劇場公開日 2020年9月11日

「イーストウッドの「硫黄島からの手紙」に続く、日本軍を対等に描いた希少なハリウッド映画」ミッドウェイ 高森 郁哉さんの映画レビュー(感想・評価)

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4.0イーストウッドの「硫黄島からの手紙」に続く、日本軍を対等に描いた希少なハリウッド映画

2020年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

知的

爆発大好き、VFX大好きで作風の似たマイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」とは大きく異なり、ローランド・エメリッヒ監督による本作は、敵の日本軍・日本人を、立場は違えど同じように国を背負い命懸けで戦う人間として描いている点が好ましい。監督自身が「ドイツ人としての責任感」を口にしているし、差別撲滅と多様性尊重の流れも影響しただろう。

VFXを駆使して活写した戦闘場面が身震いするほどのリアルさで、とりわけ日本の軍艦めがけて急降下する艦上爆撃機からの視点がスリリング。エンジン音に重なる重低音のBGMも興奮を煽る。豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが演じる日本側将官の描き方も悪くない。ただし周囲の日本兵を演じたアジア系俳優たちの日本語が今一つで、緊迫した場面で集中を削がれるのがやや残念。とはいえ、戦争を知らない世代こそ、戦闘を疑似体験し戦争について考えを深めるために観て損はない。

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高森 郁哉
たかさんのコメント
2020年9月12日

ディザスター映画の日本描写で中国との区別がつかないことを露呈し、ゴジラを適当な怪獣映画に仕立て上げ、ゲイをカミングアウトしたら黒人のドラッグクイーンをホワイトウォッシングしたあの監督なので、酷いものなったんだろうと思ってました。意外としっかりしてそうですね

たか
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