ジョン・デロリアン

劇場公開日:

ジョン・デロリアン

解説

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作で使用され、世界的に有名になった車・デロリアン(DMC-12)。その開発者であるジョン・デロリアンの破天荒な半生を描いたドラマ。1977年、南カリフォルニア。麻薬密売の現場をFBIに押さえられたパイロットのジム・ホフマンは、罪を問われない代償としてFBIの情報提供者となる。ジムの隣人であるジョン・デロリアンはかつてゼネラルモーターズでポンテアック・GTOの開発に携わり、現在は自身の夢のために新たに会社を立ち上げ、革新的な車「デロリアン」の開発に勤しんでいた。美しい妻子とともに素晴らしい家に住み、夢を追いかけるジョンの完璧な人生にジムは羨望のまなざしを向けていたが、ジョンの会社は新車開発でさまざまなトラブルが発生していた。ジョンが資金繰りで困っていることを知ったジムは、隣人として友人となったジョンを麻薬密売の罪でFBIに売り渡す計画を企てる。

2018年製作/113分/PG12/アメリカ
原題または英題:Driven
配給:ツイン
劇場公開日:2019年12月7日

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(C)Driven Film Productions 2018

映画レビュー

3.5うっすら壊れている人たちの笑劇

2020年8月20日
PCから投稿

デロリアンというのは、もともとタイムマシンの名前でもタイムマシンのベースになった自動車でもなく、その自動車を設計したエンジニア兼起業家の名前である、というのは知っていても、どんな人かはよく知らなかった。このバカげた珍事件を描いた伝記映画が史実を完璧に描いているとは思わないが、不運に見舞われたカッコイイ車というイメージの裏で、こんなドタバタがあったことには好奇心をそそられる。

物語としては、詐欺師同然の密輸パイロットが、有罪判決を避けようとFBIの協力者になり、近所に住んでいた自動車業界のセレブ、ジョン・デロリアンを麻薬取引に巻き込んでおとり捜査にかけようとした顛末が軸になっている。

『バリー・シールズ』と『アメリカン・ハッスル』を足したような話だが、出てくる人間みんなに小物感が漂っていることで、ブラックコメデイの要素が強くなっている。ダメな人間がダメなことをしでかす様が見たい!という自分のような人間には愉しい時間であり、主人公たちに救いようのない欠落が感じられるのも愛嬌になっている気がする。

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村山章

3.0「丁度良い軽さ」の功罪

2022年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

麻薬密輸に関与してFBIの情報提供者になった男と、著名な自動車設計者ジョン・デロリアンの友情と別れを描く物語。

実話を元にした映画のようですね。天才ジョン・デロリアンの事件を、FBIの情報提供者ジム目線で描きます。
ジムを、少しユーモラスに描くことで、物語全体が重くならずに丁度良い軽さになっていますね。

ただ、人間ドラマとしては、もう少し重さを加えても良かったように思います。友情、憧れ・・・妬み・・・そして、友情を裏切った悔恨等をしっかりと描けていれば、人間ドラマとしてもう少し重みが出たようにも思います。

良くも悪くも、気楽に観ることが出来る映画に収まってしまいました。

私的評価は標準です。

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よし

2.5実在の車だったのか…

2021年5月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

2.5タイトルに惹かれては、いけない

2021年5月21日
iPhoneアプリから投稿

この邦題、ある意味ナイス。

「デロリアン」の開発ストーリーって思わせるもん。
ほとんどデロリアンが出てこない。
だって人の名前だから。

デロリアンが生産少なかった理由、そういうことねー。
な、車の歴史がわかっただけでもいいかな。

伝記物としては、まあまあ。

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ゆき@おうちの中の人