ラーヤと龍の王国のレビュー・感想・評価
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「麒麟」の次は「龍が来る」。
何か強い目的があって困難な旅に出て、最後にその目的を達成してハッピーエンドになるという、いわゆる「冒険活劇」は、展開を心配せずに安心して見ていられる。設定やパターンを変えれば、割とストーリーは作りやすいだろう。今作の特徴は、舞台が東南アジアのようであること、現代的でユニークな「龍」をメインのキャラクター化したこと、主人公のラーヤに「信じる心を取り戻す」という物語のテーマを具現化する役割を与えたことの3つに集約される。
「龍」は元々、権威の象徴であったり、不思議な霊力を持った聖的な存在とされる。しかしここで登場するシスーは龍のくせに特別な能力は何もなく自分を卑下している。ラーヤは友達だと思っていた少女に裏切られ、人間不信になっている。そんな二人(一人と一匹?)のコンビがとても面白く、クライマックスでトラウマのようなものを乗り越えた瞬間はとても効果的で胸に響くものがある。
壮大なスケールを持った映画なので、2時間余りに集約するのは少し無理があったように感じた。まだ映画に集中できていない冒頭で物語の核心をあっさり説明されても、子供たちは理解できただろうか。始まりが分かっていないと、「信じる心を取り戻す」というテーマがスルーされて、単なるアクション物語になってしまわないか心配だ。
アジアらしさは感じない
ビジュアルはベトナムとか?の東南アジアっぽいですけどね。そして日本や中国やアフリカも混じっている感じ。でも基本はいつものディズニーの世界です。
内容は、守り神である龍を目覚めさせ、バラバラになっていた国を再び一つにしようとする話です。面白いから観て損は無いと思います。個人的には戦いの場面が良かったです。
メッセージとしては争いは止めて人を信じよう、互いに尊重し合おうという事です。ただ、各国(部族?)が、性格の差が無いので(詐欺師たちは別として)、多様性を訴えるには不十分です。でも、米国内でアジア叩きが激しくなっている現在、タイムリーかもしれません。
いろんな生き物は魅力的ではありますが、見た目はあまり可愛いとは言えず、トゥクトゥクはダンゴムシとハリネズミが合体して王蟲っぽくなった感じでしょうか。シスーは女の龍(メスとは言いたくない)でお人好しキャラのため、どうしても研ナオコさんに見えてしまいました。
「ネバーエンディングストーリー」でも思いましたが、どうして龍が犬みたいな毛並みなんでしょう。それに、人懐こいキャラにしちゃうのか。たぶん、龍が神聖なものだという概念が無いのでしょう。
信じることと許すことは似ている
ほとんど事前知識なしで観ましたが、とっても面白かった。ラーヤの可愛らしさと凛々しさが相まって魅力的な主人公でした。信じることと許すことは似ていてとても難しい。だからこそテーマにしがいがあるし、それを見事にファンタジーの中に落とし込んで物語として成立させていました。ディズニー作品は今まで矛盾を感じて違和感を無理やり消化させてることもありましたが、今回のラーヤはスッキリとしていて素直に楽しめました。劇場で観れて良かったです。もっとたくさんの人に見て欲しいです。
ディズニー枠で初めて涙した感動作
正直、個人的にはアナ雪よりも好きな作品です。歌も躍りもないのが逆にストーリーをテンポ良く進め、難しい部分は一切ありません。
とにかくテーマは「信じる心」これに尽きます。唯一蘇ったシスーはチャーミングでラーヤの心を解していきます。
確かに既視感を覚える部分はありますが、それとは別に純粋にバトルアクションやキャラクター達の表情やコミカルさ、そしてサントラの勢いに押されとても楽しめました。
私はこの物語のキーマンは敵対するナーマリだと思います。彼女のシーンの所々に泣きました。このパワフルなロードムービーをもっと色んな人々に劇場で観ていただきたいです。
本当に色んな事情で埋もれてしまっていて勿体ない!
信じることの難しさと、信じることの大切さ
予想以上の素晴らしさでした。
映像美はもちろん、登場するキャラクター全てに個性があり、全員がちゃんとそれぞれの活躍する場がしっかりと描かれている!
みんなの背景や性格はバラバラだけど、大切な家族を奪われたことは同じで、だからこそ同じ目的に向かって歩けたのね。
裏切ること、憎むことは簡単。
信じることは難しい。
話は逸れるが、未だに世界中で争いが絶えないのは、人々の欲、そして信じることが出来ないからなのか。
もちろん現実は映画のようにめでたしめでたしとはいかないけど、信じること何か変わることができるのでは?、そんな気持ちにさせてくれる映画でした。
まさかディズニー映画があんなに泣くとは思わなかった。心が刺激されるような映画だった。
子供よりも、大人に突き刺さる映画とも言えるのでは?
