種まく旅人 華蓮(ハス)のかがやき

劇場公開日

  • 予告編を見る
種まく旅人 華蓮(ハス)のかがやき
6%
53%
41%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

農業や漁業などの第1次産業に従事する人々を描く「種まく旅人」シリーズの第4作で、石川県金沢市の伝統野菜・加賀れんこんを題材にしたヒューマンドラマ。大阪で銀行マンとして働く山田良一のもとに、故郷・金沢でれんこん農家を営む母から、父が脳梗塞で倒れたとの電話が入る。帰郷した良一は実家の畑を引き継ぐか売却するか選択を迫られるが、結婚を考えている恋人の存在もあり、なかなか決断できない。そんな中、農林水産省の官僚・神野恵子がれんこん農家を視察するため金沢へやって来る。シリーズ2作目「種まく旅人 くにうみの郷」に続き、栗山千明が神野恵子を演じる。良一役に「キッズ・リターン 再会の時」の平岡祐太。

2020年製作/108分/G/日本
配給:ニチホランド

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

U-NEXTで関連作を観る

映画見放題作品数 NO.1(※)! まずは31日無料トライアル

GEM Partners調べ/2021年6月|Powered by U-NEXT

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19

(C)2020 KSCエンターテイメント

映画レビュー

3.5いい作品だが実際の農水省が何をやっているかを勘違いされると困る

2021年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 農林水産省のプロパガンダみたいな作品なのに、何故か感動する。この8年間の政治が腐っていたから、政治家も役人もみんな腐っているというバイアスが出来上がっているのかもしれない。それはそうだろう。モリカケ桜の疑惑まみれで国会で100回以上も嘘を吐いたアベシンゾウから、アベ政治を支え続けて、総理になったらアベ政治を受け継ぐと宣言したガースーことカス総理に至る8年間の政治を見てきたら、政治は裏取引と圧力関係と嘘で出来ていると思うのは仕方のないことだ。おまけに最近露出が増えた二階幹事長の悪どい顔を見たら、政治に何も期待しなくなってしまうのも仕方のないところである。
 栗山千明は本作品の主人公神野恵子を殊更に明るく正しく演じている。農水省の職員にこんな人がいたら少しは希望が持てるかもしれないと思うほどである。平岡祐太が演じた信用金庫に勤める山田良一をめぐるサブストーリーに神野恵子が絡んで大団円に至る、ベタだが爽快な展開に心が躍る。
 久々に純粋に美しい映画を観たが、実際の農水省は農家を苦しめることばかりをしている。種子法を廃止して種苗法を改定、結果として農家は自家増殖が禁止され、種を購入しなければならなくなった。売るのはいち早く種を知的財産権として登録したアメリカのコングロマリットである。
種子法廃止と同時に成立した農業競争力強化支援法では地方自治体はそういうコングロマリットと同等の条件で競争しなければならないとされている。「支援法」と名のついた法律に障害者自立支援法があるが、障害者への援助を断ち切り、自分でなんとか生きていくしかない境遇に追い込むという血も涙もない法律である。
 農業競争力強化支援法も同じで、農家を窮地に追い込む法律である。つまり、農家への地方自治体の安価で優良な種苗の供給を禁止し、採算が取れる価格で売らなければならないと強制する。そして採算ベースで言えばコングロマリットに敵わないから、農家はコングロマリットの提供する種を買わざるを得ない。そしてコングロマリットは種と肥料と農薬をセット販売する。農家の負担は更に増大する。
 コングロマリットが提供するのはGMO(遺伝子組み換え作物)である。GMOはガンや奇形の原因とされているが、日本は法律を変えてGMOを知的財産として保護されることにした。GMOは虫を寄せ付けないから農薬は不要で、GMO以外の種を使う場合は農薬が必要となる。どう転んでもコングロマリットが儲かる仕組みになっている。
 簡単にいうと、アベースガ政権は、国民の健康をアメリカに売り渡したのだ。本作品は感動的でいい作品だと思うが、実際の農水省が何をやっているかを勘違いされると困る。農水省のダークサイドもサブストーリーとして組み込めば、日本の農業の実態が立体的に見えてくる作品になったと思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
耶馬英彦

3.5天狗舞美味しそう

りやのさん
2021年4月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

難しい

大阪の信用金庫で働いてる山田良一(平岡祐太)に、母さんから電話があり、父さんが脳梗塞で倒れたとの連絡があった。金沢へ帰郷した良一は借金返済のためレンコン畑を引き継ぐか売却するか選択する必要が有るが、大阪で公務員をしてる恋人もいてなかなか決断できない。
また、農林水産省の官僚・神野恵子(栗山千明)が自給率向上のためレンコン農家の視察をしに金沢へやって来る。ある時居酒屋で偶然会ったこの2人と周りの人達の話。
レンコン農家を例にしてるが、日本の農業問題は深刻で、少しでも解決の糸口が見つかればいいなぁ、って観てたが、良一の彼女みたいな人はあまり居ないだろうと思う。
レンコンの穴は何個なんだろうと観賞後ググってみた。
何度か出てきた日本酒の天狗舞が美味しそうだった。
栗山千明のズケズケ女子ぶりが痛快だった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 4 件)
りやの

