シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのレビュー・感想・評価
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開始3秒で面白い。その後は10秒に1回面白い
ラショー監督の原作愛はインタビューで読んだ。その愛は厳しい肉体改造をこなしてアクションにいそしみ、髪を染め、冴羽獠になり切り、原作の世界観を余すことなく再現してみせた。事前に読んでいた通り、だから何の心配も不安もなくシティーハンターの世界にひたる事ができた。
意外にもアクションが小気味良く、練習したんだろうなあと感心しました。途切れない細かなギャグが波状に笑いを呼び、キリッとしたシーンとの対比も見事。最後までダレる事なく無事にGETWILDエンディングを弾むような気分で迎えられました。素晴らしかった。笑って笑って楽しい気分になれます。疲れて元気がない人に薦めたい一本。
いいじゃん!
日本製アニメとは別の風味がしますが、原作へのリスペクトを感じられる作品です。
この作品、最初は見る予定に入れていませんでした。というのも
過去に「日本のアニメを外国で実写化」した作品を見て、大航海いや後悔した苦い記憶が…
(「DRAGONBALL EVOなんたら」と言った気がします…遠い目…)
なのに気付いたら映画館のシートの上。 ひえ~。
というわけで、阿岐本組三カ条に基づき鑑賞。 「出された映画は残さず観る」 嘘です
※「任侠学園」見ていない人には分からんですね。すいません。
☆
えーと。
多くを語るのは多分ヤボだと思います。
一言で言い表すと、「外国人のコスプレ作品」です。
冴羽獠のコスチュームも槇村香の髪形も、見事に再現されてました。
海坊主なんか、漫画から抜け出してきたかのようです。 拍手。
冴羽獠と槇村香の関係性が、原作に忠実に描かれている気がしました。
原作へのリスペクトを感じることができ、満足です。
カラス♡
アニメのカラスが飛ぶと思っていませんでした。 おぉ。
工事の看板にもカラスの絵。 おぉ
実写カラスも画面右から左に、アニメのように飛んでいきました。 おぉ
↑狙ったのなら何というこだわり
最後に
ファミリー向けではありませんし、カップルにもお薦め…は、できません。
原作ファンが集まって、クスクス笑いながら観るのが正解かもしれません。
そんなB級娯楽作品でした。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
面白かったです。コテコテのギャグとアクション、90年代漫画の小ネタ...
まさしくシティーハンターでした
90年代を感じさせるコメディたっちは寒さがあるが、次第にそれが心地よくなってきた。
スケベネタも実写でやるとさすがに下品感はあるが、まあ、これこそって感じかな。
とにもかくにも良く研究している。
僚を筆頭に顔だけでなく、ちょっと独特な立ち方が本当にそれっぽい。
見せる場面の構図も、あーあるある!と思わずニヤリとしてしまう。
吹替の声優もさすが山寺さんと言うべきか、神谷さん以外あり得ないだろと思っていたが、すんなり耳に馴染んだ。
シティーハンター好きはベタが好きと言うのは世界共通なのか、話としてはベタな笑いあり涙ありの展開で嬉しい限り。
そしてGet Wildでエンディング。はいシティーハンターです。
もう少しエンドロールにサービスしてくれたらさらに良かったかな。
ただハムスターをレンチンするところだけはソワソワしてしまう。
良く今の日本でそのまま放映できたね。
なんにせよ原作が好きって感じが分かる作品は観ていて気持ちいいです。
そういう人と巡りあって自分の好きなマンガが映画化された事に感謝。
期待以上
思ったより、というか普通に良い出来でしたよね?
いろいろ違うのにシティハンターがシティハンターしてて、香が香でファルコンがファルコンで遼が遼なんですよ(伝われ)
まずストーリーがちゃんとしてます。これ大事。
お約束の下ネタがふんだんに盛り込まれていて、コミカルなネタも満載。
なのにちゃんと自然にシリアスな展開になり、アクションもおしゃれ。すごく楽しい。
そして何と言っても香が良かった。
予告を観た時から「合ってるなぁ」とは思っていましたが、とにかく演技が抜群に上手い。
どこまで原作をご存知なんだろう?
遼と香の関係を完璧に理解していないと出来ない演技だと思うんです。
それくらいはまってました。
もちろんハードル上げすぎるとツッコミどころもたくさんありますが、素直に好きと言える作品でした。
日仏をつなぐ国境なきマンガ愛
完璧な実写版!!!
