キング

劇場公開日:

解説

「君の名前で僕を呼んで」「ビューティフル・ボーイ」のティモシー・シャラメがイングランド王ヘンリー5世に扮して主演を務めたNetflixオリジナル映画。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ヘンリー四世」2部作や「ヘンリー五世」に着想を得た物語で、自由気ままな王子が宮廷内のさまざまな問題や戦争など、混乱する時代を生きることで国王として成長していく姿を描く。若き日のヘンリー5世をシャラメが演じるほか、ジョエル・エドガートン、ジョーン・ハリス、リリー=ローズ・デップ、ロバート・パティンソン、ベン・メンデルソーンら豪華キャストが共演。監督は「アニマル・キングダム」「ウォー・マシーン 戦争は話術だ!」のデビッド・ミショッド。2019年11月1日からNetflixで配信。日本では配信に先立つ10月25日から、東京・アップリンク渋谷ほかにて劇場公開。

2019年製作/140分/R15+/オーストラリア・アメリカ合作
原題または英題:The King
配給:Netflix
劇場公開日:2019年10月25日

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映画レビュー

4.0映画館で観れてよかった

2019年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ネットフリックスのオリジナル映画だが、このスケールと陰影の深い映像は映画館で観て正解だった。ティモシー・シャラメは、屈折したティーンエイジャーのイメージの役が多いが、本格的な史劇の主人公を堂々と演じている。自由人として生きているヘンリー5世が、宮廷の権力争いや戦争を経て立派な王に成長していく姿を描いている。王としての責務の重さや戦争の恐ろしさや虚しさも描いているのが現代的と言えるかもしれない。
絢爛豪華な衣装に身を包んでいるが、戦闘シーンなどは、華麗さや勇ましさよりも泥臭さが勝っている。雨が降った後の地の利を活かした戦いのシーンでは、文字通り泥に塗れた戦いを繰り広げており、本気の殺し合いの雰囲気が漂っていて素晴らしい。多くの犠牲を強いて得た勝利にも喜びはなく、あるのは裏切りと策謀だけ。偉大さを称える史劇ではなく、虚しさや歴史の業の深さを描く史劇だ。
ティモシー・シャラメはこれからどんな俳優に育ってゆくのか、これを観て非常に楽しみになった。

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杉本穂高

2.5静かで重く暗く沈んで行く

2023年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ティモシーシャラメ主演は見なくてはならない。
だけど、シェイクスピアでヘンリー5世、
しんどそうだなぁと思ってたら、やはりしんどかった。

放蕩してる最初の30分だけが幸せな時と言う感じで、
あとは王となりひたすら沈んで行く。
理想と現実の狭間で苦しんで、
欲しくもなかった地位を得て失い続けて行く。
そんな話だった。

ティモシーシャラメの美しい顔に苦悩というシワが
刻まれ行く様に一国の王の孤独さを見ました。

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奥嶋ひろまさ

4.0王の孤独

2022年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

本当のことを言わない人が
周りに大勢いて
何が真実か分からない中で
どうするべきなのかの
大きな決断を迫られる。
もの凄いストレスの中で
孤独でありながら
強がって生きる。
王はたいへんだな。
お父さんやフランス王のように
ちょっと狂ってしまっても致し方ないのかも。

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アツコ

3.0なぜフランスと戦うことになったの?

2022年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

百年戦争ってやつですね…
ハルのスイッチが入った原因が
よくわからなかったので2度見
公爵連中の腹の中をティモシーシャラメのあまりの美しさに見惚れているうちに見過ごした…笑
というか、そんなこと気にしなくて良い映画
ただ見惚れていれば良いのね〜
ティモシーシャラメのフランス語も素敵だったわ♡

当時の絵画を見ているようなそれぞれの衣装、髪型、室内、そしてガッシャガッシャの鎧
完璧でしたわ

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mamagamasako