3.5【現代日本の農業が抱える問題を軸にした、加賀蓮根の跡継ぎを避けた若者の人間としての成長物語。】

NOBUさん
2021年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

ー ストーリー展開には”穴が幾つか開いている”し、”先も見える”のだが、吉兆の印だろう・・、
と考えながら鑑賞。ー

■感想

・現代日本の農業が抱える、高齢化、後継者不足、収入の不安定、女性の就農と言った問題を、きちんと絡ませて物語は構成されている。
ー 今作は、鑑賞側が知りたいポイントはキチンと押さえている・・。ー

・加賀蓮根と言えば、金沢野菜として、京野菜と並びブランド化され、収入は安定しているのかと思っていた。
 が、今作では気象の激甚化が進む現代、天候により、蓮の葉が被害を受け、数千万の借金を抱え、跡取り息子の良一(平岡裕太)はキツイ蓮根農家になる事を嫌い、大阪の信用金庫で働いている・・。
ー 安定した仕事に付きたい・・と、跡取りを拒否した彼の気持ちは、分かる気がする・・。恋人も市役所に勤め、このままいけば普通に安定した結婚生活が待っている筈だったが・・。ー

・農林水産省から、農業活性化にために視察に来た神野(栗山千明・・久しぶりだなあ・・)は、農家の男尊女卑思想の払拭や、様々な問題を解決したいと意気込んで、金沢に来るが・・。
ー 良一の恋人が、彼が農家を継ぐと告げた際に言った言葉
  ”農家の嫁にはならない。安定した仕事をしてほしい・・”
  農家と縁がない、幼き頃親を亡くし苦労した女性の言葉としては、分かる気がする。
  だが、ふと思ったのは
  ”安定した仕事なんて無いよ・・”と言う事と
  ”農家って、男尊女卑社会かなあ・・、支えて居るのは女性達ではないのかなあ・・”
  の2点である。ー

<良一と恋人を、再び結び付けた蓮根。
 少し、出来過ぎ感はあるが、日本の農業が抱える問題をキチンと扱った作品として、価値ある作品ではないだろうか。>

コメントする (コメント数 1 件)
共感した! (共感した人 3 件)
NOBU

4.5ご当地だけでなく全国の人々に観てもらいたい

K介さん
2021年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画は金沢のれんこん農家を舞台にしたもので、私にとってご当地映画だ。
2019年9月にクランクインし同年10月には撮影終了、2020年2月に編集も完了した。
しかしコロナ禍で公開が延び延びとなり、ようやく今年4月2日に全国公開、ご当地石川県のみ3月26日より先行公開となったもの。

主演は栗山千明、平岡祐太。
栗山千明は、地域農業の実態を視察に来た農林水産省の役人・神野恵子役で、平岡祐太は加賀れんこん農家の息子・山田良一役だ。
良一は農業を嫌って大阪の信用金庫で働く身だが、実家の父が脳梗塞で倒れてしまう。
家は多額の借金もあり、良一は農業を継ぐか畑を売却するかの決断を迫られる…というストーリーである。

山田家のようないわゆる個人農家=家(父・母・子)の経営体が現代ではいかに厳しいかが、映画前半でかなり暗く描かれる。
一方で「高津農園」という名の会社組織が対照的に描かれ、そこでは女性の就農モデルについて問題提起がなされる。
今の農業が抱える問題、「後継者不在」と「女性の就農の在り方」に正面から向き合っていて評価できる。

そもそも映画の製作目的が地方の第一次産業に携わる人々の生きざまを描くことなので、登場人物達は基本的に善良で真面目である。
また、金沢の街並みや名所も織り込んで、ちょっとした観光PR映画の意味合いも帯びる。
よって役者の演技は、いわゆる日本アカデミー賞を争うような複雑な役作りではなく、もっとわかりやすくて(失礼ながら)ちょっと“くさい”演技・演出で進行していく。
ストーリーはほとんど読み筋通りに進行し、紛れはほとんどない。
安心して最後まで観れるし、最後はホロリと感動もさせてくれる。
非常にまじめな姿勢で仕上げた良質の正統派作品だ。

劇中、栗山が「日本の農業は未だ男尊女卑の風潮が根強く、女性の農業への進出を阻害要因になっている」と論じる。
男尊女卑…これはちょっとひっかかるところだ。
私は仕事で農業従事者と接する機会が多い。
確かに農業関係の会合でしゃしゃり出てくるのは親父ばかりで女性の姿はない。

だが、男を尊び女を卑しんでいるニュアンスとは違う気がする。
少なくとも、私が知る限りの農家の女性は、強く・元気で・明るい。
父ちゃんたちよりよほど快活だし、たいがいは夫婦仲良く支え合っている印象だ。

映画は突っ込みどころも少なからずある。
東京からやって来た恵子は、いつのまにか良一よりも金沢に根付いている。
農林水産省はたかが視察でそんなに長期に出張できるのか。
良一の恋人役は農業を激しく拒絶していたくせに、いきなり泥田に入ってレンコンを見事に収穫していく。
脳梗塞で左半身が不自由になったはずのオヤジは、極太のレンコンをボキッと両手で折る。

まあ、そんなことはささいなことだ。
栗山千明は「呪怨」「死国」「キル・ビル」のイメージで若いころは怖い役が多かったが、最近はすっかりイメチェンし優しく明るいキャラが定着した。
この映画も好演だったと思う。
平岡祐太は人柄の良さが滲み出ていた。
この映画によって加賀れんこんの魅力が幅広い人々に伝われば本当にうれしい。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 5 件)
K介
すべての映画レビューを見る(全5件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「種まく旅人」シリーズ関連作品

他のユーザーは「種まく旅人 華蓮(ハス)のかがやき」以外にこんな作品をCheck-inしています。