まさかフランスでこんな愛情たっぷりのシティハンターが作られるとは!感激です。
数あるマンガ→実写版の中でもダントツと言っていいかも。
声は本家がと思ったけど、さすが山ちゃん、ちゃんとリスペクトして素晴らしい冴羽獠っぷりでした。海坊主はご本人登場、本家二人もちゃんとゲスト出演しててニンマリ。
シナリオを北条司先生に見てもらっただけあって、オリジナルのストーリーも原作の雰囲気に忠実。車に銃とアクションも見応えあったし、お色気シーンもちゃんとあるけど、女性が観ても嫌な思いをしないちょうどいい度合い。
冴羽獠はフランス人という違和感全くないし、香の顔が云々はお国柄もあるけどスタイル抜群(日本人にあの足の長さは無理)で美人だし、完璧な再現度の海坊主に槇村兄、冴子までいる。おまけにキャプテン翼やドラゴンボール(亀仙人)、らんま1/2等ちょいちょい小ネタがあって日本アニメ愛に溢れてる!そしてパンチョにスキッピーたちオリジナルキャラも愛嬌あって、なんだか笑いっぱなしの90分でした。
そしてラストのGet WILD!
もーこれ聴いて泣かないファンはいないって!
楽しい時間をありがとうございました。
今年初めにアニメ版、一年の終わりに実写版とシティハンター祭りができて本当に良かった!
PS聖地新宿で観られたのはいいけど、TOHOシネマズ新宿のスクリーン5は地震みたいに揺れてひどい💦
調べたらスクリーン5とスクリーン9は4Dの揺れが響くらしく、トーホーで見る人はスクリーン番号に注意してください!
海坊主の完成度がハンパない(笑)
12/1(日)PM
TOHOシネマズ新宿
シティーハンターの実写版だから観に行ったというよりも、監督・主演のフィリップ・ラショーさんの過去作で観た「アリバイ・ドット・コム」と「世界の果てまでヒャッハー!」がすごく面白かったので観たかったという気持ちの方が強かったです。
ストーリーは完全オリジナルですが、雰囲気はちゃんとシティーハンターですごく面白かったです!
リアルさで言えば突っ込みどころ満載ですが、これは本家シティーハンター同様にシリアス&コメディなので純粋にバカバカしさや小ネタを笑っていれば良い作品だと思います。
頭を空っぽにして観て楽しむフランスコメディ版シティーハンターとして観ると十分に面白いです♪
吹替版しか上映していなかったので吹替版で観ましたが、もしかしたらこの作品は吹替版の方がより面白いのかも知れません。
字幕版を観ていないのであくまでも推測ですが。
ビジュアル的には各キャラクター皆かなり本家に近づくように頑張ってますね。
特に海坊主の再現度は凄いです!
あとエンドロールでGET WILDが流れた時にはテンションが上がりました♪
その後にオリジナルのエンディング曲らしき曲が流れましたが。
全体的にシティーハンターの実写映画として、これだったら続編作ったら絶対に観に行くレベルの作品に仕上がっていると思いました。
僕個人がシティーハンターとフランスコメディが好きだからちょっと過大評価になってるのかも知れませんのでご参考までに。
GET WILDが流れたらオッケーならオッケー♪
アニメ放送30周年記念年で2月にアニメ劇場版があって、続けてフランスでの実写化の上映が気にはなってたので機会があったので鑑賞しました。
で、感想はと言うと、有りか無しかで言えば有りで個人的にはまぁまぁ。
キャッチコピーに“この手があったか!”と興味をそそられる文面があったので“どんな手だ?”とそれなりにハードルも期待も上がりますが、アニメの実写化作品は過大な期待は今までの経験値からしない方が良いのでw、軽く期待しつつでハードルを上げずに鑑賞してのまぁまぁです。
それでも、アニメや漫画原作を実写化した良い例には入るんではないかと思います。
作品としては何処か懐かしの「Mr.Boo!」を思わせる様なコメディタッチにフレンチギャグも織り混ぜた感じでジャッキー・チェン版の「シティーハンター」の香りがしそうでも踏み止まってますw
それでも暖かい目で言えば、とてもシティーハンター愛に溢れた作品でシティーハンターの定番の小道具やネタもツボもキッチリ押さえてます。
・空港内でのアナウンスで“内海様。来生様がお呼びです” ← キャッツアイ♪
・リョウのアパートの壁に飾られた絵「聖先頭セイヤ」 ← 聖闘士星矢
・ヒデユキ(槙村)の付けていた腕時計のTM ← TM NETWORKかな?