いいから黙ってラーヤを観ろ!!!
字幕版で観ました!ベリーグッドでした。追いラーヤしたい。。
まず、同時上映の短編がシンプルかつ丁寧なクオリティで大変に良い。
これはでずにーでよくある、オマケのようなものなんですが、毎回楽しみにしてます。ピクサーのblue umbrellaも好きなので(MUの時の同時上映でしたね…!)Us again楽しかった人はぜひこちらも、、!
さて、本編についてですが…。
以前に観たベイマックスがすごく好きだったので、監督さんの名前を聞いてこれは絶対に劇場で見たほうがいいな、と思い朝1でキメてきました。
(白々しい言い方をしましたがゴリゴリのDヲタなのでベイマックスは30回くらい観てます)
ストーリーは単純明快、それこそ"流れるような"展開運びで各地を巡り、最後には決戦の地へ…!!!
でずにーって、前半の説明をするのすっごく上手。
いわゆる舞台の三幕構成で言うなら、状況説明と問題提起の部分です。ここは吹替だとちょっと頭を整理するの難しそうですよね、私は活字の方がよく頭に入ってくるタイプなので。
友達や信頼し合える仲間になるって、大体きっかけはすごくシンプルで、私だってめちゃ好きな信頼してる友達と最初に話したきっかけ好きな漫画の話だったもんな、とか思ったりする。
家族が当たり前のように信頼し合える関係なのは、毎日一緒に同じご飯を食べるからなのかもしれないですね。
ベイマックスでは身近なヒーロー像、というイメージでしたがこっちはもう完全に統治者を意識した正義のあり方なのかと思いました。
そして、相手を信じること。
国レベルの話じゃなくて、職場だろうが家族だろうが、相手を信頼して何かを任せる、ってとっても勇気のいる事だし、中々出来ないんですよね。
でも、仕事であれば、同じチームの人とは絶対に誰とでも信じ合うことができたら……せめて取引先の誰か1人とだけでも心を寄り添えあえたら……出来なかったことができるようになるかもしれないですね。
私もたまにナマーリみたいにになっちゃうので少し反省しました。
でもうちのプロジェクトリーダーには「いいから黙ってラーヤを観ろ!!」って言いたくなっちゃうな。
いきなり2Dアニメ風になるの、昔のメリポピやロジャーラビットっぽさを思い出して、結局ディズニーはそこに戻ってくるんだな、とニヤニヤしてました。
全体はまじでアニメーションとは思えないリアル感、カメラワークもベイの時よりかなり実写を意識してましたよね?
今後、3Dがよりリアルになった技術がある今、所々に2Dアニメーションが自然と入ることで、昔のディズニー映画の要素を楽しめるんじゃないかなと思うとちょっと希望が見えたような気がしました。
2Dに戻ってくるのいつまでも待ってるからね…!
ドラゴンボール…ではない
「ディスニー映画にハズレなし」と言われているらしいが、その伝説は今回も覆らなかった。
砕け散った魔法の石のかけらを集めて回る。似たような物語は古今東西よくある。古くは『南総里見八犬伝』。竜との絡みで言えば『ドラゴンボール』。
『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』と似たところも、最初の方でいくつか見つけた。まあそれくらいは多くの人が気づくだろうが、主演女優(?)が、かつての東映ヤクザ映画のヒロイン役を多く演じた藤純子にそっくりだということに、何人の人が気づいただろう?
