ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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「知ってる、読んでないけど」
わたしもー。
「7日後に死ぬ」ホラー映画ネタにクスクス。
どちらも知っている人はニヤニヤできるシーン(アテクシはわかりましてよ、というメンドくさい○タク特有のアピール)。
これは劇場で観ておかなければいけない案件でした。オリジナルでこの脚本はすごいですね。最近のクリスティ原作ものがイマイチだったので、どうかなと思っていましたが、何これ面白いです。
最初は定型的な田舎屋敷ものフーダニットに見えていたのですが、濃過ぎる家族のメンツに恐れ慄いている(『ハロウィン』に『ヘレディタリー』に『IT』アヒャヒャヒャ)うちに、途中であんな展開になり、かと思いきやこんな展開になり、しまいにはそんな展開にからのどんな展開?!?
そして嘔吐と吐瀉物が大活躍です。ミステリ史上これほどまでにプロットと密接に関連したゲロがあったでしょうか。
アナ・デ・アルマスであるべき理由の一部ではあると思うのですが、エクアドル/パラグアイ/ウルグアイ/ブラジル/メキシコ? 要するに中南米のどこかというだけで、どこだかはっきり覚えていないし、たぶん覚える気もないし、その程度にしか思ってない、ってことを示すさりげない描写(俺っちはわかるもんね、というあからさまなアピール)など、色々細かい仕込みが効いていて、私のハートにはナイフがざっくりとピーーーーーーーでした。
レビュー
古畑任三郎みたいな演出
みれば共感してくれると思う。
期待できる予告に、実際の評価も高め、そしてミステリーという、面白さが約束されてるような映画だったが、予想に反してぼちぼちな感想である。
やはり人の評価はあくまで参考。自分にとって面白いかどうかは、見るまで分からないというのが今回の教訓である。
大富豪のお爺様が自殺したが、どうも不自然。
一家の息子や孫たちも一癖二癖ある中で、これは誰かが殺したのではないか。
ありふれた内容だが、導入部分から差別化は出来ている。
視聴者の知る真実に対して、真相は如何に!?という内容なんだけど、まぁそのどんでん返しが正直パワー不足。
うん、そうだろうねというトリック。
探偵役がジェームズボンド、登場人物にキャプテンアメリカという豪華キャストだが、期待すぎてたのかもしれない。
最近ハズレが多くて悲しい。
ミステリーとしては面白い
キャストも豪華で敷かれた伏線もほぼ完璧!
ただ、色々と思う点が(^_^;)
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で監督を務め、物議を醸したライアン・ジョンソンがアガサ・クリスティのリスペクトを最大限に駆使したミステリー映画。
まず、キャストが自分好みの方たちが凄く多いです!
ダニエル・グレイグはジェームズ・ボンドが格好良く、クリス・エヴァンスはキャプテン・アメリカ、アナ・デ・アルマスはブレードランナー2049のヒロイン、トニ・コレットはヘレディタリーやシックス・センスのお母さん、そしてキャサリン・ラングフォードは13の理由というドラマでヒロインを演じる等、自分の好きなキャラクターを演じてる俳優陣が一同に会するのが凄いです!
さらにクリストファー・プラマーにマイケル・シャノンまで出てるという何という豪華な映画なのでしょう(笑)
舞台となる屋敷のセットデザインも良いですね。
本当にアガサ・クリスティの小説に出てきそうな富豪の館のような作りで、小道具にもいちいちこだわりを感じます。
また、推理小説にありそうな迷路のような隠し扉等、謎解きには欠かせない要素などがふんだんに盛り込まれていて面白いです。
そんな豪華なキャストと華やかなセットで展開されるストーリーは、登場人物達の会話や道具等で伏線を張っていき、最後に回収される展開はミステリーとして完成度が凄く高いものとなっている気がします。
…ただ、この映画において首を傾げたのは事件の真実や、殺されたクリストファー・プラマーの行動です。
そもそもクリストファー・プラマーがあんなことしなければドロドロなことにならなかったはずだし、犯人に殺されることも無かったのに…と考えたら彼の選択が正しいものとは思えないし、結構バカなことをしているなという印象です。
そして、ラストの彼女がした選択についても、自分だったらああいう選択はしないかな…と思ってしまいます。
そういった展開を期待していなかったので、悪い意味で想像と違ってしまったので、個人的に「う~ん」という感じです。
ミステリーとして非常に面白いのですが、個人的にノイズに感じてしまったところもあったので絶賛とまではいきませんでした。
楽しめるミステリー
推理サスペンス
圧倒的伏線回収
軽いタッチのミステリー
正統派ブリティッシュ・サスペンス(のようなアメリカ映画)
ハーランは人を見る目があった!
途中で犯人の目星が立ったが、おもしろかった。キャストの豪華さと予告編を観て、観たいと思っていた作品だ。予想を裏切らず、映画らしい見せ方で楽しませてもらった。誰が探偵を雇ったのか、まず気になった。あるエピソードでそれはわかる。ボンドに比べて、ゆる〜い感じの探偵役をダニエル・クレイグが楽しそうに演じていた。登場人物の証言と実際の出来事との違いの見せ方がうまいと思った。小説ではできないやり方だ。誰もが犯人に見えるし、疑わしいのだが、だんだん真相に近づいていると思わせて、思いもしない展開に持って行くところがすごくよかった。こういう作品は、予告編はおもしろそうなのに、作品はイマイチということが多いので、いい意味で覆してくれてうれしかった。
シリーズ化希望!
130分ずっとおもしろい
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