サクリファイス

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サクリファイス

解説

東日本大震災後の若者たちをとりまく「死」の物語を描き、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019で国内コンペティション優秀作品賞を受賞したヒューマンドラマ。東日本大震災から8年、新興宗教団体「汐の会」で東日本大震災を予知した少女・翠は、陸上部に所属する女子大生として学生生活を送っていた。そんな彼女の大学周辺では3つの不可解な事件が起こっていた。神崎ソラという学生の孤独な死。311匹が殺されるまで終わらないとされる猫殺し。若者たちを戦争へと駆り立てる団体「しんわ」の暗躍。平凡な毎日を拒絶し、境界線の向こう側への憧れを強く抱いている女子大生の塔子は同じ学部に通う沖田が猫殺しの犯人ではないかとの疑いをかける。やがて塔子は、沖田がキャンパス内で亡くなった神崎ソラと接触を持っていた唯一の人物であった事実を知ってしまう。監督は篠崎誠作品や黒沢清作品にスタッフとして参加し、本作が長編初監督作となる壷井濯。

2019年製作/77分/日本
配給:Recolte&Co.
劇場公開日:2020年3月6日

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(C)2018立教大学映像身体学科/Recolte&Co.

映画レビュー

4.5宮沢賢治は視える人だったのだろう。

2021年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

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Naokisky2

2.0犠牲の意味がわかんない

2020年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 映像や編集だけはとても良かった。どことなく黒沢清のホラータッチの部分もあるし、切替しのタイミングがスピーディでユニーク。廃屋を使った序盤と監禁殺害されそうになる部分はなかなか良くできていた。音楽はピアノ曲が中心だったけど、久石譲に影響を受けたのかもしれません。

 問題なのはストーリー。塔子(半田)メインで展開するサスペンスなのだが、彼女の行動が不穏であり、沖田(青木)が猫殺しの犯人であると決めつける要因は何だったのか?彼氏の正哉との関係も良好だったのに、一人で狂ったかのように疑惑を投げかけるとは・・・むしろ、予言者でもある翠(五味)が主人公のほうがわかりやすい。予知夢があるというだけで平凡な女子大生なんだから。

 全体的にはそんな不可思議な事件をモチーフとして、将来に不安のある大学生や紛争地域への傭兵勧誘といった意味不明の団体に対して不信感を持つ若者たちを描いていた。新興宗教団体が宗教から戦争へと変貌するところなんてテーマとしては重厚すぎる上になおざりにされているし、東日本大震災を取り入れるところも意味がない。災害や事件・事故への憂慮も、就職や社会人になることへの不安が潜在しているだけなのだろう。

 俳優というか学生(?)のような未熟な演技なので、なかなかのめり込めなかった。頼みの三浦貴大も友情出演なのか、僅かのシーンのみ。ただ、五味未知子はちょっと有望。壷井監督の今後に期待したい。ただし、脚本は別の人にまかせてもらいたいけど。

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kossy

1.5普通って何だ?

2020年3月15日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

東日本大震災から7年後、311からカウントダウンされる連続猫殺しと、それに纏わるスクラップを持っていた大学生、スクラップをみつけた普通を嫌う女子大生の話。

2011年3月5日に震災の予知夢をみた新興宗教「汐の会」の少女他、能力を持つ4人がどうとか、欠番の280とか、ヒューマンドラマというよりオカルトサイコサスペンス?

他の猫じゃダメなんですか?「次はお前」は番号変わっちゃわない?そもそも何の為?

終盤は結構能書きが凄いけど支離滅裂だし、某人類補完計画的な作品好きの人が、そういう空気感でつくった雰囲気映画という感じかな。

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Bacchus

2.0演技力が足らない

2020年3月15日
iPhoneアプリから投稿

新興宗教ものを題材とした作品は多くありますが、この作品に関しては、特筆すべき事は何も感じませんでした。課題は多くありますが、やはり役者達の演技力が足らず学芸会レベルなのが残念です。

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バスキア

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