの視点で見る真珠湾攻撃はまた違った考えが作品に入っており興味深いものがあります。そんな批判的感情を持たず映画という作品を楽しむようにしたほうがいいと思います。

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SAMURAI JAPAN

3.0日本兵は

2022年8月31日
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鑑賞方法:映画館

鬼畜米兵と昔言ってましたが、実際は日本兵の方が鬼畜じゃん。戦艦から航空戦力に中心が移って行く頃の話ですけど。死が近くにありすぎるなぁ。それが戦争なんでしょうけど。
派手な戦闘より、ストーリーよりって感じな?戦闘に出て行く、その意味が米兵と日本兵の違いって言うのが結果に繋がった感じかな。

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ふらんすぱん

3.0息を呑む戦闘シーンの連続

2022年8月25日
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戦争が題材の映画なので、すごくコメントが難しいが、青い空と青い海で行われた戦闘機と戦艦の戦闘シーンはすごい迫力だった。
両者の勇敢に戦う姿に、両者に肩入れして観てしまう。切な過ぎる。複雑な余韻が残った。

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いけい

1.0前に見たことがあった。ゴチャゴチして分かりにくい上に、同じ様な場面...

2022年8月20日
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マサシ

3.5長かった。

2022年8月15日
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長かったが最後まで見る事が出来た。
致し方無い事だが、やはりアメリカ寄りの視点で描かれていると思う。
ただ、アメリカの有りがちな戦争映画に比べれば、なるべく客観的、中立的で且つ双方の視点で描こうとする努力は感じられた。
特に感動とかは無かった。
豊川悦司の山本五十六をはじめ、日本人キャストの演技は当時の軍人としてはちょっと軽く感じた。

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opencar

3.0日米両国の視点で描いて欲しかった

2022年8月11日
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悲しい

怖い

興奮

本作は、太平洋戦争の真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までの戦争物語である。太平洋戦争が終結してから75年が経過しているので、当事国である日米両国の視点をしっかり取り入れた見応えのある作品だと期待していたが、残念ながら、75年経ってもなお、アメリカ視点の作品だった。

2001年公開の、アメリカ映画パールハーバーを観た時は、アメリカ側の視点/解釈に日本人として憤りを感じたが、本作では、あの時に比べ日本軍の存在感が薄くなっていたので、憤りは感じなかった。フィクションを観ているようだった。日米決戦のはずなのに、アメリカ軍の活躍、勇猛果敢さばかりが際立った作品だった。

真珠湾攻撃シーン、ミッドウェイ海戦シーンは、CGを最大活用して迫力満点である。特に急降下爆撃シーンは操縦士目線で描写しているので鳥肌が立つような臨場感がある。アメリカが真珠湾攻撃をどう捉え、どういう想いでミッドウェイ海戦に挑んでいったかは、丁寧に、詳細に描かれている。戦場で戦う兵士、家族も描かれている。アメリカ側は群像劇としては良く出来ている。

一方、日本側は、山本五十六海軍大将が日本の代弁者になっている。日本軍はどういう意図で太平洋戦争に突入していったのか、彼の口から語られるのみである。日本軍のなかでの軋轢、葛藤、戦場で戦う兵士の想い、家族は描かれない。群像劇どころか日本視点は殆どない。

本作は、75年前の太平洋戦争に基づいた作品である以上、当事国である日米双方の視点で捉えないと、客観性を保てなくなる。一方的な視点の作品になってしまう。ラストで、本作で活躍した軍人たちのその後が紹介されるが、アメリカ側が錚々たるメンバーだったのに対し、日本側は山本五十六海軍大将のみであったことが、如実に物語っている。

自国を客観視するのは難しい。他国を理解するのは難しい。それでもなお、日米両国の視点で、太平洋戦争を描き切った作品ができることを期待したい。

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みかずき