種まく旅人 夢のつぎ木

劇場公開日:

種まく旅人 夢のつぎ木

解説

「種まく旅人 みのりの茶」「種まく旅人 くにうみの郷」に続く、農業や漁業といった第1次産業に従事する人々をテーマに描いた「種まく旅人」シリーズ第3弾。岡山県赤磐市で、市役所勤めをしながら実家の畑で桃を育てている片岡彩音。他にも夢はあるはずだったが、今では亡くなった兄が接木で作り出した新種の桃「赤磐の夢」を品種登録することが彼女の夢になっていた。そんなある日、東京から農林水産省の若き官僚・木村治がやって来る。入省後、思うように仕事ができずに理想を見失いかけている治だったが、彼にも霞ヶ関から農業を変えるという大きな夢があった。ギクシャクしながらも、2人の距離が少しずつ縮まっていくが……。彩音役を高梨臨、治役を斎藤工が演じる。監督は「半落ち」「夕凪の街 桜の国」などを手がけた佐々部清。

2016年製作/106分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2016年11月5日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0農林水産物に詳しい永島敏行

2021年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 3作通じて同じ登場人物は農林水産省次官である太田(永島敏行)だけ。今回も部下を育てるためなのか、赤磐市の桃が素晴らしいということでレポート提出を求めてくる。

 片岡彩音(高梨)は市役所の職員ではあるが、いつもゆるキャラの桃ちゃんを身にまとって愛嬌を振りまく。実家は兄が死んだことによって桃の栽培を余儀なくされ、早朝から大活躍。女優になる夢も半ばで諦めているような雰囲気だが、兄の夢だった“赤磐の夢”を新品種登録しなければならない義務感でいっぱいなのだ。

 彩音の姉は料理人で桃の酒を提供したりしていて、死んだ兄は天文学者になるという夢も持っていた。そして妹はバレーボール選手になるという夢も・・・農家とはかなりかけ離れた夢をそれぞれ持つ兄妹だった。

 物語的にはかなり平坦、起伏が多くないのだが、結局は農水省からの登録拒絶により挫折するのだが、木村の働きかけにより地域の人たちも手伝うようになって、前向きに桃づくりを続けるという結末。なんだかほんわかした雰囲気だが、実は結構ハードな毎日を送っていることが表に出ていないだけ。

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kossy

4.0赤磐市の隣町に住んでます

2018年5月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

萌える

ので赤磐市には日常的に行きます。

赤磐市で働いてもいます。

ので、あ〜マジで撮影場所赤磐だ〜!と観ながらドキドキしました。

「赤磐はみんなが助けてくれる場所」って何度も台詞ありました。

ちょっとそれには疑問もあります。助けてくれる人もいれば、そうでない人もいる。

でも私が住んでる町からしたら、あったかみのある良い所です。

雰囲気良いです。

映画の内容は、観るの中断したくなることがありました、中だるみ感で。

でも斎籐工さんの好演に引っ張られて、ワクワクしたり最後まで観ることが出来ました。

私自身、自然の素晴らしさに、有り難みに近年気づいて来たので、知っている場所の素晴らしさを映画を通して再確認出来て良かったです。

赤磐を舞台に映画を作ってくれてありがとう!

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まゆみ3

3.0桃から生まれた桃太郎?

2017年11月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

私は岡山人で、家の周りにも桃畑が多くあるので、とても共感をもって見ることが出来ました。
桃のウンチクはとても勉強になりました。岡山の桃の歴史が100年ソコソコなら、桃太郎の話がありきで桃の産地になっていったのかな?とか、思ったり。

内容は…良くも悪くも、「ちゃんとした話」になっている気がする。無難でそれなりに楽しめる けど、引っかかりに欠けるという感じ。

それでも、オープニングは衝撃的でした。「う〜わっ!マジか?」と思うような、劇のシーン。インパクトはあるけど、この作品の印象を付けすぎてしまうというか…

ラストは感動しました。なんかイイ雰囲気で。

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サケビオース

3.0岡山の桃

2017年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

今回は岡山の桃、農水省官僚は斎藤工、市役所職員でキャラクターの被り物担当が高梨臨。
いろんなところに気を使っているのか、平凡な作品になってしまった。

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いやよセブン
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