シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

劇場公開日:

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

解説

日本では1980年代にアニメ化されて根強い人気を誇る北条司の漫画「シティーハンター」をフランスで実写映画化。ボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー(始末屋)=「シティーハンター」ことリョウは、相棒のカオリとともに日々さまざま依頼を請け負っていた。そんな2人のもとにある日、その香りをかいだ者を虜にする「キューピッドの香水」の奪回という危険な任務が持ち込まれる。香水が悪用されれば世界は危機に陥ることは必至で、48時間というタイムリミットのなか、2人は香水を取り戻すために奔走する。フランスの大ヒットコメディ映画「世界の果てまでヒャッハー!」を手がけたフィリップ・ラショーが監督・脚本・主演。日本語吹き替え版は、リョウ役を山寺宏一、カオリ役を沢城みゆきが担当。アニメ版オリジナルキャストの神谷明と伊倉一恵はスペシャルゲストとして、アニメ版とは異なる役の吹き替えで参加する。

2018年製作/93分/G/フランス
原題:Nicky Larson et le parfum de Cupidon
配給:アルバトロス・フィルム

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映画レビュー

4.0シティーハンターがシティーハンターであることに心底安心できた実写版

2019年11月30日
PCから投稿

『世界の果てまでヒャッハー!』のフィリップ・ラショーの一座が「シティーハンター」の実写化に挑戦。フランスのコメディらしい(映画祭に出品されるようなフランス映画ではなく)、ベタベタなギャグがテンコ盛りだが、同時に原作やアニメのテイストをかなり実直に引き継いでいて、ラショーが本当にファンであることが伝わってくる。それでいて、『世界の果てまでヒャッハー!』のあの気の狂ったスカイダイビングシーンにも似た、映像的な力業のお遊びもブッ込んでいて、オリジナルの精神を受け継いだ、限りなく近似値の実写版という、両者にとってとても幸せな関係が築けていると感じた。しかしここまでちゃんと「シティーハンター」で、吹替の山寺宏一も先輩、神谷明に相当寄せてきているので、カメオ出演でなく神谷明御大自らやってくれてもよかろうにと思ってしまうのは、まあ外野のわがままなのでしょう。きっと。

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村山章

4.0フィリップ・ラショー監督の原作の理解が深すぎる

2023年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

舞台も人種も原作とは違うのに紛れもなくシティハンター。過去に何作か実写版シティハンターがあるが、舞台と人種が原作と最も離れているはずの本作が史上最高の再現度になっている。これがどれだけ凄い事か。監督の原作理解度は原作者本人と比肩するのではないだろうか。
特に凄いのは役者は白人なのにキャラの再現度が高いから劇中で名前が日本人名なのに、違和感を感じずスルッと受け入れられてしまうところ。それとストーリーがオリジナルなのに、シティハンター感がまったく損なわれていない点だろう。
そこかしこに仕込まれた小ネタによる笑いと要所のシリアス展開のバランスもまたちゃんとシティハンターしている。

原作を蔑ろにして駄作を乱造してる監督は猛省してほしい。

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佐ぶ

4.0原作の方は良く知らないが、フィリップ・ラショーのフレンチお下品コメ...

2022年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作の方は良く知らないが、フィリップ・ラショーのフレンチお下品コメディも結構見ているので視聴。スベリまくってるんじゃないかと心配したが、スベリまくりながらも唯のコメディアクションに終わらせない手堅く面白く仕上げになっていて楽しめた。字幕版で視聴。

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msang

3.5原作に忠実な作品。

2022年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

少し前に見たブレット・トレインが伊坂作品の原形を留めない作品だったが、こっちは登場人物も原作に近い仕上がりにし、コメディタッチのところや遼の立ち回りや拳銃の弾のスローな動きなども再現されてて、すごく好感が持てた。

原作を知っている人は吹き替えで日本名とマンガの世界観をさらに再現してくれているので楽しめる。

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キッスィ

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