舞台は架空の国々や地域だが、ベトナムなど東アジアを彷彿とさせる。その世界観の作り込みは、さすがディズニーと唸らされてしまう。
『ズートピア』が反差別を掲げていたように、この作品も明確なメッセージを持っている。
「信じあうこと」。
いま信じあわなければ、世界を治すどころか、壊れていくのを止めることすらできない。全人類に向けたメッセージが、人々の心に、小さくても明るい火を灯すことを願う。
映画の中に出てくる、両手で輪を作りそれを頭の上や胸の前に掲げる挨拶のしぐさが、全世界で流行ればいいのにと思った。
同時上映の短編映画『あの頃をもう一度』もよかった。ほろりとさせられた。
妻と一緒に観に行ってよかった、と思った。
キャラクターの個性が最高
ディズニー作品は比較的観てきましたが、ラーヤは前情報もなく鑑賞してみました。結論、内容も映像もストーリーも最高で大満足でした。私の好きな映画TOP3に入りました。ストーリーは分かりやすい中に深さがあって、今思い出しても信じる心に泣きそうになります。。。本当に本当に感動しました。
主人公ラーヤのキャラクターにも理解ができたし、それと同じくらいサブキャラの活躍がめちゃくちゃ面白くてそれに泣けるんです。個人的に、ノイとオンギたちのちびっ子軍団がツボで大好きです。全てのキャラクターに共感できたし、考えさせられました。
素敵な作品のおかげで勇気を貰いました。
シンプルで分かりやすく、大切なことを教えてくれる作品
人を信じる気持ちは成長するほど失っていく気がします。二度と裏切られたくないから疑う。簡単に信じない。
生きていく上で大切なことですが、時に信じることも大切です。
頑なに拒むのではなく、相手を信じて協力することが大切な時もあることを教えてくれる作品です。
コロナ禍に重なる部分もあり、今だからこそ多くの映画館で上映されて欲しかったです。
映像も美しく、映画館でぜひ1度見ていただきたい。
本編前の短編も素敵な作品でした。
このご時世今だからこそ観て欲しい‼️
まず一緒に観れる短編が素晴らしい❗❗
セリフが全く無い中、曲調や表情、演出であそこまで魅せる物語❗❗
若いときはそりゃ楽しいし世界が鮮やかに見えるだろうけど、老いたからこそ見える世界や歩みかたがあって世界をどう見るかは自分の心が決めることなんだ❗❗
ってことをあっという間に伝えるメッセージ性‼️
本編でも誰も信じられなくなった世界に最終的に必要な事は何なのか、まずすべき事はなんだったのか、今だからこそ観て欲しい物語がある❗
ディズニーには珍しくミュージカル調な所が無く、それでも世界観はすごく綺麗で素敵✨
言葉にすることはこんなにも簡単なのに、実践することは格段に難しい「信じる」事を大切に教えてくれる物語
世界中がコロナの影響を受けてる今だからこそ観て欲しい‼️
劇場で公開してくれたこの傑作、観ないという選択肢はない!
ブラボー!!映像、演出、ストーリー、どれにおいても平均レベル以上。断言しますが、これは傑作レベルです。
まず映像。CGによる水の表現といえば4年前公開の『モアナと伝説の海』が想起されますが、4年でこんな技術革新おこる?ってくらいのレベルアップ。実はディズニー映画って併映される短編がストーリーや映像表現が本編とリンクしてるのですが、雨、川、瀧、雨など、さまざまな水の表現がもはや実写と見紛うどころか、実写を超えたエクストリームな映像で見せてくれます。
演出もすごい。監督が我がフェイバリットディズニームービー、『ベイマックス』のドン・ホールということでバリバリのアクション活劇となっています。アクションだけでなく、物語世界についての情報を伝える手際が誠に良すぎて、観ていて気持ちが良い!無駄な説明台詞やダレるところもなく、本当にストレスフリー。
そしてストーリー!クライマックスでのラーヤの行動は、まさに今の時代に必要なメッセージだと思います。最後の決断、あれには思わず唸らされました〜。父が成しえなかったことは、父がその行動をするまでの境地に踏み出すことができなかったからであり、ラーヤがそれを成し遂げることができたので物語は幸せな結末を…ってネタバレか。はいはい!ハッピーエンドですよ!!ダメですか?
もうね、乾いた心に潤いですよ、潤い。前情報なく行ってここまでの満足感をくれるんだから、も〜嬉しいですよね!興奮冷めやりません。あえて文句をあげるとするなら…とあるキャラクターがものすごく他社の、バナナ大好き生物を想起させてしかたない、くらいですかね。
ちょっとね、字幕版見に行こうと思う。シスーのキャラクター、絶対オークワフィナのアテ書きでしょ!ならば原語版見なくちゃ(吹き替えの高乃麗さんは素晴らしかったです)。さらに肝心のラーヤが最後のジェダイのローズちゃんだって言うじゃない!これも気になるポイントですよね(吹き替えの吉川愛さんもよかったです!)。
シンエヴァを横目に観に行ったのですが、これがエヴァに埋もれてしまって話題にならなくなってしまうのは耐えられない!!ディズニープラスのみの公開にせず、劇場公開してくれてるんですから、観に行かないという選択肢はナシですよ皆さん!猛烈にオススメ!
ディズニー史上...いやアニメ史上最高じゃない?