等の細かい所の作り込みなんかも作品愛に溢れてますし、作り手の好きが多分に感じられます。
勿論ツッコミ所も暖かい目で見たとしてもそれなり沸いてきますw
ストーリーはそんなに目新しく無いし、濃くもなく、どちらかと言うと薄目な感じ。
原作の初期では大掛かりな犯罪組織の「ユニオン・テオーペ」がどうにも小規模だし、槙村 = ヒデユキの死も突然過ぎるし、悲哀も殆ど無い。
香水をアイテムにしてるのは如何にもフランスらしいですが、その「キューピッドの香水」もバンバン使われてる割には全然減ってないし。
リョウ役のフィリップ・ラショーは主演と監督・脚本も担当してますが、好きが高じての製作は2007年に坂口拓さんが主演・監督・脚本を担当された「魁!!男塾」を彷彿とさせます。
自分の夢をどうしても叶えたかったんだろうなぁとしみじみと思えるんですが、ビジュアル的に冴羽獠に似てるかと言えば似てるし、似てないと言えば似てないw
似てないと思えてしまうと、どうも若き頃の草刈正雄さんとなだぎ武さんに足して二で割ったみたいに見えるですよね~w
また、服装もちゃんと冴羽獠でしたが、なんとなくコスプレチックにも感じるしw
海坊主 = ファルコンも似てると言えば似てるけど、なんか違う感もあるし。
海坊主の使い方が結構勿体無い。
もう少し上手い使い方をしてたら作品のクオリティも上がってたのかなと感じます。
かと思えばカオリ役のエロディ・フォンタンは結構似てますね~。
カオリを実写化するに当たってはハマリ役か!と思えるくらい。でも歳が少し食い過ぎな感じも…w
あと名前が凄いねw
サエコはなんか違う感じですw
スキッピーが大好きなジェシカ・フォックスはなんか叶姉妹の姉の恭子さんに見えるしw
ジェロム・レ・バンナが出演してるのにはビックリしました♪
アニメはキャラが小顔や目の大きさ、体格など極端にデフォルメされる所もあるのでどうしても実写の場合は無理が招じる部分もありますが、アニメの冴羽獠や海坊主は肩幅も広く、体格がかなり良いマッチョボディなんですが、それに寄せるのは些か無理があっても、それでも細いと違和感が感じたりしますね。
ストーリーは全編がギャグテイストがちょっと強い感じでハードボイルドテイストが薄いのも惜しいです。
ラスト前の銃撃戦なんかはかなり良かったんですが、シティーハンターはコメディとハードボイルドの加減が絶妙で、ハードボイルドに時折コメディなのに、この作品はコメディに時折ハードボイルドと加減のバランスが逆。
ここにオッケーかどうかで評価も変わってくるかと思います。
今作は吹き替えも重要なポイントでテレビで見るジャッキー・チェンの作品は吹き替えで見るのが楽しみと同じくらいに吹き替えに関しても気もなる所です。
シティーハンターと言えば、冴羽獠 = 神谷明さん。香 = 伊倉一恵さんは覆らないぐらいのイメージで、神谷明さんと伊倉一恵さんが担当していないだけで、正直大きなマイナスポイントになる所を山寺宏一さんと沢城みゆきさんが担当。
当代切っての実力派のお二人が担当している時点でオッケーかと思います。
冴羽獠は神谷明さんで、香役は伊倉一恵さんしか考えられないと言う方も多くにおられると思いますが、“じゃあ替わりは誰なら良いか?”となると山寺さんと沢城さんなら文句無しかと。
山寺さんのリョウは時折山寺節があったも問題は全然無しで見事に山寺版冴羽獠を確立されてるのはやっぱり凄いんですが、沢城さんのカオリ役は違和感無さ過ぎで、個人的には沢城みゆきさんのカオリがとても良かったです。
でも、神谷さんと伊倉さんの今作での吹き替えとしての使い方は贅沢と言えば贅沢で、正直無駄と言えば無駄な感じがしなくもないかなと感じます。
また、個人的に気になったのは、パンチョが可愛がっていたペットのハムスターが濡れていて寒そうだったから、電子レンジに入れて暖めたと言うギャグはギャグと言うより悪趣味でちょっと頂けないです。
その辺りがフレンチギャグと言えば、そうかも知れないけど、どうもズレてる感じがするんですよね。
そんな良い所もあっても、いろんなツッコミ所も違和感もあったりしますが、それでもエンディングで「GET WILD」が流れたら全部帳消しになりました!w
ラストでもこの曲を待っていた思いがあったので、流れた時には超胸熱!w
逆にこのポイントをハズさなかっただけでも評価出来ますw
シティーハンターはとにかくオープニング曲もエンディング曲も挿入歌も秀逸で、特にエンディングに掛かるまでのラスト前からエンディングのGET WILDのイントロに入る所からの描写に思い入れが強いので、ここを押さえているだけで“ナイス!オッケー!!”となってしまいますw
日本での吹き替え版だけの配慮かも知れませんが、リアルタイムで見てる世代にはシティーハンターでのGET WILD愛は強いだけにw、製作側がそこを汲み取ってくれたのは感謝です♪
ただそれでも、劇中歌で「FOOT STEP」の曲だけが使われていて、妙に浮いてる感じ。
他にベタでも洋楽が使われてるなら、FOOT STEPは要らなかったし、もしくは洋楽は使わずにそれこそシティーハンターの挿入歌で固めても良かったのではないかな?と思ったりします。
でも、それなら2月に公開されたアニメ劇場版の曲無駄遣いとおんなじになるのかな?
難しく所です。
海外で様々なジャパニメーション作品が実写化の企画、そして実現されますが作品愛の強い故に実写化をしていても、空回りする事も多々ありますし、文化の違いとアニメの実写化の難しさ故かと思います。
それでも製作側の好きが伝わると観る側だって嬉しくなる。
今作の製作側のシティーハンター愛は十分に伝わった事は間違いないです。
後は好みの問題だけw
B級感はあるし、大作系ではないけど、シティーハンターが好きで、記念年の今なら、それに乗っかるのもアリかと。
エンディングでGET WILDが掛かる胸熱を感じたいだけでも観る価値は有るかも知れませんw
あまりに完璧なシティーハンター。
よいコメディでした
ギャグシーンがが全体に散りばめられていて、何度も劇場内から笑い声が聞こえてきました。
途中一人称視点で進むアクションシーンがあったんですが、とてもよかった。
終盤シリアスなアクションシーンがありますが、そこでまさかの一番の笑い声が聞こえてくるとは思わなかった。カッコイイアクションからの予期せぬギャグの落差がとてもよかったです。
全体的に正直下品な映画ではあるので、好まない人は徹底的に好まない作品だとは思いますが、
そういったものに抵抗のない人はとても楽しめる作品だと思います。
これ以上の実写化は無いでしょう!
これはアニメ版(北条司+こだま兼嗣)へのリスペクトだ。
原作・・・というよりはアニメ版。アニメ版観てるととても楽しめます。
本作のテンポは、元々アニメ版が作ったものだと思う。なによりも音だよね。作品で使われている曲とか効果音とか、すべてアニメ版からの引用。
シリアスな展開は実写化に合わないということで、ギャグと下ネタに振り切ったのでしょう。とても笑えたwww。
とりあえずシティ・ハンターのファンなら観て損は無いです。北条司への愛が強い。
しかし、僕としてはこだま兼嗣への愛も忘れてはならないと思いますうので、少しだけアニメ版の話をします。
シティ・ハンターの立役者として外せないのはやっぱり「こだま兼嗣」です。この人はアニメ版シティ・ハンターの監督です。
実写版のシティ・ハンターの演出も、アニメ版、つまり、こだま兼嗣の作ったフォーマットを踏襲しているといえます。
この人はあんまり表に出てきませんが、実は名探偵コナンの立役者でもあります。いまの名探偵コナンの人気も、この人がいなければ無かったのではないか?と思います。
初期の名探偵コナンの劇場版て、けっこう面白くて全部観てますが、すべてこだま兼嗣が監督してます。彼が監督しなくなってから段々と観なくなりました。
原作愛の大切さ
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