一単語でいうと「最高」二単語でいうと「クソ最高」そんな映画。
いやー。ストーリーもアクションも全部が最高なんです。涙腺がヴィブラニウムのごとく固い私でも泣けてきましたもん。
作画についてですが監督がベイマックスをやってる方だけあってアクションも多くしかも3DCGの映像なので背景がただの色に染まることもなく、まるで実写映画を見ているよう。全部のディズニー作品を見たわけじゃないけどがっつり剣を持って殺し合いするヒロインはラーヤが初なんじゃないかな。それにあの剣すごくかっこいいですよね。東京喰種に出てくるクインケみたい。
ストーリーはめっちゃ笑えるし泣けます。シ・スウのトンチンカンな行動はすごくおもしろかったです。泣ける部分についてですがこの監督ベイマックスの時にも思ったんですが一言でめっちゃ泣かすんですよ。「ベイマックス、もう大丈夫だよ。」とか伏線回収が見事でしたね。あのセリフで泣かされるとは。ううっ思い出しただけでも涙が止まらぬ。
ソウルフル・ワールドに続きまた大傑作が生まれましたね。「あの夏のルカ」が今から楽しみです。
かなり好き
近隣の映画館でやってなくて、遠くまで見に行きました。良かった…。
もっとたくさん見たいのでシリーズ化してほしいくらいキャラクターと世界観が好き!
主人公も好きだけどどのキャラクターもかわいい。ハッピーエンドだとわかっててみられるので精神的な負担もなくただただ楽しかったです。えがきれい。やっぱりディズニーは演出と絵がすごい。
アドベンチャー、冒険者映画
ディズニーといえば歌!はない作品だったけど、
アクション多めの冒険者でかっこいい、展開も面白い作品だった。
伝えたいテーマもわかりやすく、子供でも見やすい作品。
同時上映の短編も素晴らしかった。
映像もストーリーも最高の作品
映像がとても美しくてそれだで楽しめる。
ストーリーはテンポ良く進むので全くストレスを感じません。
仲間の過去がきちんと描かれていて、とても感情移入できます。
何度も涙してしまいました。
みんな個性豊かで愛着が湧くし、ラーヤが強くて素敵!
表情もとても豊かでさすが!
アクションもアニメ作品ならではの臨場感があって素晴らしい。
文句なしに満足できました。
そしてトゥクトゥク可愛いすぎましたね!!
ミニシアターでしたが、できたらIMAX上映で見てみたかったです。
仲間、結束、成長、そして信頼の物語
かつて国を襲った悪の存在。触れた生き物は石と化してしまう。それを食い止めたのは龍が自らの力を宿した龍の石だった。それから 500年、龍の石を守る一族のラーヤが、再び国の人々を石化した悪に立ち向かう物語。
ディズニーとしては珍しい東南アジアが舞台。龍がいた設定と人々を石化する存在についての説明が意外と複雑で、子どもが観るにはハードル高いのかも。
でも話はとてもよかった。様々な国を回りながら仲間を徐々に集め、みんなが結束力を強め、成長していく流れは、まるでRPGのよう。そして敵が人でも魔王でもなく、疫病。これが今どきのディズニーの行き着いた先という気がした。そして、クライマックスでラーヤがとった行動。これも個人的には結構衝撃で、新しいことをしようとするディズニーの意気込みを感じた。
仲間、結束、信頼、ワンピースとかドラゴンクエストのような熱くなる話だったのもいい。ますます子どもにはハードルが高い気がするが、映像がキレイでキャラもかわいいので楽しんでるのかな。観た子どもたちに聞いてみたい。
最高だった!
泣きまくりました!
最初から最後まで面白かった
笑あり涙あり
ディズニー作品上位に入ります
もっと話題になってもいいと思うぐらい
1人でも多くの人にみてほしい
信じ合うことの大切さを教えてくれました
ありきたりな作品かと思ったけど全く違いました
そして、ラーヤ役の吉川愛さん
はじめての声優さんだとは思えないほど上手でした
そしてベンジャ役の森川さん
流石としか言えません
他の方も最高にマッチしてました
最高だった!
泣きまくりました。
最高すぎてまた観たいと思えました
もっと色んな人に観てほしい!
私の中でディズニー作品上位に入ります。
信じ合うことの大切さを教えてくれました
後、ラーヤ役の吉川愛さん!
声優初とは思えないほど上手でした
森川さんは流石としか思えませんでした。
盗っ人2歳児の活躍が痛快! (*´▽`*)
すごく楽しめました♪
キャラクターデザインはあまり好みではないのに、
作品がとても面白く感じられるのは
よどみなく物語が進むテンポのよさと、
緊張感ある場面と笑える場面の絶妙なバランス。
時代の不幸が生んだ存在とは言え
2歳児率いる ちんまりとした窃盗団の無双ぶりが痛快でした♪
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